October 17, 2012
韋駄天商店街結果報告
速報の通り、10月14日に韋駄天商店街012を無事に開催する事ができました。
毎年「本当に価値あるイベントなのか」と思いながら準備をしているのですが、当日の選手の子ども達の楽しそうな笑顔や、年に一度のこの機会を同窓会の様に楽しみにして下さっている選手さんたちとのふれあいを感じて「今年も開催できて良かった」と毎回思います。正直利益のまったくないイベントですし、商店街に資金的な無理を強いているところから脱却出来ていないのが実情ですが、この大会をきっかけに陸上競技を始めたという児童を結構お聞きするので、始めた責任もあるし何とか来年の開催も目指して行きたいと思っています。
籔内さんの3.5mのキャラクター「魔王」は大ウケでした。走るどころか歩くのも難しい魔王をしっかり練習して望んで頂いたYMCAの大川くんは「魔王に取り込まれてしまった人間」を無事に熱演していただきましたし、熊本県営業部から参戦したくまモンのシリアスランに観衆もびっくりしていました。無事三連覇の荒川「アントニオ」大輔さんも素晴らしかったのですが、なにより2位の三宝健太郎選手の走りは本当に凄かった。かなりの実績がある事は承知していたのですが、ややブランクがある事もあってどこまで「来る」のか分らないなぁと思っていました。27歳だそうですが来年10秒台を期待できる選手の登場に心が躍る気持ちです。
「韋駄天商店街」はこのまま、地元の小学生達の陸上競技への興味のきっかけづくりと短距離走者の祭典というかOFF会の様なイベントに発展させたいと思っています。けれども無名の小さな商店街が独力で続けていっていいものかどうか悩ましい段階には来ているので、そのあたりが改善される様な取組みも行っていきたいと思っています。