千村貴明は無類のアイドルヲタクである。
今を活躍するアイドルグループだけではなく、一世を風靡した伝説のアイドルからメディアにほとんど出ず、ライブ活動中心に活躍する地下アイドルまで熟知しているほどだ。
今日も社会が生み出したアイドルの卵を発見する”シグマップ”の会場にやってきていた。
「どけ。ここは俺に任せておけ」
「隊長みずから!?」
一人異常なほどの熱が入る貴明に、今日は普段とは何か違う予感を察知するアイドルヲタク一同。
「気合入れるぞ、お前ら。今日は凄いのが現れるっていう情報があるんだ。刮目せよ!」
『はい!!!』
一致団結する貴明たちと同じタイミングでアイドルが会場に入ってくる。今日のアイドルの卵を見たファン達はどよめきを見せ始める。
「みなさん。今日は私のライブに来てくれて本当にありがとう!」
『う、うおおおおお――――!!!』

「ま、マジなのか!?マジなのか!?」
「すげえ、これは凄すぎるぜ!」
一斉に彼女に向かってシャッターを切る。
紹介された彼女の顔を見て布施義也ですら「えっ?」という声を上げてしまった。それはそうだ。アイドルに疎い義也ですら、彼女の顔を見て知らない人はいないと言わんばかりの知名度を持つかつてのアイドルの姿が蘇っていた。
「あれ?貴明。彼女ってもしかして種田さん?」
「凄いだろ?かつて一世を風靡した種田架純と瓜二つの新人、坂本ふぁんとむちゃんだ」
「別人なの?血も繋がってないの?」
言われてみれば一回り小さいような気がするが、現在、アイドル育成のマネージャーをしているはずの架純に義也は一度しか会ったことがない。そんな記憶を思い出しても背丈まで完璧に覚えていられる自信はない。
しかし、彼女の姿を見れば誰だって彼女と間違えてしまう。それほど彼女は似ているのである。
「まさにドッペルゲンガーみたいだろ。その魅惑こそ彼女の魅力だ」
架純のカバー曲を歌う坂本ふぁんとむに、ヲタク達も一緒に踊って見せる。もちろん、彼女の踊りも歌唱力も一流だ。そんな彼女が地下で活動しているということにアイドルヲタクは早速目を付けていた。普段よりも一際大きな握手会になった坂本ふぁんとむの列を見て、アイドルの可能性をさらに発見した貴明であった。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「監督。今日はありがとうございました」
「はい、お疲れ」
「照明さんもありがとうございました」
「いえいえ。お疲れさまでした」
イベントを終わらせた坂本ふぁんとむ、本名、坂本怜夢―さかもとれいむ―はマネージャーが打ち合わせをしている時間の合間に会場の準備をしてくれたお手伝いの人一人一人に挨拶に回っていた。ファンサービスだけじゃなく、会場作りのスタッフにもきっちり大人の対応をする彼女。それはかつて教育してくれた者がいた――。
「んっ・・・・・・」
しかし、突然彼女が小さく呻き声をあげて震えだした。小さな彼女が体調を崩したのかと思い、スタッフたちは彼女のもとに駆け寄る。
「どうしました、坂本さん?」
「はっ!・・・・・・お、おおぉ!これがアイドルかあぁぁぁ!!?」
「えっ?坂本さん?」
突然、奇声をあげた怜夢に目を丸くするスタッフ。普段の彼女とは別人のように目を見開き自分の動きを確認している彼女は様子が普段と違うという印象を持たせる。
「どうしたの、坂本ちゃん?」
「って、こんなことしている場合じゃない。早く浩平に知らせてあげないと!」
「ちょ、ちょっと!どこいくの?坂本ちゃん!?」
衣装をそのままで全速力で会場を後にする怜夢。スタッフの声などお構いなしに飛び出していく姿に、会場に残った全員が呆然と眺めるしかなかった。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
浩平はとあるホテルの一室を借りて、琴子の帰りを待っていた。すると、しばらくして外を大急ぎで走る音が聞こえてくる。その走りの速さから、扉の奥からでも浩平は感じることが出来た。
「きたか!」

「浩平!ただいま!」
息を切らしてやってきたのは、アイドル衣装のままの怜夢だった。普段はアイドルヲタク達に囲まれる彼女が浩平のためにやってくるというのは感動も一入だ。
「☆(ゝω・)vキャピ」
「うおおおお!!!」
普段温厚な浩平ですら拳を握りしめて雄叫びをあげたくもなってしまう。それだけアイドルは神聖だった。浩平の前で様々なポーズを決める怜夢を見てカメラのシャッターを切るヲタク達の気持ちに浩平は分かり合ってしまうものだった。
「すげええ!アイドル!アイドルだ!」
「でしょう!私だってこれくらいの決めポーズは出来るのよ」
怜夢として、いや、怜夢以上に自信を持って鼻を鳴らす怜夢(琴子)。人生楽しんだもの勝ちとばかりの生き方をしている彼女にもしもアイドルをやらせたら、天性の才能を開花させてしまうのではないかと浩平は先見の明があった。
