2017年09月21日

ウェザー・リポートの演奏 W.ショーター作曲『ポート・オブ・エントリー』

W.ショーター/"Port of Entry(ポート・オブ・エントリー)"

  演奏:ウェザー・リポート
  (ts:ウェイン・ショーター
   kb:ジョセフ・ザヴィヌル
   eb:ジャコ・パストリアス
   ds:ピーター・エルスキン
   hd:ロバート・トーマスJr)

 ()

昨日は横浜までの運転が堪えたのか、22時には寝落ちしていた。
しかし、困ったことに午前1時に目が覚め、更に困ったことに、
寝付けない。寝付けずに4時半過ぎにトイレから戻り、横になると、
気付いたら8時。倒れる前は、3時間睡眠で1日を過ごしていた私。
短いときは1時間半程度のときも。
睡眠負債が核爆弾だとわかっているだけに、何とかしたい。

9時から12時半まで庭の草むしりに時間を割き、
1時過ぎにお弁当を買いに出て、食事と一休みの後、が今。

さて、今日は不世出のベーシスト、
ジャコ・パストリアス(1951.12.1-1987.9.21)が
不慮の半"謀殺"によりこの世を去った日である。
今年で没後30年。

ジャコ・パストリアスといえばそのテクニックで
エレキ・ベースの存在を格段に上げた人物である。
これは、ジャズやフュージョンのみにならず、
個人的には、ロックの世界においてもそうだと思う。
彼無くして、エレキ・ベースがこれほどに
存在感を大々的に持てたかどうか・・・。

彼といえば、ファーストアルバムを出した直後に
参加した"ウェザー・リポート"での活躍を忘れてはいけない。
彼が所属したのは70年代後半から80年代頭だが、
実際に彼が活躍したのは70年代後半のみか。

そんなわけで、今日は彼が参加した
ウェザー・リポートの演奏から。

"ポート・オブ・エントリー"である。

この曲はウェイン・ショーターの作曲である。
アルバム『ナイト・パッセージ』に収録されている。
ジャコはエレキトリック・ベースで存在感のある演奏を
終始聞かせてくれる。
楽曲もシャープでクールなまるでカーチェイスの
ワンシーンのバックに流れる様な、
まるで刑事映画の追跡のシーンに流れる様な、
ちょっと緊迫感のある素敵な作品である。

ジャコの演奏を今更に色々と聴くと、
夭折したのが本当に残念でならない。



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2017年09月20日

オーマンディ指揮フィラデルフィア管の演奏 シベリウス作曲『交響詩「フィンランディア」』

J.シベリウス/交響詩『フィンランディア』 Op.26

  指揮:ユージン・オーマンディ
  演奏:フィラデルフィア管弦楽団
  合唱:フィラデルフィア管弦楽団合唱団

 ()


今日から秋のお彼岸の入りであります。
午前中に菩提寺に墓参り、その足で横浜高島屋へ。
退院後初の複数市を車で走ることになりました。
帰宅は14時を過ぎていました。
叔父がお彼岸なので線香を上げに来てくれました。
気付けば17時近く。

さて、今日はこの北欧の偉大な作曲家、
ヤン・シベリウス(1865.12.8-1957.9.20)の
亡くなった日であります。
今日は没後60年のその日であります。

2年前に生誕150年だった彼は
今年が没後60年なんですね。

もちろん、北欧音楽好きとしては、
記念しないわけが無い。

という訳で、今日はシベリウスの作品を。
代表作中の代表作、交響詩『フィンランディア』を。
マシューズ編の英語歌唱版です。

選曲がベタで申し訳ないが、
この様な記念日はベタ、大いに結構!

ご存知のとおり、この『フィンランディア』は
コスケンニエミによって詩がつけられて、
第二の国家として未だに人気がある。

今回のオーマンディ盤ではマシューズ編での
英語歌詞で歌唱されている。



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2017年09月19日

カサドシュのピアノ、セル指揮コロンビア響の演奏 W.A.モーツァルト作曲『ピアノ協奏曲第22番』

W.A.モーツァルト/ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482

  ピアノ:ロベール・カサドシュ
  指揮:ジョージ・セル
  管弦楽:コロンビア交響楽団

 (SONY CLASSICS 1959年11月13日 クリーヴランド、セヴァランス・ホール録音)

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5月26日に倒れ、救急で担ぎ込まれ6月は一杯入院。
7月には退院していたが、8月まで術後3ヶ月は安定のため安静。
比較的外出、というか遠出はしないようにしていた。
9月に入ってだいぶ言うことを利くようになってきた。
療養中にどこかに日帰り遠出でもしてみたいが・・・。

今日は10時半からの歯医者治療の2回目。
またも、噛む力の強いせいで治療対象とは違う
他の歯がチビッとかけていた模様。
午前中は一杯、歯科通院で過ごし、午後は自宅にて。
無駄に過ごしてみた。お彼岸の花などを買いに行ったり。

で、今日は歴史的ピアニスト、
ロベール・カサドシュ(1899.4.7-1972.9.19)
の亡くなった日であります。
今年は彼の没後45年になります。
まさに、僕が生まれた年であります。

