2019年11月17日

第52回 武蔵野アンデパンダン展開催

公募展 無審査
場所: 武蔵野市民文化会館 展示室
会期: 2018年12月6日(金)〜10日(火)
時間: 11:00>18:30(最終日は18:00まで)
   入場無料
合評会: 12月7日(土)15:00〜17:00

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新しくて良いものは自由な空気の中で生まれる

むさしの美術文化の会代表 久村 進


 武蔵野アンデパンダン展に出品し、又はむさしの美術文化研究所で学び、その後中央の美術界で活躍している人たちは少なくありません。具体的には日本アンデパンダン展であり、春陽会、主体美術、新協美術、自由美術、行動美術、平和美術などの公募展であり、個展やグループ展など。もちろん武蔵野に残り、武蔵野アンデパンダン展やむさしの美術文化研究所を支えている人たちもいます。
 アンデパンダン展とは何か。語そのものは仏語で独立という意味ですが、展がつくと展覧会の形式になります。無審査、無賞、自由出品制というものです。十九世紀の終わり頃パリで始まり、今も続いています(サロン デ ザンデパンダン)。アンリー・ルソー、ピカソ、マチス、モディリアーニ、スーラなど多くのすぐれた美術家が排出されました。
 落選の心配が無いので出展の規定に沿うかぎりどんな作品でも展示されます。賞が無いので差別の心配はありません。どんな許可も必要ないので出品は自由です。このように制約のない展覧会ですので自由な気持ちで出品できます。自由な空気の中には新しくて良いものが生まれる土壌があります。
 武蔵野アンデパンダン展は皆様のご協力のおかげで今回で五十二回展を迎えます。五十二回も続いているということ、それと、だれでもが出せる展覧会にしてはレベルが高い、という評価、そして出身者の他団体での活躍など、これらもまたこの自由な空気のおかげであるにちがいありません。
 これからもよろしくお願い致します。

作品公募 自由出品 無審査制
絵画・彫刻・写真・工芸・版画・切り絵・CG・水墨・書
搬入: 12月5日(木) 10:00〜15:00
出品料: ¥6,000

出品を希望される方は搬入日に会場へ。
お問い合わせは本欄下、コメント欄にお書き込みください。

主催: むさしの美術文化の会
運営: 第52回武蔵野アンデパンダン展準備会
後援: 武蔵野市教育委員会
協賛: 武蔵野市商店会連合会
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JR 三鷹駅北口から
・ 徒歩 約13分
・ バス 市民文化会館入口下車 徒歩3分

JR 吉祥寺駅北口から
・ バス 市民文化会館前下車  

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2018年11月14日

第51回 武蔵野アンデパンダン展開催

公募展 無審査

場所: 武蔵野市民文化会館 展示室
会期: 2018年12月14日(金)〜18日(火)
時間: 11:00>18:30(最終日は18:00まで)
   入場無料
合評会: 12月15日(土)15:00〜17:00


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第五十一回展・さらに未来の地平へ

むさしの美術文化の会代表 久村 進


 第五十一回武蔵野アンデパンダン展の準備が始まりました。一九六六年に第一回展を行いましたので五十二年目です。ゆうに五十年は過ぎています。
 五十年といえば今年は明治維新からかぞえて百五十年だそうです。武蔵野アンデパンダン展の開催年数はその三分の一を占めることになります。そう考えると江戸時代は意外と近い存在に思えます。
 私の小学一年生の頃八十歳以上の人は皆さん江戸期の生まれでした。家の前のおじいさんは「文久」の生まれとか言ってました。そうすると八十四歳前後、当時としてはほんとうにめずらしい長寿の人でした。縁側にぼーっと座っておられたのを思い出します。
 なぜこんなことを書くかといいますとアンデパンダン展の将来に思いを馳せるからです。五十年、百年単位で考えて見ました。
 五十年後、百年後のアンデパンダン展はどうなっているか、世の中は平和であるか、だれもが自由に出品できるアンデパンダン展の形式は引き継がれているか、自主独立を意味するアンデパンダンの名称はどうか。どんな人たちが中心でやっているか、などなど思いをめぐらすだけでも楽しいではありませんか。
 しかしとりあえず今回の五十一回展の成功について考えることが必要でしょうね。よろしくお願い致します。


