言葉と文化、音楽を伝える技術翻訳者・音楽ライター、ヒロ ムラタのこれまでとこれから

「ロックがあれば人生をリッチに過ごせる!」。静岡清水で個人翻訳事務所を営む、元ロック少年が海を渡り(トロント)、紆余曲折を経て好きなこと(翻訳、音楽ライター)を仕事にするまでの『これまで』と『これから』を綴ります。海外や国内でのライブ体験記、音楽情報、本業の翻訳や育児などについても。

2017年01月

昨日は、ダンちゃん(Dan Baird)情報についてお届けしましたので、今日はリックリチャーズ(Rick Richards)情報を。

こちらはてっきりお遊びのバンドでセカンドアルバムはないものと勝手に決めつけていましたが(ゴメン...)、昨年の10月に「1-4-5-Go」というタイトルで新作がリリースされていました!全10曲収録で、メンバー編成がどのようになっているのかは現時点では把握できていませんが、路線は前作と同じシンプルなロックンロール路線を突っ走っているものと思われます。


ちなみに彼等のファーストアルバムに収録されているステータス・クオー(Status Quo)のカバー、「Break the Rules」の映像がありましたので、リンクを貼っておきます。


「Break the Rules」 by The Western Sizzlers


 


いや~~、理屈抜きにカッコ良い~~!ゴキゲンなブギーが炸裂しています(あれ、そんなタイトルのアルバムがありましたね?)。

こちらのバンド(?)、以前も取り上げたように、一応オフィシャルのホームページがあるのですが、残念ながらあまり更新されていない様子です。

とはいは、こうして元サテライツ(Satellites)組の新しい音が届くのは嬉しい限りですし、その都度、新作をポチッと購入してしまうワケですが・・・。


1-4-5

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【関連記事】

Dan Baird And Homemade Sin(ホームメイドシン) のメーリングリストで第一報を受け取ったのが昨年の12月3日。「おっー!」となり、すぐに記事にしようと思ったのですが、気が付けば年も明けて本日は1月26日という...。

早速、オフィシャルのホームぺージにアクセスしてみると、最新作「SoLow」(2017年) の注文サイトにはダンちゃんからコメントが寄せられていました。超要約いたしますと、

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「 Homemade Sin で、『Get Loud』用に曲を書いたり、レコーディングしているときに、新しい(録音用)機材を手に入れたんだ。で、自宅の地下室にあるレコーディングスタジオで早速使ってみたってわけ。そしたら、むくむくと創作意欲が湧いてきちゃって、次々に曲ができちゃったんだ。そのうちの何曲かは、『Get Loud』に収録されたんだけど、それ以外にもいい曲が残ってね。そのまま、作曲活動は継続してたんだ。

長い間、『ギター(ソロ)』プレイヤーとしてやってきたけど、数年前に Bluefields のアルバムで演奏したときに思い出したんだ。『あっ、オレ、ベースを弾くのも好きだったな』って!。

じゃ、(アルバムを)作っちゃおうかな?曲もいくつかあるし、ギターも、ベースもアンプもあるし、歌だって自分で歌える。じゃ、やろう!っていうのがきっかけだよ。ドラムは、うーーん、自分じゃちょっと無理なんで、Brad Pemberton(Bluefields)に声を掛けてね。で、バックヴォーカルも自分でやってみたんだけど、イマイチだったんで、Joe Blanton(Bluefields)に電話したんだ。

二人共二つ返事で答えてくれてね、Joe は『Mix もオレがやるよ!』って言ってくれたんだ。新曲も何曲かあるし、あとは前に作った曲で、Homemade Sin ではしっくりこなかった曲だよ」
(以降省略)

2017年11月
Dan Baird
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とのこと。

で、こちらのアルバムですが、なんと全12曲フルで試聴できます。でも、ファンなら当然手元に一枚置いておきたいですよね。といわけで、いつものように注文したところです♪届くのが楽しみです。他に、グッズ関連もいくつか新しい商品があるようですので、気になる方はあわせて確認してみてくださいね(一曲目の出だしは、かつてダンちゃんがリードギタリストで参加していた Will Hodge っぽくてカッコいい~)。

ダンちゃんの今後の予定ですが、3月8日~4月6日までは、なんと本国でのツアーが予定されています。詳しい日程はコチラをどうぞ。毎年のようにヨーロッパツアーを敢行しているダンちゃんですが、自分名義でのアメリカ国内のツアーというのはかなり久し振りではないでしょうか?これは観に行きたいな~~。

バンドとしての新作は春を予定しているそうです。プロデューサーは、Warner E. Hodges。

そして、7月(7/29)には、ドイツのフェスティバル(「Ramblin’ Man Fair Festival」)に出演することが既に決定しているそうです。トリは ZZ TOP!

今年も、Dan Baird And Homemade Sin(ホームメイドシン) から目が離せませんね!