そんなわけで彼の演奏を記録したCDより。

ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
の作曲したピアノ協奏曲第22番であります。

伴奏はセル指揮のコロンビア交響楽団。

また、中途半端な番号を・・・。
と思っているかもしれませんが、もちろん、当ブログ。
有名な番号に行っては面白くありません。

彼は19世紀も19世紀、その末期も末期に生まれ、
20世紀に活躍したピアニストであります。
奥様のギャビーもピアニストで、
実はこのCDには彼女との共演で
モーツァルトの『2つのピアノのための協奏曲 K.365』
も収録されている。

彼はフランスはパリに生まれ、パリ音楽院に学んだ。
若い頃はラベルと共演したり、録音をしたりしている。
第2次世界大戦中はアメリカに亡命していて、
1950年に祖国フランスに帰国している。

さて、このピアノ協奏曲第22番であるが。
23番と同時期に書かれている。1785年の頃。
この年はクララ・ヴィークの父、
フリードリヒ(1785-1873)が生まれている。
ちなみに彼は僕が生まれる99年前に
亡くなっている。
この曲ではオーボエにかわって
クラリネットが編成されている。

3楽章からなり、それぞれは
第1楽章はアレグロ
第2楽章はアンダンテ
第3楽章はアレグローロンド

で書かれている。
30分くらいの演奏時間を要する作品。

20番、21番、23番など人気曲の間に埋もれて
なかなか人気にならない曲でありますが。
個人的には好きな曲でもあります。
もっとも、モーツァルトの場合、
レクイエムを除いて全てが好きなんですがね(笑)

でも、チャーミングで快活な3楽章や
詩的な2楽章、なによりも堂々とした1楽章は
同氏の他の同分野の曲にもひけは取らない。
素敵な楽曲だとおもうのですが。



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2017年09月18日

ヴィレン指揮ロイヤル・スコティッシュ管の演奏 アルヴェーン作曲『岩礁の伝説』

H.アルヴェーン/『岩礁の伝説』 Op.20

  指揮:二クラス・ヴィレン
  演奏:ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団

 (NAXOS 1996年2月 イギリス・グラスゴー、ヘンリー・ウッド・ホール録音)

Alfven


0時に寝付いたのに、変なことで40分後くらいに目が覚める。
凄い風雨の状況がわかるくらいに外は大荒れでしたが、
そのまま、1時頃に再び寝付いて6時に起床。ボウっとして8時。
外が台風一過の極めつけの好天なのに午前中はまったりと自宅。
これから、別地区の神社の例大祭に行こうかしら。
昨日のウチの神社の例大祭は風雨のためか、まったく盛り上がりも無く
湿気たものになっちゃって。神輿も出さないし・・・。

今日は当時のスウェーデン国民に人気のあった
国王カール15世(1826-1872 位:1860-1872)の
亡くなった日であります。
今から145年前のこと、僕が生まれる100年前の事。
そして、それと同じ年に生まれたのが、
スウェーデンを代表する作曲家の一人、
ヒューゴ・アルヴェーン(1872.5.1-1960.5.8)なのです。
今年、生誕145年なんですね。

ということで今日はムリクリ関連付けて(笑)
アルヴェーンの作品を。
交響詩、とする場合もありますが、
今回はCDの記述を尊重して、
無タイトルのままにしています。
『岩礁の伝説』です。

さて、アルヴェーンはスウェーデンを代表する
作曲家であることは何度か申しておりますが、
実際のところ、世界的にもっと評価されても
よいと思うのですが、
どうも世界的に北欧の作曲家は評価が低い。

この『岩礁の伝説』は
交響詩でありまして、
風景描写のような絵画的な作品。
旋律は美しく、
しっとり感のある作品です。

作品の規模は18分と比較的
規模のある作品であります。



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2017年09月17日

ロスコーのピアノ、ブラビンズ指揮BBCスコティッシュ響の演奏 I.ブリュル作曲『ピアノ協奏曲第1番ヘ長調』

I.ブリュル/ピアノ協奏曲第1番 ヘ長調 Op.10

  ピアノ:マーティン・ロスコー
  指揮:マーティン・ブラビンズ
  管弦楽:BBCスコティッシュ交響楽団

 (hyperion 1998年5月 ダンディー・ケアード・ホール録音)

briill


今日は台風18号が九州に上陸したようで朝から雨が降り続けてます。
昨日から振り続けてますが、強烈な風はまだ吹いていない様子。
7時半過ぎに起床して8時から朝食を済ませ、一休みの後、
神社の例大祭の式典があるので、10時になってから見に行く。
今は拝殿までの行列をみてきて帰ったばかり。
祝詞などの式典は短パンにサンダルだったので辞退して見ずに。

さて、今日はイグナーツ・ブリュル(1846.11.7-1907.9.17)
の没した日です。
今年は没後110年の年です。

ブリュル、といわれて「誰?それ」という反応が正しいかと。
生前は結構な評判の音楽家だったんですがね。
ご他聞にもれず、時代によって消されてしまった
今やマイナーな作曲家です。

ブリュルは19世紀のヨーロッパで活躍した作曲家で、
当時は大きな評価を得ていて、
オペラ『黄金の十字架』で作曲家としての大きな評価を
受けることになる。
ユダヤ商人の息子として生まれた彼は
14歳の時にアントン・ルビンシテイン(1829-1894)に
好評を与えられたことが彼の音楽家としての活動を決定付けた。
彼は生前はブラームスやゴルトマルク、フックスとも
親交を持っていた。
演奏会も好評で、各地で成功を収めたようである。
彼は後年は新しい形式などには背いて、
それまでの形式に従っての活動を続けていた。
1907年の急逝には楽壇からも弔意が送られている。
死後も、レパートリーに含まれていた『黄金の十字架』は
ナチス・ドイツの時代にはユダヤという事で消され、
今の時代において、ブリュルは全く忘れられた作曲家となった。

