2008年01月30日

ベンチャー関連イベントのご紹介

2月5日-7日
ベンチャーフェアJAPAN
内容:ベンチャーマッチングイベント
主催: 中小企業基盤整備機構
場所:東京国際フォーラム
http://vfj2008.smrj.go.jp/

2月7日-8日
場所: 慶應義塾大学 三田キャンパス 東館8F
主催: 慶應義塾大学知的資産センター/慶應義塾大学ビジネス・スクール
日本テクノロジー・ベンチャーパートナーズ
http://www.ntvp.com/

2月17日
横浜ビジネスグランプリ
内容:ビジネスプランコンテスト
主催:財団法人横浜企業経営支援
場所:横浜みなとみらい
http://www.danzenyokohama.jp/plan3/ygp2008/index.html

2月20日
国際的視点から大学発バイオベンチャー育成のための
我が国の課題を考える
主催:東京大学産学連携本部、三井ベンチャーズ
場所:東大本郷キャンパス
http://www.ducr.u-tokyo.ac.jp/20080220symposium/index.html

☆おすすめ音楽☆
My Favorite Thing/
John Coltrane
My Favorite ThingはSound of Music(ドレミの歌の映画)に使われた曲で、JRのそうだ京都に行こうのCMにも使われてました。コルトレーンがこの曲をソプラノサックスで演奏しています。

☆おすすめ生活グッズ☆
ダスキンモップ
そんじょそこらの100円モップと吸着力が違います。


muryarya5 at 01:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)ビジネス 

2008年01月15日

[読書日記]生物と無生物のあいだ

福岡伸一先生という青山学院の教授が書かれた本です。

DNAの構造の発見者ワトソン、クリックの物語やPCRの発明者キャリー・マリスの物語、動的平衡に注目した生命観(生命は砂上の楼閣のようなもので、形は保っているけど、その中身はめまぐるしく変化しているんだ、というもの)などが書かれています。分子生物学者の生命観を垣間見ることができる良書だと思います。

元科学者の卵として、この本はとても面白かったのですが、バイオに関係のない一般の人からもこの本が面白かったという感想をよく聞きます。一般の読者からバイオの関係者、はたまた、最前線の科学者まで色んな段階で色んな読み方ができる本だと思います。

ここから少しぶっとびますが、僕から見ると、還元主義と全体論でグラデーションを付けたとき、福岡先生は一般の分子生物学者と比べると一歩引いたところで生命を見てるように感じられます。生命は科学の言葉で記述できるというラインは譲らずとも、これまで分子生物学者が日常的に行ってきた遺伝子のノックアウト実験(テレビの裏の配線を一つずつ切って、これが音に関係しているのかー、これがカラーに関係しているのかーというアプローチ)で分かる以上のことが生命には隠されてるよねー、これからの生物学はそっちの方向に行くべきだよねーというメッセージに受け取れるのです。これは深読みでしょうか。皆さんはどう思われるでしょう。

muryarya5 at 04:58|PermalinkComments(1)TrackBack(0)生物学 | 読書・映画・音楽

[読書日記]SaaSで激変するソフトウェア・ビジネス

ご無沙汰しています。
こちらは社会人、元気にやっております!

最近面白い本を読んだのでご紹介します。

SaaS (Software as a Service)

WindowsのOfficeはソフトを購入してライセンスを「所有」するが、Googleの追加メニューにあるDocs & Spreadsheetsのようにソフトを購入しなくても、Web上のサービスとして「利用」できるソフトウェアのこと。

「所有」から「利用」というのがポイント。例えば、住宅も、自分で家買わなくても、賃貸で住める、といったような。あと、レンタカーとか。

SaaSの一番のメリットは、自社サーバーや管理スタッフの維持費の削減でしょうか。SaaSが可能になった背景には、ブロードバンドが整備されたこと、Googleマップのようなユーザーインターフェースの向上(Ajax(エイジャックス)という技術に基づく)、企業のコア業務への資源集中などが挙げられます。最近では、日本郵政公社が導入する45,000人規模の顧客情報管理システムにセールスフォース・ドットコムのSaaSが採用されてます。

そんなSaaSのことが、「SaaSで激変するソフトウェア・ビジネス」という本によーく書かれています。おすすめです。著者は城田真琴さんで、野村総研のアナリストです。



muryarya5 at 03:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)ビジネス | 読書・映画・音楽

2007年07月01日

備忘録

社会人になってから三ヶ月が経ちました〜。
そんなこんなで元気にやっとります!

