2018年11月11日

サッリネン作曲『室内楽第3番「ドン・ファンキホーテの夜の踊り」』

A.サッリネン/室内楽第3番 Op.58『ドン・ファンキホーテの夜の踊り』

  チェロ:マッツ・ロンディン
  指揮:オッコ・カム
  管弦楽:フィンランド室内管弦楽団

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今日は6時に目覚めて、7時に起床。
朝食の後に大山へ紅葉を見に行く。
8時半頃に到着も市営第2駐車場は我が家の車で満車に。
しかし、大山の紅葉はまだまだ、来週末か再来週の中頃か。
その後は地元の商工会が行っている抽選会に行って、
母親のリクエストに応えてそのまま買い物へ。

さて、今日はオーリス・サッリネン(1935.4.9- )の作品を。
チェロと室内オーケストラのための『室内楽第3番』Op.58です。
1983年の作品で今から35年前になります。
チェロはマッツ・ロンディン(1960-2014)、
指揮は近年、神奈フィルの定期にも登場した、オッコ・カム(1946- )、
演奏はフィンランド室内管弦楽団。

チェロのマッツ・ロンディンは10代の頃から演奏者として活躍し、
80年代〜90年代にはマルメ響、スウェーデン放送響の首席チェロを務めたり、
後年には指揮者としても活躍の場を広げていたが
2014年、心臓発作のために54歳という若さで他界してしまった。
彼の愛機は1772年制作のフェルディナンド・ガリアーノだったそうだ。
彼と同い年と言えば指揮のフランツ・ウェルザー=メストがそうだから
如何に彼が早世してしまったかがわかる。

さて、作曲家のオーリス・サッリネンであるが、
1935年生まれというから、小澤征爾(1935.9.1- )と同い年である。
今年で83歳だ。
そんな彼は1935年にフィンランドのサルミ
現在のロシア連邦内カレリア共和国領であるが、そこで産まれた。
10代の頃から作曲を行うようになる。
のちにサッリネンはシベリウス音楽院へ進学する。

音楽院を卒業後、サッリネンは同校の作曲教師となる。
また20代半ばに、フィンランド放送交響楽団の指揮者としても活躍。
これらの活躍で指導者としては知られるようになった。
しかし、この当時のサッリネンの作品は特に注目されたわけではなかった。

終身教授に任命されてから、作曲に多くの時間を費やせる様になる。

サッリネンの作曲技法や様式は調性を主に意識したもので、
それを現代的な手法で組み合わせたものに仕上げている。
10曲近い交響曲に管弦楽作品、さらにはオペラも作曲している。

作品は20分程の規模の作品であり、
いわゆるチェロ協奏曲の様相をもっている。

「ドン・ファンキホーテの夜の踊り」という副題を持っていて、
これは夜から明け方まで踊り続けるという様子を描き、
それはまさに曲にも表れている通りの高揚感のあるフィナーレを聞ける。
冒頭から暫くは美しいが何か緊張感のある雰囲気の幕開け、
しかし旋律は次第に明るく舞曲的になり
ソロのチェロが陽気な旋律を奏で始める。

何はともあれ、いつの間にか曲の雰囲気に引き付けられてしまう。
意外と、僕は好きな曲であります。



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2018年11月10日

F.クープラン作曲『新しいコンセール第9番「愛の肖像」』

F.クープラン/新しいコンセール第9番 ホ長調 「愛の肖像」

  フラウト・トラヴェルソ:クラウディオ・ルファ
  ヴィオラ・ダ・ガンバ:パオロ・ランドルフォ
  ハープシコード:リナルド・アレッサンドリーニ

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木曜の夜にウトウトとしてから就寝したが寝付けず、
昨日は3時間程度の睡眠で仕事に行き、帰りにライブへ。
ライブでは何とも肩甲骨あたりがひどく痛く、疲弊して
2ndセッションもそれに気を取られる始末。
な1日を送った翌日の今日は6時半に目覚めて起きだしたのは1時間後。
朝食後、ゴミ捨てに行くがその前に
バラ鉢の草取りをして、車の汚れ取りをする。
9時半から横浜高島屋にお歳暮と御節の注文をしに行き、
15時に帰宅、そのまま、用意して15時半の歯科通院へ。
16時過ぎに終わったのですが、疲れてしまい、
17時からのトリオ・リベルタの本厚木でのコンサートは断念、
母親の買い物(今晩のおかずの買い物)に付添、帰宅は18時前。