雨中のバラ、クイーンエリザベス
QE


そこで、このピアノ協奏曲第1番である。
この曲はブリュルが15歳のときの作品である。
そう、ルビンシテインに好評を与えられた直後の作品、
それも、神童と評判だった彼の作品である。

楽曲は3楽章構成で、
第1楽章はアレグロ・モデラート〜カデンツァ〜テンポI
第2楽章はアンダンテ:モルト・エスプレッシーヴォ
第3楽章はフィナーレ:プレスト

で書かれている。

この当時の作風なのか、第1楽章が曲全体の半分を占めている。
収録の時間を見ると、第1楽章は13分28秒、第2楽章は5分21秒、
第3楽章は8分3秒という具合。

軽やかにオーケストラが明るい主題を奏すると、
ピアノが同様にその旋律をなぞる様に展開する。
その後はピアノとオーケストラが対話するように
主題を展開していく。実に古典派的な作風である。
個人的には交友のあったブラームスやゴルトマルクなどの様な
作風ではなく、モーツァルトをより土の薫りのする様な作風に
感じられてしようがない。
同時代人のブラームスの協奏曲より、幾重にも華やかだと思う。
若い頃の作品であるせいか、伸びやかな曲調だが、
ややもすると突飛に変化したりと違った意味で面白みがある。

第2楽章はピアノのソロから始まる、物憂げな曲調だ。
第1楽章の主題にも似た主題が奏でられる。
オーケストラパートが加わると何か望郷を思わせるかのように
抒情的で哀愁の漂う曲調に転じる。
兎に角、感傷的な楽章だ。

そのままに第3楽章につながって演奏される。
自然に楽章はつながり、表情豊かな楽章が始まる。
瑞々しいまでにはじける様に陽気な楽章ででもある。
すがすがしさを持ち続けたままに、スケール感豊かに、
盛大な盛り上がりを見せてフィナーレを迎える。



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2017年09月16日

シュワルツ指揮ニューヨーク室内管の演奏 ピストン作曲『シンフォニエッタ』

W.ピストン/『シンフォニエッタ』(室内管弦楽のための)

  指揮:ジェラルド・シュワルツ
  演奏:ニューヨーク室内管弦楽団

 (DELOS 1989年11月 ニューヨーク録音)

0時に就寝して、今朝は7時に目覚め。
家事の手伝いをしてから朝食。
今日は神社の例大祭・・なのだが。
9時ちょっと前に雨が降り始めた。
うちの神社の祭りは昔から雨が降るらしい。
昨日、親に言われた。

さて、今日はナディア・ブーランジェ(1887.9.16–1979.10.22)
の生まれた日であります。
今年は彼女の生誕130年の年でもあります。
2年後は没後40年になるのですね。

ちなみに今日は、マリア・カラスの没後40年の日でもあります。
が、声楽が門外漢の僕にとっては
彼女を特に取り上げる気には・・・録音も持合わせて無いですし。

なので、ブーランジェを。

彼女は20世紀の世界の音楽界において
もっとも優秀で重要な音楽教師であり、
ピアニストであり、指揮者であり、作曲家である。
彼女の弟子には数多の活躍する音楽家が
綺羅星のようにいる。

そして、彼女自身もまた代々音楽家の家系で
彼女の父親もまた、作曲家でありました。
ちなみに、ナディアの妹のリリ(1893-1918)もまた、
作曲家であります。
わずか25歳で夭折した作曲家です。

ナディアはヴィドールとフォーレに作曲を師事し、
多くの声楽曲、室内楽曲などを残している。

しかし、彼女の場合はその門下の凄さに圧倒される。
作曲家では
アーロン・コープランド
レナード・バーンスタイン
アストル・ピアソラ
デイヴィッド・ダイアモンド
ゲイル・トヴェイト
ヴァージル・トムソン
ウォルター・ピストン
フィリップ・グラス
ピエール・アンリ
エリオット・カーター
ウルヴィ・ジェマル・エルキン
クインシー・ジョーンズ

演奏家なら
イーゴリ・マルケヴィチ
ジョン・エリオット・ガーディナー
スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ
マリユス・コンスタン
ガリー・ベルティーニ
ジネット・ヌヴー
クリフォード・カーゾン
ディヌ・リパッティ
ダニエル・バレンボイム
ヤン・パスカル・トルトゥリエ

他にも多数。

そんな今回は彼女の作品ではなく、
綺羅星の弟子たちの中から
ウォルター・ピストン(1894-1976)の
作曲した『シンフォニエッタ』を。

ピストンは去年に没後40年だった作曲家。
彼も、師匠のブーランジェ同様に教師として
ルロイ・アンダーソンなどを教えている。
ピストンは作曲家として8曲の番号つきの交響曲、
いくつかの協奏曲や管弦楽作品も残している。