「握手してください!」
「ハーイ。あ~く~しゅっ♪゚+.゚(*´ω`)人(´ω`○)゚+.゚!」
ロンググローブをつけたまま差し出された小さな手のひらに浩平はがっついてしまう。アイドルの握手会に心躍る気分になり、気付けば健気な子供のように彼女の手をブンブン振り回している自分がいた。
「うわぁ、小さい手。でも、あったかい」
「もぅ、浩平のためだったら、握手だけじゃなくてなくてぇ・・・浩平の持ってる、うねうね轟く奇奇怪怪のモノも握っちゃうよ(=゚ω゚)ノ」
「触手会っ!?」
「でもそんなことしたら、この子を好きになっちゃったファンが全員アンチになっちゃうね。まさに悪手会だねプ━。:+((*´艸`))+:。━ッ!!!!!」
「うまくねえ!!」
握手会に何度も行きたくなる気持ちも分かる。アイドルと過ごす時間が浩平に癒しを与えてくれていた。たとえ中身が琴子だとしても、外見が怜夢というだけで浩平の中でムラムラと湧き上がるものがあった。
「それにしてもこの格好熱いね。汗かいちゃった」
冷房の効いた部屋とはいえ、歌って踊り動いた怜夢の身体には汗が滲んでいた。浩平の前で平然と視線を泳がせ、シャワー室へと歩いていく。
「シャワー浴びてきていい?」
「なに言ってる。強行だ」
「こ、浩平・・・」
浩平は怜夢(琴子)の横に回り込むと、細い腕を掴んでくいっと持ち上げた。軽々と浮いた彼女の脇。そこに付着した小さな汗の雫。
アイドルをやっている者の努力の結晶がそこにはあった。
「おぉ・・・なんと魅力的な・・・」
彼女の美しい曲線。特にノースリーブのアイドル衣装でやってきた怜夢(琴子)が踊りを見せる度に、腕の付け根部分にお肉が溜まってぷっくりシワを作っていた。本人ですら自覚はないのだけど、自覚すると恥ずかしいポイントだ。しかし、腋フェチにはたまらない。
チラリズムの極みの場所、それが腋なのだ。

「い、今の私くさいよ?大丈夫なの?」
腋のしたでかく汗はなんとなく恥ずかしさを覚える部分。それを見られるのも、嗅がれるのも嫌悪するものだが、浩平は「構わない」と首を振り、くんくんとにおいを嗅いだ。
「いい。ぜんぜん良い匂いだ」
「浩平・・・」
「やっぱりアイドルの匂いは一味違うな」
「浩平のバカぁ・・・」
ツルツルで滑らかな肌。無駄毛もなく、むしろ、毛も生えていない怜夢の脇のしたを綺麗に舐めとっていく浩平。アイドルの仕事後だけあり、汗だらけでベトベトだということを浩平は知っている。それはまさにご馳走のように、浩平は何度も怜夢の脇の下を掬い舐めていった。
つやっとして、毛のない綺麗な腋。いつまでも眺めて、どこまでも嗅いでいたくなる。
「あ、アハハッ!くすぐったい~、変態だよ、浩平」
「大丈夫だ。痛くも痒くもない」
「・・・それに、恥ずかしいよ」
「大丈夫だ。お前の人生ほど恥ずかしくないぞ」
「アイドルを目指す人生なんて恥って言いたいんだね!ほえ~酷いこと言うね、浩平」
「怜夢こと一言も言ってねえ。。琴子のことを言ってるんだよ!」
むしゃぶり尽くすように怜夢の目の前のなだらかな曲線をペロペロ舐める。うひゃうひゃひゃと笑う怜夢(琴子)の腋の下は、ちょっと濃い目の塩味がした。
「っふ、ふぁ、あ、ぁ、あ、あ・・・・・・」
舌先でくすぐるというより、舌の面積をフルに使ってねっとりと舐めあげる様な愛撫に怜夢の腰が次第にぞわぞわと震えていく。
腋の下から覗く衣装の中でちょこんととんがった乳首を観察しながら、ふんわりとした腋を堪能する。その感触と幼い腋汁の味に酔いしれながら、一心不乱に舐め尽くしていく。
「うふぅ・・・浩平・・・」
「なんだ?」
「浩平だけ舐めてるの、ずるいよ・・・私も、舐めたい・・・」
浩平が理解するより先に怜夢(琴子)が顔を近づけ、そして、浩平の唇を奪った。
怜夢とするキスは思いの外冷静だった。逆にキスを奪われたという感覚を優先したからかもしれない。一生で一度のファーストキスを忘れないようにするために。
「んっ・・・ちゅ・・・・・・ちゅく・・・・・・ちゅ、ちゅ、ちゅっ」
浩平の粘膜と怜夢の粘膜が触れあう。唇同士が重なり、舌が絡み合い、お互いを受け入れていく。
怜夢の舌で浩平の口膣をこじ開けられ、舌先を舌先でくすぐりながら徐々に奥へ伸ばして粘っこい愛撫を与えていく。
「ふぅ、ふぅ、っちゅむ、ちゅぷっ、んふぅ、ふぅ、ふぅ・・・」
怜夢のあげる息から微かに聞こえる甘い声。これが琴子が荒げているとは浩平にはとても思えないくらい可愛い声に聞こえた。キスを求めてくる怜夢(琴子)の行動に応えようと、浩平もまた怜夢をベッドに招き裸になった。
「はぁ、はぁ・・・・・・浩平のおち〇ち〇、がっちがちに硬くなってる・・・」
