2005年12月11日

キーボードの幾何学模様は数学的である

VIOLENT SILENCE
●VIOLENT SILENCE/Kinetic
最近、このスゥェーデンのグループの2ndにハマッてますねん。
Vo,key×2,b,dsという5人編成で、キーボード2人というのが重要や。キーボードが2人もいたら、さぞや分厚くシンフォニックに決めてくれると思いきや、テクニカルなリフをアクロバチックに交差させて、絶妙に2人のキーボード奏者のフレーズが絡み合った音の幾何学模様は実に数学的な音楽体験やと思える。緻密に入りくんだ音の配列を聴いていると、アレンジの段階は音楽を設計するって感じなんやろね。キーボードのフレーズ一つをマクロ的に観察すると無機的やけど、全体のアンサンブルで思わず拳に力が入るくらいエモーショナルに決めてくれる。特に18分にも及ぶ「Quiet Stalker」の後半の迷宮に迷い込んだような展開や「Subzero」のポップなメロディーのバックで絡み合うキーボードのカッコ良さといったらないな。ロックにありがちな「皆ノッてるかい、イエー!!」というノリが皆無で、知的ながらクールになりすぎず、もちろん懐古趣味的な雰囲気もなく、似ているバンドを例に出すのが難しいほどの個性と恐るべきセンス、間違いなく今年のベストバウト!!
このCD、今日1日で何度繰り返し聴いた事か。


Posted by musicareservata at 00:31│Comments(0)TrackBack(0)

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