このシンフォニエッタは1941年という世情不穏な時代に
書かれた作品である。
1941年の12月には真珠湾攻撃が行われ、
アメリカが世界大戦に参戦した頃である。

楽曲は3楽章構成で書かれていて、
全体で15分程の規模の作品に仕上がっている。

第1楽章はアレグロ・グラチオーソ
第2楽章はアダージョ
第3楽章はアレグロ・ヴィーヴォ

第1楽章はシンフォニエッタという割には、
とても重量感がある旋律だと思うのだが。
スピード感と緊張感に満ちて充実した
楽曲に仕上がっている。
第2楽章は沈鬱とした始まりで幕を開ける。
前楽章の緊張感からは打って変わって、
暗とした雰囲気と感情を受ける。
第3楽章は更に転じて明快、快活な旋律。
とても、伸びやかに旋律は歌い上げられる。
軽やかなハーモニーが
シュワルツとニューヨーク室内管の演奏に
ピッタリとマッチした感じがある。
飛翔感にも似た音楽が素敵な感覚になる。

しかし、見事なオーケストレーションだと思う。
全体を通して、よどみなく流れる様な
アンサンブルの推移が一瞬の飽きもこさせない。
そして、なによりも音楽の心地よい厚み。



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2017年09月15日

J.ネムツォフのピアノ演奏 G.クレイン作曲『ピアノ・ソナタ第2番』

G.クレイン/ピアノ・ソナタ第2番 Op.27(1924)

  ピアノ:ヤーシュ・ネムツォフ

 (Profil 2012年6月 シュトゥットガルト、SWR室内楽スタジオ録音)

The Krein Family


今日は7時半過ぎに起床して、朝食後は母親の習い事に
送るために車を出す。10時から地元の寺社仏閣をめぐって。
11時50分に家に戻り、5分後には迎えに出る。
12時半には帰りがけに昼食の買い物を済ませて帰宅。
夕方までTVや音楽で時間をすごし、夕方からは買い物。

今日立ち寄った(参詣した)神社
P9151701


週末は台風の接近が警戒されているのですが、
実は土地神様の神社の例大祭がこの土日に行われる・・・。

さて、今日はちょっとマイナーな作曲家を。

20世紀のロシア・ソヴィエトの作曲家一族の1人、
グリゴーリ・クレイン(1879-1957)のピアノ・ソナタを。

今年は彼の没後60年の年に当たります。

とは言え、日本ではまったくに無名な作曲家一族なのです。
没後60年といわれても、ねぇ。と言われそうですね。

グリゴーリ(1879-1957)とアレクサンダー(1883-1951)の
兄弟とグリゴーリの息子のユリアン(1913-1996)の
作品を収めたこのCDは世界初録音のもの。
実際、本国でも彼等の名前は知られていても、
その作品が演奏されることはほとんど無いそうである。

さて、今回の作品の生みの親である
グリゴーリであるが、どうも、かたくなに作風を守ったせいか、
ロシア革命後には時勢の主流から外れてしまった様で、
結局は経済的に困窮してしまったようだ。
実際に息子のユリアンは一時、養護施設に預けられたくらい。

しかし、作品はなかなかに技巧的な雰囲気がある作品。

このソナタは1924年の作品というから、
グリゴーリが35歳のときの作品である。
演奏時間はこのディスクを参考にすると、30分近い。
なかなかに大作としてよいのではないだろうか。

前衛的な作風が感じられる作品である。
しかし、それはあのえもいわれぬ複雑怪奇で、
なんの姿なのか見え辛いような前衛性でなく、
ドビュッシーらのような印象派的なイメージ性の
感じられる旋律の上に存在する前衛性で、
技巧的には上位でありながら、
作品に関しては不快ではなく、むしろ興味が惹かれる。

安っぽい形式美に陥ることも、
こけおどしの様な技巧と複雑さに陥ることも無く、
伸びやかさを奥に持った様な作品である。
意外なほどに、整っていて綺麗なのである。

もちろん、作品の個性によっての
好き嫌い等はあるだろうが。



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2017年09月14日

ストコフスキー指揮シカゴSOの演奏 DDショスタコーヴィチ作曲『交響曲第6番』

D.D.ショスタコーヴィチ/交響曲第6番 ロ短調 Op.54

  指揮:レオポルト・ストコフスキー
  演奏:シカゴ交響楽団

 (RCA 1968年2月 シカゴ、メディナ教会 録音)

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今日は10時からの母親の習い事の送りで9時半には出発。
その間、僕は近所の寺社仏閣を中心に車で回ってみる。
歩くつもりだったが、地図が面倒だし、登り降りが激しいので。
12時に周り中に連絡で向かえに。帰りにパンなどを買って。
午後はマッタリと自宅にてTV,音楽、ムービーと。
気づけば18時。

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さて、今日は昨日に没後40年を迎えた
歴史的指揮者の
レオポルト・ストコフスキー(1882.4.18-1977.9.13)の
指揮したディスクを。

ちなみに、今日は旧・西ドイツとポーランド間の国交回復が
なされた日でもある。
1972年のことだから45年前。僕が生まれた年だ。
この両国の国交回復されたのはわずかに45年前。
共産圏との対立、第2次世界大戦の影響。
わずか45年ぽっち前のことなのに、皆忘れる・・・。
72年ぽっち前まで、日本が戦争状態だったなんてこと、
今の若い世代の中にはまったく知らない、
信じられないなんて言う愚者がいるらしい。