恍惚した表情で怜夢(琴子)も衣装を脱ぎ裸になる。そして、浩平に背中を向けてベッドに寝転んだ。物欲しそうに濡れた淫蜜が見える怜夢の裸に飛びつきそうになる衝動をなんとか浩平は抑えていた。
自分から行くより、相手を従わせたいという欲求が湧き上がっていたのだ。
「アイドルなら自分でアピール出来ないといけないよな?だったら、なんていうか自分で言ってみろ」
自己アピールという無茶振り。しかし、そんな難題を怜夢(琴子)は軽々超えてくる。
ただ己の欲求のために。
「浩平。来てぇ・・・♪私のおま〇こはもう、準備万端だよ・・・!」
お尻をフリフリ振って無防備な肢体で誘ってくる。その愛らしさを独占したいという想いが際限なく膨れ上がり、浩平は怜夢に覆いかぶさるように身体を重ねる。
「ひゃうんっ!おち〇ち〇、当たってるよぉっ!ビンビンに勃起したぁっ、孕ませる気マンマンの、おち〇ち〇っ、お尻に当たって・・・はぁんっ♪」
まだ挿入していないのに、淫らに喘ぐ怜夢(琴子)。
「いいよぉ・・・♪おま〇こ味わって、そのぶっといおち〇ち〇でかき混ぜてほしいのぉ・・・んあぁぁ」
涎を零しながら嘆願する怜夢(琴子)に逸物を押しあてながら、欲望は最高潮まであがったところで挿入を始める。
「それじゃあ、挿入れるからなっ!」
「うんっ。きて、来てぇ、浩平ぃ・・・・・・♪」
挿入した瞬間に、浩平を待ち構えていたように、怜夢の膣内はスムーズに逸物を迎え入れていく。
「ひっ、ひぃっ・・・!あはっ、あはぁんっ!入ってきてるぅっ・・・・・・浩平のおち〇ち〇、ずぶずぶってぇっ!」
「ふぅっ・・・ふっ・・・膣内はすごく柔らかくて、トロトロだっ・・・・・・!」
「うんっ・・・このおま〇こはぁっ・・・浩平専用のおま〇こ、なんだよぉっ・・・・・・♪だからぁっ、いっぱい、おち〇ち〇で突いてっ、好きなだけ・・・精液出なくなるまでぇ・・・いっぱい味わってぇ・・・・・・んぅぅっ!」
琴子の意識が怜夢の意識と繋がり兼ねない発言をしているが、浩平もまたその危険を回避できないくらいに意識が呆然として来ていた。頭が真っ白になり怜夢の身体を味わうことだけに全神経を集中している自分。そう思えば思うほどに敏感に感じてしまう。それほどまでに怜夢という女性の身体は天性の才能を持つ名器だった。
「ひっ、ひぃんっ!おち〇ち〇がっ・・・!おま〇このお肉をかき分けながら、奥に入ってくるぅっ!愛液浴びて、ヌレヌレになりながらぁ・・・身体の膣内を滑り落ちてくる、うぁぁ・・・♪愛液おちんちんっ!じゅくじゅくに濡れたおち〇ち〇が私の膣内を擦ってぇぇ・・・ああんっ、ぁぁっ・・・♪」
「俺も、気持ちよすぎて、意識飛びそうになる・・・」
「うんっ!私たち、相性よすぎて、なにも考えられなくなっちゃうねっ♪私も、気持ちいいしかぁ、もうわからないのぉ!だからぁ・・・もっと突っついてほしいよおぉぉっ!」
おねだりをするように腰を振りながら、甘い言葉を口にする。
その言葉に応えるように、浩平は腰の動きを速め、勢いよく叩きつけていく。
「あひいっ!ひいっ!しゅごひぃ・・・つよぃ・・・ん、んあああっ!これ、しゅきっ♪おまんことろけりゅっ♪あひっ、ひっ、ひっ!あたまに、おとッ、ひびいてくりゅぁぁぁっ!」
全力の腰使いを受けて、琴子の意識も飛びそうになっていた。怜夢の身体に感じる大きな痙攣は絶頂を示しているようだ。間もなくイク。それに合わせるように浩平も最後の力を振り絞る。
「もう少しだ、はっ、はっ、もう少しで、イク、からな」
「ひぎぃっ!それっ、しゅごい・・・!腰がぁ、砕けそう・・・!感じすぎてぇっ、身体ビクビクしてるのぉっ・・・・・・!きもち、いいっ♪あ、あっ!、は、ああ!突かれるごとにっ、イっちゃってるみたいぃっ!イキっぱなしになっちゃうよぉぉぉ!!」
「ああ、何度でもだ!何度でもイっていいぞ!」
「イってるのに、イクっ!またイグっ!イクの、止まらないっ!んああああっ!はぁっ、はぁっ、くぅうううぅぅっ!!!」
絶頂に達しては何度も痙攣を繰り返す怜夢(琴子)。その度に膣内が締まり蠢く度に浩平も圧迫感を覚える。キツキツな怜夢のおま〇こが浩平の逸物を放さないように子宮口へ亀頭を固定させていた。
「うぐっ、くぅっ、うっ、ぅぅっ・・・・・・!」
「はうぅぅっ・・・!んぐっ、あっ、あっ、あっ!おち〇ち〇が速い!射精寸前の必至な腰使いぃぃ・・・すごい、つおぃいっ!!もっとぉぉ!私のおまんこ壊れちゃうくらいパンパンぶつけて、一番奥で射精してぇぇぇ!!」
「精液っ・・・昇ってきたっ!琴子っ・・・・・・!」
出るっ!そう思った瞬間、駆け巡った熱を抑えることは出来なくなっていた。目の前がフラッシュバックする浩平。そして、次の瞬間には夥しい量の精液が自分の逸物から爆発して吹き出していた。
「ひ、ひあ・・・・・・おなか、あつい・・・せいえき・・・はぁぁぁ・・・・・・」
