ハッピーライフ〜ココロのつぶやき〜

一度きりの人生。せっかくなら思いっきり楽しみましょう♪ いちカウンセラーのさまざまな日常、ホンネを公開します!

 高輪台にある女性のためのカウンセリングルーム メンタルエステ ココロの部屋

    エステを受けるように、ココロのメンテナンスとして気軽に利用していただける
            カウンセリングルームを目指しています♪

許さなくてもいい

アンガー・マネジメントで誤解が多いことのひとつに、怒らなくなること=許すことというものがある。(正しくは怒らなくなる≠許す

確かに相手を許せないと思うと怒りを覚えるので、怒りと許しが連動すると思っても無理はない。でも、相手を許さなくても怒りは減らせる。だから、許せない相手を無理に許す必要はないのだ。

どういうことかというと、怒りは自分の受けとめ方によって生まれているので、自分の怒りを減らすためには自分の受けとめ方を変えればよくて、相手への気持ちまで変えようとしなくていいということなんだけど、わかりにくいだろうから例を挙げて説明しよう。

たとえば、マナーが悪い人を許せないとする。怒っているときは必ず「べき思考」があり、怒りを減らすには期待値100%を求める「べき思考」を言い換える。この場合は、「マナーは守るべき」→「マナーは守るに越したことはない」や「マナーを守ってくれれたらいいなあ」などと期待値を下げるように自分に言い聞かせる。

そうすると、「マナーを守るべき」のときは「守って当然、あたりまえ」だったのが、「守らなくても仕方ない」「守ってくれたら嬉しくなる」に変わって怒りが減る。これが、自分の受けとめを変えることによる怒りのコントロール。

これは、マナーを守る・守らないということに対する自分の期待値を変える努力であって、マナーを守らない人を許そうという試みではない。ここの区別がわかりにくいかもしれないけれど、非常に重要なポイント。

また、許せない相手のための努力ではなく、怒りという不快な感情にとらわれている自分の精神衛生のための努力であるという認識も大事。

怒りを抱えている人はべき思考が強い傾向があり、「許さなければならない」と思いこんで、許せない自分を許せないという悪循環に陥っていることが多い気がする。

どうぞ許せない自分を許してあげて。許す相手は、ひどいことをしたあの人ではなくあなた自身です。

相手を理解する聴き方

残暑お見舞い申し上げます。また、各地で風や水の被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。

さて、来週の土曜日、女性のためのハッピーセミナーを行います。今回のテーマは「聴く」。

「聞く」はただ音を拾うだけ、「聴く」は相手が何を言いたいのか理解しようとする姿勢で、両者はまったく別のものです。

よく、話し下手で必然的に聞かされ役になることが多い人がいますが、これを聞き上手とは言いません。本当の聞き上手とは、自ら積極的に相手を理解しようとあれこれ質問し、それが会話を広げ自分も楽しくなるような人のことです。

聞き上手になるには、ただ漫然と相手の話を聞くのではなく、相手をよく見ながら遠慮しないでわからないことをどんどん質問していく努力が不可欠。そうした聴き方にはちゃんとスキルとステップがあります。その理論と実践をこの機会にぜひご一緒しましょう。

聞き上手になれば、人づきあいがラクになるし、モテますよ〜

★女性のためのハッピーセミナー
【相手の本当の気持ちを聴いて理解するコミュニケーション(傾聴)】

  日時 : 8月23日(土)13:30−16:30
  場所 : 白金台駅徒歩1分施設(お申込み後詳細お知らせ)
  定員 : 10名
  料金 : 5000円(税込・当日現金払い)


  お申込み・お問い合わせはホームページからお願いいたします。

貴女のご参加お待ちしています

依存と不安

毎日暑いですね〜 暑がりの私はエアコン全開。でも、窓ガラスに貼ったガラスフィルムのおかげか、東向きに変わったおかげか、今までの家より快適に過ごせているかんじ。

さて、少し前になるけれど、7月に六本木ヒルズのセミナーで「不安の対処法」を扱ったとき話したことのおさらい。

経験的に、不安が強い人は依存的であることが多いのだけど、よく話を聴くと、親子関係であまり甘えることができなかった人が多い。

身体や言葉の暴力があった場合に甘えられないのは明らか。問題は、過保護や過干渉などの場合。これらは一見よく面倒をみてもらっていたり、なかには親から恩着せがましいことを言われていたりして、自分は甘やかされてきたと思わされていることが多い。実際「自分は甘えている」という発言もよく聞かれる。

(*この他にも両親の離婚や多忙など親に甘えられなかった事情はいろいろある)

でも、親の過保護や過干渉は、言い換えれば親からのコントロール。もっと言えば「支配」。支配する・されるというのは不健康な共依存の関係である。

そして、あまり知られていないような気がするけれど、実はコントロールしているほうが相手に甘えているのであって、コントロールされているほうは甘えられているため甘えることができない。

しかし、親に甘えたいのは子供としてごく自然な欲求。というか本能。

本能は消えることがないので、こうした欲求が満たされないまま大人になると、親以外の人から満たしてもらいたくなってしまう。また、自分のことは親にコントロールされていて自分でコントロールできないので、代わりに他人のことをコントロールしたくなってくる。

健全な大人は、自分で自分をコントロールし、他人や事実などコントロールできないこととの区別ができている。不安が強い人は、過去や未来、他人など自分以外のものをコントロールしようとしていることが多い。

不安というのはわからないと増幅する。自分がわからなければ不安になるのは当然。依存的な人が不安を減らすには、自分を知って自分をコントロールできるように練習することが必要。

自分を知るとは自分の気持ちや欲求を認めること、自分をコントロールするとは、感情を適切に表現し、嫌なことを断り、やりたいことを実現すべく主張行動すること。つまり、自分で自分を満たす、自分を快適にすること。

具体的なサポートに関心のある方は、ぜひ一度カウンセリングをお試しください。お待ちしています

暑中お見舞い申し上げます。

梅雨が明けた途端、連日すごい暑さですね。
みなさま、お元気でいらっしゃるでしょうか。

7月はおかげさまで公私ともに予定が多く、ブログの更新がなかなかできず申し訳ありません。カウンセリングも予約がとりにくくなっており、ご不便をおかけしていて心苦しいかぎりです。8月になれば落ち着くと思うので今少しお待ちください。

