vasilypetrenkotujiinobuyuki


2015年1月29日(木) 18:45〜
愛知県芸術劇場 コンサートホール

ショスタコーヴィッチ:祝典序曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 (ピアノ:辻井伸行)
ショスタキーヴィッチ:交響曲第10番

<ソリストアンコール>
ラフマニノフ:パガニーニ狂詩曲第18変奏(辻井伸行編)
リスト:ラ・カンパネラ

<オーケストラアンコール>
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 

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辻井伸行くんのラフマ3番目当てで購入。
オケの知名度やプログラムからは考えられない会場満席状態。 辻井くん効果か。

ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー(RLPO)は、実は聞いたことがなく、あまり期待はしていなかったのだが、なんとも素晴らしいオケであることを実感した。
若きペトレンコとの相性も良いのか、非常に生き生きとした元気な音を鳴らす。

しいて言えば、木管がやや気になる部分が多かったが、、、 

辻井くんのラフマニノフは、やはり期待を裏切らなかった。
出だしの音を探す仕草は、なんとも見ていてドキドキする。(いらない心配だろうが・・)
そして始まると、冒頭の旋律で鳥肌。積極的でかつロマンティックな演奏に惚れ惚れ。
カデンツァもすばらしい。
途中、オケとずれそうな部分があり、冷っとするも、ここはペトレンコの統率力で難なく進行。
ややダイナミックさに欠ける部分は否めないが、辻井くんの良さが非常に際立った演奏であった。

アンコールは2曲。中でもラ・カンパネラはすごかった。

休憩を挟んで、ショスタコ10番。
最近、ショスタコ10番のプログラムによく遭遇するが、今日のRLPOも見事だった。
ただ、1楽章最後のピッコロはもう少し・・・
3楽章のホルンソロはお見事。
4楽章のアレグロに入る前の序奏部は、不気味な感じがものすごく出ていて良かった。
このオケは技量云々というより、ペトレンコの棒のもとで素晴らしい表現力を持ったオケだと感じた。
フィナーレは、もう少し大音量かと思いきや、やや気が抜けた感じ。

アンコールは1曲、ハンガリー舞曲のみ。
東京では3曲やった日もあるとのことで、ちょっと残念。

また来日が待たれるオケである。