「んぐぅぅっ!まだだ・・・やばっ、出しっぱなしになるっ・・・くぅぅぅっ!!」
「ふぁぁあ!!ひ、ひぅっ・・・・・・おしり、あつい・・・・・・はぁ、はぁ・・・」
浩平の逸物の脈動が止まらず、怜夢の膣内だけじゃなく全身さえ白濁色に汚してしまう。
背中から浴びる大量の精液に塗れる怜夢の身体。透き通る肌を白に染め上げ、自分の匂いを付着させることに浩平はただならぬ快感を覚えるのだった。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
小さな身体で痙攣が止まらない。息も絶え絶えで表情はどこか虚ろな怜夢(琴子)は、呼吸を整えるように合わせる胸の動きが落ち着くにはまだ時間がかかるように見える。
「しばらく休もう」
浩平は怜夢の身を案じ、琴子を心配し、これ以上することを止めて布団に横になる。そして、自らを静めるように目を瞑ったのだった。
すると、浩平は簡単に眠ってしまったのだった。ちょっと目を瞑り休むはずだった浩平にとって、隣に怜夢(琴子)を残したまま眠ってしまうのは予定外の落ち度だった。
「・・・・・・・・・・・・浩平?眠っちゃったの?」
意識の奥で浩平を呼びかける怜夢(琴子)の声が聞こえる。
「ふふっ。可愛い寝顔してる。そんなに疲れたのかな?」
「あっ、そうだ。せっかくだから浩平との記念すべき一夜を写真に納めようっと。浩平の寝顔と一緒に残しておかないとね」
「携帯、携帯っと・・・・・・」
ゴソゴソ・・・・・・
「あった。カメラアプリ起動。――はい、チーズ」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
今回の後日談。
「おい、田上!」
血相変えて飛んできた貴明に廊下へ連れ出される。壁に押し付けられ、まるで脅しをかけられている様子に、貴明の様子が異常なことが伺える。
「どういうことだ、てめえ」
「なにがだ?」
「とぼけんな!抜け駆けは許さない」
携帯を取り出し、某SNSサイトのある人物のページを見せる貴明。その人物とは昨日琴子が憑依した坂本怜夢だった。彼女が情報を全世界に発信するために作ったページの最新に投稿した一枚の写真。それが巷で物議を醸していたのだ。
男性と供に映った一枚の裸写真。場所すら写真で特定され、そこがこの街のホテルの一室だという事が特定されていた。つまり貴明からすれば、彼女がイベントのすぐ後にホテルに行ったという事が確定していたのである。
「・・・へぇぇ~、凄いな貴明。将来探偵か?片桐さんとこの事務所にでも入るか?」
「俺が怒ってるのは彼女じゃない」
「は・・・?」
ここからは誰も知らないと、念を入れて浩平に詰め寄る貴明。貴明は再度写真を見せ、さらに彼女と供に映っている男性の寝顔をアップする。その顔は今や画像の鮮明の画質によってぶれることなく拡大される。そして、その顔を見た浩平は、今までかいたことない冷汗がぶわっと噴き出ることになる。
浩平にとってその顔は毎日見ている。否、あまりにも近すぎ鏡を使わないと見れないくらいだ。表裏一体の見知った顔であり、意識のない自分の身体と供に、アイドルに憑依して喜んで写真を撮っているように見えなくもない。そんな荒唐無稽な話が思いついてしまうくらい浩平は頭が真っ白になっていた。つまり何が言いたいのかというと、彼女の掲げた写真に写っていたのは、他ならない浩平だった。それにいち早く貴明が気付いたのである。
「この件について朝から彼女のブログが荒れている。突撃兵たちが捨て身で特攻し、無残に散っていた亡骸を俺たちが拾わなければ誰も救われねえ。真実を知りたいだけだ。もし、お前が答えを知っているなら包み隠さず俺に言え。さもなければ生命の保証はないぞ!」
浩平もまた急いで彼女のブログをのぞく。すると、彼女のブログのアクセス数は天井を突き破るほどにあがっていた。コメント数も普段の何千倍となっており、そのほとんどが誹謗中傷という内容になっていた。怜夢からのコメントは一切なく、コメントを急かす内容で溢れかえった彼女のブログはニュースの話題となり、タグランキングでも上位入賞を果たしていた。
これはつまり、そういうことである。
「え、えええ、炎上してるううぅぅぅ!!!!?」
琴子の起こした一連の行動により、浩平だけではなく怜夢が被害を受けてしまっていた。
自分というカラダが資本のアイドル業。その価値を著しく下げてしまったことに浩平はようやく気付く。
真実を貴明に告白するか、それとも疑惑を告発されるか、という瀬戸際に立っている。
人生とはなにが起こるか分からない。
そんなことも考えず、のこのこと平気な顔して登校してくる琴子が浩平に気付いて寄ってくるのだった。
「おっはよ(=゚ω゚)ノ。エンジョイしてるううぅぅ!!!!?」
「この、バカ女あぁぁ!!!」