さて、今日はエンリコ・モリコーネ(1928.11.10- )
のお誕生日であります。今年で彼も満90歳ですか。

が、もう1人。
フランソワ・クープラン(1668.11.10-1733.9.11)が生まれた日でもあります。
今年で生誕350年。

クープラン家と言えば、幾人もの音楽家を輩出したフランスの音楽一族。
このフランソワは『大クープラン』といわれる人物です。
クープラン家は同じくバロック時代の音楽家を幾人も出したという事で
ドイツのバッハ一族と並び呼ばれることがある。
他にも同じ様な音楽一族としてはボヘミアのベンダ一族やシュターミッツ一族。

フランソワは1668年に叔父に作曲家のルイ・クープラン(1626頃-1661)を持ち生まれる。
父親のシャルル(1638-1679)はパリの教会のオルガニストをしていた人物。
そういった音楽的環境の中、フランソワは成長し、
国王のオルガニストの地位などに就くことになる。


この曲は1724年の作品。
8曲から成る作品で演奏時間は全体で約22、23分程の曲。
ホ長調なだけに、バロックらしい明朗な楽曲です。
第1曲『魅惑』
第2曲『明るさ』
第3曲『美の女神』
第4曲『私は知らない』
第5曲『機敏さ』
第6曲『高貴な自尊心』
第7曲『やさしさ』
第8曲『エト・セトラまたはメヌエット』
となっている。

兎に角、キュートでチャーミング。
どこぞの日本人なる人が持っている
バロックなだけに荘厳、みたいなイメージは
この曲に求めてはいけない。
もっとも、編成が編成なだけに
荘厳というイメージはわかないだろうが、
それでも、ドイツ・バロックの楽曲に比べれば
チャーミングさは群を抜いている。
僕はフレンチ・バロックの方が優美で好きだなぁ。

フラウト・トラヴェルソはフルートの前身の横笛。
英語や独語で「バロック・フルート」なんて呼ばれるあれ。
ヴィオラ・ダ・ガンバはヴィオラ・ダ・ガンバ属の楽器。
脚に挟んで演奏したり形が似ていたり、
「脚のヴィオラ」という意味を持っていたりして
ヴァイオリン属の楽器、またはその前身の様に思われがちだが、
ヴィオラ・ダ・ガンバはヴィオラ・ダ・ガンバ。
この場合の「ヴィオラ」は擦弦楽器の総称。
ハープシコードはチェンバロの事。

この3つの楽器から構成される編成なので、
楽曲はイメージできると思いますが、
劇場や野外などで演奏するのが目的ではなく、
どちらかと言えば、サロンの音楽と言ったところ。

コンセール、とは御フランス風な管弦楽組曲のこと。
この『新しいコンセール』はその代表作品のひとつ。



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2018年11月03日

ブラームス作曲『交響曲第3番へ長調』

J.ブラームス/交響曲第3番 ヘ長調 作品90

  指揮:ジャン・フルネ
  演奏:東京都交響楽団

 (fontec 2001年6月20日 東京芸術劇場、ライブ録音)

今日は昨日の失敗での凹みから立ち直れてなくて、朝はモゾモゾとしておりました。
7時に起床してからゴミ出しに。その後は朝食をとってから一休み。
9時半頃から出かけて、その足で秦野の戸川公園に紅葉の状況を見に。
その後、昼食を外で済ませた後帰宅して、近くにある氏神様(土地神様)の神社へ。
文化財に登録されている関係で特別公開をしていて、
その午後の部に顔を出すことに。
終了の15時を過ぎたくらいまで社務所にいてから帰宅。
その後は晩御飯の材料などの買い出しへ。

さて、今日は往年の名指揮者、ジャン・フルネ(1913.4.14-2008.11.3)
の亡くなった日です。
今年は没後10年。
そう、10年前だったんですねフルネ小父さんの訃報があったのは。
2005年、フルネ小父さんのラストコンサートに行ったのは
昨日の事の様。

そんなわけで今日はフルネ小父さんが指揮をした録音を。
東京都響の演奏でヨハネス・ブラームス(1833-1896)の作曲をした
交響曲第3番へ長調を。

この録音は都響の作曲家の肖像シリーズ演奏会の風景を録音したもの。
ライブ録音ですね。

ジャン・フルネはフランスのルーアンに生まれているが、
実は彼のドイツものの指揮に関しては高評価をされている、
ということは日本ではあまり知られていないかもしれない。
(C.シューリヒトのフルネにたいする「最もドイツ的なフランス指揮者」
という言葉が残っている)