そうなると、現代の指揮者よりも
迫力あって、博識だった20世紀の指揮者たちも
いつの間にか完全に忘れられちゃうのでしょうね。

レオポルト・ストコフスキーは
1882年4月18日にイギリスのロンドンに生まれ、
アメリカで主に活躍した作曲家、指揮者で、
イギリスにて没した人物である。

祖父はポーランドからの移民、
父は家具職人、母はアイルランドの詩人、
トーマス・ムーアの孫娘といわれている。

その彼はアメリカのオーケストラとの共演で
もっとも有名になった、と言っても過言では無いと思うが。
晩年は欧州、特にイギリスへの活躍が目立つ。

1905年にニューヨークにわたり、
1909年にはシンシナティ交響楽団のポストについている。
エルガーの第2交響曲のアメリカ初演は彼の指揮による。
その彼が1912年から着任したのがフィラデルフィア管弦楽団。
ストコフスキー・サウンドの誕生である。
彼は様々な「アメリカ初演」を行っているが、
若干22歳の青年が書いた第1交響曲の初演も行っている。
そう、ショスタコーヴィチの第1交響曲の初演である。
ストコフスキーにとって、このあとも続くショスタコーヴィチとの
関係の始まりでもあった。

さてショスタコーヴィチの交響曲第6番であるが、
このアメリカ初演も1940年にストコフスキーと
フィラデルフィア管弦楽によってなされている。

今回のディスクは残念ながらフィラ管ではなく、
シカゴ響の演奏である。

この交響曲第6番は1939年にレーニンをたたえる
記念碑的な作品として作曲が開始された。
当初は合唱を含めた作品を構想していたらしいが、
作曲の途中で気が変わったのだろう、
純粋なオーケストラ作品として完成している。

この交響曲は個性的で、楽章は3楽章構成の作品。
特に、第1楽章が巨大で後続の2つの楽章の
合計よりも長い演奏時間を要する。

第1楽章はラルゴ
第2楽章はアレグロ
第3楽章はプレスト

で書かれている。
このストコフスキーの指揮した演奏時間が

第1楽章は17分14秒
第2楽章は6分29秒
第3楽章は7分36秒

で演奏されている。



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musicbox_07_sleeper at 21:22|PermalinkComments(0)ディスク | 指揮者

2017年09月13日

ゲルハルトのチェロ、ヴァイグレ指揮ベルリン放送SOの演奏 H.プフィッツナー作曲『チェロ協奏曲イ短調』

H.プフィッツナー/チェロ協奏曲 イ短調 (第3番)

  チェロ:アルバン・ゲルハルト
  指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
  管弦楽:ベルリン放送交響楽団

 (hyperion 2012年6月 ベルリン、ベルリン放送局スタジオ録音)

pfitzner-cello con


1時に寝付いた今日は6時に起こされて、ゴミだしの後、総合病院へ。
7時半から再診の受付が始まるのでそれを見計らって、7時40分には着。
初診1番の受付番号で受付は一番最初。
左肩から上腕部に掛けて痛みがあるので見てもらう。レントゲンも。
結果は「肩関節周囲炎」。筋肉や筋が固まり始めているそうだ。
10時半に終わり、自宅に戻り昼食。会計に疑問があったので病院再訪、
ついでに買い物に行って帰宅は17時ちょっと前か。

さて、今日はハンス・プフィッツナー(1869-1949)の作曲した
チェロ協奏曲イ短調です。

プフィッツナーは指揮者としても歴史に名を残している。
実際に、CD時代においても彼の指揮した録音が出ている。
今でも、入手できるものがあるのではないだろうか?
もっとも、たぶんベートーヴェンの作品ばかりだろうけど。

で、作品の話であるが。
実はこの作品は1888年に作曲されている。
作曲された年は指揮者として歴史に名を残した、
フリッツ・ライナー(1888-1963)や
ハンス・クナッパーツブッシュ(1888-1965)が
生まれた年である。

彼は1888年、19歳でコンチェルトを書き上げている。
しかし、なんと言う皮肉かこの協奏曲はその初演の前に
「行く方知れず」となってしまったのだ。
この作品の「行く方が知れた」のは1975年のこと。
それは僕が3歳のとき。
日本では「ペヤングソースやきそば」が発売され、
「集団就職列車の運行」が終了した年である。
ある意味で、戦後日本の時代が本当に終わり、
つまり高度経済成長期が終わり、
一方でオイル・ショックの嵐が吹き荒れた頃。

思えば、僕らの世代(第二次ベビーブーム世代)って、
高度経済成長期の終わりの頃に生まれ、
中高でバブルがはじけ、
大学卒業の頃には日本史上屈指の
大就職氷河期で社会人になれば、
超ストレス世代で「突然死」の筆頭。
まったく良いことの無い世代だ。

ま、それは置いといて、作品に戻ろう。

1975年に「行く方が知れた」この協奏曲は
2年後の1977年に初演され、出版もされた。
そのため、すでにト長調(1935年)と
同じイ短調だが別の作品(1943年)の
チェロ協奏曲が出版されていたため、
ト長調:第1番
イ短調(1943):第2番
イ短調(1888):第3番
と番号が与えられている。

ちなみに、
ト長調がOp.42
イ短調(1943)がOp.52
が振られているが
イ短調(1888)は"OP. posth"
つまり、「死後出版」が振られている。