Fin
今を活躍するアイドルグループだけではなく、一世を風靡した伝説のアイドルからメディアにほとんど出ず、ライブ活動中心に活躍する地下アイドルまで熟知しているほどだ。
今日も社会が生み出したアイドルの卵を発見する”シグマップ”の会場にやってきていた。
「どけ。ここは俺に任せておけ」
「隊長みずから!?」
一人異常なほどの熱が入る貴明に、今日は普段とは何か違う予感を察知するアイドルヲタク一同。
「気合入れるぞ、お前ら。今日は凄いのが現れるっていう情報があるんだ。刮目せよ!」
『はい!!!』
一致団結する貴明たちと同じタイミングでアイドルが会場に入ってくる。今日のアイドルの卵を見たファン達はどよめきを見せ始める。
「みなさん。今日は私のライブに来てくれて本当にありがとう!」
『う、うおおおおお――――!!!』

「ま、マジなのか!?マジなのか!?」
「すげえ、これは凄すぎるぜ!」
一斉に彼女に向かってシャッターを切る。
紹介された彼女の顔を見て布施義也ですら「えっ?」という声を上げてしまった。それはそうだ。アイドルに疎い義也ですら、彼女の顔を見て知らない人はいないと言わんばかりの知名度を持つかつてのアイドルの姿が蘇っていた。
「あれ?貴明。彼女ってもしかして種田さん?」
「凄いだろ?かつて一世を風靡した種田架純と瓜二つの新人、坂本ふぁんとむちゃんだ」
「別人なの?血も繋がってないの?」
言われてみれば一回り小さいような気がするが、現在、アイドル育成のマネージャーをしているはずの架純に義也は一度しか会ったことがない。そんな記憶を思い出しても背丈まで完璧に覚えていられる自信はない。
しかし、彼女の姿を見れば誰だって彼女と間違えてしまう。それほど彼女は似ているのである。
「まさにドッペルゲンガーみたいだろ。その魅惑こそ彼女の魅力だ」
架純のカバー曲を歌う坂本ふぁんとむに、ヲタク達も一緒に踊って見せる。もちろん、彼女の踊りも歌唱力も一流だ。そんな彼女が地下で活動しているということにアイドルヲタクは早速目を付けていた。普段よりも一際大きな握手会になった坂本ふぁんとむの列を見て、アイドルの可能性をさらに発見した貴明であった。
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「監督。今日はありがとうございました」
「はい、お疲れ」
「照明さんもありがとうございました」
「いえいえ。お疲れさまでした」
イベントを終わらせた坂本ふぁんとむ、本名、坂本怜夢―さかもとれいむ―はマネージャーが打ち合わせをしている時間の合間に会場の準備をしてくれたお手伝いの人一人一人に挨拶に回っていた。ファンサービスだけじゃなく、会場作りのスタッフにもきっちり大人の対応をする彼女。それはかつて教育してくれた者がいた――。
「んっ・・・・・・」
しかし、突然彼女が小さく呻き声をあげて震えだした。小さな彼女が体調を崩したのかと思い、スタッフたちは彼女のもとに駆け寄る。
「どうしました、坂本さん?」
「はっ!・・・・・・お、おおぉ!これがアイドルかあぁぁぁ!!?」
「えっ?坂本さん?」
突然、奇声をあげた怜夢に目を丸くするスタッフ。普段の彼女とは別人のように目を見開き自分の動きを確認している彼女は様子が普段と違うという印象を持たせる。
「どうしたの、坂本ちゃん?」
「って、こんなことしている場合じゃない。早く浩平に知らせてあげないと!」
「ちょ、ちょっと!どこいくの?坂本ちゃん!?」
衣装をそのままで全速力で会場を後にする怜夢。スタッフの声などお構いなしに飛び出していく姿に、会場に残った全員が呆然と眺めるしかなかった。
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浩平はとあるホテルの一室を借りて、琴子の帰りを待っていた。すると、しばらくして外を大急ぎで走る音が聞こえてくる。その走りの速さから、扉の奥からでも浩平は感じることが出来た。
「きたか!」

「浩平!ただいま!」
息を切らしてやってきたのは、アイドル衣装のままの怜夢だった。普段はアイドルヲタク達に囲まれる彼女が浩平のためにやってくるというのは感動も一入だ。
「☆(ゝω・)vキャピ」
「うおおおお!!!」
普段温厚な浩平ですら拳を握りしめて雄叫びをあげたくもなってしまう。それだけアイドルは神聖だった。浩平の前で様々なポーズを決める怜夢を見てカメラのシャッターを切るヲタク達の気持ちに浩平は分かり合ってしまうものだった。
「すげええ!アイドル!アイドルだ!」
「でしょう!私だってこれくらいの決めポーズは出来るのよ」
怜夢として、いや、怜夢以上に自信を持って鼻を鳴らす怜夢(琴子)。人生楽しんだもの勝ちとばかりの生き方をしている彼女にもしもアイドルをやらせたら、天性の才能を開花させてしまうのではないかと浩平は先見の明があった。