実際にここに聴けるブラームスの3番も上品に仕立てられたモーニングの様に、
端正に凛とした佇まいの様に、品の良い演奏をオーケストラから引き出している。
過渡に重厚にすることも無く、かといってしなやかさ一辺倒なところも無く、
そのバランス感のすばらしさが聴いて取れる。

今更ながらに重厚さ、重曹さが何も重要ではない、
むしろ其れに偏ったり偏重したりすることが愚かしい、
という事を存分に知らしめてくれる、
そんな録音であり、このような録音を残してくれたことに改めて感謝である。



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2018年10月21日

N.ロータ作曲『映画「道」〜メインテーマ「ジェルソミーナ」』

N.ロータ/映画『道』〜「ジェルソミーナ」

  演奏:ニーノ・ロータ・グランド・オーケストラ

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昨日は15時に急遽、映画『日日是好日』を見に行きたいというリクエストで
16時25分上映の回に行くことに。
Webで席の予約をしたり、身支度したりで15時半頃に出発、ギリギリ16時過ぎに到着。
急いでチケット発券をして観てきました。

そして、今日はこの間に手続きできなかった
防蟻工事の手続きの残りをしにセキスイハウスの方が来て、
先ほど済んだところだ。
そして、これから小田原フラワーガーデンへ秋薔薇を見に行くことに決定(笑)
という事で今日は石田泰尚がソロでプロコの協奏曲を弾く
茅ヶ崎交響楽団の定期演奏会は欠席となった。

という事で今日は『日日是好日』の劇中にも出てきた
映画『道』のテーマ曲「ジェルソミーナ」を。
演奏はニーノ・ロータ・グランド・オーケストラ。

テーマ曲「ジェルソミーナ」はイタリアの作曲家、
ニーノ・ロータ(1911.12.3-1979.4.10)の名作の一曲。

この映画に初めて出会ったのは小学校高学年か中学校の頃。
父が深夜の映画放送番組で見ていたのを一緒に見ていたのか、
それをビデオに撮ったのを見ていたのか。
兎に角、見終わって何とも寂しくポッカリと何か空いてしまった
そんな気持ちだった、というのを薄っすらと覚えている。
最後に流れたこの「ジェルソミーナ」がとても哀愁を感じて。

わが父は変わっている、というか、世間の評判なんて関係なく、
自身の好んだものが名作な人。
最後まで一番の映画はミュージカル映画の『パジャマ・パーティー』、
と言っていた。
オードリー・ヘップバーンは好みでなく(評価低く)、
キャサリン・ヘップバーンが好き。
好きな映画には『地下水道』『自転車泥棒』『汚れなき悪戯』に小津映画。

この血筋のせいだろうか。
音楽に関して僕はどんなに日本人が崇め奉ろうと、
世界の音楽愛聴家が崇めようと、
ベートーヴェンの作品をツマラナイと言い切ってしまうし、
北欧の作品やフランスの作品を好んだりするのは(笑)

さて、この「ジェルソミーナ」という音楽は実に物悲しい。
冒頭のトランペットの有名な旋律も
途中に道化的な旋律も実はすべてが物悲しく聞こえる。
まさに『道』という映画を体現したかの様な曲である。
今聴いても名曲だ。
今や、映画音楽の世界の「クラシック的名曲」だろう。

改めて、この『道』という映画を見直したいと思う。

1954年 イタリア
監督はフェデリコ・フェリーニ、
音楽はニーノ・ロータ、
出演はザンパノ役がアンソニー・クイン、
ジェルソミーナ役がジュリエッタ・マシーナ

約100分程の上映時間の作品だ。



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2018年10月20日

プニャーニ作曲『弦楽のためのシンフォニア変ロ長調』

G.プニャーニ/弦楽のためのシンフォニア 変ロ長調

  指揮・チェンバロ:リナルド・アレッサンドリーニ
  演奏:コンチェルト・イタリアーノ

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今日は11時からの歯科治療の予約が入っていたので行ってきた。
やっと、かぶせ物が入って、2週後に術後経過で再びだ。
また、顎の力で割れなければ良いのだが・・・
なんでも、素材は一番固い方らしいのだが。
その後はいくつかの立ち寄る先(珈琲豆屋とか)に寄ってから帰宅。
昼食の後、1時間ほど休んで今に至る訳だ。