3月16日金 初出社。
3月19日月 初の外交。低分子薬ベンチャー。
3月23日金 1週目にして、腹痛が襲い、就業時間中に病院へ駆け込む。
3月24日土 ラボのメンバーに送別会をしてもらう。横浜。
3月28日水 初の出張。名古屋、大阪、神戸へ。株主総会に参加。三宮でおいしいスペイン料理を食べる。線路近く。飲み屋街の二階。重い扉。
3月31日土 富山の祖父母の家へ。
4月6日金 父が泊まりに来る。芝松で飲む。銭湯に行く。翌日表参道のマルシェドメトロへ。
4月7日土 けいすけ・みゆ結婚式☆一次会披露宴雅叙園、二次会パーティー、三次会和民、四次会カラオケ、五次会博多濃麻呂、黒田が泊まりに来る。翌日高津の中華。
4月8日日 図書館へ。簿記の勉強。桜吹雪。
4月13日金 小樽の祖父母の家へ。
4月19日木 横浜で株主総会。一人で外交をはじめる。
4月21日土 青葉台で髪を切る。ラボへ。SMIPS乃木坂。武田常務取締役の秋元様の講演を聴く。ラボの先輩と飲む at 恵比寿今井屋茶寮。Tictakと六本木のBrasilianなクラブへ。翌日自由が丘のインドレストランへ。
4月25日水 初の社内プレゼン。ほぼ二徹で準備するも、無残に散る。そのまま博多出張。屋台で飲む。ラーメンうま。
4月28日土 両親をミッドタウン、国立新美術館へ案内。場違い覚悟で、ミッドタウンに入っているサロンバーYOLに行ったところ、一杯で3000円取られる。水でもお金取られたっぽい。
5月1日火 岐阜へ出張。せっかく10年ぶりくらいで来たのに、岐阜城をタクシーから眺めたっきり。長良川の鵜飼はもう少し後。
5月2日水 ラボの同期と飲む。青葉台。きき幹事で地ビール厨房COPA→居酒屋。
5月3日木 BBQ at 二子新地。新宿彩食屋隠居邸。日本国際賞ボランティアのメンバーと。
5月5日土 実家へ。
5月7日月 仕事でデザイン系の有名人に会う。
5月12日土 タイフード。原宿で買い物。サイエンスクラブ at 新宿。福、ゆーり、Tictacとてっちゃん手羽先。
5月13日日 tictacと神田祭。
5月15日火 仕事で大岡山母校へ。
5月19日土 実家へ。
5月20日日 青葉台からバスで若葉台団地へ。駒場チューターと。渋谷の銀座ライオン。
5月26日27日土日 三浦市卓球大会!マホロバマインズホテル別館に泊まる。部屋が広い!海が近い!飯がうまい!なかなかでした。卓球は0勝。ストレス溜まるなぁ。
6月2日土 ラボへ。大和天狗!
6月8日金 実家へ。
6月9日土 携帯を買う。
6月10日日 日商簿記検定。散る。国王、もっこりと池袋中華。客がほとんど中国人。すごい。
6月11日月 仕事帰り定食屋でラボの先輩にばったり。
6月12日火 渋谷の井の頭線の近くの居酒屋へ。
6月16日土 ベンチャーキャピタルをアカデミックに研究している先生のゼミ会になぜか参加。
6月17日日 父母と銀座。スーツを買う。えんで食べる。父セレクション。なかなか良かった。
6月20日水22日金 BioExpoへ。
6月23日土 駒場チューターと飲み。ボーリング大会。10回中8回でストライクかスペア、走った!代々木上原mujina→Designer's Cafe→駒場留学生会館→多摩川で石を投げる→よっち泊まり→すし屋へ
6月25日月 高校の先輩と吉祥寺の基地バーへ。
6月26日火 目黒のインドカレー屋。うまかった。東工大のソーシャルベンチャーを研究されている先生に会う。
6月29日金 歓送迎会。外苑前光石。プレゼン作ったり、記念品買ったり、おおわらわ。買出し、挨拶のつめが甘かったなぁ。今後に。
6月30日土 Covisでランチ。ヒルズのルコルビジェ展。分かりづらい。ミッドタウン2121のチョコレート。分かりやすい。御成門近く芝park hotelで会食。tateru yoshino。ボルドーワインなんてものを初めて見ました。Jiggers Barへ。


muryarya5 at 11:33|PermalinkComments(2)TrackBack(0)遊び 

2007年05月22日

祖父の思い出

「剛」という名前は「Go Go」とおじいちゃんがつけてくれました。

小さい頃一緒にラジオ体操に行きました。
坂の上から小樽湾に昇る朝日を眺めました。
坂の脇に生えている木苺を食べました。
ラジオ体操から帰る途中で、かまぼこをつまみ食いしました。

天狗山を一緒に降りてきました。

お経を一緒にあげました。
僕がお経をあげるととても喜んでくれました。

一緒にお茶の配達に行きました。
お茶屋にはお茶のにおいが漂ってました。
秤やお茶をパックする機械がありました。
小樽に帰ったときまずお茶屋に寄ると、
お菓子とお茶を出してくれました。
お茶屋では5時くらいから、
酒盛りがはじまって、
相撲や野球を見ていました。

歌が大好きで、よく家族演奏会をしました。
バイオリンを弾くと喜んでくれました。
からたちの花、ロンドンデリーをよく歌ってくれました。
カラオケにも一緒に行きました。
花園町のパブにも行きました。

おばあちゃんと一緒に新南樽市場に買い物に行きました。

おばあちゃんと一緒にオタモイ周遊をしました。

小樽倉庫No.1でライブを聞きました。

入船市場のざんぎが好きでした。

中国語が好きで、横浜中華街では定員さんに話しかけてました。

神仏湯に一緒に行きました。
雪の中も一緒に行きました。

車はゴムのにおいがしました。

仏教の勉強が好きで、よくレポートを送ってくれました。
信楽先生からの手紙を誇らしげに見せてくれました。

小樽に行くと、いつも決まって駅まで迎えに来てくれました。
小樽を出発するときは、いつも駅の鐘を鳴らしてくれました。



多分ね、当たり前のことがすごいこと。
きっとそうなんだ。

祖父がいなけりゃ、母もいない、僕もいない。
祖父がいない小樽はなんか違うね。
小樽という言葉がしっくりこない。

muryarya5 at 02:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)思ったこと 

2007年04月18日

大学と社会の違い

アカデミアとビジネスで価値観が違うなーと思うのは、
アカデミアでは価値は生まれていく一方だけど、
ビジネスでは自分の利益が必ずしも価値にはつながらず、
他人の利益を食わざるをえないケースがままあること。
ビジネスの大部分はzero-sum game。
けどそんなパイの奪い合いの果てに、
ひょんな拍子に価値が生まれてくるんですね。
相手を出し抜いて自分が勝ちたいだけ、
本当はそれしか考えてないけど、
よりよいものを生み出してたりする。
そんなのが資本主義の不思議なとこであります。

もうひとつは人間関係。
アカデミアでは「敵」ってのはめったにいないわけで、
先生方は持ってる情報を積極的にあちこちでプレゼンして回ったり、
実験方法を教えてもらいたいと言えば、
進んで学生を割り当ててくれたりするわけですが、
ビジネスの世界では、無償な人間関係は
たとえあってもごくわずかで、
基本的にはギブ&テイクな関係にあります。
これはつまり相手にとって利益、特に金銭的な利益がなければ
付き合ってもらえないんですね。
当たり前っちゃ当たり前ですが、
プライベートとの人間関係とは違うなぁとつくづく思います。
相手といれるだけで満足、てのとはだいぶ違います。

これに関して、
ビジネスとプライベートの人間関係をごっちゃにするのは、
かなり恐いなーと感じます。
というか、もう一つ失敗やらかしました、笑。
5年くらい音信不通だった方になれなれしく情報収集にいったら、
ビジネスライクにぴしゃっと切られてしまいました。

本当は自分の周りにバイオやビジネスに詳しい人が多くいて、
自分はそんな友人に恵まれててラッキーとか思ってたのですが、
十分注意せなあかんなぁと思いました。

もう一つ新鮮な驚きは、知識労働は必ずしも
アカデミックに限定されないなーということです。
これも当たり前っちゃ当たり前なんですが、汗。
今の仕事は勉強してレポートするといった感じで。
やってるのは大学時代とそうそう変わらないかなーと。
ただ、扱う情報の種類が違いますよね。
アカデミックで扱うのは普遍的な知識。
ビジネスで扱うのは他の人には話せない知識がほとんど。
けどまぁよくこれだけ世の中一般には公開されない情報があるものだと、
感心します。
今までは本や新聞や論文になったものが僕の知識の範囲でした。
ただ世の中に公開されない、
もしくは、世の中に必要とされない情報を扱うのは、
それだけやってたらアカデミックに比べむなしいかもしれません。
けどビジネスでは、情報を生み出すところではなく、
それが行動に結びつき、
社会に影響を与えるところに喜びを見出すんでしょうね。