曲は2つの楽章から構成されている。
演奏時間はこの録音で言うと、23分ほど。

第1楽章はアンダンテ・モルト・ソステヌート〜アレグロ
第2楽章はアダージョ・モルト・トランスクィロ

実に形式美に一聴の価値のある作品である。
ソロ・チェロの情熱的な旋律とスケールの大きな
オーケストレーションの見事さの輝る1楽章に、
歌いの良い優雅な2楽章は
冒頭のチェロソロパートが素敵だ。

ただ、個人的にはなぜ、3楽章を書かなかったのだろうか、
と思える。
2楽章でもの静かにコーダが閉じていく様は
とても、詩的で美しく叙情的ではあるが、
形式美にこだわったかと思える作品の完成度をみると
3楽章があって、立体的に盛大でないまでも、
生命感にあふれたフィナーレがあっても良かったかな、と。

ま、この作品の終わり方を「あり」「なし」で言えば、
とっても「あり」なんですがね(笑)



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2017年09月12日

ウィンターのソプラノ、ヒルツのバリトン、ブスカルーのピアノの演奏 ワルター作曲『ヨゼフ・フォン・アイツェンドルフの詩による6つの歌曲集』

B.ワルター/『ヨゼフ・フォン・アイツェンドルフの詩による6つの歌曲』

  ソプラノ:スザンヌ・ウィンター
  バリトン:クリスティアン・ヒルツ
  ピアノ:カティア・ブスカルー

 (BRILLIANT CLASSICS 2009年1月 ウィーン録音)

walter_lieder


8時に起床した今日は9時頃から急に雨が降り出した。
いい加減、左腕の痛みを診てもらおうと思っていたのだが、
外の雨は酷い土砂降り。歩いて10分程度にある総合病院に
行くのも躊躇われるほどに酷く、遠雷の音も聞こえる。
車で行けば、駐車場から歩く間だけ雨に晒されるだけなのだが。
有料駐車場は診察時間が長いと困るし・・・、
明日にしよう、と決意した今である。さすがは雨男の僕である。

考えてみれば、昨日の夜10時前後からも降っていた訳で・・・

さて、今日は。
土砂降りの外なので、なぜかドイツリードがイメージに被る。
きっとこのイメージは小学校のときの音楽鑑賞で聴いた
シューベルトの『魔王』が原因だと思っている。

そんな中で、選んだのがブルーノ・ワルター(1876-1962)作曲の
『ヨゼフ・フォン・アイツェンドルフの詩による6つの歌曲』である。

ブルーノ・ワルターといえば、日本では
A.トスカニーニ、W.フルトヴェングラーと並んで
「三大巨匠」なんて呼ばれるくらいに
20世紀の音楽史上、燦然と輝く大指揮者に数えられる。
という認識だろう。

しかし、彼はご存知のとおり、G.マーラーの弟子であり、
もともとは神童ピアニストであり、
また、マーラーの弟子らしく作曲家でもあるのだ。

実際に、ちょっと前には彼の作品を納めた録音が
歌曲以外にも発売されていた記憶がある。
そんな中、僕の手元にはこの「歌曲集」がある。

この『ヨゼフ・フォン・アイツェンドルフの詩による6つの歌曲』は
プロイセンの詩人、
ヨゼフ・フォン・アイツェンドルフ(1788.3.10–1857.11.26)の
詩に曲をつけたものである。
彼の作品にはR.シューマン、F.メンデルスゾーン、J.ブラームス、
H.ウォルフ、R.シュトラウス、A.ツェムリンスキー、M.レーガー
なども曲を書いているほどである。

ワルターの歌曲の6曲は以下のとおりです。

第1曲「音楽家の挨拶」(バリトン)
第2曲「若い夫」(バリトン)
第3曲「兵士」(バリトン)
第4曲「雲雀」(ソプラノ)
第5曲「子供たちの眠り」(ソプラノ)
第6曲「妖精」(ソプラノ)

1つの曲は大体2、3分の作品。

全体的に、音楽は嫌味のないストレートな楽曲。
詩の言葉尻を丁寧に捉えていて
さすがに、歌う指揮者のワルターらしい、
と勝手に思えるくらいに自然と詩が歌われている。

個人的には「音楽家の挨拶」と「雲雀」が気に入っている。



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2017年09月11日

豊田 実加のホルン、大野真由子のピアノ演奏 ケクラン作曲『ホルン・ソナタ』

C.ケクラン/ホルン・ソナタ Op.70

  ホルン:豊田実加
  ピアノ:大野真由子

 (fontec 2016年8月 神奈川アートホール録音)

LeLien


0時に床に就いた途端、1時にあった地震で起こされた。

その後、今日は8時頃に起床して、朝食を食べた後、
9時過ぎに母親の習い事へ送りに車を出す。
到着して郵便局に用事を済ませにいくと、
薬を飲み忘れたことを思い出し、一旦帰宅。
10時15分頃着、11時45分まで休んで母親を迎えに再出発。
昼食を済ませたあと、神社に参詣しに行く。14時過ぎに帰宅。

さて、今日は神奈フィルの主席ホルン奏者の
豊田実加ちゃんの記念すべき初個人アルバム、
『ル・リアン』から、
シャルル・ケクラン(1867-1950)の
作曲した『ホルン・ソナタ』を。

今年の7月に購入したこのCD。
音楽堂定期の会場でサインまでもらって、
今更に紹介かよ、ってツッコミを入れられそう(笑)

