2010年10月30日

第43回 武蔵野アンデパンダン展開催

無事終了しました。
お越しくださった皆様運営に協力してくださった皆様には
心より御礼申し上げます。




場所: 武蔵野市民文化会館 展示室
会期: 2010年12月3日(金)〜7日(火)
時間: 11:00>19:00(最終日は18:00まで)

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山本 良三 「華の季節」 F30
 花の形や色は多様で美しい。しかし、世の中は多くの若者たちが仕事にさえつけないで、旅立ちを前に冷たい風にさらされている。今年は地球温暖化を実感する猛暑も続いた。 
 「華の季節」に人生と人世に華の季節が早く来てほしいとの気持ちをだぶらせて筆をとった。花の咲く季節は自然にやってくるが、社会の春は待っているだけでは訪れない。微力であっても、何か働きかけなければ・・・。



気持ちは若く 武蔵野アンデパンダン展

むさしの美術文化の会代表 久村 進


 今年の夏はことさら暑い日が続きましたが、皆様いかがでしたか。武蔵野アンデパンダン展は今年で四十三回展となります。
 最近は年配者の出品比率が高くなっています。そこには当然、長年にわたって作品制作にかかわって来た、つまりベテランの人たちが居て、充実した展覧会の一要素となっています。しかしこのことは高齢化社会の一端を示しているのかも知れません。武蔵野アンデパンダン展が始まった1966年に二十代、三十代の人たちも、現在は六十代、七十代あるいは八十代になっています。それより若い人たちの参加もありますが、続けるためにはもっと多くの人たちが必要です。
 アンデパンダンとはフランス語で自立、独立などを意味します。そしてその名を冠した展覧会は、無賞、無審査、経験は問わずという形式になっています。この展覧会の最初は1884年にパリで始まりました。官製サロン展に落選した画家たちによって開催され、一定の主義主張や権威に偏らない自由な空気の中で、多くの才能ある美術家が輩出し、また参加しました。アンリ・ルソー、スーラ、シニャック、ピカソ、マチス、ドラン、モディリアーニなど枚挙にいとまがありません。
 前出に年配者について書きましたが、美術の内容にとって年齢の老若は関係ありません。美術を創造する者は常に若い気持ちを持ちたいものです。私たちもアンデパンダン展の崇高な精神に立って、この武蔵野アンデパンダン展をより良い展覧会にして行きたいと思っています。新しい若い気持ちの皆様のご参加を期待しております。

自由出品 無審査制
絵画・彫刻・写真・工芸・版画・切り絵・CG・水墨
搬入: 12月2日(木) 10:00〜15:00
出品料: ¥7,000


主催: むさしの美術文化の会
運営: 第43回武蔵野アンデパンダン展準備会
後援: 武蔵野市教育委員会
協賛: 武蔵野市商店会連合会,週刊きちじょうじ
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JR 三鷹駅北口から
・ 徒歩 約13分
・ バス 市民文化会館入口下車 徒歩3分

JR 吉祥寺駅北口から
・ バス 市民文化会館前下車



musashino_anpan at 10:43│Comments(0) 武蔵野アンデパンダン展 

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