今月は台風8号の隙間をぬって、2泊3日という強行スケジュールで2年ぶりの石垣島を堪能してきました。台風で最悪出発できないかと心配していたのですが、奇跡的に全行程影響ゼロ! あきらめていたスノーケルまでできて大感動の3日間でした。

この旅がとてもいい充電になり、その後すごく調子がよく、心身ともに充実している実感があります。やっぱり好きなこと、気持ちがいいことをするって本当に大事。明らかに前後で自分の細胞が生まれ変わったかんじ。

今まで石垣は3泊以上必要だと決めつけていたけれど、これだけの効果があるなら今後は2泊でも行こうと決めました。2泊ならもっと頻繁に行けると思うだけですごく嬉しい。でもこれって、自分のこだわりというか思いこみだけの問題。思いこみを手放せばこんなに自由に楽しくなる。いやホントに、もっと石垣に行けると思うとすごーくハッピーになります。

みなさまも、お身体に気をつけてどうぞ楽しい夏をお過ごしください

絶対的な保証がないと選べない

最近、タイトルのようなことを言って結局変化を選べないという人がとても多いような気がする。

だけど、世の中に絶対なんて滅多にないし、リスクのない選択なんてありえないのでは。

何かを選ぶということは、それに伴うリスクも含んだ上で選ぶということなのではないだろうか。

絶対の保証がない限り動けないと言う人は、なんだかんだ言って「動けない」のではなく、「動きたくない」のではないかと思う。でも、そう言うのは嫌だから本当は動きたいのだけど不可抗力で動けないのだと言い訳をしている気がする。

そんなとき、私は人によって、「それは本当はやりたくないのでは」と切り込むこともあるし、(そうか、まだ覚悟ができていないのね。じゃあ、もう少し待つとしますか。)と解釈して「そうなんですね・・」と流すこともある。

このへんのさじ加減は微妙で、その対応の違いは何かと聴かれてもうまく説明できない。強いて言うなら、言い訳だけして動けないことが続いているようなときはショック療法的に切り込むかんじかな。とはいっても、決して責めて泣かすような意地悪ではなく、私なりには相当気を遣って気づきにつながるような新しい視点を提案しているつもり。

それでも、なんだかんだ言って抵抗されたり、言葉尻をとらえられて反論されたり、たまには「否定された」と逆に攻撃されてしまうこともあり、そんなときはそう感じさせてしまったことを素直に謝るけど、とにかく神経を使う。でも、ここがカウンセリングのひとつの山場であり、ここを越えないと信頼関係は築けないし、カウンセリングも深まらない。

カウンセラーを目指している方は、クライアントから直接攻撃されてもムキにならずその場で冷静に対応することもカウンセリングの大事なプロセスだと許容できるかどうかよく考えておかれるといいと思う。直接否定されたり非難されたりすることに耐えられない方には難しい仕事かもしれない。(数としては稀だけど正直かなりきついと思います)

ともあれ、変わりたいと思っているのに変われない方、本当に変わりたいのか、本当は変わりたくないけど変わらなくちゃいけないと思っているだけなのか、一度しっかり考えてはいかがでしょう。

もし本当は嫌なのなら、100%成功する保証がないからなんて苦しい言い訳はしないで、ただ「したくない」と言えばいいのでは。そして、大人として「しないことのリスク」をとれば誰にも文句を言われる筋合いはないはず。

私は大人だからこそ、責任がとれるからこそ、本当にしたくないことは無理にしなくてもいいと真剣に考えている。みなさまはいかがでしょうか。

セミナーのお知らせ

セクハラやじの次は号泣絶叫するオヤジ。いったい日本の議会はどうなっているのやら。どこで何を言ったらいいのかというコミュニケーション能力と感情のコントロールにあれだけ問題があって今まで無事にやってこられたことのほうが不思議でならない。本人に自覚がなかったのだとしても、まわりは相当振り回されて大変だったのではないだろうか。

成熟した大人としては、自分の感情は上手にコントロールし、状況に応じて適切な表現を心がけたいもの。感情のコントロールやコミュニケーション能力は年を重ねれば自然に身につくというものではない。どんなことも、新しく始めるときは正しい知識と練習が不可欠。

今月はこの2つのテーマでセミナーを行います。ぜひご一緒に学びましょう

★六本木ヒルズアーテリジェントスクール
自信がついて人間関係も仕事もどんどんよくなる感情のコントロール〜不安の対処法〜


  日時 : 7月21日(月・祝)10:00-12:00
  場所 : 六本木ヒルズ
  定員 : 20名
  料金 : 3000円(当日現金払い)
  詳細・お申込みなどは こちら から

★女性のためのハッピーセミナー   *女性限定
言いたいことを上手に伝えるコミュニケーション(アサーション)


  日時 : 7月26日(土)13:30-16:30
  場所 : 白金台駅徒歩1分施設
  定員 : 10名
  料金 : 5000円(当日現金払い)
  詳細・お申込みなどは こちら から

女性のためのカウンセリングルーム「メンタルエステ ココロの部屋」では、自分を大切にする=自分を知ることをテーマに女性のためのハッピーセミナーを約月1回のペースで開催しています。少人数でアットホームな雰囲気のなか、和気藹々と楽しく学んでいます。たいていお一人のご参加ですので、どうぞ安心してお申込みください。

選択するときのリスク

「あれがほしい(ああなりたい)。でも、それを叶えるために行動を起こすのは嫌」。カウンセリング中にときどきあるセリフのひとつ。

今困って相談にきているのだから、なりたい状態になるための行動には至っていない。なりたい自分になるには新しい行動が必要だと頭ではわかっているんだけど、新しいことは未知のことであり不安で怖い。だから、なんだかんだと理由をつけて行動しない、できないと抵抗する。