そんなこんなです。

ところで、最後にセミナーのご案内です。
今週土曜4月21日に第80回知的財産マネジメント研究会に参加する予定です。
武田薬品の取締役によるセミナーがあります。
興味、時間ある人ぜひご一緒しましょ。
予約不要、参加無料で、場所は乃木坂の政策研究大学院大学です。
詳細はこちら。
http://www.smips.jp/#

あと遠く先のことになりますが、
8月3日(Fri)-5日(Sun)にある生化学若い研究者の会に参加したいなーと思ってます。
http://www.seikawakate.org/content/view/86/118/
これはきっと僕の予想では泊りがけの飲み会です、笑。
こっちももし良かったらご一緒しましょ。

muryarya5 at 23:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年03月24日

雑感

最近気になること

科学技術の進歩でこれだけ生産性が上がってるのに、なんで労働時間が減らないんだろう。ケインズは、21世紀の初頭には私たちは週15時間程度働けばすむようになる、と予言したそうです。
(参考: 働くということ、ロナルド・ドーア)

けど、労働時間は減らない。特に日本ではみながんがん働いてる。

この矛盾の答えとして考えられるのは、社会がそれだけ成熟したということ。現代は、ケインズの時代よりもより多くのサービスが行われている。それらを回すには、労働力が必要。社会の進歩の速度を遅めれば、もうちょっと労働時間が減らせるかもしれません。

一方、個人のレベルでは、積極的に仕事をする人たちがいる。人間はいとも簡単に仕事によって人格が変わってしまう。2, 3年土日もなし、友達との息抜きもなしに働いたら、過去の人格との連続性が失われて、完璧な会社人間ができあがってしまう。僕も例外ではありませんでした。適応能力があだになる。場と個人。場は多かれ少なかれ人格形成に影響を与えるでしょう。特に、当人が一生懸命なら。

ここで問題なのは、自分対自分、自分対家族、自分対友人、自分対上司、自分対会社、自分対社会、と与えられる様々な場において、自己の統一が図られるか、ということだと思います。ここで、一対一の場とうじゃうじゃと人がいる社会の乖離が現代ではとても大きいと思います。分業が進んだために、それぞれの場で与えられる自己が離れてしまう。ここでの解決策は、場のすり合わせをするか、絶対的矛盾を抱えた存在になるか。

僕は科学者を目指してました。けど、科学者としての場に適応することが、世間一般の社会に適応することと重ならないように感じました。これは科学の場に問題があるかもしれないし、社会に問題があるのかもしれません。日本に科学を根付かせるなら、このすり合わせが肝だと思います。それか、せめて絶対的矛盾を抱えられるだけの余裕を与えてください。

雑な文章でした〜。読んでもらえて感謝します☆

muryarya5 at 10:34|PermalinkComments(2)TrackBack(0)ロンドン 

2007年03月14日

IREIIMS 統合医科学人材育成コース

東京女子医科大学 国際統合医科学インスティテュート

http://www.twmu.ac.jp/IREIIMS/ikusei/index.html

東京女子医大で開かれている統合的に医科学を学ぶコースです。

2月末が締め切りですが、まだ申し込めるでしょうか。

KSPに遊びに行ったときに訪問した研究室の先生が紹介してくださいました。

muryarya5 at 23:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)バイオ・メディカル 

2007年03月08日

池内了・私のエネルギー論

ども、復活しました。今月からバイオと金融の接点にある仕事をします。みなさんにはご心配をおかけしました。今後ともご指導ご鞭撻どうぞよろしくお願いいたします。

さて、生物ネタです。池内了・私のエネルギー論によると、

生物の分類    エネルギー消費量

原生生物
変温動物  x10
恒温動物 x100
恒環境動物 = ヒト x1000

てな関係が見て取れるらしいです。 ヒト = 恒環境動物という言い方が面白いなーと。

muryarya5 at 22:54|PermalinkComments(3)TrackBack(0)生物学 

2006年10月02日

ただいま!

5a0884e4.jpg先週ロンドンから戻ってきました。今週から気持ち新たに大学があるすずかけ台での生活の始まりです。

留学中はご心配おかけしました。留学の経験を大切にして、一歩一歩進んできます。今後ともよろしくお願いします!

写真はロンドン滞在中に訪れたミュンヘンの南の町フュッセンにあるノインシュバンシュタイン城です。緑の中にところどころ黄色のひまわりや菜の花が見える平野を進むと、アルプスの山々が見えてきて、その端の風光明媚な場所に城が立っています。城見て良し、城の周りの風景を見て良しの素晴らしいところです。



muryarya5 at 13:49|PermalinkComments(4)TrackBack(0)ロンドン 

2006年08月31日

五感に栄養を -1-

まず、なんといっても、味覚です。

日本は、朝コンビニ、昼弁当、夜学食、で、まぁ文句はいいつつも、それなりにやってきたわけですが、、、
海外で、夜一人でレストランに行き、誰もいないラボに戻る。これはジャブのように効いてきます。朝はサンドイッチ、昼の学食もハムにゆでただけの野菜みたいな料理ばっかです。

というわけで、朝夜自炊、昼サンドイッチという生活に切り替えました。自炊をはじめるきっかけを与えてくれたのは、東工大からの留学生Toshiです。













僕が落ち込んでいるときに、ハンバーグ・イタリアンソース・チーズ乗せ、サラダ、じゃがいもとマッシュルームの炒め物、パイナップルを作ってくれました。

「たまねぎのみじん切りってこうやるんだ」、「野菜ってドレッシングをかけて食べるんだ」、「パンって焼くとこんなおいしいんだ」、「パイナップルは頭から食べるんだ」といろんなことに感動しましたが、何より刺激になったのは、異国の地で近所にあるスーパーの安い食材から、これだけのディナーを揃えてしまうToshiという若者がいるということでした。

さっそく、料理用具を買い集め、自炊に挑戦。野菜の量のバランスが悪かったり、きり方がまずくて火が通ってなかったり、キムチうどんを作ったら辛くて食べれなかったり、といろいろトラブルはありますが、食材も無駄にせずにやっています。

