心理士村田の無料心理相談所・過食嘔吐・拒食症・摂食障害

メンタルナビ社長・認定心理士の村田です。著書に「過食症かな?とちょっと思ったら最初に読む本」「モテ男モテ女の恋愛心理学」があります。

メンタルナビ社長・認定心理士の村田です。著書に「過食症かな?とちょっと思ったら最初に読む本」「モテ男モテ女の恋愛心理学」があります。

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執行猶予期間中に菓子を万引きしたとして、窃盗罪に問われたマラソン元日本代表選手の原裕美子被告は、食事制限と嘔吐を繰り返す摂食障害でした。あなたのダイエットも摂食障害と隣り合わせです。

 

筆者も、摂食障害を改善する取り組みをしていますので、どうして、このような病気になってしまったのか説明します。

人間は空腹になると、生命を維持するために、食事をします。これは本能です。これに対して、食事制限を行うと、人間の脳は、飢餓状態になったという判断をして、大量に食べるように指令を出します。食事制限は理性で行われますが、理性が弱まったときに無意識に大食してしまいます。これが、過食のシステムです。

そして、我を取り戻した時に過食してしまったことを後悔します。その後、食事制限と過食を繰り返しますが、自分の弱さから自己否定するようになります。ところが、食後に嘔吐すれば、食事をしても体重が増えないことを学んでしまいます。次には嘔吐したことを悔やみさらに強い食事制限を行うようになってしまいます。このようにして、「食事制限⇒過食⇒嘔吐⇒食事制限…」という魔のループに落ちいってしまいます。

 

原被告は体重制限を厳しく行われています。例えば、一日に5~6回も体重測定をさせられ、食事制限を指示されたということです。空腹に耐えられず、買い食いをしたところをコーチに見つかり、財布を取り上げられたりしています。

つまり、原被告の場合も同じように食事制限を強いられたことが魔のループに陥れられた原因であったということが言えます。そして、彼女の会見での発言を聞くと、この魔のループから逃れるために、窃盗を行ったということでした。

 

摂食障害の原因の多くはダイエットによるものです。簡単な気持ちからダイエットしたとしても、摂食障害になる可能性はあるのです。決して、対岸の火事ではありません。ダイエットをする場合は、食事制限は抑えて、運動と併用する必要があるのです。

ご参考

http://blog.livedoor.jp/murayoshi25251-mn821/

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参考文献
「過食症かな?とちょっと思ったら最初に読む本」

 


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執行猶予期間中に菓子を万引きしたとして、窃盗罪に問われたマラソン元日本代表選手の原裕美子被告は有罪の判決を受けました。被告は摂食障害であるとともに衝動を抑えられずに万引きなどの窃盗を繰り返す「クレプトマニア」(窃盗症)という精神疾患でした。「クレプトマニア」(窃盗症)は理性でコントロールできないは理性でコントロールできない心の病なのです。

 

アメリカ精神医学会の「精神障害の診断と統計マニュアルの最新版である第5版(以下DSM-5・診断基準)においては、「窃盗症」の診断基準は次の通りです。

1.   個人的に用いることや、金銭的必要性でもなく、窃盗する衝動に抵抗できなくなる。そしてこのことが繰り返される。

2.   窃盗直前の緊張が高まり、窃盗したときの快感、満足、または解放感がある

3.   その盗みは、怒りや報復のためのものではなく、妄想または幻覚への反応でもない。

 

原裕美子被告の発言を聞いていても、「窃盗しなければならない」という衝動に駆られているのがわかります。理性でコントロールできないのですから、彼女が更生するために必要なことは、懲役より治療です。



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過食嘔吐は、「食事制限⇒過食⇒嘔吐⇒食事制限・・・」という負のスパイラルを辿ります。
その対策として、この極力嘔吐を我慢して、スパイラルを絶つことが良いとされています。
しかし、嘔吐は快感と安心感を伴うために、簡単には嘔吐を我慢できないのです。
そこで、ロールプレイングゲームの考え方を応用してみましょう。

試してみていただきたいのが次の方法です。
①食事をしてから嘔吐するまでの時間を計る
②その時間をエクセルに記録する
③これをグラフ化する

例えば、昨日は20分嘔吐を我慢したので、今回は21分我慢しようと考えます。
ただこれだけのことですが、心理的には効果的な方法なのです。

ロールプレイングゲームの応用
このようにすると、効果的であるという理由を述べていきます。
これは、オペラント条件付けという心理理論の応用です。
具体的には
①人間には、成長したい、良くなりたい、という心理を持っています。
②一挙に、嘔吐をやめるというのは、非常に困難です。このように、少しずつ我慢して、記録を伸ばしていくのは難しくはありません。これをスモールステップの原則と言います。
④また、新記録を積み重ねていくことで、モチベーションを高めることができるのです。

心理学的には、即時確認の原理、自己ペースの原理、スモールステップの原理が使用されています。
即時確認の原理:すぐに結果がわかる。嘔吐の頑張りは時間ですぐに表れます
自己ペースの原理:嘔吐を禁止するのではなく、個人のペースに任されます
スモールステップの原理:大きな目標を実現するのは困難です。しかし、昨日の記録を破ることは難しくはありません。記録を破ることが楽しくなるのです。

過食嘔吐の方、試してみてはいかがでしょうか?


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