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さて、今日はちょっと前に紹介した、
ガエターノ・プニャーニ(1731.11.27-1798.7.15)の作品を取り上げた。
『弦楽のためのシンフォニア 変ロ長調』を。

プニャーニは以前にも書いた様にトリノに生まれ、同地に没した作曲家。
トリノの劇場オーケストラで演奏者として勤め、
パリのコンセール・スピリチュエルで自作のヴァイオリン協奏曲を演奏したり、
他にもオランダ、ロンドン、ドイツなどへ演奏旅行した人物である。
その後はトリノの宮廷に仕えたりもしている。
そして何よりF.クライスラー(1875-1962)の名曲
「プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ」にもその名を残している。

この楽曲はとても牧歌的で穏やかな旋律が登場してくる。
各パート間のハーモニーが柔らかく曲線が本当に美しい。
途中に見える若干の強奏ですら美しい。
終始その柔らかく嫋やかな旋律が
幾つかの変化を見せながら静々とフィナーレを迎える。

チェンバロのパートを何とかできれば
オーケストラコンサートのアンコールピースなんかにとても良さそう。

初秋の頃
青空に柿の実
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2018年10月17日

F.ショパン作曲『演奏会用アレグロ』

F.ショパン/演奏会用アレグロ 作品46

  ピアノ:ミシェル・ポンティ
  指揮:フォルカー・シュミット=ゲルテンバッハ
  管弦楽:ベルリン交響楽団

 (BRILLIANT Classics 1978年 シュトゥットガルト録音)

今日はリーダーが振休で休みという事もあり、雇われの身としては、
少々、一息入れた1日になりました。
昨日、指示された作業も結構あるクエリファイルの作成に、
それを使ってのサーバ環境の構築作業も事無く終えることができて。
昼食も久々に制限中の一休みでメンバに付き合ってインドカレーを。
ナンは1枚と決めて(笑)

さて、今日は日本では『ピアノの詩人』なんて言われている、
ポーランドの作曲家、フレデリック・ショパン(1810.3.1-1849.10.17)の
亡くなった日であります。

彼は来年が没後170年になります。

という事で今日は彼の作品を。
『演奏会用アレグロ』のピアノとオーケストラのための編曲版を。
編曲はドイツの作曲家、ジャン・ルイ・ニコデ(1853-1919)による。
彼は同曲を2台ピアノのためにも編曲している。
ニコデはポズナニ(ポーランド)に生まれている。

元々、この曲はピアノ独奏のための曲でありますが、
「ショパンの最難曲」といわれるくらいに演奏の難しい楽曲です。
謂れはこの曲が「1台のピアノでオーケストラ部とピアノ・ソロ部を弾き分ける」
ことを求めているからで、言ってみれば「ワンマン・コンチェルト」である。
実際にショパンは友人だかに宛てた手紙でこの曲を「協奏曲」と書いているそう。
つまり、「協奏曲風のアレグロ(Allegro de Conterto)」なのである。
が、今は「演奏会用のアレグロ(Allegro de Concert)」なのである。
曲はショパンの弟子のフリーデリケ・ミューラー(1816-1895)に献呈されている。
この曲は彼女の依頼により作曲されている。

楽曲はAllegro Maestosoで書かれていて協奏曲(風)ソナタ形式を意識したかのような
ソナタ形式で書かれている。
演奏時間は録音データを参考にすると約12分ほどの作品。

なる程、オリジナルもそうだがこの編曲版も実に協奏曲と言っても
おかしくない風体の作品に仕上がっている。
管楽器が冒頭から牧歌的に歌いだして弦楽器がそれを明るく追従する。
それが弦楽器の情熱的でエネルギッシュな演奏に転じ、
ロマンティックな旋律の世界が始まる。
そして、いよいよとピアノ・ソロが演奏を引き継ぎ力強く始める。
全体を通して甘美なロマンティシズムと情熱的に表情と芸術性に溢れた
作品に感じられる。
オリジナルの個性を台無しにしていないと思う。

そして、最後は華やかに華やかに大きなコーダで幕を閉じる。



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2018年09月22日

グレーナー作曲『牧羊神の王国より』

P.グレーナー/組曲『牧羊神の王国より』 Op.22

  指揮:ウェルナー・アンドレアス・アルベルト
  演奏:ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団