「握手してください!」
「ハーイ。あ~く~しゅっ♪゚+.゚(*´ω`)人(´ω`○)゚+.゚!」
ロンググローブをつけたまま差し出された小さな手のひらに浩平はがっついてしまう。アイドルの握手会に心躍る気分になり、気付けば健気な子供のように彼女の手をブンブン振り回している自分がいた。
「うわぁ、小さい手。でも、あったかい」
「もぅ、浩平のためだったら、握手だけじゃなくてなくてぇ・・・浩平の持ってる、うねうね轟く奇奇怪怪のモノも握っちゃうよ(=゚ω゚)ノ」
「触手会っ!?」
「でもそんなことしたら、この子を好きになっちゃったファンが全員アンチになっちゃうね。まさに悪手会だねプ━。:+((*´艸`))+:。━ッ!!!!!」
「うまくねえ!!」
握手会に何度も行きたくなる気持ちも分かる。アイドルと過ごす時間が浩平に癒しを与えてくれていた。たとえ中身が琴子だとしても、外見が怜夢というだけで浩平の中でムラムラと湧き上がるものがあった。
「それにしてもこの格好熱いね。汗かいちゃった」
冷房の効いた部屋とはいえ、歌って踊り動いた怜夢の身体には汗が滲んでいた。浩平の前で平然と視線を泳がせ、シャワー室へと歩いていく。
「シャワー浴びてきていい?」
「なに言ってる。強行だ」
「こ、浩平・・・」
浩平は怜夢(琴子)の横に回り込むと、細い腕を掴んでくいっと持ち上げた。軽々と浮いた彼女の脇。そこに付着した小さな汗の雫。
アイドルをやっている者の努力の結晶がそこにはあった。
「おぉ・・・なんと魅力的な・・・」
彼女の美しい曲線。特にノースリーブのアイドル衣装でやってきた怜夢(琴子)が踊りを見せる度に、腕の付け根部分にお肉が溜まってぷっくりシワを作っていた。本人ですら自覚はないのだけど、自覚すると恥ずかしいポイントだ。しかし、腋フェチにはたまらない。
チラリズムの極みの場所、それが腋なのだ。

「い、今の私くさいよ?大丈夫なの?」
腋のしたでかく汗はなんとなく恥ずかしさを覚える部分。それを見られるのも、嗅がれるのも嫌悪するものだが、浩平は「構わない」と首を振り、くんくんとにおいを嗅いだ。
「いい。ぜんぜん良い匂いだ」
「浩平・・・」
「やっぱりアイドルの匂いは一味違うな」
「浩平のバカぁ・・・」
ツルツルで滑らかな肌。無駄毛もなく、むしろ、毛も生えていない怜夢の脇のしたを綺麗に舐めとっていく浩平。アイドルの仕事後だけあり、汗だらけでベトベトだということを浩平は知っている。それはまさにご馳走のように、浩平は何度も怜夢の脇の下を掬い舐めていった。
つやっとして、毛のない綺麗な腋。いつまでも眺めて、どこまでも嗅いでいたくなる。
「あ、アハハッ!くすぐったい~、変態だよ、浩平」
「大丈夫だ。痛くも痒くもない」
「・・・それに、恥ずかしいよ」
「大丈夫だ。お前の人生ほど恥ずかしくないぞ」
「アイドルを目指す人生なんて恥って言いたいんだね!ほえ~酷いこと言うね、浩平」
「怜夢こと一言も言ってねえ。。琴子のことを言ってるんだよ!」
むしゃぶり尽くすように怜夢の目の前のなだらかな曲線をペロペロ舐める。うひゃうひゃひゃと笑う怜夢(琴子)の腋の下は、ちょっと濃い目の塩味がした。
「っふ、ふぁ、あ、ぁ、あ、あ・・・・・・」
舌先でくすぐるというより、舌の面積をフルに使ってねっとりと舐めあげる様な愛撫に怜夢の腰が次第にぞわぞわと震えていく。
腋の下から覗く衣装の中でちょこんととんがった乳首を観察しながら、ふんわりとした腋を堪能する。その感触と幼い腋汁の味に酔いしれながら、一心不乱に舐め尽くしていく。
「うふぅ・・・浩平・・・」
「なんだ?」
「浩平だけ舐めてるの、ずるいよ・・・私も、舐めたい・・・」
浩平が理解するより先に怜夢(琴子)が顔を近づけ、そして、浩平の唇を奪った。
怜夢とするキスは思いの外冷静だった。逆にキスを奪われたという感覚を優先したからかもしれない。一生で一度のファーストキスを忘れないようにするために。
「んっ・・・ちゅ・・・・・・ちゅく・・・・・・ちゅ、ちゅ、ちゅっ」
浩平の粘膜と怜夢の粘膜が触れあう。唇同士が重なり、舌が絡み合い、お互いを受け入れていく。
怜夢の舌で浩平の口膣をこじ開けられ、舌先を舌先でくすぐりながら徐々に奥へ伸ばして粘っこい愛撫を与えていく。
「ふぅ、ふぅ、っちゅむ、ちゅぷっ、んふぅ、ふぅ、ふぅ・・・」
怜夢のあげる息から微かに聞こえる甘い声。これが琴子が荒げているとは浩平にはとても思えないくらい可愛い声に聞こえた。キスを求めてくる怜夢(琴子)の行動に応えようと、浩平もまた怜夢をベッドに招き裸になった。
「はぁ、はぁ・・・・・・浩平のおち〇ち〇、がっちがちに硬くなってる・・・」
