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お久しぶりです。

2014年も、もうすぐ終り。
年々、年越しの特別な感覚が薄れているのは、歳を取り始めた証拠なんだと思います。ものごとが巡って行くことに、馴れ始めているのですね。

毎年感じていることですが、僕は本当に、ひとつの場所に留まり続けるのが苦手な性分だと実感します。いつも、一年の始まりと終りで、やっていることに変化がある。
あらゆる私事を犠牲にし、骨を埋める覚悟で取り組んでいたとあるライターの仕事を、とつぜん羽根が生えたように辞め、また新たなライターの仕事を見つけて、今は小説執筆に邁進しています。

自分でも驚くほど、今年の決断は早かったなぁと思います。積み重ねてきたものにすがる想いよりも、新しい未来に身を委ねることを何よりも優先したのです。

結果として、失ったものも多くありましたが、それよりも身に沁みるたくさんの学びを得ることができた一年だったと思います。

時に、人は理解しがたい考えを持つ人と巡り会います。
逆に、驚くほどしっくりと互いを理解し合える人と巡り会うこともあります。
さらには、それら相反した要素を持ち合わせている人にも、巡り会うことがあるのです。

今年、僕はそうした不思議な巡り会いをいくつも経験することになりました。これらの巡り会いは、これまでの人生で与えられてきた偶発的な巡り会いとは違います。

僕が望み、あるべき方向へ人生を動かしていこうとする意志が導き出し、引き寄せたものであるという気がしてなりません。

だからこそ、これまでの人生では経験したことのない、ある種の責任感も生まれてきました。
今年繋がれたご縁は、これから先の自分の人生を決定づけるものであり、僕は全力で、そのご縁から学び、そして成長をしなければならないのです。

過去のブログを読み返してみましたが、どうやら僕は昨年末くらいから、今年のこうした急激な巡り会いの変化が訪れる予兆を、確実に感じ取っていたようです。

ところどころにそうした予言めいた記述がみられ、正しい方向へ進もうとする意志が確かに機能していることを、嬉しく思いました。

今年の変化は、極限まで自分を追い込み、そこから学び、さらにそこで生まれた閉塞感から脱却することで導かれました。

来年は、今年に極限を知ったからこそできる柔軟なコントロールで自らを自由に動かし、己を知ることに埋没するのではなく、他者を知ることで新しい学びを得て、昇華していく時期になるように感じています。

これまでは、何かに一人で立ち向かったり、あるいは引きこもったりを繰り返してきました。
それ以外に、生きる術を知らなかったし、知ろうともしていませんでした。ある意味で、僕は自らにとらわれすぎていたのです。周りを見る、ということを、ずっと長い間忘れていました。

しかし、これからは、人と支え合い、誰かと共に歩み、戦うことが何よりも大切であるように思うのです。

そして、まだ見ぬ戦いに必要な材料は、すでに揃い始めています。

今まで感じたことのない、万全の備えを戦闘服のように身につけ、新年を迎えようとしている手応えがあります。

さて、迎える2015年。
来年の年末には、どんなことを思うのか。いずれにせよ、大きな飛躍の始まりを告げる一年になることは、間違いありません。

不屈の信念と、柔軟な謙虚さが、僕に強さを与えてくれると信じています。そして、そこから導き出される答えは、どのような道であれ、歩むべき道へと誘う正しき答えであると僕は確信しているのです。

最後に、ここまで歩んでこれたことに、全てのご縁に感謝をして、この文章を締めくくりたいと思います。

今年一年、ありがとうございました。
来年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

村田悠(Haruka Murata)