作品公募 自由出品 無審査制
絵画・彫刻・写真・工芸・版画・切り絵・CG・水墨・書
搬入: 12月13日(木) 10:00〜15:00
出品料: ¥6,000

出品を希望される方は搬入日に会場へ。
お問い合わせは本欄下、コメント欄にお書き込みください。

主催: むさしの美術文化の会
運営: 第51回武蔵野アンデパンダン展準備会
後援: 武蔵野市教育委員会
協賛: 武蔵野市商店会連合会
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JR 三鷹駅北口から
・ 徒歩 約13分
・ バス 市民文化会館入口下車 徒歩3分

JR 吉祥寺駅北口から
・ バス 市民文化会館前下車  
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2017年11月09日

第50回 武蔵野アンデパンダン展開催

公募展 無審査

場所: 武蔵野市民文化会館 展示室
会期: 2017年12月22日(金)〜26日(火)
時間: 11:00>18:30(最終日は18:00まで) 入場無料
  合評会: 12月23日(土)15:00〜

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武蔵野アンデパンダン展が50回目に到達!
五十周年は間近か

むさしの美術文化の会代表 久村 進


武蔵野アンデパンダン展が50回目を迎えます。
50年ではなく50回目です。年数でいえば、1966年に始めたので51周年です。くい違うのは、途中2年、2回にわたり会場が取れず、中止したためです。
アンデパンダンとはフランス語で「独立」という意味です。1884年のパリで、官展の古い意識と体制に反発して、無償、無審査、自由出品を建前とするアンデパンダン展の第一回展が開催されました。より自由な体制から今日に知られる画家たちが輩出しました。アンリー・ルソー、スーラ、シニャック、ピカソ、マチス、ドラン、モディリアーニなどです。

アンデパンダン展は日本にも影響を与えています。独立美術、自由美術、主体美術などの展覧会名に表現されていたり、ご存知のとおりアンデパンダン展そのものも各地で開催されています。その一つ、東京の一角で行われている我らの武蔵野アンデパンダン展は、遂に50回目に到達しました。この50回(51年間)の間に、私たちは、美術研究所を開設して創作の場を用意し、写生会や講演会を行って、技術の向上と内面の充実を計ると共に、作品発表の環境の整備にも勤めました。武蔵野公会堂の展示用パネルの設置(1968年)などの請願運動を行い成功させました。これらのことを通じて多くの美術家が育ち、中央の美術界で活躍する人、武蔵野でさらに続ける人などで美術文化の土壌を培って来ました。これもアンデパンダン展に参加する人はもとより、それを支える方々や団体のご協力もあってのものです。私たちは武蔵野アンデパンダン展が50回を越えてさらに続くことを願っております。


作品公募 自由出品 無審査制
絵画・彫刻・写真・工芸・版画・切り絵・CG・水墨・書
搬入: 12月21日(木) 10:00〜15:00
出品料: ¥6,000

出品を希望される方は搬入日に会場へ。
お問い合わせは本欄下、コメント欄にお書き込みください。

主催: むさしの美術文化の会
運営: 第50回武蔵野アンデパンダン展準備会
後援: 武蔵野市教育委員会
協賛: 武蔵野市商店会連合会
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JR 三鷹駅北口から
・ 徒歩 約13分
・ バス 市民文化会館入口下車 徒歩3分

JR 吉祥寺駅北口から
・ バス 市民文化会館前下車  
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2016年10月18日

第49回 武蔵野アンデパンダン展開催

無事終了しました。
お越しくださった皆様、運営に協力してくださった皆様には
心より御礼申し上げます。






公募展 無審査

場所: 三鷹市美術ギャラリー
    (JR 三鷹駅南口駅前『コラル』5階)

会期: 2016年12月7日(水)〜11日(日)

時間: 11:00>18:30(最終日は17:00まで) 入場無料
    合評会: 12月10日(土)15:00〜

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今年の武蔵野アンデパンダン展は
三鷹市美術ギャラリーで開催されます

