本種は比較的安く購入することができる。
夏休みもあとわずかの時期に
中野の「むし社」でおこなうセールが狙い目である。
ちょっとした欠陥品が驚くほど安く売られている。
多少キズついていようが脚が一本なかろうが、
味には変わりがない。
買いだめして冷凍保存すれば
いつでもカブトムシ料理を楽しむことができる。
食べ方や味は国産カブトムシとほぼ同じである。
もちろん外殻は硬くて歯がたたないので、
開いて中身を取り出して食べる。
飛翔筋の発達した赤身の胸肉が旨いのも国産と同じだ。
これは甲虫全般に当てはまる。
国産と明らかに違うのはその名の通り大きさがずいぶん違う点である。アトラスはギリシャ神話で天を支える巨人なのだから大きい訳だ。なので肉の量がまるで違う。
餌は国産と変わりないようなので、食虫チャレンジャーにとって、アトラスオオカブト幼虫はあまり挑戦したい気分にならない
数少ない昆虫の一つである。
どこかにいるはずの美味しいカブトムシを食べるのが
虫食いの見果てぬ夢の一つでもある。
(虫男)
