asuka

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―――

アスカ「ちょっと馬鹿シンジ!朝ご飯に何でトマトがあるのよ!」
アスカ「そんな並んで歩かないでくれる!勘違いされたらイヤじゃない!」
アスカ「今日の弁当手抜きだったわね!ちゃんとしなさいよ!私が恥かくじゃない!」
アスカ「帰りにヒカリ達と遊んで帰るからお金貸しなさい!」
アスカ「何で夕飯できてないのよ!風呂入ってくるから早く用意しなさいよ!」
アスカ「明日もちゃんと起こしなさいよね!」

―――
―――――
―――――――――

シンジ「はぁ………」
   「毎日毎日、アスカは文句ばっかり」
   「一体僕が何したって言うのさ…」
   「ご飯作って、洗濯して、掃除して、買い物して、弁当用意して…」
   「なのにありがとうの一言も言わずに文句ばっかり」
   「ミサトさんは体で払ってくれてるからいいけど…」
   「………」
   「よし、こうなったらアスカに何とかしてありがとうって言わせてやる!」


翌日

ガチャッ
アスカ「ちょっと馬鹿シンジ!あたしのバスタオルと下着がないんだけどどーなってんのよ!」
シンジ「あ、まだ洗濯したばっかりで乾いてないんだ」
アスカ「はあ~?アンタあたしに風呂入るなって言うの?」
シンジ「新しいのおろせばいいじゃないか…」
アスカ「イヤよ!あれはいざという時用なんだから!」
   「大体アンタがちゃんと洗っておかないで溜めるからこうなったんでしょ!」
シンジ「……自分でやれよ」ボソッ
アスカ「!?」
   「アンタ今何て言ったのよ!」
シンジ「何も言ってないよ」
   「乾燥機使って乾かせばいいんでしょ…」
アスカ「そ、そうよ!早くしなさいよ!」
アスカ「………」

翌日

アスカ「ふぁ~…眠い…」
ミサト「あら、おはようアスカ」
アスカ「ミサト…珍しく早いわね」
ミサト「ちょっちね、仕事行かなきゃなのよ」
シンジ「はい、朝ご飯ですミサトさん」
ミサト「毎日ありがとう、シンちゃん!いっただきまーす!」
シンジ「僕も今日日直で早いんで一緒に出ます」
ミサト「わかったわ。じゃあ早く食べちゃいましょ!」
アスカ「んー…シャワー浴びてくるぅ…」トボトボ

アスカ「さーって目も醒めたし、あたしも朝ご飯…」

ダイニング ガラーン

アスカ「そういえばさっき二人とも早く出るって言ってたわね」
   「まあいいや、ご飯ご飯ーっと」

レイゾウコ ガラーン

アスカ「………」
   「朝ご飯がない…」

学校

シンジ「………!」
トウジ「……!」
ケンスケ「………?」
アハハハ

アスカ「ちょっと馬鹿シンジ!」
   「アンタあたしの朝ご飯何で用意してないのよ!」
   「お陰で何も食べてないじゃない!」
トウジ「おっ朝から夫婦喧嘩か~?」
ケンスケ「相変わらずお熱いね~!」
アスカ「だ、誰がこんなもやしと!」
シンジ「そうだよ、こんなのを好きになる人なんているわけないじゃないか」アハハ
トウジ「」
ケンスケ「」
アスカ「あ、アンタ今何て言ったのよ!」
シンジ「」ツーン
アスカ「こんのお…!」

キーンコーンカーンコーン

先生「はいー席につけー」
アスカ「ちっ……」

昼休み

シンジ「はい、綾波今日のお弁当」
レイ「…いいの?」
シンジ「もちろんだよ!僕が好きで作ってるんだから!」
レイ「そう………いつもありがとう碇君」
シンジ「よ、良かったら屋上で一緒に食べない?」
レイ「………」コクリ

ヒカリ「アスカ、今日はお弁当じゃないんだ?」
アスカ「ふんっ!どっかの馬鹿のせいで朝ご飯も食べてないしね!」
ヒカリ「たまには碇君も休みたいんじゃないかな…?」
アスカ「やって当然のことなんだから!義務なんだから!」
ヒカリ「もうアスカったら…」

夜 家

アスカ「ただいまー」
ミサト「あらぁ、お帰りぃ~アスカぁ~ヒック」
アスカ「もう酔っぱらってるのね…」
ミサト「仕事終わらせてきたから夕方からシンちゃんにお酌してもらってるのよん」
シンジ「はいミサトさん、おつまみですよ」
ミサト「ありがとーシンちゃん愛してるぅ!」ダキッ
シンジ「ちょっ…ミサトさぁん…」
アスカ「んんんなにしてんのよ酒乱女!」
   「アンタも何デレデレしてんのよ!ばっかじゃないの!」
ミサト「なぁに怒ってるのよアスカぁ」
シンジ「まぁまぁミサトさん、落ち着いて」
アスカ「…何よ少しはわかってるじゃない馬鹿シンジ」
シンジ「続きは部屋にしましょう」
ミサト「ンフッ…も~シンちゃんってばぁ~!はぁ~い!」
アスカ「ふんっ!好きなだけ飲んだくれればいいわ!」
アスカ「………」

深夜

アスカ(宿題やってたら遅くなっちゃった…)
   (トイレ行って寝ようっと…)

ガチャッ スタスタ

アスカ「…ん?」

ギシッ ギシッ

アスカ「………ミサトの部屋から何か音がするわね」
アスカ「……」コソッ

アンッアンッ シンジクゥン アッ

アスカ「」
アスカ(なななななにやってんのよ!!!!!)
   (暗くて良く見えないけど…あれって…アレよね…!?)
   (さっきの二人のやりとりはこういうこと!?)
   (だとしたらあの感じだとしょっちゅうこんなことを…!?)