恍惚した表情で怜夢(琴子)も衣装を脱ぎ裸になる。そして、浩平に背中を向けてベッドに寝転んだ。物欲しそうに濡れた淫蜜が見える怜夢の裸に飛びつきそうになる衝動をなんとか浩平は抑えていた。
自分から行くより、相手を従わせたいという欲求が湧き上がっていたのだ。
「アイドルなら自分でアピール出来ないといけないよな?だったら、なんていうか自分で言ってみろ」
自己アピールという無茶振り。しかし、そんな難題を怜夢(琴子)は軽々超えてくる。
ただ己の欲求のために。
「浩平。来てぇ・・・♪私のおま〇こはもう、準備万端だよ・・・!」
お尻をフリフリ振って無防備な肢体で誘ってくる。その愛らしさを独占したいという想いが際限なく膨れ上がり、浩平は怜夢に覆いかぶさるように身体を重ねる。
「ひゃうんっ!おち〇ち〇、当たってるよぉっ!ビンビンに勃起したぁっ、孕ませる気マンマンの、おち〇ち〇っ、お尻に当たって・・・はぁんっ♪」
まだ挿入していないのに、淫らに喘ぐ怜夢(琴子)。
「いいよぉ・・・♪おま〇こ味わって、そのぶっといおち〇ち〇でかき混ぜてほしいのぉ・・・んあぁぁ」
涎を零しながら嘆願する怜夢(琴子)に逸物を押しあてながら、欲望は最高潮まであがったところで挿入を始める。
「それじゃあ、挿入れるからなっ!」
「うんっ。きて、来てぇ、浩平ぃ・・・・・・♪」
挿入した瞬間に、浩平を待ち構えていたように、怜夢の膣内はスムーズに逸物を迎え入れていく。
「ひっ、ひぃっ・・・!あはっ、あはぁんっ!入ってきてるぅっ・・・・・・浩平のおち〇ち〇、ずぶずぶってぇっ!」
「ふぅっ・・・ふっ・・・膣内はすごく柔らかくて、トロトロだっ・・・・・・!」
「うんっ・・・このおま〇こはぁっ・・・浩平専用のおま〇こ、なんだよぉっ・・・・・・♪だからぁっ、いっぱい、おち〇ち〇で突いてっ、好きなだけ・・・精液出なくなるまでぇ・・・いっぱい味わってぇ・・・・・・んぅぅっ!」
琴子の意識が怜夢の意識と繋がり兼ねない発言をしているが、浩平もまたその危険を回避できないくらいに意識が呆然として来ていた。頭が真っ白になり怜夢の身体を味わうことだけに全神経を集中している自分。そう思えば思うほどに敏感に感じてしまう。それほどまでに怜夢という女性の身体は天性の才能を持つ名器だった。
「ひっ、ひぃんっ!おち〇ち〇がっ・・・!おま〇このお肉をかき分けながら、奥に入ってくるぅっ!愛液浴びて、ヌレヌレになりながらぁ・・・身体の膣内を滑り落ちてくる、うぁぁ・・・♪愛液おちんちんっ!じゅくじゅくに濡れたおち〇ち〇が私の膣内を擦ってぇぇ・・・ああんっ、ぁぁっ・・・♪」
「俺も、気持ちよすぎて、意識飛びそうになる・・・」
「うんっ!私たち、相性よすぎて、なにも考えられなくなっちゃうねっ♪私も、気持ちいいしかぁ、もうわからないのぉ!だからぁ・・・もっと突っついてほしいよおぉぉっ!」
おねだりをするように腰を振りながら、甘い言葉を口にする。
その言葉に応えるように、浩平は腰の動きを速め、勢いよく叩きつけていく。
「あひいっ!ひいっ!しゅごひぃ・・・つよぃ・・・ん、んあああっ!これ、しゅきっ♪おまんことろけりゅっ♪あひっ、ひっ、ひっ!あたまに、おとッ、ひびいてくりゅぁぁぁっ!」
全力の腰使いを受けて、琴子の意識も飛びそうになっていた。怜夢の身体に感じる大きな痙攣は絶頂を示しているようだ。間もなくイク。それに合わせるように浩平も最後の力を振り絞る。
「もう少しだ、はっ、はっ、もう少しで、イク、からな」
「ひぎぃっ!それっ、しゅごい・・・!腰がぁ、砕けそう・・・!感じすぎてぇっ、身体ビクビクしてるのぉっ・・・・・・!きもち、いいっ♪あ、あっ!、は、ああ!突かれるごとにっ、イっちゃってるみたいぃっ!イキっぱなしになっちゃうよぉぉぉ!!」
「ああ、何度でもだ!何度でもイっていいぞ!」
「イってるのに、イクっ!またイグっ!イクの、止まらないっ!んああああっ!はぁっ、はぁっ、くぅうううぅぅっ!!!」
絶頂に達しては何度も痙攣を繰り返す怜夢(琴子)。その度に膣内が締まり蠢く度に浩平も圧迫感を覚える。キツキツな怜夢のおま〇こが浩平の逸物を放さないように子宮口へ亀頭を固定させていた。
「うぐっ、くぅっ、うっ、ぅぅっ・・・・・・!」
「はうぅぅっ・・・!んぐっ、あっ、あっ、あっ!おち〇ち〇が速い!射精寸前の必至な腰使いぃぃ・・・すごい、つおぃいっ!!もっとぉぉ!私のおまんこ壊れちゃうくらいパンパンぶつけて、一番奥で射精してぇぇぇ!!」
「精液っ・・・昇ってきたっ!琴子っ・・・・・・!」
出るっ!そう思った瞬間、駆け巡った熱を抑えることは出来なくなっていた。目の前がフラッシュバックする浩平。そして、次の瞬間には夥しい量の精液が自分の逸物から爆発して吹き出していた。
「ひ、ひあ・・・・・・おなか、あつい・・・せいえき・・・はぁぁぁ・・・・・・」