むさしの美術文化の会代表 久村 進


 今年の第49回武蔵野アンデパンダン展は、12月7日〜11日三鷹駅南口の三鷹市美術ギャラリー(コラル内)で開催します。
 今年はいつも会場にしている武蔵野市民文化会館が、改修工事中のため使うことができません。そこで他の会場を探したところ、たまたま偶然に三鷹市美術ギャラリーがこの期間、空いていたわけです。
 武蔵野アンデパンダン展が武蔵野市以外の地で開催するのは、1966年の第1階展以来、この五十年ではじめてのことです。今まで開催してきた会場は三つです。最初は、吉祥寺にある武蔵野公会堂の六つの会議室(第1回展〜6回展)、次はやはり吉祥寺にあった武蔵野市F・Fビル多目的ホール(7〜20回展)、その次は武蔵野市民文化会館多目的ホール(21〜48回展)でした。というようにこれまで会議室や多目的ホールだったのが、今回は美術専門の会場となるわけで、どんな具合になるか楽しみです。ただ会場(壁)の広さが三割近く狭くなるので、作品の大きさや点数が制限されるのが残念です。
 武蔵野アンデパンダン展は今年で50周年です。49回展というのは途中2回にわたり開催できなかったからです。(1989年と90年)。来年は51周年の50回展ということになります。この50年いろいろありましたが、三鷹市美術ギャラリーでの開催がまた一つの歴史となり、当展の厚みとなるものと思います。
 アンデパンダンという語はフランス語で「独立」を意味します。そこからアンデパンダン展は他からの圧力に屈せず、自主、自立、自由の精神をもって美術家自身の手によって行われます。そしてその具体化として一般公募、自由出品、無審査、無賞という展覧会の形式になっており、作品は平等に扱われます。しかし理想を言っただけでは展覧会は成り立ちません。多くの作品の出品があり、準備、設営などがスムーズに進むような皆様のご協力があってこそ成功するものと思います。ご参加よろしくお願いいたします。


作品公募 自由出品 無審査制
絵画・彫刻・写真・工芸・版画・切り絵・CG・水墨・書
搬入: 12月6日(火) 10:00〜15:00
出品料: ¥6,000

出品を希望される方は搬入日に会場へ。
お問い合わせは本欄下、コメント欄にお書き込みください。

主催: むさしの美術文化の会
運営: 第49武蔵野アンデパンダン展準備会
後援: 三鷹市教育委員会 武蔵野市教育委員会
協賛: 三鷹市商店会連合会 武蔵野市商店会連合会

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2015年10月17日

第48回 武蔵野アンデパンダン展開催

無事終了しました。
お越しくださった皆様、運営に協力してくださった皆様には
心より御礼申し上げます。






公募展 無審査

場所: 武蔵野市民文化会館 展示室
会期: 2015年12月19日(土)〜23日(水)
時間: 11:00>18:30(最終日は18:00まで) 入場無料
  合評会: 12月19日(土)15:00〜

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第48回武蔵野アンデパンダン展の成功を
五十周年は間近か

むさしの美術文化の会代表 久村 進


 武蔵野アンデパンダン展は来年で五十周年を迎えます。無償・無審査、自由な出品制度としてのアンデパンダン展は、十九世紀後半パリで始まり多くの優れた美術家を輩出しました。日本でも七十年前の戦後すぐに、日本アンデパンダン展や読売アンデパンダン展が始まりました。」封建的な師弟関係や商業主義とは関係なく、自由な立場や内容で出品できるアンデパンダン展は、展覧会の理想の形式であると言えます。
 1966年に始めた武蔵野アンデパンダン展ですが、五十年の間には開催できなかった年が二回ありましたので来年は四十九回展となります。この五十年間に多くの美術家が集いました。またここを始点として発展していった若者たち、仲間たちもいました。それら多くの人たちに影響を与えて来たと思います。
 一昨年(2013年)は会場が取れず、昨年(2014年)は二月と十二月の二回武蔵野アンデパンダン展を開催しました。参加された方々には本当にご苦労様でした。このアンデパンダンの精神に共鳴された皆さまの力で五〇回展…、ところが、武蔵野市によると、来年度会場である市民文化会館は改修工事のため、「休館する」とのことです。
 会場、規模、日程、今後の見通し等考えながら諸先輩と皆さんのご意見を伺い会いながら事務局は検討中です。

作品公募 自由出品 無審査制
絵画・彫刻・写真・工芸・版画・切り絵・CG・水墨・書
搬入: 12月18日(金) 10:00〜15:00
出品料: ¥6,000

出品を希望される方は搬入日に会場へ。
お問い合わせは本欄下、コメント欄にお書き込みください。

主催: むさしの美術文化の会
運営: 第48回武蔵野アンデパンダン展準備会
後援: 武蔵野市教育委員会
協賛: 武蔵野市商店会連合会
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JR 三鷹駅北口から
・ 徒歩 約13分
・ バス 市民文化会館入口下車 徒歩3分

JR 吉祥寺駅北口から
・ バス 市民文化会館前下車  
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2014年10月10日

第47回 武蔵野アンデパンダン展開催

無事終了しました。
お越しくださった皆様運営に協力してくださった皆様には
心より御礼申し上げます。

来年度は48回展です
「私も出品してみたい」という方は是非!