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20日に彼岸の入りを迎えてからの、今日は最初の土曜日。
午前7時に起床して、ゴミ捨ての後に朝食。
その後はTVを見たりして一休みしていると
叔父が墓参りのついでに線香をあげに寄ってくれた。10時過ぎ。
11時の歯医者の予でお出かけ。
買い物をしていた母と合流して帰宅は13時頃。
16時頃から庭仕事をし始めて18時に終了。こんな1日でした。

今日は戦前戦後に生きたドイツの作曲家、
パウル・グレーナー(1872.1.11-1944.11.13)の作曲した
組曲『牧羊神の王国より』です。

彼の作品は去年、大動脈解離で担ぎ込まれ緊急オペ&入院後、
退院(2017/6/24)した頃に取り上げている。

戦争に最後は翻弄された作曲家の1人だと思います。
ヒトラーナチスに関わらなければ、とも思います。
が、もしかしたら関わらなければここまで名前が残らなかったかも、
とも思います。

その一方で、作品を聴くと、決して超一流ではないにしても、
一流には手が届いた、そんな作曲家とも思えます。

この『牧羊神の王国より』という作品は
今年が没後100年のC.ドビュッシー(1862-1918)の作品を
彷彿とさせるような、印象主義的な雰囲気、空気感を持った作品。

作品の規模は録音データをもとにすると、約15分ちょっとくらい。
組曲とも交響詩とも取れなくない作品である。
今回はCDのライナーに明言されてなく、通常の表記(?)の「組曲」とした。

構成は4部からなり、それぞれは
第1曲:月下の牧羊神の夢
第2曲:牧羊神の歌うあこがれの歌
第3曲:牧羊神の踊り
第4曲:牧羊神の歌う世界の子守歌

とても幻想的な"雰囲気"を持った楽曲から始まるその旋律は美しい。




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2018年09月05日

神奈フィル定期演奏会 予習 ブラームス作曲『交響曲第3番』

J.ブラームス/交響曲第3番 ヘ長調 Op.90

  指揮:オットマール・スウィトナー
  演奏:NHK交響楽団

 (キングレコード 1989年11月16日 NHKホール、ライブ録音)

 録音データ=I)10:12、II)9:44、III)6:56、IV)9:32 計=36:24

本日は昨日の帰宅に時間を4時間近くもかけた疲れがあったのか、
お昼ご飯を食べた後の午後の作業はナカナカにはかどらず、
まぁ、なんとか形になったかなの程度の出来で18時半近くに終業。
真っすぐに帰宅の途に着いた。
身体の調子は思いのほかによろしくは無い、と言ったところだ。

さて、今度の土曜日は神奈フィルの定期演奏会、みなとみらいホールシリーズ、
の日であります。
今回はドイツもの。
リヒャルト・シュトラウスの交響詩2作品と
ヨハネス・ブラームスの交響曲第3番であります。
個人的には大好きなR.シュトラウスの『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』
を聞けるのがうれしいところでありますが。

なにはともあれ、そのコンサートの予習に。
まずは前プロであるブラームスの交響曲第3番を。

参考にしたCDはオットマール・スイトナー(1922.5.16-2010.1.8)
の最後の来日年である1989年のN響とのライブ録音を。
NHKホールでの録音である。

この曲は2番の交響曲から数年を置いて書かれた作品である。
初演はハンス・リヒター(1843-1916)の指揮、ウィーン・フィルの演奏で。
因みに僕のこの曲のデビューは中二の時に
ケルテス指揮ウィーン・フィルの演奏で録音されたLPレコードでした。
あれは素晴らしい演奏だったと思う。

で、楽曲は彼の4曲の交響曲の中で一番演奏時間が短い作品とされている。
参考のCDでは36分ちょっと。
楽章はお堅く4楽章形式。

第1楽章:アレグロ・コン・ブリオ
4分の6拍子でへ長調、ソナタ形式
第2楽章:アンダンテ
4分の4拍子でハ長調、三部形式
第3楽章:ポコ・アレグレット
8分の3拍子でハ短調、三部形式
第4楽章:アレグロ
2分の2拍子でヘ長調、ソナタ形式
で書かれている。

