シンスプリント、オスグット装具制作ラボ東京オープン

前外側シンスプリント

すねの痛み(外側の痛みとランニング)⑫

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今日も『すねの痛み(外側の痛みとランニング)原因』ということで書きます。

前回、外側のすねの痛みを治すために必要な4つの要素について書きました。

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すなわち、

1.Compression(前脛骨筋を圧迫してあげること)
2.Elevation(踵(かかと)の高さをあげること)
3.Training(前脛骨筋のトレーニングをすること)
4.Instruction(原因となるクセを見つけることでその改善を行うこと)

ということです。

これを実践していただくだけで、

外側のすねの痛み(前外側シンスプリント)は改善されるようになります。

詳しくは、当院のブログ 『前外側シンスプリント』(クリックしてください)
http://blog.livedoor.jp/murotti2002/archives/cat_227786.html

に書いています。

また、1.Compression(前脛骨筋を圧迫してあげること)

これについては当院で専用サポーターを製作しております。

このサポータを装着するだけでも症状はかなり改善されてきます。

この痛みは、

一般的な治療をしてもなかなか治りません。

筋肉のバランスが悪いわけでもありません。

前脛骨筋に対しての負荷が大きすぎることで発症することは間違いありません。

しっかりとした症状の見極めが必要になってきます。

前外側シンスプリントでお悩みの方は、

当院のシンスプリント外来にお任せください。

次回からは、多くの方がお困りの『へバーデン結節』について書きます。


『シンスプリント シーバー病 オスグッド病が治らない!』
『すぐに再発してしまう!』
『スポーツをしながら完治させたい!』
シンスプリント シーバー病 オスグッド病でお悩みの方は
『つつじが丘接骨院』にご相談下さい。
治すための治療法と症例数が圧倒的に違います!

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兵庫県三田市つつじが丘南3-1-12   つつじが丘接骨院

すねの痛み(外側の痛みとランニング)⑪

昨日、選抜高校野球が終わりました。
実は、昨日の決勝戦に出場していた選手の中に、
シンスプリント装具をされていた選手がいました。
この大会中にも、高校球児がシンスプリントの診察に来院されていました。
そんなこともあって、高校野球はいつも待合室で放映していました。

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今日も『すねの痛み(外側の痛みとランニング)原因』ということで書きます。

前回、外側のすねの痛みの出やすい条件をいくつか書きました。

その4つの条件はスキーなどにおいて発症しやすいのですが、

同時にランニングでも出やすい条件でもあるのです。

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(見にくい画像ですいません。このテーマについてはもっとしっかりと画像を用意して説明します)

前脛骨筋という筋肉に負荷をかけやすい4つの条件を、

走りながら再現することで、

外側のすねの痛みが出やすくなってくるのです。

では、このすねの痛みが出た場合には、

どのような処置をすべきなのでしょうか?

外側のすねの痛み(前外側シンスプリント)において必要な治療の要素とは、

1.Compression(前脛骨筋を圧迫してあげること)
2.Elevation(踵(かかと)の高さをあげること)
3.Training(前脛骨筋のトレーニングをすること)
4.Instruction(原因となるクセを見つけることでその改善を行うこと)

おそらく、これを読んでいただいただけでは、

前外側シンスプリントを患っている方だけではなく、

治療家の方においても、何のことを言っているのだろうかわからないと思います。

ただ、この4つを徹底することで、

前外側シンスプリントは確実に治まってくるようになります。


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すねの痛み(外側の痛み?)⑦

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今日も『すねの痛み(外側の痛み?)原因』ということで書きます。

前回まで、すねの痛み=シンスプリントということで書きました。

一般的には、シンスプリントは内側の骨(脛骨)ということで、

認識されているのですが、

実はすねの痛み=シンスプリントには外側の痛みというものもあります。

写真で見ていただくとわかるのですが、

一般的な『すねの痛み=シンスプリント』とは、

全くの正反対の位置に発症しています。

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(見にくいのですが、脚の外側の緑色の細長い楕円で囲まれているのが
前外側シンスプリントの場所です)

