出世をするためには、仕事が出来るだけでなく、人間関係、特に上司との人間関係が重要です。私たちは、いつの間にか、出世を諦めがちになり落ち込むことも少なくありません。でも、少し待ってください。上司を味方にすることを忘れていませんか?それを可能にする心理テクニックで上司をマインドコントロールする方法を検討しましょう。これは、「ゴマ」をするということではありません。大人としてのマナーを心理学的に見直す提案です。

 

哲学者のソクラテスは、ある娼婦から「自分を高く売るにはどうすべきか」という質問を受け、「一度求めを断りなさい。そして、求め通りにしなさい。すると、客の喜びは大きくなるだろう」と言ったそうです。このように、反発心を利用して、客を喜ばせて、自分を高く売るアドバイスをしています。

ソクラテスのこの発言を裏付けるような実験が行われました。その実験とは、男性被験者たちが女性にデートを申し込む実験です。2通りの回答をする女性にデートを申し込む実験です。

 

1.   すぐに快諾する女性

2.   最初は断り、後から了解する女性

あなたは、どちらに好意を感じますか? 実験では「2」の女性に好意を感じる男性が多かったのです。

 

例えば、飲み会のお誘いがあった時に「予定が入っている」と言う具合です。あなたと飲むという自由を奪われた上司は、反発心で、更にあなたと飲みたくなり、フラストレーションが溜まります。そこに、「予定は何とかしましょう」返すと、この一言で、相手は、フラストレーションが吹き飛んで、相手の喜びは強くなり、さらに人間関係は深まるはずです。