買い物は寮から歩いて一分のところにあるコンビニちっくなスーパーでしています。こっちは牛乳、ヨーグルト、チーズといった乳製品が安いです。主食は、パンかパスタ。レタス、きゅうり、トマトのサラダを毎日食べてます。夜は、ハンバーグ、ステーキ、豚の骨付き肉などを焼いて、胃がもたれるほど食べてます。

典型的な朝食




Toshiのレシピの復習で作ったハンバーグ




ステーキ、おいしそうでしょ〜




留学成功の秘訣1
「料理が上手なパートナー」が理想ですが、相手が風邪ひいたり、はたまたけんかしたり、そもそもそんな相手がいないときのために、
「食べたいものを作れる料理の腕」
を身に付けてから旅立ちましょう。


muryarya5 at 09:14|PermalinkComments(7)TrackBack(0)ロンドン 

2006年08月30日

アポトーシス

生物系のおすすめビデオクリップを紹介します。細胞が縮んだ後に、赤と青のわっかが見えるところが、都市の再生に近いかもって話を留学中のAKiとしました。ちなみにクリップは、もともと「細胞の分子生物学」というバイオ系のバイブル教科書に収録されているものです。

アポトーシス

以下解説:

apoptosis(アポトーシス)という現象があるんだけど、細胞って死ぬとき二通りの死に方があって、外からの刺激で破裂するように壊れる場合と、自らコントロールして自滅する場合があるのね。アポトーシスってのは後者を指す言葉で、前者が破裂して中身を撒き散らすのに対して、別の細胞が中身を回収しやすいように、くしゅっとまとまって死んでいくんだ。身近な例では、赤ちゃんの手が出来上がるときって、丸いまんじゅうみたいのが先にあって、そこから指と指の間の細胞がアポトーシスで死ぬことで空間ができて、指のある手ができあがる。

-00:21 細胞が縮むことの説明
-00:31 アポトーシスで起きる三つの特徴的な現象
-00:55 シトクロムCというたんぱく質の放出
-01:35 フォスファチジルセリンという脂質の表面露出
-01:50 細胞膜が壊れて穴があく DNAとくっつく物質を加えると細胞の中に入っていってDNAにくっつく
-終わり  シトクロムC, フォスファチジルセリン, DNAとくっつく物質を見れるようにして、同時に観察した。



muryarya5 at 08:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)生物学 

2006年08月21日

ウツ?!

更新がだいぶ滞りましたが、こっちに来てとんでもないホームシックorウツにかかりました。

どれだけひどいかと言うと、
三週間論文がまったく読めなくなり、
父母に長電話をかけて甘えたり、
ラボの人に帰国を考えていることを相談したり、
アニメNANAのファイルをBing君から借りて12話をいっきに見たり、
ってな感じです。

ウツの間のテーマソングは、
カゼノトオリミチ
でした。すっぽり感情移入しました。日常に疲れて旅に出る。その旅の前後での感情の変化を歌った曲です。今になって考えると、ホームシックを助長する危険な曲だったかもしれません。

ウツになった直接の引き金は、こっちでの実験の失敗とそれに伴う時間的空白です。ただ、それが長引いたのは、楽観的で調子がいいあまり現実的な部分を何も押さえてない自分にほとほと嫌気がさしたからだと思います。

常識がない、
実験でドジをする、
料理ができない、
優柔不断、
合わせようとして流される、
そのくせ独りよがり、
英語が不自由、
好奇心が薄い、
弱い、

とほとほと情けなくなり、すべてをネガティブに考えるようになってしまいました。

立ち直った一言は、父からもらった「自分をだめだと言えるほどお前はえらいのか」。この三週間の間支えてくれた人たち、Fortuneに誘ってくれたBing君、手作りハンバーグを作ってくれたToshi、両親に感謝です。

これからは妄想が暴走しないよう、等身大で生きるよう努力します。

muryarya5 at 01:30|PermalinkComments(8)TrackBack(0)ロンドン 

2006年08月09日

オックスフォード

オックスフォードに行ってきました。とてもいい街で、気に入りました。

これはオックスフォードの街並みです。先頭を歩いているのが、今回の交換留学制度のインペリアル・カレッジ側の担当者であるSmith先生と東工大からの学生トシとアキです。



Smith先生はインペリアル・カレッジで交通計画を教えてらっしゃいますが、今年はサバティカル (教授の休暇制度で、一年くらい別な大学に所属して新しい分野を研究したり、のんびりしたりすることができる) でオックスフォードのSt. John's collegeに所属しており、先生にこのカレッジを案内していただきました。上の写真にあるような人や車が行きかう街の喧騒から、一歩カレッジに足を踏み入れると、そこには学問の園があります。



図書館には3, 400年前の本が収められている棚があり、知が継承されてきた歴史を感じることができます。



Smith先生は、学部生の頃いつもこの図書館に入り浸っていたそうです。


お昼は、旧市街と新市街を隔てる橋を渡り、海鮮料理のレストランに行きました。川ではオックスフォード名物パント (pant) を見れます。



料理は、イカリングとなんちゃらというお米料理を食べました。こっちのお米料理は失望させられることが多かったのですが、これはかなりおいしかったです。



この日は東工大の先生方もオックスフォードにいらっしゃっており、少しお話しをしました。先生方とは二日後にも中華街でお昼を一緒にしました。

オックスフォード大学にはカレッジが約40あります。そのうちの多くは日中、内部を見学することができます。僕はかのシュレディンガー (Erwin Schrödinger: 有名な物理学者です) が所属していたカレッジ、モードレン・カレッジ(Magdalen College)を散策してきました。このカレッジはこれまでに約10人のノーベル賞受賞者を輩出しています。
500年以上前に建てられた回廊 (cloister) と中庭



シュレディンガーが思索にふけったである散歩道の片隅



オックスフォードの建築によく見られる変な顔




他にも写真はあるのですが、もし良かったら、
オックスフォード大学のバーチャルツアーのページを見てみてください。
とてもよくできています。丸印にカーソルを合わせると場所の説明が出てきます。僕はこの地図の右側を回ったのですが、先の回廊の写真は青い四角の真ん中の丸、散歩道はその右の川沿いにある丸、そして、変な顔は青い四角の左側の入り口(entrance)の上にある丸をクリックするとパノラマ写真が出てきます。ズームも移動も自由自在です。ぜひオックスフォード観光気分を味わってください!