「んぐぅぅっ!まだだ・・・やばっ、出しっぱなしになるっ・・・くぅぅぅっ!!」
「ふぁぁあ!!ひ、ひぅっ・・・・・・おしり、あつい・・・・・・はぁ、はぁ・・・」
浩平の逸物の脈動が止まらず、怜夢の膣内だけじゃなく全身さえ白濁色に汚してしまう。
背中から浴びる大量の精液に塗れる怜夢の身体。透き通る肌を白に染め上げ、自分の匂いを付着させることに浩平はただならぬ快感を覚えるのだった。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
小さな身体で痙攣が止まらない。息も絶え絶えで表情はどこか虚ろな怜夢(琴子)は、呼吸を整えるように合わせる胸の動きが落ち着くにはまだ時間がかかるように見える。
「しばらく休もう」
浩平は怜夢の身を案じ、琴子を心配し、これ以上することを止めて布団に横になる。そして、自らを静めるように目を瞑ったのだった。
すると、浩平は簡単に眠ってしまったのだった。ちょっと目を瞑り休むはずだった浩平にとって、隣に怜夢(琴子)を残したまま眠ってしまうのは予定外の落ち度だった。
「・・・・・・・・・・・・浩平?眠っちゃったの?」
意識の奥で浩平を呼びかける怜夢(琴子)の声が聞こえる。
「ふふっ。可愛い寝顔してる。そんなに疲れたのかな?」
「あっ、そうだ。せっかくだから浩平との記念すべき一夜を写真に納めようっと。浩平の寝顔と一緒に残しておかないとね」
「携帯、携帯っと・・・・・・」
ゴソゴソ・・・・・・
「あった。カメラアプリ起動。――はい、チーズ」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
今回の後日談。
「おい、田上!」
血相変えて飛んできた貴明に廊下へ連れ出される。壁に押し付けられ、まるで脅しをかけられている様子に、貴明の様子が異常なことが伺える。
「どういうことだ、てめえ」
「なにがだ?」
「とぼけんな!抜け駆けは許さない」
携帯を取り出し、某SNSサイトのある人物のページを見せる貴明。その人物とは昨日琴子が憑依した坂本怜夢だった。彼女が情報を全世界に発信するために作ったページの最新に投稿した一枚の写真。それが巷で物議を醸していたのだ。
男性と供に映った一枚の裸写真。場所すら写真で特定され、そこがこの街のホテルの一室だという事が特定されていた。つまり貴明からすれば、彼女がイベントのすぐ後にホテルに行ったという事が確定していたのである。
「・・・へぇぇ~、凄いな貴明。将来探偵か?片桐さんとこの事務所にでも入るか?」
「俺が怒ってるのは彼女じゃない」
「は・・・?」
ここからは誰も知らないと、念を入れて浩平に詰め寄る貴明。貴明は再度写真を見せ、さらに彼女と供に映っている男性の寝顔をアップする。その顔は今や画像の鮮明の画質によってぶれることなく拡大される。そして、その顔を見た浩平は、今までかいたことない冷汗がぶわっと噴き出ることになる。
浩平にとってその顔は毎日見ている。否、あまりにも近すぎ鏡を使わないと見れないくらいだ。表裏一体の見知った顔であり、意識のない自分の身体と供に、アイドルに憑依して喜んで写真を撮っているように見えなくもない。そんな荒唐無稽な話が思いついてしまうくらい浩平は頭が真っ白になっていた。つまり何が言いたいのかというと、彼女の掲げた写真に写っていたのは、他ならない浩平だった。それにいち早く貴明が気付いたのである。
「この件について朝から彼女のブログが荒れている。突撃兵たちが捨て身で特攻し、無残に散っていた亡骸を俺たちが拾わなければ誰も救われねえ。真実を知りたいだけだ。もし、お前が答えを知っているなら包み隠さず俺に言え。さもなければ生命の保証はないぞ!」
浩平もまた急いで彼女のブログをのぞく。すると、彼女のブログのアクセス数は天井を突き破るほどにあがっていた。コメント数も普段の何千倍となっており、そのほとんどが誹謗中傷という内容になっていた。怜夢からのコメントは一切なく、コメントを急かす内容で溢れかえった彼女のブログはニュースの話題となり、タグランキングでも上位入賞を果たしていた。
これはつまり、そういうことである。
「え、えええ、炎上してるううぅぅぅ!!!!?」
琴子の起こした一連の行動により、浩平だけではなく怜夢が被害を受けてしまっていた。
自分というカラダが資本のアイドル業。その価値を著しく下げてしまったことに浩平はようやく気付く。
真実を貴明に告白するか、それとも疑惑を告発されるか、という瀬戸際に立っている。
人生とはなにが起こるか分からない。
そんなことも考えず、のこのこと平気な顔して登校してくる琴子が浩平に気付いて寄ってくるのだった。
「おっはよ(=゚ω゚)ノ。エンジョイしてるううぅぅ!!!!?」
「この、バカ女あぁぁ!!!」
Fin