確かに怖いよね。でも、絶対安全なチャレンジなんてないんだし、たとえ失敗しても致命的になるようなことは滅多にない。致命傷を負うのが怖ければ、いきなり大きな目標を掲げないで失敗してもたいして問題ないことからチャレンジしてみればいい。それでも行動したくないなら、行動しないことのリスクを引き受けて納得するしかない。つまり、困っている現状に甘んじるということ。

現状もイヤ、行動するのもイヤ、行動しないで現状を変えたい、これじゃあ駄々をこねてる子供と同じ。

大人は自分の選択に責任をもつもの。

「自分で選べない人」と言う人も多いけれど、実は、選ばないということを選択しているのだと知ってほしい。同じように、行動しないというのは変わらないという選択をしたということ。人は常に何かを選んでいるのだ。だったら納得のいくほうを選ぶほうがハッピーなのでは。

何を選んでも必ず何らかのリスクは伴う。選択とリスクはセット。嫌でも何でもそういうもの。生きている以上、リスクは避けられないと受け入れるしかない。

そして、選択するということは、選択の結果についても責任を負うということ。つまり、最悪の事態を想定して対処法まで考えて選ぶということ。そこまで準備して選べば不安に脅えることはない。

大事なのは失敗しないことではなく、失敗したらどう挽回しどう次に活かすかということ。私に言わせれば失敗は勲章みたいなものなんだけど、慣れていないと恥ずかしいとかおしまいだとか異常に恐れてしまいがち。でも、こればっかりは経験して慣れていくしかない。

このプロセスにサポーターが必要ならぜひカウンセリングをご利用ください。私が全力で応援します。一緒に頑張りましょう。

ハラスメントの問題

今、東京都議会ではセクハラやじが問題になっている。私も都民として非常に腹立たしい。記者会見を見てさらに怒りがこみ上げてきた。嘘をついて逃げようとしていたうえに堂々と言い訳をしており、厚顔無恥もいいところ。こんな人の報酬に税金を使ってほしくない。少なくとも私の分は減額してほしいくらいだ。

私は仕事でハラスメントの相談を受けることも多いけれど、ハラスメントについてきちんと理解している人は意外と少ない。特に加害者になりやすい権力を持った人に誤解が多いので被害が減らないのだと思う。

私が考えるいちばんのポイントは、ハラスメントは発信者の意図はまったく関係なく、受け手が不快な思いをすれば成立するという点。よく「悪意はなかった」「本当はこうこうこういうことを言いたかった」などと言い訳する人がいるが、そんなことは一切関係ない。個人的には言い訳する権利さえないと思う。加害者の言い訳は犯罪を正当化しようとしているようなものなので、言うだけ見苦しいと心得るべきだ。とくかく相手に謝って、身を処すべき。

そして、されるほうはたいてい弱い立場なので泣き寝入りになることも多いのだけれど、ハラスメントは法的にも訴えることができるものなので、勇気を出して誰かに助けを求めて自分を守ってほしい。具体的には、されたことを記録して証拠をつくることが大事。「私にも悪いところがあるし・・」「相手が言っていることにも一理あるし・・」などと言われっぱなしになっていると、相手はどんどん図に乗って自分のダメージが深くなるばかり。我慢していてもいいことはない。

しかし、今回のやじはまだ発言者がわからないものもあるらしい。他の議会でもよくあることだという報道もあった。まあ情けないしみっともない話。大勢に紛れて言いたい放題、いざとなると名乗れず逃げるとは、よほど自信がなく日頃ストレスがたまっているのだろうが、議員なら言いたいことは実名で堂々と発言してほしい。最近あまり怒りを感じることがなかったけれど、久しぶりに憤りを覚えた一件でした。

『嫌われる勇気』

遅ればせながら、先日アドラー心理学について対話式で書かれている『嫌われる勇気』を読んだ。心理系の読み物としては個人的に今年いちばんのヒット。読んだすぐ後にやはり読んだばかりだという相談者と妙に話が盛り上がった。カウンセリングで話が盛り上がるとは相談者の洞察が一気に深まるということで、私にとってはアドラー先生様々だった。

この本に書いてあることと私が普段から言っていることがかなり重なるので、読んだ人は改めて確認し納得するような感覚だったという。そう言ってもらえてとても嬉しかった。

私も読みながら、哲人が語るアドラーの教えについては「そうだよね、そうだよね」とずっと頷きながら、一方で「そうそう、こういうことよく聞かれる」と青年の訴えを自分のクライアントに置き換えていた。

なかでも私が爽快に感じたのは、哲人が「断固として否定します」「はぐらかしてはいけません」「あなたが変われないでいるのは、自らに対して変わらないという決心を下しているから」などとカウンセリングでは言いにくいことをきっぱりと言い切っていること。

悩んでいる人は非常に傷つきやすいので、カウンセリング中は断定的な表現を極力使わないようにとても気を遣う。それでも時として、「傷ついた」とか「不愉快だった」などと言われてしまうことがあり、そのたびに「そんな思いをさせてしまってごめんなさい」と謝る。カウンセリングでいちばん神経をつかうところだ。それを本のなかでああもはっきり言い切っていてとても気持ちがいい。正直「こんなふうに言えたらなあ」と少し羨ましくもある。が、対話とカウンセリングを比べても仕方ない。

以下は、本文からの引用で私が特に印象に残っている箇所。興味をもたれた方はぜひご一読を。

「アドラー心理学では、他者から承認を求めることを否定します」「承認欲求にとらわれている人もまた、きわめて自己中心的」「他人の期待など、満たす必要はない」「他者の課題には踏み込まない」「対人関係における自由のコストとは、他者から嫌われること」

→私がよく言う「自分で自分を満たす」ことが基本だということにつながると理解した。自分で納得していれば他人に必ずしも認めてもらう必要はない。また、選択にリスクはつきもの。「あれも嫌これも嫌」「あれもこれもほしい」では何も選べない。

「あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく」「大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである」「変えられるものを変えられないものを見極める」「われわれはなにかの能力が足りないのではありません。ただ勇気が足りていない」

→カウンセリングで目指すところは主体性の獲得と言われることに一致すると思う。自ら動くこと。悩んでいる人は動けないことが多い。動けないのは勇気が足りないからか、なるほど。その勇気をサポートするのがカウンセリングといえるかも。