最後に、オックスフォードのサイエンスエリアを紹介します。これはオックスフォード遺伝機能センター(Oxford Center for Gene Function)です。



この写真を撮った場所から反対を向くと、そこには、ユニバーシティーパークが広がります。




こちらもバーチャルツアーがあるので、ぜひご覧ください。中央左下の観測所 (observatory) の横の丸から、緑豊かな公園に隣接するオックスフォードの理工系の建物を見ることができます。

この日はとても満月がきれいな夜でした。。。





muryarya5 at 08:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)ロンドン 

2006年08月06日

夕食 at Bing君の家

こっちで隣の研究室にいる中国人留学生Bing君と友達になりました。一緒にスイミングプールに行ったり、おいしい中華レストランを教えてくれたり、湖水地方へのハイキングの仕方を教えてくれたり、とてもやさしくしてくれます。話題は時に、仏教や歴史、アジア人としてのつながりに及んだりします。今日は、彼と彼の友達と中華街に買出しに行き、その後、彼のうちで中華料理をごちそうになりました。


メニューは、牛の尻尾を煮たもの、えびの炒め物、ムール貝みたいな貝、牛肉と野菜の炒め物です。ごはんは、しとしとのお米にかぼちゃとはちみつを加えています。やっぱお米はおいしい。お酒も飲んで、海帯(ハイダヤ)というゲームを教えてもらいました。



本当は自分も料理を用意するはずで、料理がだめな僕でもできるであろう「焼きうどん」のレシピをやっつけでウェブサイトから調べ、一応買い物はしたのですが、時間が遅くなってしまったので結局作りませんでした。こういうときに、ちゃんとした日本の家庭料理を自信を持って提供できるとかっこいいですね〜。自分はだめだめです。
ひとつ衝撃的だったのは、みんなの日本のアニメやドラマ、映画に関する知識が異常に高いこと。古典から、現在放送中のものまで、ほとんどカバーしています。これはひとえにインターネットが普及して、すぐに中国語に翻訳されたものが手に入るからです。女の子の一人は、アニメのコナン君が好きで、登場人物の工藤新一にちなんで、自らを「工藤」と名乗っているほどです。日本のアニメのパワーはすさまじいです。大英博物館でも、インフォメーションブースに日本のギャラリーはどこだと聞きに行ったら、イギリス在住の黒人のお兄ちゃんがアニメについてとうとうと語りだしました。スペイン人もNarutoが大好きでした。ドラゴンボール、NARUTO、ドラえもんあたりの知名度が高いです。アニメが未来の共通の古典になることを夢見たのですが、中国では残念なことに9月からゴールデンタイムに日本のアニメを放送することが禁止されてしまうそうです。

muryarya5 at 22:10|PermalinkComments(2)TrackBack(0)ロンドン 

ロイヤル アルバート ホール

660a93c0.jpg今期三回目のプロムスコンサートに行ってきました。
ちなみに今までに参加したのは、
プロムス9のThomas Zehetmairという指揮者兼バイオリニストによるブラームスのバイオリンコンチェルトと
プロムス21の声楽のコンサート。
今回はプロムス31で、初めてロイヤルアルバートホールのばかでかいオルガンを見て聞いてきました。その写真がこちら。

今回は四階にあるギャラリーと呼ばれるところから見てきました。この場所だとなんとチケットはたったの5ポンド。一食分でコンサートが見れてしまいます。写真の真ん中に広場が見えるの分かりますか?ここはアリーナと呼ばれています。ここはその周りにある特等席より断然ステージに近いのですが、ここもなんと5ポンドで入ることできます。二時間前くらいから並んで、ここの最前列に席を取れば演奏者の目の前です。この場所ではたいていみな立ちながら見ますが、今回はオルガンということもあり、寝転がっている人が多く見えます。ロンドンではこんなリラックスした雰囲気でクラシックを楽しめるのです。

muryarya5 at 09:47|PermalinkComments(2)TrackBack(0)ロンドン 

2006年08月05日

散歩

つい最近発見したのですが、住んでいるところから、歩いて10分でテムズ川で、こんな景色が見れます。



さらに歩いてくと、横から匂いがして、こんな花を見つけました。(どなたか名前をご存知でしたら教えてください。)



さらに行くと、大きな橋。


ここら辺は、ロンドンのビッグベンとかがあるところと比べて2kmくらい上流にあたります。

川辺には、りすもいる、感じのいい公園、Batterseaパークを見つけました。新しいジョギングシューズを買い、



ジョギングをはじめます。


muryarya5 at 18:01|PermalinkComments(2)TrackBack(0)ロンドン 

2006年08月03日

Chiho Aoshima

7f55cbc7.jpg僕の最寄りはGloucester Roadという駅です。この駅でなんと日本人の壁画を見つけました。昔ながらの日本ぽくはないけど、顔が漫画っぽかったり、山やビルが顔を持ったりして、やっぱり日本的な作品です。地下鉄の古ぼけた、色のない雰囲気が、カラフルな絵と対称的で、落ち着きを与えてます。

http://ni.chol.as/2006/07/23/chiho-aoshima-at-gloucester-road-station/

muryarya5 at 05:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)読書・映画・音楽 

2006年07月27日

ロンドン日記2 生活編

5ded92f8.jpgこっちに来て二週間が経ちました。この二週間にあったことと感想をお伝えします。

まず、生活は非常に便利です。コンビニがあちこちあったり、地下鉄やバスで移動したり、ほとんど日本と変わらなく過ごせます。値段の安い店とか品揃えのある店とかが良く分からないのが不便ですが、それはどこの都市に行っても同じかなと思います。食事は、Marks & Spencerという無添加有機栽培を謳ったコンビニで買ったり(£4)、学食で食べたり(£5)、同じ部屋の中国人学生に教えてもらった中華レストラン(£4)に行ったり、サンドイッチショップで買ったり(大きいので朝昼食べれて£3)してます。ちなみに1£=200円くらいです。ただ、学食の値段から分かるように、こっちでは1£=100円くらいに感じられます。最近近くに、£2でおいしくてボリュームのある中華料理を売ってる店を見つけました。果物は日本より充実しており、コンビニにあるチェリーでも安くておいしいです。