でも、一般発売は8月9日だったみたいね。
音楽堂の時は大幅先行発売だったのね。

しかし、このアルバム、なんとも挑戦的な(笑)
一応にネームヴァリューのある作曲家が、
J.イベール(1890-1962)だけって・・・

僕でも1人だけ知らない作曲家がいるくらい。
・・・いや、僕が知名度の物指しってわけでは無いけど。

ちなみに、取り上げている作曲家を羅列すると

ギヨーム・バレイ(1871-1943)
ジョルジュ・バルボトゥ(1924-2006)
シャルル・ケクラン(1867-1950)
ロベール・プラネル(1908-1994)
ジャック・イベール(1890-1962)

ね?
日本では知名度の低い作曲家ばかりでしょ?
一応、フランス(もしくはフランス植民地)の生まれの
作曲家、ってことで統一されているかな。

ということで、個人的にこの中で2番目に知名度があるかな、
と思ったケクランの作品を取り上げたわけだが。

1925年に完成したこの「ホルン・ソナタ」は
3楽章からなる作品で各楽章は
第1楽章がモデラート(非常にシンプルに、かつ柔軟性をもって)
第2楽章がアンダンテ(非常に静かに、ほぼアダージョで)
第3楽章がアレグロ・モデラート(しかし十分に生き生きと)
で書かれていて、
演奏時間はこのアルバムでは約14分ほど。

マスネやフォーレに習ったケクランは
しかし、当時のドビュッシーやフォーレの
印象派的な作風ではない。
個人的には、形式ばった感じの作品で、
しかし、旋律がとてもしなやかで美しい。
第2楽章などはしかし、印象派チックな旋律も。
遠映の故郷を眺むるがごとし。
第3楽章は反してとても躍動的で
軽快さすら感じられる旋律である。
全体を通して、演奏からも受けるのだが、
とても音が、旋律が伸び伸びとしている。

ところで・・・
ネット検索してみたら、
豊田市にエステティックサロン
「 ル・リアン(le・Lien)」が(笑)



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2017年09月10日

硬派弦楽アンサンブル「石田組」の演奏 ディープ・パープル作曲『紫の炎』

ディープ・パープル/『紫の炎(Burn)』

  演奏:硬派弦楽アンサンブル「石田組」

 (ART INFINI 2016年10月22日 横浜みなとみらいホール、ライブ録音)

ishidagumi


昨日の疲れがやはり思ったより大きかったのか0時に床に入って、
それ程しなくて寝入っていたようで。朝は7時におこされて起床。
朝食を食べた後はコンビニへ新聞を買いに。
その後は弟夫婦と約束していた通り、湘南平へカキ氷を食べに。
きゅうりシロップのカキ氷をTVで放送したのに興味をもった親のリクエスト。
で、帰りは園芸店へ立ち寄って、14時頃には帰宅。

今日は開封したばかりの「石田組」の1stアルバムから。
録音は去年の10月に横浜みなとみらいホールでのライブを
収録したものである。

ちなみに、演奏者の名前はあえて、
硬派弦楽アンサンブル、という肩書きもつけてみた。
でも、結構重要よ?この肩書き(笑)

その中から最初に収められているディープ・パープルの
代表曲の1つである『紫の炎』を。
作曲はメンバーの4人なので、
あえてグループの「ディープ・パープル」としている。

いわずもがなの名曲中の名曲である。

とにかく、"野郎ども"の弦の響きが素敵すぎる。
石田の美しすぎる弦の響きはもちろんのこと、
さすがに「組員」12人の響きもべら棒に素敵!

このアルバムには『荒野の7人」のテーマも
収められているが、
まさにこのアルバムは『舞台の13人』である。

ちなみに、構成員は
組長の石田泰尚を筆頭に
組員の執行恒宏、岩村聡弘、丹羽洋輔、村井俊朗、
鈴木浩司、冨田大輔、鈴木康浩、鈴村大樹、
金子鈴太郎、田草川亮太、辻本玲、米長幸一
の13人である。

しかし余談だが、ディープ・パープルの「紫の炎」といえば、
「Highway Star」と並んでなぜか「湘爆」の正式名称、
「PURPLE HIGHWAY OF ANGELS 湘南爆走族」
を思い出してしまう(笑)

ギリギリ作品と10代が間に合った世代の僕としては、
パープルと炎とあのリズム感がまさにイメージを掻き立てる。
周辺もそういう世界がリアルだったしね(笑)

さて、『紫の炎』はその間奏部のコード進行が
J.S.バッハの作品を引用している、
といった具合にクラシック音楽とも関連がある。

だからだろうか、見事な編曲と弦楽アンサンブルの
クールな演奏が聴けるのだろう。

湘南平のTV塔
DSC_0885


湘南平からの相模湾
DSC_0887





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2017年09月08日

神奈フィルMMシリーズ定期演奏会予習 プロコフィエフ作曲『交響曲第5番変ロ長調』

S.プロコフィエフ/交響曲第5番 変ロ長調 Op.100

  指揮:ユーリ・テルミカーノフ
  演奏:サンクトペテルスブルク・フィルハーモニー管弦楽団

 (RCA RED SEAL 1991年1月 St.ペテルスブルク・フィルハーモニック大ホール録音)