アッ イクッ!!イクッ!! アアッ!!

アスカ「」

翌日(休日)

アスカ「ふああ…ほとんど眠れなかった…」
   「ってあら?」ペラッ

お仕事行ってきます♡ ミサト

アスカ「ったく…問いただすつもりだったのに…」
   「こうなったら馬鹿シンジに聞くしかないわね」スタスタ ガチャッ
   「馬鹿シンジ!昨日の夜…」
   「…っていない……」
   「……」
   「か、帰ってきたらただじゃおかないんだから!」

マリ宅

ピーンポーン ガチャッ
マリ「ワンコ君いらっしゃーい!」
シンジ「やあ真希波」
   「はい、アイス買ってきたよ」
マリ「にゃ!アイス!ワンコ君わかってるぅ~!」
  「ほら!あがってあがって!」
シンジ「うん。お邪魔します」

―――――――――
―――――
―――


シンジ「ただいまぁ~」
アスカ「遅い!どこ行ってたのよ!」
シンジ「…アスカには関係ないだろ」
アスカ「いいから答えなさいよ!」
シンジ「はぁ…真希波の家だよ」
アスカ「コネメガネの家!?なんで!?」
シンジ「どうだっていいだろ」
アスカ「ま、まさかアンタ…ミサトだけじゃなくてコネメガネとも…!?」
シンジ「………」
アスカ「しんっじらんない!この変態!年増や色ボケのどこがいーんだか!」
シンジ「…何言ってんだよ…」ボソッ
アスカ「!!」
   「アンタ最近そうやって悪口言ってるの聞こえてるんだからね!」
   「言うならはっきり言いなさいよ!」
シンジ「………」
   「お前なんか比べものにならないくらい良い人間だって言ってんだよ!!」
アスカ「!!!」
シンジ「ミサトさんはお前なんかと違って優しいし!」
   「ご飯作ったら美味しいって言って食べてくれるし!」
   「掃除とか洗濯したらありがとうってちゃんと言うし!」
   「胸だって大きいし!エロいし!」
アスカ「」
シンジ「真希波だっていつも元気づけてくれるし!」
   「こっちが何か困ってると必ず声かけてくれるし!」
   「アスカと違って一人で自活してるし!」
   「胸だって大きいし!エロいし!」
アスカ「」
シンジ「アスカが二人よりいいところなんて何一つないじゃないか!」
   「毎日毎日人をこきつかって!」
   「ご飯作っても洗濯しても掃除してもお礼のひとつも言えない!」
   「家にいても人の邪魔ばっかりして何もしない!」
アスカ「それは………」
シンジ「何もできないくせに偉そうにして!」

プシュ

ミサト「たらいまぁ~!ヒック」
   「なんら?どしたの?」
シンジ「あ、お帰りなさいミサトさん」
   「ご飯食べてきたんですね」
ミサト「そうよぉ~!明日は休みだから飲み明かすわよぉ~!」
   「シンちゃんも付き合いなさいよねぇ」
シンジ「もう…しょうがないなぁ…」スタスタ パタン

アスカ「………」
   「……」
   「…」

深夜

アンッアンッ シンジクゥン ミサトサン…!!

アスカ「また…」

翌日 深夜

アッアッアッ キモチイイッ!!

アスカ「…」

さらに翌日 深夜

アァアアンッ!!!イクッイクッ!!!

アスカ「」

さらにさらに翌日 昼

アスカ「こうなったら…」
   
深夜

アンアンアンアン!!!!ミサトサン…ミサトサン!!!

ガチャッ

ミサト「あ、アスカ!?」
アスカ「アンタたち毎晩毎晩…」
ミサト「これはね…えーっとね…」
   「そう、運動してたのよ!」アセアセ
   「シンちゃんにはそのダイエットに付き合ってもらって…」
アスカ「あたしも混ぜなさいよ!」
ミサト「!?」
アスカ「毎晩そんな声聞かされたら」
   「あたしだって…その…変な気分になるじゃない…///」 
ミサト「えっと…えーっと…し、シンちゃん?どうするの!?」
シンジ「………」
アスカ「あたしが悪かったわよ…」
   「だから…その…お礼っていうか…何ていうか…」
シンジ「…もう文句言わない?」
アスカ「言わない!」
シンジ「自分で自分のことやる?」
アスカ「やる!」
シンジ「なんかしてもらったらお礼言う?」
アスカ「言う!」
シンジ「そう…」
   「じゃあ」
   「三人でしよっか」
アスカ「!!」
ミサト「………はぁ、保護者失格ね…アハハ」
アスカ「シンジ…その…」

   「ありがとう!」


レイ(あれ…弁当食っただけだわ)


終わり