寮は、セキュリティーが厳重です。入り口のかぎはカード式で、部屋の鍵は簡単にコピーできないような電子式になっています。入り口は二重の扉になっていて、中には多くのカメラが設置されています。キッチンやトイレ、洗濯が共同なのは留学生会館っぽいです。住んでいる人は、僕の住んでいる棟にはスペイン人が多くいます。彼らは大学二年生で、3ヶ月間英語の勉強のためにこっちで働きます。二、三人は僕よりも日本のアニメについてよく知っています。彼らとは、毎週飲んでます。昨日の土曜日には、彼らに日本酒をご馳走しました。けれど、「強すぎる。甘い」と評判が悪かったです。舌が違うのかもしれません。この日はまず部屋で飲んで、その後、街に繰り出しました。ロンドンのバスは24時間動いているのですが、真夜中にそのバスに乗り込み、他の乗客も巻き込んでスペインの曲の大合唱になります。

大学までは歩いて10分くらいです。インペリアルカレッジの立地はとても良く、後ろにはHyde ParkというニューヨークのセントラルパークみたいなところとRoyal Albert HallというBBCのPromsが行われているコンサートホールがあります。前には、Science MuseumとNatural History Museumという規模の大きなミュージアムがあります。中身の充実ぶりは良く分かりませんが、建物はいかめしく貫禄があります。こっちのミュージアムはほとんどただというのはすごいところです。横には、一般の人への科学的知識の啓蒙を目的にした活動(サイエンス・コミュニケーション呼ばれている)をするDana Centerという施設があり、身近な話題の講演会やディナー・セミナーが開かれています。18日に、sexuallityは「氏か育ちか」をテーマにした討論会があったのですが、席がいっぱいで見に行かれませんでした。討論メンバーには、imperial collegeの教授も混ざっています。大人向けの科学の啓蒙施設は日本では見たことがないので、興味深いところです。21日の金曜はRoyal Albert Hallで行われているBBC Promsというコンサートに参加し、Thomas Zehetmairが率いるNorthern SinfoniaによるBrahmsのviolin concertoを聞いてきました。ticketは立ち見で£5なのですが、なんと、立つ場所がステージと客席の間というとてもいい場所です。一時間くらい前に並んだのですが、ステージまで10メートルくらいの好位置で見ることができました。大学と寮からは他の文化施設も近く、翌日土曜には、地下鉄で5駅目のPiccadelly CircusというところにあるNational Galleryを見てきました。

最後に肝心の研究ですが、Dr. Joannaというポーランド人のおばさんについています。彼女は大学院からUKに来ており、英語がネイティブ並に流暢ですが、自身が英語を勉強した経験があるので、いろいろと言葉を説明してくれて助かります。今は、植物の仲間の細菌を20リットルのガラス瓶で培養しています。この細菌から目的のたんぱく質を精製していきます。これを8サイクルぐらいやるので体力勝負です。細菌の培養液からチラコイド膜を分画し、さらにそこからたんぱく質を精製し、それを使ってたんぱく質の結晶を作ります。光合成の過程で水から酸素が作り出される反応をたんぱく質がどのように触媒しているかを明らかにするのが、この研究の目標です。研究ペースは日本よりのんびりです。土日は休みで、平日も10時くらいから8時くらいな感じです。よく飲む研究室で、先週の水曜木曜は夜6時くらいから、pubに繰り出しました。その後、助手のDr. Jonがとても親切で、ロンドンの中心部、Buckingham Palace, Big Ben, Monument, London Bridge, HMS Belfast, Tower Bridge Lloyd's building, Gerkinを全部見るツアーをしてくれました。

写真は日本から来たMazuma君と一緒に行ったLondon Eyeから撮ったものです。この写真は夜の9時ごろに撮りました。こっちの夏は日がとても長いんです。

muryarya5 at 23:59|PermalinkComments(3)TrackBack(0)生物学 

2006年07月14日

ロンドン日記

786633ce.jpgロンドンに来て四日目になりました。だいぶ緊張が取れてきました。都市部の生活はロンドンも東京も大して変わらないです。物価だけは異常に高く、日本の2-3倍に感じられます。寮はすこぶる快適で、昨日はスペイン人たちの夕食に招かれました。

大学もIDやネットワークへのアクセスをもらい、実験もはじまりました。これから二、三週間かけて、シアノバクテリアという細菌を100リットルくらい培養します。実験も特にカルチャーショックなしに順調に進んでいます。実験をみてくれているDr. Joannaがとても親切で、僕がやるのを横で見ててくれたり、読むべき文献を準備してくれたり、ラボのメンバーやスタッフに紹介してくれたりします。ラボでは、中国人の留学生の友達ができ、明日の金曜にbarに行くことになりました。

写真はテムズ川で、左にLondon Eyeという観覧車、右にBigBenが見えます。こっちは夜9時を過ぎても明るく、夜の7時くらいから出かけても、色々と見て回ることができます。

また報告します。

muryarya5 at 05:44|PermalinkComments(3)TrackBack(0)生物学 

2006年06月27日

日本テレコム見学会感想

[感想]
・平社員、さらには、お客さんでもガラス越しに役員の仕事場を見ることができる透明性にびっくりしました。
・ペーパーストックレスが実現しているのも衝撃的でした。ペーパーストックレス向けのパソコンが今後進化していくのでは、という期待を持ちました。
・スクエアやパークはあっても「ホーム」がない街、プロジェクト単位のチーム編成、社員それぞれが学びを選択する研修制度を見て、個の意識が強く求められる職場だと感じました。


muryarya5 at 14:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)遊び 

日産株主総会

日産の株主総会に行ってきました。

会場は、みなとみらいパシフィコ横浜の国立大ホール。「いらっしゃいませ」という社員の応対に、「自分が株主か〜」と場違いさに口元がゆるむのを我慢しながら、受付へ。周りを見回すと、意外と普通の人が多く、気持ちが落ち着いた。受付を通ると、車やパネルの展示がされており、パネルの向こう側に海が見えた。開始五分前の9時55分に二階にあがり、ホールに入ると会場の2/3が埋まっていた(参加者は1,742名)。はじめに、日産のプロモーションビデオが数分流れた後、ゴーン社長が現れた。監査結果や株主総会を成り立たせるのに必要な株主が集まっていることが報告され、ゴーン社長のスピーチが始まった(内容の詳細は、http://www.nissan-global.com/JP/IR/EVENT/SHAREHOLDER/index.html)。スピーチは英語で、同時通訳用のイヤホンが参加者に配られた。正面のスクリーンには、ゴーン社長の顔やスライドが映し出された。スピーチは10時50分頃まで続き、質疑応答へ。質問に対しては、ゴーン社長や役員が受け答えを行った。ある質問者が「私は日産の社員です。しかし、今は一年間休職しています。パワーハラスメントを受けたと思います。」と言い出したのは、おどろきだったが、途中でやじが入り尻切れとんぼになってしまった。質疑応答は12時半で打ち切られ、その後、別会場で株主懇談会へ。食事は、サンドイッチ、お寿司(ネタは普通)、そぼろ丼、茶そば、やきそばが食べ放題で、会場に少し遅れて入ったら、株主がテーブルに群がっていた。一部の株主は日産の役員と話をしていた。ある役員は「どちらからですか」と尋ねたり、ビールを注いだりして、積極的に株主に話しかけていた。しばらくたってゴーン社長が登場すると、株主たちが二重三重に取り囲み、携帯カメラで写真を撮ろうとしていた。株主といっても一般人と何も変わらず、株主総会が暇人の集まりに見えてきた。日産の株主総会はイベント的な要素が強いかもしれない。