【関連記事】
★ 【The Bluefieldsのアルバム紹介 (Dan Baird参加♪)】 

今年最初の記事です。というわけで今更ですが、明けましておめでとうございます。毎年、この時期というか三が日は国内の取引先からは打診がないこともあり、確定申告に備えてレシートや領収書の整理、帳簿付けをせっせとしています(毎年のこと、そして既に10数回目の作業とはいえ、決して楽しいものではありませんけど)。

とはいえ、昨年の売り上げをひとまとめにして見ていると、ときには面白い発見もあります。ちなみに去年の取引先は、全部で15社でした。内訳は、国内が6社。残り9社が海外(米国が7社、欧州が2社)。

何気なく取引先を見ていると、あることに気が付きました。それは、夏以降、ある取引先(国内)の比重がグーーーンと上がってることです。

で、あることを思い出しました。

このお取引先、登録したのはおそらく5年以上前だったと思います。登録当時、何度か打診をいただいたり、ぽつりぽつりと散発的に受注していたような記憶があります。

では何故、この会社との取り引きが活発化したのかといいますと、ある2つの出来事がきっかけで、
私の心の中で変化が生じ、

「この会社と仕事をしたい!」

と強く思ったからです。


その出来事①

夏頃、ある案件で打診をいただきました。とてもやりがいのある分野で受注を前向きに検討している段階で、「参考資料」なるものの存在が明らかになりました。昨年の翻訳祭でも、この「参考資料」の是非が問われる場面もありましたが、実はコイツが往々にして「やっかいなヤツ」なんです。一言で言うと、

「今回の翻訳作業時には、過去に他の誰かが翻訳した既存訳に出来る限り沿って(再利用する形で)作業して欲しい」

というリクエストなのです。

御多分に漏れず、この際も「ネイティブがチェックしたものは既存訳を利用して欲しい」というリクエスト付きでした。しかも、エクセルファイルでの支給です。

これには正直悩みました。何故なら、用語や言い回しも一部制限されて既存訳順守の作業となると、通常の作業よりも時間がかかることが想定されますし、都度、エクセルファイルで原文と訳文をにらめっこして既存訳を拾ってくる必要が生じるからです。

そこで、ある1つのことを先方に提案しました。

「この既存訳をすべてTM(Translation Memory)に取り込んで、その上で支給してもらえませんか?」と。


その出来事②
 
先にも書きましたが、私は海外の取引先とも頻繁にやり取りしています。海外の取引先の場合、ほぼ100%の割合で作業開始前にPO(発注書)が発行されます。作業を開始するにあたり、このPOがあると非常に助かります。何故なら、私の場合、合計金額とワード数を確認した上で、受注の可否を判断したり、スケジューリングするからです。

最近はあまり聞きませんが、翻訳会社の中には、例えば英日案件の場合、「訳仕上げ文字数」で作業費を算出する会社もありますが、この場合、はっきりした金額は作業が終わらないと出てきません。この算出方法に慣れていらっしゃる方もいるかと思いますが、私はダメです(よって、訳仕上げ換算の会社とは疎遠になる傾向があります)。

で、件の会社に戻ります。この会社では普段、POを発行していない様子でした。これまでの経験上、国内の翻訳会社の中にはこのPOを発行していないところもあることは承知していましたが、いつものように、「(金額とワード数が分かる)POまたはそれに代わるモノを事前に発行していただけますか?」とダメ元で依頼してみました。

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さて、この2つのお願いがどうなったのかと言いますと、結果的には、どちらもご了承していただきました。しかも即座に。

翻訳者によって、自分が作業しやすい環境、条件というのはきっと千差万別だと思います。私のように翻訳会社にお願いするまでもなく、支給されたデータを元に自分でTMを作成して管理される方もいらっしゃるでしょうし、POなんて不要と言う方もいらっしゃると思います。つまり、「作業しやすい環境」というのは人ぞれぞれです。自分の希望する環境や条件を叶えてくれる取引先を探すのも1つの手でしょうが、こうしたものは自分で整えていく必要があると実感した次第です。もちろん、こちらの言い分が通るときばかりではありません。でも、自分の作業しやすい環境を整えるのを最初からあきらめて、「あの取引先は....」なんて恨み節を言うよりは行動に移す方が健全ですし、自分で自分の道を切り開いていく感(というと少し大げさか?)があります。

こうした周辺業務を先方にお願いできるということは、より翻訳作業に専念でき、先方からの依頼を断らずに済むことにつながります(つまり、Win-Win の関係がここに誕生します)。 この件を通じて、単純かもしれませんが、私はこの会社の仕事を優先したい、無理してでも引き受けたいと思うようになりました。

翻訳関連の書籍やインターネットの情報を見ていると、あちこちで「こういう翻訳者が選ばれる!」的な記事を目にしますが、私たち翻訳者も翻訳会社同様に「翻訳会社を選ぶ権利や自由」があります。いい仕事をしてきちんと評価してもらうことが、結果的には正当な報酬につながり、健全な信頼関係を構築し、個人事業を継続していくことができます。 


自分のやり方に100%マッチする取引先なんてマズありませんよね。だったら、自分でコツコツと作っていきたいものです。ちなみにこのお取引先には昨年ご挨拶に伺い、普段やり取りしているPMさんを始め、コーディーさんとも顔を合わせることができました。今年もこの取引先のお仕事はガンバリますよ~!

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