 録音データ:I/12:43、II/9:26、III/11:23、IV/9:19 計/42:51

prokofievNo1,5etc


今日は9時にゆっくりと起床。朝食を済ませてTVを見て過ごす。
で、何気なく母親と話していて出た回転寿司に早お昼を食べに
11時過ぎに向かう。食後は近くにある曼珠沙華の群生を見に。
まだまだ早かった様で僅か数輪しか咲いてなかった。
お参りを済ませて、帰宅は13時半ちょっと前。
夕方近く、明日行けない代わりにオカズの買出しに。

さて、明日の神奈フィルの定期演奏会の予習を。
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)の
作曲した交響曲第5番を。

参考CDはユーリ・テミルカーノフ(1938.12.10- )指揮の
St.ペテルスブルク・フィルの演奏で。

さて、プロコフィエフといえば、ショスタコーヴィチ(1906-1975)の
一回り上の世代のロシア(ソ連)を代表する作曲家である。
僕がクラシック音楽にのめりこみ始めた頃は
プロコフィエフの作品といえば一般的知られていたのは「ピーターと狼」
「ロメオとジュリエット」と「古典交響曲」くらいでしたでしょうか。
まぁ、マニアが「ヴァイオリン協奏曲」や「キージェ中尉」に
「アラとロリー」、オペラの「3つのオレンジの恋」ってところ?

この交響曲第5番は作品番号の「100」をもつ
記念碑的な作品でもあり、
また、第2次世界大戦期に書かれた作品でもあります。

ヒトラーの独ソ不可侵条約を無視した侵攻に対して、
祖国愛によって書かれたといわれている。
つまり、一回り下の作曲家であるショスタコーヴィチの
第7交響曲とほぼ同じ理由で書かれた作品なのである。

プロコフィエフと言えば、1917年のロシア革命をうけて
翌年に亡命を決意、日本経由でアメリカに渡っている。
しかし、真っ直ぐにアメリカには渡れず、
日本にしばらく滞在していたこともある。
ちなみに、敦賀に上陸した後、東京に。
その後、東京や横浜の周辺に滞在していたらしい。
以降、各地に滞在して箱根にも足を伸ばしている。
東京と横浜では自作を上演してもいる。

その彼が故国に帰国を決意するのが1930年代である。
まぁ、どうもホームシック的な望郷感によるものの様である。
しかし、奇しくもヒトラーのナチス党が政権をとった頃である。
その後、そのヒトラーがソ連に侵攻してきたのである。

さて、この交響曲第5番は40分を越す大作である。
楽章は4楽章構成で

第1楽章はアンダンテ、
第2楽章はアレグロ・マルカート
第3楽章はアダージョ
第4楽章はアレグロ・ジョコーソ

で書かれている。



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2017年09月07日

神奈川フィル MMシリーズ定期演奏会予習 シューベルト作曲『交響曲第8番「未完成」』

F.シューベルト/交響曲第8番 ロ短調 D.759

  指揮:エーリッヒ・クライバー
  演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 (TELDEC 1935年1月28日録音)

昨日、用を足しに起きたのが2時半。寝付いてわずか2時間程度。
次に目覚めたのが6時。6時半起床でパソコンを弄ってからリビングへ。
朝食の後、今に至る。
これから母親を送るために車を出すところだ。
まだ、少し胸骨に違和感があるが、だいぶ落ち着いてきている。
まぁ、術後も大変な状況にはなっていないし、
生きているので心臓と大動脈はまだ元気なのだろう。

さて、今度の土曜は
神奈フィルの定期演奏会みなとみらいホールシリーズ
であります。

指揮は元・神奈フィル音楽監督の
外山雄三氏。

と言うことで、今日はその予習を。

プログラムの最初にある外山氏の作品、
「オーケストラのための玄奥」は音源が無いので省略させてもらって。

フランツ・シューベルト(1797-1828)の
作曲した交響曲第8番『未完成』であります。

表記はCDに記述されているとおり、
「第8番」としましたが、
最近ではまた、整理されなおして「第7番」とされています。

シューベルトの交響曲の番号は
時代によってコロコロと変わるのが難点。

最近、我がブログでもこの曲は取り上げたばかり。
夏休み最終企画〜世界は広いぞ、デッカイぞ〜やっぱり名曲アルバムvol.4

今回も、ご他聞にもれず、我がブログ常連の
古い録音から参考を選んでみた。

エーリッヒ・クライバー(1890.8.5-1956.1.27)の指揮した
ベルリン・フィルの演奏の1935年録音のもの。

録音データを見ると
第1楽章が9分48秒、第2楽章が12分09秒
となっている。
これは前回取り上げたワルターの録音が
第1楽章が11分02秒で第2楽章が13分57秒
なのに比べてやや、速いかなぁ、っと言う感じ。

もっとも、録音したときの指揮者の年齢や解釈の仕方、
演奏スタイルの違いなど、更にはオーケストラの性能等
外的要因も考慮しなければならないので
どちらがより良いとはいえませんが。

第1楽章はアレグロ・モデラート、
第2楽章はアンダンテ・コン・モート
で書かれているこの交響曲。

以前にも書いたとおり、
なぜ2楽章で終えてしまったかは
今だに謎であり、永遠に謎のままでしょう。

ミステリアス(に仕立て上げられた感もありますが)な
雰囲気の上に、切なげに美しい旋律が
えもいわれぬ情感に満ちた名曲になっています。



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