二時間半ステージに立ち続けたゴーン社長のスピーチが光っていました。論理と知識に裏打ちされた自信、真摯な態度、笑顔を見せる余裕などなど、優れた資質を備えた素晴らしいリーダーに見えました。また、ゴーンCEO以外の役員の経営姿勢を問う質問に対して、志賀COOが堂々と答えたのが印象的でした。


muryarya5 at 02:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)遊び 

2006年06月18日

amazlet.com

amazlet.comというサービスを介して、アマゾンのアフィリエートを始めました。アフィリエートとは、アマゾンに対して購入者を紹介すると、売り上げの5%程度をもらえる制度です。今回は、ウェブ進化論でも紹介されていたこのサービスを使って、アフィリエートを始めてみました。amazletは、Naoya Itoさんという賢いプログラマーが開発したシステムで、彼自身アマゾンの売り上げ上位商品を表示するサイトを運営してアマゾンのアフィリエートを行っています。Naoya Itoさんは、オーライリーという権威あるプログラミング関連の出版社から、Blog Hacks ―プロが教えるテクニック&ツール100選という本を出しています。ちなみに、先頭のamazlet.comへのリンクは、僕のアフィリエートサイトになっています。もし良かったらなんかamazonのカートに入れてください!

このシステムを使うと、次のようなことができます。

世の中には、本を紹介する本がたくさん出ています。
ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論
大学新入生に薦める101冊の本
東大教師が新入生にすすめる本
日本文化論の系譜―『武士道』から『「甘え」の構造』まで

例えば、「大学新入生に薦める101冊の本」に挙げられている本を、
001 君たちはどう生きるか
002 西行花伝
003 私の個人主義
004 人間を幸福にしない日本というシステム
005 自由論
006 自分のなかに歴史をよむ新版・図説 種の起源
021 ガリヴァー旅行記
022 鏡の国のアリス
050 部分と全体―私の生涯の偉大な出会いと対話
056 生成文法の企て
058 文明の生態史観
061 生命の誕生と進化
067 モモ
071 偶然と必然―現代生物学の思想的な問いかけ
075 利己的な遺伝子
082 ラッセル幸福論
083 あなたの病気は遺伝かもしれない―命を救う知識と治療法
084 脳死
087 断絶の時代―いま起こっていることの本質
093 沈黙の春
099 笑うカイチュウ―寄生虫博士奮闘記
101 食と農の戦後史
とリスト化したものを作ったら、この本を読んだ読者は重宝して、このリンクからぽんぽんと本を買っていくでしょう。そうするとアフィリエート収入がこのリンクを作った人に入ってきます。

さらには、「引用文献WEB」なんてサイトを立ち上げたら、便利です。それぞれの本のページに、その本が引用している文献をページ数と共にリンク付きで挙げていきます。被引用文献をクリックすると、さらにその文献の引用文献がでてきます。そうすると引用文献の網ができるはずです。誰か作りませんか?アフィリエート収入つきですよ!

あと、今気づきましたが、自分でアフィリエートしたamazlet.comで本を買えば、5%引きになるってことですね。ここまで簡単にできるなら、誰もおいしい餅を他人に分けようとはしないでしょう。他人のページで情報収集して、自分のページで買います。そして、近い将来、みんなが本を5%引きで買えるようになる。ここが案外、再販制度に縛られて値下げ攻勢ができないアマゾンの真の狙いかもしれません。ちゃんちゃん。

muryarya5 at 01:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)遊び 

2006年06月15日

懐かしいもの

先輩に教えてもらったのですが、「半田ラボ」で検索をかけると、昔僕が作ってたページが唯一のヒットになります。
研究室に入りたての頃の文章で懐かしいのと同時に、もうアクセスするアドレスやパスワードをなくしてしまったので、どうしようかと思います。
今回のホームページは積極的に公開したものなので、まぁ残ってもしょうがないですが、人に見せるべきでない文章がなんかの拍子にネットにアップされて世界中のさらし者になり、しかもそれが残り続けるというのは、十分ありえることで、怖さを感じると同時に、注意しないといけないなと思いました。
思ったことをそのまま書いて、人を傷つけない、もしくは、自分が不利益を被らなければ、それに越したことはないですが、そんな世の中が理想郷のように回ってる保証はありません。

http://www006.upp.so-net.ne.jp/murya/index.htm
http://www006.upp.so-net.ne.jp/murya/root.htm
http://www006.upp.so-net.ne.jp/murya/water.htm

muryarya5 at 22:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)遊び 

2006年06月14日

研究開発者入門

「研究開発者入門」や以前紹介した「創造する人になる」の著者、浜田尚夫さんから研究開発名言集をいただきました。いくつか気に入ったものを下に紹介します。

今日でも私は、「何によって憶えられたいか」を自らに問い続けている。これ
は、自らの成長を促す問いである。
P.F.ドラッカー(アメリカの経営学者)

百の事を行なって一つだけが成ったとき、成らなかった九十九に目を向け力を
落とすか、成った一つに目を向け希望を抱ぐか、成功か失敗かの分かれ目がこ
んなところにもある。
松下幸之助(実業家)

重役の七割が賛成するプランは時すでに遅く、七割が反対するプランくらいで
やっと先手がとれる。
松下幸之助

“創造”を依存、模倣よりの単なる“転向”ぐらいに生やさしく考えていたな
らば大変である。創造に向かって終始邁進すれば、年齢と共にその能力が向上
する。これで後進に偉大な教訓を与えられるようになる。ところが、依存はこ
の能力向上を阻害する
加藤与五郎