「幸福とは、貢献感である」「普通であることの勇気」「人生とは、連続する刹那」「計画的な人生など、それが必要か不必要かという以前に、不可能」「いまこここが充実していればそれでいい」「目的地は存在しない」「人生における最大の嘘、それはいまここを生きないこと」「一般的な人生の意味はない」「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ」「世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただわたしによってしか変わりえない」

→充実した今の積み重ねが未来をつくる。人生の意味を聞かれることも多いけど、納得してもらえるよう説明することに毎回苦労していたので、今後はこの本を薦めたい。

女性のADHD

このところ、私のなかでも同業者間でも非常によく話題になっているのが、本人は気づいていないけれど今困っていることのベースに発達障害があるのではないかと疑われる方への対応をどうするかということ。

特に、女性の場合、ADHDが疑われることが最近とても多い。

ADHDとは、注意欠如多動性障害のこと。不注意、衝動性、多動性の3つが大きな特徴。大きく分けると不注意優位型(のび太型)と衝動・多動優位型(ジャイアン型)、混合型がある。

私も誤解していたんだけど、どうもADHDというと子供の多動というイメージがあって、多動がなければ関係ないと思いがちなのだが、実は女性に多動の症状は少なく、そのためADHDが問題化することなく大人になって初めて気づくケースが多いという。

最近読んだ本のなかに書いてあった特徴で思い当たることが多いものとして、
・約束の時間に遅れることが多い
・話ながらの身振り手振りが大きい、もしくは何かしら動きがありじっとしていない
・話が飛びやすく、本人も途中で何が言いたいかわからなくなることがある
・その関連か、時間延長しても気にせず話し続ける傾向がある
・時間の最後もしくは過ぎてから「実は・・」と切り出すことがある
・思いつきや衝動性で動く印象がある
・「よくわからない」と言うことが多い
・時間ができてもゆったりリラックスできない、何かせずにはいられない
・家事や仕事などを段取りよく仕切ることが苦手、片づけられない
・優先順位を決めるのが苦手
・他人との距離感がつかみにくい
・肝心なことが言えなかったり、余計な一言を言ってしまったりする
・言いたいことをうまく表現できない
・好奇心旺盛だが長続きしにくい
・忘れっぽい、そそっかしい、ケアレスミスや置き忘れが多い
・荷物が多い、大きい
・不安や焦り、イライラが強い
・自信がない

また、ADHDの人が自分の特徴を抑えて多数派に合わせようとすることでAC(アダルトチルドレン)を併発することが多いという記述があり、とても気になった。私もそうだったのかもと思ってチェックリストを試したら、不注意の数字が高めではあったけど該当するほどではなかった。じゃあ、私のクライアントのACの方々はどうなんだろうか。該当しそうな場合、伝えるべきか非常に悩ましい。

私は医者じゃないから診断はできないけれど、可能性の話として伝えることはできる。発達障害を伝えることの最大のメリットは、今までうまくいかなかったことが自分の努力不足のせいではなく先天的なことだから自分を責める必要がなくなるということ。その代わり、人によっては発達障害という響きにショックを受ける可能性もある。

もう一つ、最近非常に効果のある薬が処方できるようになり、服用し始めた人たちから「頭のなかがシンとする」「落ち着いて考えられるようになった」などと聞くので、考えがまとまらず不安やパニックになりやすい人にはぜひ勧めたいのだが、処方してもらうには医師の診断がどうしても必要になる。

今やうつ病や適応障害なども発達障害の二次障害である可能性を検討すべきという流れになってきている。発達障害は10人に1人、5人に1人という話まであり、相談に来る人に関してはもっと高確率でも不思議はない。従って、今後はカウンセリングも発達障害の可能性を常に考えなければならないだろう。

私が心理の勉強を始めた頃は発達障害はおろか、数年前に話題になった双極性障害況燭砲弔い討發泙辰燭問題視されていなかった。最近は現状に追いつくべく暇さえあれば本やネットで勉強中。これからも自分の整理のためにもときどき取り上げていくつもりなので、どうぞよろしくお願いいたします。

上記の例に多く当てはまる方は、一度チェックリストでチェックされて、対処法など参考にされるといいと思います。それでも不安な方はどうぞ一度お話ししにいらしてください。がっちりサポートいたします。

カウンセラーのお仕事<EAP>

私が今までカウンセラーとして働いたのは、EAP(従業員支援)会社と業務委託契約をして契約企業の社員へのカウンセリング、個人開業での個人のクライアントへのカウンセリング、クリニックで患者さんへのカウンセリングの3形態。それぞれについての特徴や私の印象を簡単に述べてみたい。

まず、3つのなかで10年といちばんキャリアのあるEAPカウンセリングだけど、私が考える特徴は次の3つ。
・会社の福利厚生なので支払は相談者本人ではなく会社
・それゆえ回数制限(3〜10回くらい)があり、できることに限界がある
・自腹でないので人によってはモチベーションがもちにくい

会社がお金を出す以上基本的に職場適応を目的としているし、個人的な問題にまで話を広げてしまうと決められた回数のなかではまとまらなくなってしまう可能性があるので、本当はもっと深い話をしたくても敢えて触れずに表面的な適応を目指すことが多く、それが正直なところ私には少し物足りない。

また、個人で高い料金を払って「なんとかしたい」とカウンセリングを受ける人とはやる気が違うと感じられることも多々あり(たとえばドタキャンや無断キャンセルのうえ連絡がつかないなど)、そのうえキャンセル料ももらえず私のやる気もなくなることが何度もあった。

あとは、会社が支払う以上何かしらの報告をしなければならないわけだけれど、これに意外と気を遣う。嘘はつかないまでも、クライアントへの守秘義務もあるので何をどの程度報告するかを自分で判断しなければならない。立場としては中立のはずが、社員の気持ちもわかるしと会社の立場もわかるしと板挟みになることも少なくない。