揚々と歌う様に始まる1楽章。
交響曲というよりも、ちょっとした声楽曲にも感じられる。
その雰囲気を持ったままに2楽章に連絡される。
日本人は簡単に叙情的だ、というが僕に言わせれば
この楽章は実にメランコリックに聞こえる。
憂鬱とか物思いにふける、という意味合いであるが、
1楽章のその雰囲気と比するとこの楽章は対象的に聞こえてくる。
悠々として旋律を歌いあげる1楽章に対して、
明確な姿が見えてこないこの楽章は本当にもの憂えた感じがある。
そのままに悲壮感のある3楽章が登場すると
その先の不安と悲しみを暗示するかの様な雰囲気へと万進する。
そして、個人的には「開き直りの高揚感」な終楽章。
それは最後に現実に向き合い、またメランコリックに静々と幕を閉じる。

ぼんくらの指揮者、ハンス・リヒターがこの曲を
『この曲は、ブラームスの『英雄』だ。』
と評したらしいが、どこをどう、輪切りにしたら『英雄』なんだか・・。
むしろ、これを聞くたびに、
ブラームスという人は決して「シンフォニスト」ではない、
と思わざるを得ない。
やはり、彼は室内楽の作曲家なんだと。



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2018年08月15日

坂口淳作詞/細川潤一作曲『マロニエの木陰』

坂口淳(作詞)細川潤一(作曲)/『マロニエの木陰』

  ソプラノ:鮫島有美子

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今日はリーダーが夏休みで不在の中、ドキュメント作成は思いのほか進まず。
ま、最低限はこなしたかな、ってところですが。
仕事が終わったのは18時過ぎ、それから急いで帰宅したのは20時15分頃。
電車の乗り継ぎが悪く、駅から自宅までかなりな早歩きでの帰宅。
一休みの後は、お盆の送り火を焚いて、今年のお盆も終わり。

さて、今日は終戦記念日でもあります。
今から73年前、日本は太平洋戦争に負けてポツダム宣言を受け入れた。
そして、今に続くまでアメリカの植民地化されている・・・。

農地解放の名のもとに農家は力を失い、
完全に過剰生産になっていたアメリカの農産物の出荷先として利用され、
今に至ってもその状況を政治屋は改善しようとしない。

戦前の人々の方が懸命に生きていた様に思います。
懸命に日本を何とかしようと各国と闘っていたと思います。

そんな先達に敬意を払いつつ、第二次世界大戦で亡くなった
多くの先達たちに哀悼の意を込めて。

日本が誇る名曲中の名曲、『マロニエの木陰』を。
この曲は昭和12年(1937年)3月に松島詩子の歌でキングレコードから発売、
当初は戦中という事もあったのかそれ程にヒットしなかったが、
そのカデンツァの序奏に明朗で美しいタンゴ調の楽曲が
戦後に人気が出た作品でります。

まさに戦中から戦後にかけての時世を反映するかの様な曲。

歌うは日本を代表するソプラノ歌手の鮫島有美子(1952.1.8- )。
1975年7月に二期会のオペラ公演、『オテロ』で
デスデモーナ役でデビューした後は
彼女はウルム歌劇場の専属歌手にもなったほどの実力者。

この録音は彼女のアルバム、
『白い花の咲く頃 日本抒情歌集―2』より。

戦中生まれの亡父が良く聴いていたCD。

僕も、何気なくこの抒情歌や
「イヨマンテの夜」「黒の舟歌」を
小学生の頃から耳にしていたので
懐かしい
という思いが強い



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2018年08月14日

シニガーリャ作曲『ロマンスとユモレスケ』

L.シニガーリャ/『ロマンスとユモレスケ』 Op.16

  チェロ:ラファエラ・グロメス
  ピアノ:ユリアン・リーム

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今日はお盆の中日なのですが、普通に仕事に行ってきました。
このところは13〜15日はお盆休みにしてたのですが、今の現場では不可。
お盆休みだからでしょうか、通勤電車はいつもよりだいぶ空いていました。
仕事は、やっとドキュメント作成が開始になって、
思ったよりは進んだ気もします。
18時30分過ぎに終業して、駅前のストアーに2,30分立ち寄って
帰宅は21時を回ったあたり。