独創的な研究開発を進めるための鍵の一つは、テイストを磨くことです。テイ
ストとは審美眼とか鑑識眼という意味で、本物を見抜く感性のことです。人間
が個性なり創造性を発揮する上で最も重要な要素になります。つまり、何が重
要なことで、何に着目したらよいかを正しく見極める力、言い替えれば本物(質)
は何かを捉える感性がなくては、独創的な仕事は行い得ないからです。
江崎玲於奈

muryarya5 at 10:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)読書・映画・音楽 

発想のメリーゴーラウンド 和田昭允

和田昭よし 発想のメリーゴーラウンド バイオニクス オーム社
April 2006
「私は自らが世間の目にどう映じているかを知らない。けれども私自身としてはときどき、普通より滑らかな石や美しい貝をみつけて楽しんでいる子供に過ぎないように思われる。しかも、真理の大洋は、まったく発見されずに私の眼前に横たわっている」
美しい貝をみつけて楽しんで
を見つけて何か役に立たないかと考えて
真理の大洋
収益の沃野

自然はそのうち知り尽くされてしまって科学者のやることはなくなる
「サイエンスは森羅万象の知識を取り込んで膨らむゴム風船みたいなもので、中身が増えれば増えるほど未知世界との接触面積が増える、つまり解らないことが増えてくるのです。したがって、研究対象は増えこそすれ、減ることは決してありません。」

June 2006
そこに山があるから
おもしろそうだから よりも
そこにノーベル賞があるから

Nektar Therapeutics
inhale therapeutic systems
insulin
製薬企業はNT社と組むことで既存薬の剤形の変更によって製品寿命を延ばせる

ボーン教授による論文執筆投稿十か条 PDBの開発者

論文を読む 一日二報
自分の研究に客観的になる
いい学術誌ほど客観的
英語で論文を書く
リジェクトに慣れる
グッドサイエンスの条件を忘れない テーマの斬新さ 文献の網羅 データと分析 読者の思考を刺激するディスカッション
研究テーマを決めたその日から論文を書き始める
自分の専門分野で、できるだけ早く学術誌のレビューワーになる
どの学術誌へ投稿するかを早いうちに決める
量より質

March 2006

先進的になるには判断力と勇気がいる

巨大進化が本当に変異と淘汰だけで説明できるのだろうか

タンパク質と機能的に相互作用するncRNAが有用・不要な遺伝子を判断し、ゲノムDNAとの相補的結合を通して、効率化に向けて遺伝子群の取捨選択を制御するのではないか


上田良二 (名古屋大学)
たいていの日本人は、研究は知力でするものと思っている。これは、日本人の多くが、現存学理の射程の中で基礎演習的な仕事をしているからである。その範囲なら知能指数が高いほど射程が長く、良い仕事ができる。しかし、本当の研究は必ずしも現存学理の延長だけでない。むしろ、その外に踏み出すところに基礎研究の本質がある。
日本の研究が知力万能、教育が知育偏重なのは、後進性のゆえであろう。先進的になれば、必然的に判断力や勇気が重視されるようになるはずである。



muryarya5 at 10:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)読書・映画・音楽 

N響アワー

日曜のN響アワー「池辺晋一郎の音楽百科 〜日本の響きを求めて」を見ました。

音楽の世界にも、日本もしくはアジアという個性の模索さらには表現に取り組んだ芸術家がいます。

矢代秋雄の「ピアノ協奏曲」を弾く中村紘子はすごかったです。

N響アワー

muryarya5 at 01:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)読書・映画・音楽 

2006年06月07日

Visited countries

muryarya5 at 14:23|PermalinkComments(3)TrackBack(0)遊び 

里見先生ライブ

六本木のサテンドールで里見紀子先生のライブを聞いてきました。

曲目は、
1. Star Dust
2. Toku's song from his latest album
3. Golden Ladies
4. Miles Davis Tutu
5. Dolphin Answer Harbie Hancock
6. Chicken - Jaco Pastorius (Weather Report)による16 bar bluesらしいです。Tetsuさん、情報ありがとうございます!
7. Mercy Mercy Mercy

muryarya5 at 14:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)読書・映画・音楽 

2006年06月05日

ブッダの夢

河合隼雄と中沢新一の対談集です。「宗教と科学は対立しない」は、日本人的死生観と分子生物学の話とパラレルにあると思います。より深い母性は科学の細分化・複雑化に表れているというのは、短絡的でしょうか?「絶対矛盾の包摂」という新しい視点をもらいました。

[読書ノート]
・禅はずっと自力かと思っていたが、
「禅の悟りというのは、卵の中に雛がいるようなもので、雛が、もう孵化しようかというときに、中から黄色い嘴で卵をツンツンツンツンとやるんです。そうすると、その気配を察知した親鳥が、上からツンツンツンって硬い嘴でつついてくれる。その二つのリズムが合体したとき、すっと割れるんだ、悟りと言うのもそうゆうものなんだ、、、」
とあって、なるほど。
・鈴木大拙 「日本的霊性(岩波文庫)」
・生を延長するか死者の目を持つか。死者の目を持つということと死の賛美。
・河合「キリスト教なしで自我の確立なんて、そんなの考えられない」ふーん。
・宮沢賢治
ビヂテリアン大祭
なめとこ山の熊
毒もみのすきな署長さん
土神ときつね
貝の火
春と修羅
銀河鉄道の夜
農民芸術概論

西田幾多郎 絶対矛盾の自己同一
山田耕作 スクリャービン
クォークとジャガー マレイ・ゲルマン

・中沢「、、、矛盾を抱えて生きる人たちのことを包摂-外から包む感覚があって、やっぱり賢治ってちょっと違います。」
河合「そこまで包摂する力があるからユーモアが出てくると思います。」
「で、相当矛盾に耐える力を持ってないとね、生まれてこないです。一筋道の考え方にはユーモアがないですね。」
・中沢「ただ、賢治が観音様の中に読み取った母性というのは、非常に強い父性の声を反響させているもので、、、それは母性を突破して、飛散させる、飛び散らしちゃった母性でしょう。それを飛び散らしちゃうのは父性の声なんだ。それが両方一体になって観音様って呼ばれている、あの母性の先にある超母性。」
「地球という母親の呪縛圏を実際に技術でロケットをつくって、脱出していくことによって、より大きな宇宙空間の母性へ入っていく。この時、父親という科学性は、母親の引力圏を脱出して、母性のもっと根源である宇宙的母性に行く。」
「農業というのは、母性の大地を相手にしながら、それにお父さんの科学の力を注ぎ込むことによって、母性の中に眠っているもっといいものを引き出すんだという考え方が宮沢賢治にあると思いますね。」

muryarya5 at 02:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)読書・映画・音楽