これを一般的なシンスプリントとは区別する名称で、

『前外側シンスプリント』と呼ばれています。

ただし、この前外側シンスプリントを知らない治療家も相当に多いです。

この外側のすねの痛みについて、

なぜこのような痛みが出るのかということが、

よく理解されていないことが多いようです。

当院のシンスプリント外来には様々な患者さまが来院されるので、

この『外側のすねの痛み=前外側シンスプリント』も多いのです。


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こんなコメントをいただきました。

こんなコメントをいただきました。

丁寧に書かれていて、前外側シンスプリントで相当にお悩みのようです。

私なりの見解を書かせていただきます。
(以下、そのコメントです)

ランニング時の前外側シンスプリントで悩んでいます。

ブログを読み、最初はスキーで痛くなったことを思い出しました。

この点は納得できるのですが「走るときの癖」についてよくわかりません。

自分のフォームは前傾ではなく、ほぼ完全な踵着地のヒールストライクです。

そのため膝への負担が心配でヒールが厚いシューズを使っていますが、

それでも前脛骨筋の痛みに悩んでいます。

走行中、前脛骨筋が痛くなり始めると、爪先が上げづらくなり、

酷くなると上げているつもりでも足首が伸びていて爪先が地面に引っかかって躓くこともありました。

最初のころは、痛み始めると、一旦止まったり走るのをやめたりしていましたが、

それでは距離が走れないため、いろいろ試しているうちに、

痛み始めた時点で意識的に爪先着地のフォアフットに切り替えることで、

前脛骨筋の痛みを緩和できることに気付きました。

なぜかは分かりません。

最近では、走りやすいヒールストライクと、

痛みに耐え得るフォアフットを織り交ぜて、騙し騙しで30kmくらいは走れるようになりました。

また最近は、フォアフットの効果についていろいろ見聞きして、

ヒールストライクから改善するため、

流行りのソールが薄くてフォアとヒールの厚み差が小さいシューズで走っていますが、

前外側シンスプリントの生じる頻度と程度という点では、

ヒールの厚いシューズより具合がよい感じです。

ただ、痛みに慣れて走れるようになっただけで、

前外側シンスプリントが起こらなくなったわけではないので、

書かれている前脛骨筋のトレーニングを取り入れようと思っています。

フォームについては、自分にとって走りやすいヒールストライクのままでいいものか、

自分には難しいフォアフットを習得するべきか考えています。

前外側シンスプリントを起こさないためには、どちらがいいでしょうか?
(本来なら、通院して相談するべきことだと思います。すみません。)

前外側シンスプリントがなぜ発症してしまうのかということについては、

今まで私が書いてきたように、スキーなどのように前傾気味に体重が荷重されている、

という条件(前脛骨筋を伸長しながらも収縮させているということ)

で発症するというのは間違いのないことだと考えています。

では、全ての前外側シンスプリントでお悩みの方が、

スキーなどのように前傾気味に荷重されている状態なのかと言われれば、

そうではない方もいるだろうと思います。

質問者さまが、ご自分のフォームが前傾ではないのにも関わらず、

症状が出現してしまう。

また、フォアフットを意識されて走っているほうが痛みが改善されるということを、

書かれているように、

やはり、必ずしも私が書いてきたことが全てではないのだと思います。

ただし、前外側シンスプリントは前脛骨筋が伸長されているのにもかかわらず、

収縮しなければならないという特殊な使い方でしか発症しないのも事実だと考えています。

ですので、質問者さまのように、

このブログで書いてきたような走り方のクセではなくても、

前脛骨筋に対して(違うかたちで)の荷重刺激が残ってしまっているのだと思います。
(例えば、躓かないようにするために爪先を必要以上に挙げようとしているなど)