とはいえ、反対にいいこともあって、それは何かあればEAP会社が守ってくれるということ。トラブルがあっても自分が矢面に立つことはない。また、決まった回数をこなせばややこしいクライアントとも自動的に離れることができる。そもそも相手は私を選んだわけではなく、たまたま私が担当になっただけで相性もなにもあったもんじゃない。そこから数回のカウンセリングで根本的な解決など望めないと経験的にわかるので、あまり責任を感じずに済むから気がラクといえばラク。

なかにはEAPカウンセリングでとてもうまくいったこともあるので一概には言えないけれど、一人の人と深く関わりたいと思っていると消化不良になりやすいと言えるかも。結局、回数制限があることをどう捉えるか次第ということかな。

「自信ないけど役立ちたい」

今回のタイトルは、先日、新聞の見出しになっていて私の琴線に触れた言葉。これは、日本の若者の自己評価の低さを記事にしたもの。昨年、内閣府が日本、韓国、米国、英国、ドイツ、フランス、スウェーデンの7カ国13〜29歳の男女を対象にした意識調査の結果がもとになっている。

日本は、「自分自身に満足している」45.8%、「自分には長所がある」68.9%、「自分の将来に希望を持っている」61.6%、「40歳になったとき幸せになっている」66.2%でいずれも最下位。ちなみに、最初の問いについて、1位の米国は86.0%、6位の韓国は71.5%。

これに対し、「自国のために役立つことをしたい」54.5%は1位。にもかかわらず、「自分の参加で社会現象が少し変えられるかもしれない」は30.2%と他国より低いのは非常に受け身な姿勢が伺える。

カウンセリングをしていても、「誰かの役に立ちたい」という人はとても多い。その気持ちはすばらしいと思う。だけど、誰かの役に立つ前に、自分の役には立っているのだろうか。

人を助けるときの基本はまず自分が大丈夫であることではないのか。

最近の「役に立ちたい」人は、他人に喜ばれたり認められたりすることで自己価値や自己存在を確認しようとしている気がしてならない。

私は他者承認を頭ごなしに否定するつもりはない。ただ、他人の評価によって自分の価値を決めるというのは順序が違うと思う。私がよく言うのは、どんなに他人に認められても、受け皿である自己評価に穴があいていたらずっと漏れ続けていつまで経っても満たされず、「もっともっと」と際限がなくなって苦しいのではないかということ。世界的に人気のあった有名ミュージシャンが孤独な最期を遂げた例はいくらでもあるではないか。

私たち援助職にもこのテーマは常につきつけられている。援助するには自分に余裕がないと自分も相手も苦しくなる。そのために私は自分のコンディションにはとても気を遣う。自分で自分を満たせないから他人に満たしてもらおうとすると、価値の基準を他人に引き渡すことになり、他人の目に振り回されることになる。

自信がないから他人に認めてもらいたいという気持ちはわからなくはない。でも、それよりも自分で自分を認められるように意識を変えないと、いつまでも依存的で他人に振り回されてしまう。「人の役に立ちたい」のもいいけれど、それだけで本当の自信は身につかない。まずは、どうしたら自分の役に立てるのかをよく考え、実行してほしいと思う。

怒りと不安を減らす方法

来週末開催予定の「女性のためのハッピーセミナー」のご案内です。今回のテーマは怒りと不安のコントロール。

感情がコントロールできないというお悩みは多い。悩んでいる方はたいていコントロールを抑圧だと勘違いされている。しかし、感情を抑圧するとかえって感情はコントロールできなくなる。

一度生まれてしまった感情は、どんなに抑えつけてもなかったことにはできない。一時的に抑えることができても心の奥底に溜まって熟成し続け、いずれ爆発してしまう。そうなるともうコントロール不能で、言わなくてもいいことを言ってしまったりやってしまったりして自己嫌悪に陥ることになる。

そんなことにならないように、感情は上手に(=適切に)アウトプットしていくことがとても大事。そのためには、感情が生まれるしくみと上手な表現法を知って練習することが不可欠。今回はそんな機会としてご利用していただければと思います。

毎回少人数で温かい雰囲気を大切にしています。ほとんどの方がお一人参加なので、ピンときた方はどうぞちょっと勇気を出してぜひご参加ください。なんとかしたいという方を心から応援いたします。お申込みお待ちしています

【ネガティブな感情の上手なコントロール〜怒りと不安の対処法〜】

  日時 : 6月7日(土)13:30−16:30
  場所 : 白金台駅徒歩1分施設(お申込み後詳細お知らせします)
  料金 : 5000円(税込・当日現金払い)
  定員 : 10名

   詳細・お申込みはホームページよりお願いいたします。

カウンセラーのお仕事<就職>

カウンセラーは現在国家資格がないので誰でもすぐに名乗ることはできるけれど、それで食べていくのは極めて難しい。いきなり開業してもそう簡単に集客できるものではないので、初めはどこかに雇ってもらうことが多いのだが、その働き口をみつけるのがまた難しい。

そういう意味で臨床心理士は比較的就職しやすい。学校でスクールカウンセラー、医療機関で心理士、自治体で相談員などは応募資格が臨床心理士であることが多く、それ以外の人は門前払いとなる。

じゃあ、臨床心理士以外はどうするか。たとえば、産業カウンセラーだったらハローワークをはじめとする再就職支援や就職支援などのキャリア系やEAP(従業員支援プログラム)会社と契約もしくは就職することが多いような気がする。ただ、これらは経験が問われることが多い。

じゃあ、経験がないときはどうするか。これはもう、どこででもいいから経験を積むしかない。この際ボランティアだっていい。ワークショップでもいい(人脈が得られるかも)。陪席でもいい。とにかく1ケースでも多く経験すること。

もし本当にカウンセリングを仕事にしたいなら、なんとしても経験する場をみつける努力をすること。「機会がない」なんてぼやいている暇があるならとにかく動くこと。今現役で働いている人たちは今よりもっと少ない機会を自ら発掘して経験を積み上げてきたのだ。行動あるのみ。

ちなみに、私は最初、カウンセリングの本を読んで何の面識もない著者に連絡をとって訪ね、その人の会社で見習いとして鞄持ちをさせてもらった。約1年は無償でカウンセリングの陪席やセミナーのお手伝いなどをさせてもらい、その後少しずつカウンセリングやセミナーをさせてもらえるようになった。