公募展 無審査

場所: 武蔵野市民文化会館 展示室
会期: 2014年12月12日(金)〜16日(火)
時間: 11:00>18:30(最終日は18:00まで) 入場無料

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第47回武蔵野アンデパンダン展の成功を
意志があるから開かれる

むさしの美術文化の会代表 久村 進


 あれ!またアンデパンダン展?と思う方もおられようかと思います。
前回第46回展は今年2月から3月にかけての5日間行われました。今回は前回と違ってスムースに会場がとれたので、いつものこの時期(12月)に開催できることになりました。1年に2度ということになってしまいました。
武蔵野アンデパンダン展は1966年に始めましたので、あと2年で50年になります。よく続いたものと思います。これも多くの方々のご協力があったからこそできたものです。
  第1回展から第6回展まで武蔵野公会堂の5つの会議室を使って行いました。展示するのに苦労したものです。当時市内には展覧会場というものがなかったのです。そこで武蔵野市と市議会に対して、展覧会場設置要求運動を行いました。それは吉祥寺のFFビル建設にあたり、1階増築というかたちで7Fに実現しました。ここで20回展まで行いました。そして今開催している武蔵野市民文化会館の展示場も設置運動で実現したものです。こうした"無いものは造る”ということもアンデパンダン精神ではないでしょうか。
 アンデパンダンとはフランス語で独立を意味します。そこには"意志”という意味も含まれています。そこで皆様にアンデパンダン展を行う、出品する、鑑賞するという”意志”を持っていただけたらうれしいのですが、ご協力あってはじめて成功するものと思います。よろしくお願いいたします。

作品公募 自由出品 無審査制
絵画・彫刻・写真・工芸・版画・切り絵・CG・水墨・書
搬入: 12月11日(木) 10:00〜15:00
出品料: ¥6,000

主催: むさしの美術文化の会
運営: 第47回武蔵野アンデパンダン展準備会
後援: 武蔵野市教育委員会
協賛: 武蔵野市商店会連合会
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JR 三鷹駅北口から
・ 徒歩 約13分
・ バス 市民文化会館入口下車 徒歩3分

JR 吉祥寺駅北口から
・ バス 市民文化会館前下車
  
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2014年01月01日

第46回 武蔵野アンデパンダン展開催

無事終了しました。
お越しくださった皆様運営に協力してくださった皆様には
心より御礼申し上げます。

来年度は47回展です
「私も出品してみたい」という方は是非!




場所: 武蔵野市民文化会館 展示室
会期: 2014年2月25日(火)〜3月2日(日)
 ※26日(水)は休館
時間: 11:00>19:00(最終日は18:00まで) 入場無料
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第46回武蔵野アンデパンダン展の成功を
会期変更の事態を乗り越えて

むさしの美術文化の会代表 久村 進


 今回の武蔵野アンデパンダン展は、いつもの12月に会場が取れず、年を越した二月二十五日から三月二日という会期となりました。
 会場が取れなかったことは過去二回あり、それも二年続けてでした。その時は二回とも中止となりました。たしか一九八九年と九〇年でした。今回も中止を考えましたが、一九六六年以来年を重ねて来た武蔵野アンデパンダン展が、一度のつまづきで命取りなってしまったら、元も子もありません。二ヵ月半遅れとなりましたが、次に続くことを願ってあえて開催することにしました。
 今回は四十六回展です。自主、独立、無審査、自由出品の旗を掲げてここまで続けて来られたのも、その精神を理解され、賛同される団体、個人のかたがたの御協力があればこそです。今回もご期待に答えられる展覧会になるよう努力したいと思います。この会期の変更という新たな事態を乗り越えてこそ、真のアンデパンダン精神と言えるのではないでしょうか。よろしくお願いいたします。 

作品公募 自由出品 無審査制
絵画・彫刻・写真・工芸・版画・切り絵・CG・水墨
搬入: 12月13日(木) 10:00〜15:00
出品料: ¥6,000


主催: むさしの美術文化の会
運営: 第45回武蔵野アンデパンダン展準備会
後援: 武蔵野市教育委員会
協賛: 武蔵野市商店会連合会
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JR 三鷹駅北口から
・ 徒歩 約13分
・ バス 市民文化会館入口下車 徒歩3分

JR 吉祥寺駅北口から
・ バス 市民文化会館前下車
  
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2012年10月05日

第45回 武蔵野アンデパンダン展開催

無事終了しました。
お越しくださった皆様運営に協力してくださった皆様には
心より御礼申し上げます。

来年は46回展です
「私も出品してみたい」という方は是非!