ですので、ブログにも書いている改善方法、

①前脛骨筋のウエイトトレーニング
②前脛骨筋の疲労を緩和させるための装具による圧迫
③前外側シンスプリントの痛みが出ないような走りを見つけていただく

ということが重要なのだと思います。

前外側シンスプリントはなかなか改善されない痛みのひとつです。

症状が治まるのは大変だと思いますが、頑張ってください。


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前外側シンスプリント⑧

前回に引き続き前外側シンスプリントのテーマについて書いていきます。

前外側シンスプリントを治すために必要な4つの要素について解説します。

これまでに書いてきたように、

前外側シンスプリントを発症するにはいくつかの原因があります。

その原因をひとつづつ無くしていくことで症状は見違えるように楽になってきます。
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④指導(原因となるクセを見つけることでその改善を行うこと)

前外側シンスプリントの大きな原因のひとつに、

その競技を行う上でのクセであったり、その競技の特性というのがあります。

例えば、

陸上であれば、前につんのめる様な走り方であったり、

スキーであれば、やはり重心を落とすために膝を曲げて重心を前方に移す動作であったり、

柔道であれば、比較的小さな選手で前かがみになるような組手を好む選手であったり、

スケートであれば、スキーと同様に前方に重心をかけるような滑り方であったり、

というようなことです。

このようなクセや競技特性は前外側シンスプリントを発症しやすくさせます。

その競技の特性として、

このような姿勢を取らざるを得ない競技ならば仕方のないことかもしれませんが、
(スキー、スケートなど)

クセとしてこのような姿勢を取っているのであれば、
(柔道、走る競技など)

それは前外側シンスプリントを発症させてしまうようなクセは指導して、

改善するべきなのだろうと思います。


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前外側シンスプリント⑦

前回に引き続き前外側シンスプリントのテーマについて書いていきます。

前外側シンスプリントを治すために必要な4つの要素について解説します。

③鍛錬(前脛骨筋のトレーニングをすること)

前外側シンスプリントは前脛骨筋という筋肉に発生するのですが、

やはり、障害にはその原因に対抗するために、

筋力を強くしてあげるということも必要です。

前脛骨筋を鍛えるのですが、

一般的にはトゥレイズ(つま先の上げ下げ運動)という筋トレが奨められています。
http://www.kintore.tv/%e3%83%88%e3%82%a6%e3%83%bb%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%82%ba/

ただし、前外側シンスプリントという痛みに対抗する筋力を付けるわけですから、

ある程度は抵抗を付けてあげた方(ウエイトトレーニング)が筋力を付けることができます。

トゥレイズは自分の体重を使ったトレーニング(自重トレ)のしかたですが、

自重トレよりもウエイトを使ったトレーニングの方が効果が上がるのは当然のことです。

前脛骨筋に対してはウエイトを使ったトレーニングというのはあまり紹介されてはいませんが、

それ専門の器具も存在します。

写真は前脛骨筋のウエイトトレーニング専用の器具です。
LSDSET_04

LSDSET_03

私自身もウエイトトレーニングをしていますので、

この器具を使ってトレーニングすることもあります。

前外側シンスプリントに対してはこういったトレーニングも治療の一つとして有効なものです。

次回は、④指導(原因となるクセを見つけることでその改善を行うこと)
について書きます。


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前外側シンスプリント⑥

前回に引き続き前外側シンスプリントのテーマについて書いていきます。

前外側シンスプリントを治すために必要な4つの要素について解説します。

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①圧迫(前脛骨筋を圧迫すること)

前外側シンスプリントにかかっている方の特徴の一つに、

スポーツの最中に前脛骨筋を押さえてしまうというのがあります。

これは、運動している時のクセによって引き起こされる前脛骨筋のストレスを

押さえることによってなくしてあげようという自然な動作なのです。

とにかく、圧迫していると楽だということなのです。

これを当院の専用サポーターで運動している間ずっと圧迫しようというものです。

このサポータを装着するだけでも症状はかなり改善されてきます。

②高挙(踵(かかと)の高さをあげること)