さて、今日はレオーネ・シニガーリャ(1868.8.14-1944.5.16)の生まれた日。
今年で生誕150年です。

シニガーリャはユダヤ系の家庭にトリノにて生まれる。
若いころから登山と文学を嗜好していた人物で、
アルプスの一部の登山コースで、それなりに足跡を残しているし、
彼の登山に関しての執筆は今も残されている。
そんな彼は作曲家としては、ウィーンでJ.ブラームス(1833-1897)と友好を持ち、
E.マンディチェフスキ(1857- 1929)に師事して、絶対音楽の作風を身に着けている。
プラハではA.ドヴォルザーク(1841-1904)に学んでいる。
他にもウィーンではマーラーやゴルトマルクとも知己を得ているようだ。
しかし、第二次世界大戦近く、ナチス・ドイツにユダヤ系との事で弾圧され、
強制労働送りになる寸前に心臓発作で急逝してしまう。

彼の代表作としては『ヴァイオリン協奏曲』や『ホルンと弦楽合奏のためのロマンス』
などがある。

彼は日本ではどういうわけか、同盟国だったナチス・ドイツに迫害された人物だからか、
殆ど無名に近いが、実はA.トスカニーニやW.フルトヴェングラー、J.バルビローリが
その作品を取り上げて演奏をしていることから決して知名度の低い作曲家ではないのだ。

その彼が残したチェロとピアノの為の『ロマンスとユモレスケ』である。
これは演奏時間が10分位の作品で、
「2つの小品」ともなっている。

第1曲はロマンス―クァジ・アダージョ
第2曲はユモレスケ―アレグロ・コン・ブリオ
で書かれている。

とてもロマンティックでキュートな曲である。



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2018年08月01日

ロット作曲『交響曲ホ長調』

H.ロット/交響曲 ホ長調

  指揮:ハンスイェルク・アルブレヒト
  演奏:ミュンヘン交響楽団

 (OEHMS 2913年8月 (ドイツ)ミュンヘン、バイエルン音楽スタジオ録音)

今日から8月。今年も残すところ5ヶ月しかありません。
早いものです。
もっとも、仕事は相変わらずに遅々としてすすまず、
自分の気分屋なところにガックリと力を落とす限りです。
やらなきゃいけない事もスケジュールなどもわかっているのですが、
モチベーションがまったく上がらない。

そして、明日はリーダー会社の要請により出勤日の調整で
2、3日休みを取る様にとのことに応えての夏休み。
もっとも、まとめて取れないのはリリース日が中頃に連続週末にあるから。

さて、今日はハンス・ロット(1858.8.1-1884.6.25)の生まれた日。
今年は彼の生誕160年の年にあたります。
と言うことで、最近、注目の増した彼の交響曲を取り上げてみた。
指揮はハンスイェルク・アルブレヒト(1972- )、
演奏はミュンヘン交響楽団。
2013年、今から5年前、ロット生誕155年の年の録音です。
奇しくも、なのか計画的になのか、8月の録音です。

アルブレヒトはミュンヘン・バッハ管弦楽団のシェフを2005年より務めている。
これは楽団創立者のC.リヒター(1926-1981)、そしてわれ等がシュナ爺こと
H.マルティン=シュナイト(1930-2018)に連なるポストであります。

ちなみに、アルブレヒトは僕と同い年。

ところで。
作曲したハンス・ロットですが、彼は実に才能ある音楽家だったようです。
それはG.マーラー(1860-1911)が高くその才を評価していることからも分かる。
そのマーラーに影響をしたA.ブルックナー(1824-1896)もまた彼を早くから認めた。
しかし、その才故にか。
交響曲第1番を20年以上の苦悩の末に世に送り出したJ.ブラームス(1833-1897)により
"抹殺"された。
ブラームスに"抹殺"された、と言うのは少々過激な表現だが、
ブラームスの手痛い批判が繊細なロットの精神を破壊し彼の夭折の人生の幕を開けた、
と思っている。
これも個人的な思いだが、ロットがブラームスに手痛い批判を受けたのは
・ワーグナーに傾倒のあったブルックナーに認められたから(ブラームスは音楽院の若者にブルックナーの影響があることを良しとしてなかった)
・作風がブルックナー風なひいてはワーグナー風な影響を見られるから(ブラームスがその作風を好めなかった)
・20歳の青年がこれだけの交響曲を作曲したことが妬ましかった(若しくは容認できなかった)
からでは無いだろうかと。
特に3つ目と1つ目の理由が強くあるのではないだろうか、と。