その後、EAPを2社経験し、今は念願のクリニックの非常勤をしているけれど、実はそれ以外にも数え切れないくらいの履歴書をあちこちに送り不採用になっている。その数は新卒時の比ではない。あまりに多く落ちたのですっかり耐性ができてしまい、一度落ちたところに二度三度応募してそれで採用されたこともある。

職場は自分で切り開くもの。あきらめさえしなければ必ずどうにかなる。そのためには自分から動くこと。待っていても何もやってこない。私も新しい仕事につながるかと思って今でもときどき動いていて、ほとんどがどうにもならないんだけど、ごくごく稀に実を結ぶこともあるので一見無駄と思われることにも意味はあると思う。(就活も新規開拓も体感的には成功率2,3%ないかもってイメージ)

これからカウンセラーを目指す方は最初の職場をみつけるのがまず関門だと思うけれど、どうかめげずに頑張ってほしい。個人的には、ここを頑張れるかどうかは、この仕事への情熱次第ではないかと思う。ていうか、ここを頑張れないようではその先も辛いかも。なるのは簡単でも続けるのは本当に大変なのだ。

甘えたい気持ち

「甘えたい・・」と言っているのは私ではなく最近出会う多くの相談者の方々。以前からいるけれど、このところすごく多いと感じる。依存的な人は甘えたい欲求が強いので、依存的な人が増えているということなんだと思う。

このことと関連して、「恋人がほしい」「結婚したい」と甘える相手がほしいという訴えもよく聞くわけだけど、はっきりいって依存相手を求めてもお互い幸せな関係を築けるかというと甚だ疑問。

私にとってカップルの理想は1+1≧2、つまり一人でいても幸せ、二人いるともっと幸せというものだけど、依存的なカップルは寂しさを埋め合う(≒共依存)、1+1≦2のイメージなのだ。

精神的に健康な人は依存的な人を負担に感じることが多いので、なかなかカップリングに至らず、結局惹き合うのは似たもの同士の依存的な人となる。つきあい当初はお互いの甘え欲求が満たされて盛り上がるかもしれないけれど、時間が経つにつれ相手の甘えが負担になってくる。依存的な人は日頃は甘えたい欲求を抑えて社会適応していることが多いので、甘えていい相手を見つけると嬉しくなって際限なく甘えてしまう傾向があり、それが相手の許容量を超えてしまうのだと思う。早い話、自分も甘えたいのだから「いいかげんにしろ」となるのではではないだろうか。

甘えたい欲求が満たされなかったのは親との関係であることが多い。私自身もかつてはかなり依存的で恋愛や人間関係に苦労した。だから甘えたいとか理解されたいという気持ちは痛いほどよくわかる。でも、親から感じさせてもらえなかった愛情を他人から得ようとしても所詮無理なのだ。経験的にも仕事的にも、パートナーに親を求めている限り、いい関係は長く続かないと思う。

だからといって、今から親に愛情を求めようというのではない。自分に足りない甘えを他人に満たしてもらおうとせずに、自分で自分を満たし、そのうえで、大人としてほどよい甘えをお互いに満たし合うことを目指そう。甘えることは人間の本能なので否定する必要はない。問題は甘えすぎてしまうこと。あるいはその裏返しで素直に甘えられないこと。

適切に感じ適切に表現することが大事なのは、怒りや不安などのネガティブな感情のコントロールと同じ。ほどよく他人に甘えられるようになれば自然といい相手と結ばれるのではないかと思うんだけど、多くの人は自分を変えるより先に相手を見つけることに意識が向く。厳しく言えば、それは白馬の王子様を探しているようなもの。でも、王子様が求めるのはおそらく依存的な女性ではない。そもそも相手によって自分を満たそうという発想が極めて依存的。

また、甘えたい=自分を理解してほしいという人は、意外と自分のことがわかっていないことが多い。自分のことがよくわからないのにそれを他人に理解してもらおうというのはいかがなものか。まず、自分を知って自分を満たすことが先であろう。そのほうが多少時間がかかっても最終的には幸せになれると私は思う。

カウンセラーのお仕事<資格>

このところ、たまたまカウンセラーの仕事について聞かれることが続いたので、ここで簡単にまとめてみたい。

知っている人も多いと思うけど、現在日本にカウンセリングに関する国家資格はない(できそうでできない状態が続いている)。今あるのはすべて民間資格。そのなかでいちばん権威があるのは臨床心理士。これは指定大学院を出ないと受験資格がないという非常にハードルの高い資格。だからこそ評価されている。カウンセラーの募集などを見ると、必要資格に書かれていることも多い。就職に際してはとても有利だと思う。

大きく引き離されて次に続くのは産業カウンセラー。シニアの資格までとると評価はグッと高まるが、その分時間とお金はかかる。でも、応募要件には「臨床心理士、シニア産業カウンセラー」とよく書かれているので、就活には役立つし、もし仕事にするなら最低限それくらいの勉強は必要だと思う。

とか言って、私自身は産業カウンセラーの資格だけ。なぜなら、個人的にあちこちで合計数百時間の専門講座を受けていて、シニア受験用の講座内容はほぼ網羅していること、すでにEAPやクリニックで働いているので今からシニアをとる必要に迫られていないこと、そして、何よりこの世界は資格ではなく自分を磨くことでしか生き残れないと骨身にしみているから。

でも、専門家って多分どの分野でもそうだと思う。新しい知識や技術のブラッシュアップはずっと続く。資格は入り口で、あとはとにかく実力をつけること。とはいえ、医者や弁護士などの先生稼業と違って、いくらキャリアを積んでも偉そうになってしまったらすぐにクライアントは離れてしまうので、学び続ける謙虚な姿勢は欠かせない。「資格さえ取れば・・」はまったく通用しないのだ。

国家資格ではないから誰でも簡単になることはできる。でも、それを続けること、それで食べていくことは本当に難しい。雇われる場合は時給1000〜1500円が相場。じゃあ開業するかと言っても、集客がいちばん難しい。個人開業をしている人たちも一様に口にしているのは集客の悩み。