前外側シンスプリントの方の運動時の特徴の一つに、

つま先側に体重がかかるというのがあります。

つま先側に体重がかかることで、

アキレス腱を伸ばすような形で足関節に曲げる力が働きます。

この動作をなくすために、

踵(かかと)の高さをあげることで、このような不自然な動作をなくすことができます。

どれくらい上げるのかということは、

その方の体つきや症状にもよりますが、

少ない方でも5㎜、多い方で1㎝くらいは上げることが多いです。


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前外側シンスプリント⑤

前回に引き続き前外側シンスプリントのテーマについて書いていきます。

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では、前外側シンスプリントはどのように治したらよいのでしょうか?

前外側シンスプリントにおいて必要な治療の要素とは、

①圧迫(前脛骨筋を圧迫すること)
②高挙(踵(かかと)の高さをあげること)
③鍛錬(前脛骨筋のトレーニングをすること)
④指導(原因となるクセを見つけることでその改善を行うこと)

おそらく、これを読んでいただいただけでは、

前外側シンスプリントを患っている方だけではなく、

治療家の方においても、何のことを言っているのだろうかわからないと思います。

ただ、この4つを徹底することで、

前外側シンスプリントは確実に治まってくるようになります。

この4つのどれかが欠けていても、

前外側シンスプリントに対しては治療効果は発揮されません。

つつじが丘接骨院のシンスプリント外来には、

前外側シンスプリントの方も来られていますが、

この4つをしっかりと継続していただくことで、しっかりと治るようになります。

次回からは、

この4つの治療の要素をひとつづつ解説していきます。


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前外側シンスプリント④

前回に引き続き前外側シンスプリントのテーマについて書いていきます。

 では、なぜ前外側シンスプリントのような理由のわからないような痛みが出るのでしょうか?

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前外側シンスプリントの発症原因は、

その競技の特性や個人における競技のクセが痛みに結び付いています。

簡単に書くと、

その競技における独特の特性や、
(スキー、頭を下げるような柔道の組手、スケート、うさぎ跳びなど)

或いは個人のクセ、
(前方につんのめる様な走り方、或いはそのようなトレーニングなど)

つまり、前外側シンスプリントのほとんどは、

膝を曲げたような状態で、つま先に体重をかけていること、

加えて足首の関節を曲げているような状態だということがわかります。
(もっとわかりやすい書き方でいうと、和式便所で座っているような状態、あるいはそれに近い動作を行っていること)

前外側シンスプリントの患者さまはこのようなポーズをさせると途端に痛みが出ます。

このような状態を慢性的に経過させることで、

前外側シンスプリントという症状が完成してしまいます。


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前外側シンスプリント③

今日からお問い合わせの多い痛みのひとつである、

前外側シンスプリントについて書きます。
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前回のこのテーマでは、

なぜ前外側シンスプリントになるのか?ということを中心に書きました。

前外側シンスプリントは前脛骨筋という筋肉に対する動作ストレスがその原因であるということです。

しかし、ウェブサイトなどをのぞいてみると、

あまりにデタラメなことが書かれています。

例えば、

・筋肉のバランスが悪いから前外側シンスプリントになるというもの。
(そもそも筋肉のバランスって何の事なのでしょう?)

・偏平足やO脚が影響しているというもの。
(何回も書くようですが、偏平足やO脚が原因だとするならば、シンスプリントは永遠に治らないということになります)

・シューズが合っていないから発症するのだというもの。
(では、シューズさえ変えたら治るものなのでしょうか?)

・骨盤がずれているせいなのでしょうか?

このようなあまりにもデタラメなことを堂々と主張しているところがほとんどなのです。

次回もこのテーマを続けます。


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