場所: 武蔵野市民文化会館 展示室
会期: 2012年12月14日(金)〜18日(火)
時間: 11:00>19:00(最終日は18:00まで) 入場無料


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阿部 良子    「相棒」  
今回の作品は紙をナイフで削り、アクリルで着色する手法で制作しました。
今のところこの手法が気に入っていますので当分続けようと思っています。



継続は力なりの武蔵野アンデパンダン展

むさしの美術文化の会代表 久村 進


 武蔵野アンデパンダン展は今年、四十五回目となります。この間二回にわたり会場がとれず休止となりましたので、第一回展の一九六六年から数え四十七年目となります。

 初回からの出品者は本当に少なくなりました。またこの半世紀ちかい年月の間に、離れていったり鬼籍に入った仲間たちも多く誠に残念です。しかし現在まで続けていられるのは、初めからの仲間に加え、その後次々と参加されて来た新しい仲間に寄るところが大きいと思います。続けられている他の理由はアンデパンダン展の形式と精神にあります。

落選や賞がないので安心して出せるし、展覧会としては、先生、弟子の関係ではなく平等に運営され展示される、などです。

 この四十五回のアンデパンダン展の出品者は多いときで百五十人を超えましたが、このところ七十数名で推移しています。昨年の四十四回展は東日本大震災の影響で会期が三日間だけの(いつもは五日間)開催となりましたが、その前の四十三回展より一名多い七十二名の出品となりましたし、入場者は例年とほぼ同じの約六百名でした。まさに継続されて来た力が表れているように思われます。

 そしてまた今年、四十五回展という記念すべき展覧会をぜひとも成功させたいと思っております。これは皆様のご協力なくして成し得ません。よろしくお願いする次第です。

作品公募 自由出品 無審査制
絵画・彫刻・写真・工芸・版画・切り絵・CG・水墨
搬入: 12月13日(木) 10:00〜15:00
出品料: ¥6,000


主催: むさしの美術文化の会
運営: 第45回武蔵野アンデパンダン展準備会
後援: 武蔵野市教育委員会
協賛: 武蔵野市商店会連合会
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JR 三鷹駅北口から
・ 徒歩 約13分
・ バス 市民文化会館入口下車 徒歩3分

JR 吉祥寺駅北口から
・ バス 市民文化会館前下車  
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2011年10月05日

第44回 武蔵野アンデパンダン展開催

無事終了しました。
お越しくださった皆様運営に協力してくださった皆様には
心より御礼申し上げます。

今回は3日間の開催だったにもかかわらず
出品者数、来場者数とも例年の6日間よりも多く
盛況かつ濃密な展覧会となりました。

来年は45回展です。
「私も出品してみたい」という方は是非!
コメント欄にて受け付けております。




場所: 武蔵野市民文化会館 展示室
会期: 2011年12月16日(金)・17(土)・18日(日)の三日間開催!
時間: 11:00>19:00(最終日は18:00まで) 入場無料

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三科 英子 「龍背梯田」
かつてTVで放映された二千段もの棚田風景。
その棚田に魅せられてから久しい。
ここは、中国雲南省龍勝。千年近くも前から自然を相手に、営々と生活を営んできた少数民族、瑞族の地だ。この初秋の風景も深い秋色に染まると、あたかも黄金の龍が天空に駆け上がる様に似てくると言う。
龍背梯田と呼ばれる由縁だ。何度となく訪れた今もなお、人々の営みが作り出す壮大な風景と瑞族の笑顔に魅了され続けている。