見落とされやすいのは、経済的なことだけでなく、精神的によほど自己管理がうまくできないと自分が辛くなってしまうということ。私は実際にクリニックで働きすぎて精神的に病んで辞めていく同僚を何人も見聞きしてきた。

カウンセラーのメンタルについては長くなりそうなのでまた改めて。

わざとじゃない

ゴールデンウイークはリフレッシュできましたか。私は仕事をしながらも、ちょっとのんびりゆったり過ごせて大満足。フリーだと定休日というものがなく(日・月は他で非常勤のお仕事)、自分でかなり意識的に時間をつくらないと完全オフは難しい。

ところで、最近のご相談でとても感じていることのひとつが、「わざとできないということはないのではないか」ということ。

人間関係の問題はコミュニケーションがうまくいっていないことに起因しているけれど、お悩みのなかで特定の相手に対し、「なんでこうなんだろう」「わざとやっているとしか思えない」というような発言がよく出てくる。

こういうとき、発言者は自分の感覚を基準にしていて、相手にも同じことができるはずだと思いこんでいる。でも、ここが大きな誤解なのだ。相手はあなたと同じ能力をもっているわけではないということを忘れてはいけない。

特に、察することに長けている女性はパートナーにも察することを求めがちだけど、一般に男性は察することが苦手であることが多い。まして、パートナーとは2人でひとつのバランスをつくるので、皮肉なことに、察することが得意な人には察することが苦手な人が組み合わせとなっている場合が少なくない。

察することが得意な人はそれがあたりまえだから、察することができないということが理解できないことが多い。彼女たちからすると、察することができないのは「やる気がないから」、つまり「わざと」としか思えない。そして、わざとそんな嫌がらせ的なことをするのは私のことをよく思っていないからだろうと発展していく。

私はクリニックや企業で男性の相談も受けているけれど、察することが苦手な人たちは確実に存在する。なかには発達障害で先天的に察することが難しい人たちも少なからずいる。彼らはとても悩んで困って相談に来ているのだ。それなのに、できないのはわざとだと決めつけられてしまうのはさすがに可哀想だと思う。

人は自分ができていることは他人にもできるはずだと思いこみやすい。上司は部下のできなさを嘆くけれど、部下が同じだけできたらそれは部下ではない。

誰でもわざとできないでいるってことはないと思う。特に仕事や大切な人に対して、そんな自らを貶めることをする人がいるなんて私はあまり考えたくない。

できないのは残念ながらその力がないのではないか。きっとその人なりに頑張っているけどその結果なのだ。だったら、そこは努力が足りないと責めるより、フォローにまわったほうがお互いハッピーなのではないか。私はそう捉えるほうが、相手を疑わずに自分もイライラしないでいられると思う。

どの人もその人なりに一生懸命生きていると思う。能力に差があるのはあたりまえ。得意不得意があるのもあたりまえ。コミュニケーションが苦手な人は裏表がなく、聞けば誠実に答えてくれることが多い。何も言わないのはどう表現していいかわからないだけのこともあれば、本当に何も考えていないこともある。裏を考えすぎず、知りたければどんどん聞けばいい。きっとわざとじゃないのがわかるはず。

満員御礼

きのうの六本木ヒルズアーテリジェントスクールは、おかげさまで申込みベースで満員御礼、キャンセル待ちがでるほどで、私自身ビックリと同時に大変光栄でした。心からお礼申し上げます。

とはいえ、当日払の制度ゆえ、常に出席率は6〜8割程度。きのうも残念ながら7割くらいでした。今回のテーマは「アンガー・マネジメント」。いつもと変わらないテーマなのに参加者が増えたのは、タイトルのせいかタイミングのせいかは不明。ともかく、みなさん目的意識が高くて質問も多く、そのためグループワークの時間があまりとれなくなってしまって申し訳なかったけれど、かなり活気のある2時間だったと思う。

同時間帯にやたら盛況なセミナーがあって何かと思えば「占い」関係だった。部屋に吸い込まれていく人をみていると、若くてキレイな女性からその母親年齢と思われるおばちゃん軍団まで、実にさまざまな種類の人たち。占いの威力ってすごいなあと感心してしまった。

「それだけ迷っている人が多いってことだよねー、だったら占いに頼るよりカウンセリングで自分に向き合えばいいのに・・。でも、そのうち何人かはホントにカウンセリングにくるかも」などと勝手にあれこれ想像して行列を眺めていました。

ヒルズのセミナーは2005年に始めた当初は月1回ずつのペースだったのが、今は年3,4回程度。代わりといってはなんだけど、個人で「女性のためのハッピーセミナー」を月1回ペースで開催しているので、興味のある方はぜひご参加ください。

次回は5月17日(土)13:30-16:30【かわいげのない女性を卒業して素直で魅力的な女性になろう】の予定です。

きょうは東京はあいにくの雨ですが、みなさま、連休どうぞ楽しんでくださいね

誕生日のハプニング

先日めでたく誕生日を迎えました。しかも大好きな沖縄で とても幸せな1年の始まりです。

約1ヶ月前に引越をして行けるかどうかちょっと心配していたのですが、案の定当日までバタバタしていて、出発が朝早かったこともあり、その日使った化粧道具を入れたポーチをテーブルに置き忘れて出かけるという大失態。しかも、それに気づいたのが現地に到着し、夕飯前のエステの後に化粧しなおそうとしたとき。

「!!!」「ないないない。なんでないの。朝ぜんぶポーチに入れたじゃん」「えー、えー、どどどどうしよう!どうしたらいいのーーー!!」 

このときのショックをどう表現したらいいものか。10数年前、成田でパスポートを古いものと間違えてもってきたことに気づいたときに次ぐショックであった。ショックというより恐怖に近い感覚。女性ならわかっていただけるのでは。

しかし、その後心理を学んだ私は成長した。我を忘れたパニック状態はおそらく2,3分くらいで収束。これぞ感情のコントロール。コツは、とにかく事実を受け入れること。いくらショックでも旅行鞄をひっくり返せばポーチがないことは明らか。どんなに嘆いても自分を責めてもポーチは出てこない。しかも、予約まで時間がない。

そうしたら今すべきことに意識を集中する。この場合はどう顔をつくるか。幸い、普段から携帯している小さいポーチには、化粧直し用のファンデーションと口紅、アイブロウが入っているので、とりあえずこれで間に合わせよう。目的は食事なんだから、眉と口紅さえ押さえておけばなんとかなるだろうと自分に言い聞かせて出陣。

実際食べ始めたら化粧のことなどすっかり忘れ、帰りにコンビニでプチプラコスメを買って滞在中はそれで済ませた。女優じゃあるまいし、私の化粧なんか誰も気にしちゃおらず、結果的になんの不自由も感じなかった。それどころか、実は今後あんな大きなポーチは要らないのではと思ったくらい。

とはいえ、誕生日前日にあんな大きな忘れ物をして、加齢によるボケを嫌でも思い知らされた。忘れっぽくなった自覚にダメ押しをされたかんじ。でも、意外と柔軟に対応できた自分に感動して、これなら上手く老いていけるかもという自信と希望をもてたのは怪我の功名かな。

お祝いメッセージをくださったみなさま、どうもありがとうございます。こんな私ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします

ほぼ完成

春先は天候が不安定になるせいか、クリニックやカウンセリングは混み合う傾向がある。特に土日は診察しているクリニックが少ないためにやっているところに集中し、3月から待合室では人が溢れかえっている状態が続いている。

さて、3月に引っ越して増税特需で2月から納品待ちだった本棚がすったもんだの末にようやく本日搬入された。(といっても傷があって今後どうなるかわからないのだけれど)

おかげで約1ヶ月放置されていた段ボール16箱を空けることができて一安心。まだ追加注文の分は来ていないけれど、これでとにかく段ボールからは解放された。いやホントに長かった・・・やれやれ。

しかし、この1,2ヶ月本当にSという運送会社には泣かされた。引越ではホワイトボードがなくなり、スリッパ立ては壊され、その後の通販の配送では毎回「増税の影響で・・」という言い訳を聞かされ配送日の延期や手配ミスが続出。本当は今後利用したくないけれど、通販では運送会社を指定できないから諦めるしかない。

まあそんなこんなで紆余曲折あったけれど、とにかく段ボールが消えたのはめでたい限り。まだいくつか納品待ちはあるけれど、9割方完成したかんじ。新しい生活にもだいぶ慣れてきて、引越でせっかく痩せた分も戻りつつあるのが残念。

連休は、29日午後、5月3日は終日営業予定。ご希望の方は早めのご予約を。新しいカウンセリングルームであなたをお待ちしています
Infomation
BLOG CASTER掲載

●インタビュー記事掲載
「あなたを元気にする専門家100人」

●2009年1月30日発売!

怒りはちょっとしたコツで減らせます。イライラを減らして人生を楽しみましょう。

●初めての本♪

心理カウンセラーとイメージコンサルタントが内側と外側からオヤジを斬った辛口コミュニケーション論


●メールマガジン
 『ハッピーライフ〜ココロのサプリ〜』
 ストレス予防の心理学コラム

 『ハッピーライフ〜キレイのココロ〜』
 モテるための恋愛コラム

 『ハッピーバカンス〜ビーチリゾートで美しく過ごす〜』
 (バックナンバー)

    
2006.3.29〜


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村
☆★☆★☆★☆★☆★☆★

本ブログに掲載された内容を許可無く転載することを禁じます。
リンクされるときはご一報願います。

本ブログに不適切な投稿(トラックバック等)はご遠慮願います。内容によっては、投稿者の許可なく削除いたしますので何卒ご了承下さい。

石垣島観光サイト【@Yaima】
心理学のオススメ本

寂しがりの方、一人で
いられない方必見!


世界的ベストセラー
アウシュビッツを経験した
精神科医の体験記


人生に虚しくなったら


アサーションの第一人者
多数の著書の中のオススメ


アサーションのベストセラー


アダルトチルドレンのための
ワークブック。ロングセラー



PMS(月経前症候群)に悩む女性へ



セルフカウンセリングにぜひ



自分に自信がもてない方
自分が好きになれない方へ



とってもわかりやすい
ストレスに強くなる考え方



考え方のくせを直す実践ノート
理論派向
Amazonライブリンク
livedoor プロフィール
Let's study !
リニューアル♪
女性のためのハッピーセミナー

テーマは「自分を知ること」。人間関係の基本は自分との関係です。ご一緒に練習しながら楽しく学びましょう♪

・怒りと不安のコントロール
・コミュニケーション
  (伝え方・アサーション)
・同(聴き方・傾聴)
・かわいげ獲得

時間:13:30-16:30
場所:白金台(申込み後)
定員:10名
料金:5000円(税込)

  詳細はこちら>>
女性のためのカウンセリング
・初回90分10,000円
・2回目〜90分12,000円
・回数券3回分30,000円

*スカイプ対応始めました。

  詳細はこちら>>

都営浅草線高輪台1分
東京メトロ白金台12分
JR品川・五反田約10分
(詳細はお申込み後)

完全予約制。受付は2日前迄。
お問い合わせ・お申込みは
メールにてお願いします。
info@mental-room.com
レイキ
・ヒーリング
  50分6,000円
・ヒーリング+カウンセリング
  90分10,000円
・アチューメント
  ファースト〜ティーチャー
 
  詳細はこちら>>


Healing Music
エムズシステム試聴ルーム
有楽町線新富町駅徒歩1分
  中央区新富2-1-4
波動






癒し効果抜群の「波動スピーカー」♪
当カウンセリングルームでも愛用中です。
ご希望があれば視聴ルームをご紹介いたします。
お申し込みはこちらから
(お名前と参加人数をどうぞ)
Recent Comments
Archives
最近おもしろかった本

女性が性を描く凄まじさ
男性には衝撃的なのでは


安定した鋭い観察眼


妙に共感できる内容


憧れの美しい恋愛小説家
  • ライブドアブログ