会期は三日間になりました

むさしの美術文化の会代表 久村 進


御存知のように、今年三月一一日東北地方を中心に未曽有の大地震と大津波が発生しました。続いて最悪レベルに位置づけられた原発の大事後が起きました。余震、放射能、節電などで全国に影響を与えています。皆様と皆様が関係されるところはいかがでしたでしょうか?
さて今回の武蔵野アンデパンダン展は開催日三日間ということになりました。いつもは五日間でした。これも大地震などの影響です。というのは計画していた市など主催の催し物が軒並み中止となり、それらがこの秋から冬へ移動ということになりました。武蔵野市が関係する催しは優先的に会場確保ができるわけです。十一月から一月までの間、五日間というアンデパンダン展の会期はとれず、会では中止も考えました。しかし大天災、大事故を受けて私たちの気持ちは沈みがちです。これをアートの力と人のつながりによって、少しでも前向きに変えることもアンデパンダン展の趣旨でもあると考え、三日間開催に踏切りました。このようになりましたことに御理解をいただき、いつものように盛り上がったアンデパンダン展にしたいと思います。どうぞ御協力お願い致します。


自由出品 無審査制
絵画・彫刻・写真・工芸・版画・切り絵・CG・水墨
搬入: 12月15日(木) 10:00〜15:00
出品料: ¥5,000


主催: むさしの美術文化の会
運営: 第44回武蔵野アンデパンダン展準備会
後援: 武蔵野市教育委員会
協賛: 武蔵野市商店会連合会
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JR 三鷹駅北口から
・ 徒歩 約13分
・ バス 市民文化会館入口下車 徒歩3分

JR 吉祥寺駅北口から
・ バス 市民文化会館前下車

  
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2010年10月30日

第43回 武蔵野アンデパンダン展開催

無事終了しました。
お越しくださった皆様運営に協力してくださった皆様には
心より御礼申し上げます。




場所: 武蔵野市民文化会館 展示室
会期: 2010年12月3日(金)〜7日(火)
時間: 11:00>19:00(最終日は18:00まで)

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山本 良三 「華の季節」 F30
 花の形や色は多様で美しい。しかし、世の中は多くの若者たちが仕事にさえつけないで、旅立ちを前に冷たい風にさらされている。今年は地球温暖化を実感する猛暑も続いた。 
 「華の季節」に人生と人世に華の季節が早く来てほしいとの気持ちをだぶらせて筆をとった。花の咲く季節は自然にやってくるが、社会の春は待っているだけでは訪れない。微力であっても、何か働きかけなければ・・・。



気持ちは若く 武蔵野アンデパンダン展

むさしの美術文化の会代表 久村 進


 今年の夏はことさら暑い日が続きましたが、皆様いかがでしたか。武蔵野アンデパンダン展は今年で四十三回展となります。
 最近は年配者の出品比率が高くなっています。そこには当然、長年にわたって作品制作にかかわって来た、つまりベテランの人たちが居て、充実した展覧会の一要素となっています。しかしこのことは高齢化社会の一端を示しているのかも知れません。武蔵野アンデパンダン展が始まった1966年に二十代、三十代の人たちも、現在は六十代、七十代あるいは八十代になっています。それより若い人たちの参加もありますが、続けるためにはもっと多くの人たちが必要です。
 アンデパンダンとはフランス語で自立、独立などを意味します。そしてその名を冠した展覧会は、無賞、無審査、経験は問わずという形式になっています。この展覧会の最初は1884年にパリで始まりました。官製サロン展に落選した画家たちによって開催され、一定の主義主張や権威に偏らない自由な空気の中で、多くの才能ある美術家が輩出し、また参加しました。アンリ・ルソー、スーラ、シニャック、ピカソ、マチス、ドラン、モディリアーニなど枚挙にいとまがありません。
 前出に年配者について書きましたが、美術の内容にとって年齢の老若は関係ありません。美術を創造する者は常に若い気持ちを持ちたいものです。私たちもアンデパンダン展の崇高な精神に立って、この武蔵野アンデパンダン展をより良い展覧会にして行きたいと思っています。新しい若い気持ちの皆様のご参加を期待しております。

自由出品 無審査制
絵画・彫刻・写真・工芸・版画・切り絵・CG・水墨
搬入: 12月2日(木) 10:00〜15:00
出品料: ¥7,000


主催: むさしの美術文化の会
運営: 第43回武蔵野アンデパンダン展準備会
後援: 武蔵野市教育委員会
協賛: 武蔵野市商店会連合会,週刊きちじょうじ
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JR 三鷹駅北口から
・ 徒歩 約13分
・ バス 市民文化会館入口下車 徒歩3分

JR 吉祥寺駅北口から
・ バス 市民文化会館前下車

  
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