ロットの出生(しゅっしょう)は決して喜ばしいもとにあったとは個人的には思わない。
彼の母は美しい女優・歌手であったそうだが、17歳の時に33歳年上の俳優との間に
「不倫の末」によりもうけた子がロットであった。
母が18歳のときにロットは生れている。
両親が結婚するのは1862年のことであるが、そのわずか10年後に
母親がわずか32歳と言う若さで他界。父もロットが18歳の時に世を去っている。

両親を亡くしながらも、ロットはウィーン音楽院に進み、
学友にマーラーを持つ環境で学んだ。また、ブルックナーにはオルガンを学んでいる。
彼が音楽院の最終年次の作曲コンクールに提出したのが「交響曲ホ長調」の第1楽章。
しかし、師のブルックナー以外の審査員はこれを却下したようです。
ロットは、この交響曲を最終的に1880年に完成させ、
時の大指揮者H.リヒター(1843-1916)やブラームスに演奏依頼をするが断られる。
この時にブラームスが発した「どうせ才能は無いのだから、音楽を諦めるべきだ」
と言う言葉はロットの精神の正常さを打ち砕く。彼は精神病に陥る。

実際、ロットの写真を見ると、美貌の女優だったという母親に似たのか
とても美男子なのだが、真っ直ぐな意思の表れのようなその口元、
目元には神経質そうなイメージを持たされる。

そんな訳で精神状態を悪くした彼は、妄想を口走ったりし精神病院に送られる。
入院中は一時的に快方の兆しもみせ作曲の筆も取るが
結局は精神状態は回復を見せる事無く、結核のために26歳の人生を終える。

その彼が精神異常を起こす前に完成させた管弦楽曲である『交響曲 ホ短調』。
良く『交響曲第1番 ホ短調』と記されるのですが、
僕はあえて『交響曲 ホ短調』と記したい。

この作品は4楽章構成で、
第1楽章:アラ・ブレーベ
第2楽章:(アダージョ).ゼーア・ラングザム
第3楽章:力強く、活き活きと
第4楽章:ゆっくりと、(しかし)活き活きと
とされていて、演奏時間は50分ほどの大作である。

当初は「マーラーの亜流」「マーラーに影響された」「マーラーの二番煎じ」
などが彼に対する評価でした。
しかし、調べてみれば「マーラーの先駆者」が正しい評価だった様子。
実際に、その観点でマーラーの「交響曲第1番」とロットの「交響曲」を
聴きなおしてみれば、実はそっくりな2曲。



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2018年07月15日

ブニャーニ作曲『ヴァイオリン協奏曲ニ長調』

プニャーニ/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調

  ヴァイオリン:ロベルト・ノフェリーニ
  指揮:アラン・フレイレス・マグナッタ
  管弦楽:オルケストラ・ヌオーヴェ・アッソナンツェ

 (TACTUS 2014年11月 イタリア、フィレンツェ録音)


ここ毎年の恒例になっている、虎屋御殿場店に併設している茶寮へかき氷を食べに。
朝は7時には起床し、朝食は途中でとることにして8時半に家を出発。
何だか朝食もとることもなく、御殿場市に到着。
虎屋の工場に久方に行きたいというリクエストに応え、246号線を使って来たので、
御殿場ICの入り口前を10時ちょうどに通過して工場に向かう、と駐車場は満車。
10時10分頃だよ???
って事で切り替えて御殿場店に向かう。10時15分到着。
茶寮は11時スタートとのことで、しばらく店内を見て回る。
少し早いスタートで対応してもらい、長めの良い席に着く。今日1番の客だ(笑)
帰りに工場に再び寄ってから帰宅の途につく。

さて、今日はガエターノ・プニャーニ(1731.11.27-1798.7.15)の亡くなった日。
今年は没後220年になります。

プニャーニはG.B.ソミス(1686-1763 コレッリの弟子)に師事する。
彼が率いるレージョ劇場(トリノ)のオーケストラで演奏している。
19歳でローマへ対位法を学びに行き翌年にトリノへ戻る。

そのほかパリ、オランダ、ロンドン、ドイツなどへ演奏旅行を行う。
特にパリのコンセール・スピリチュエルでは自作のヴァイオリン協奏曲を演奏している。

1770年にはトリノの宮廷楽団の首席コンサートマスターならびに指揮者に就任している。
1776年にはトリノの宮廷ヴィルトゥオーソや器楽部門総監督に就任、
1786年に軍楽隊の楽長となっている。
弟子のG.B.ヴィオッティ(1755-1824)とともにロシアへ演奏旅行を行った。

この録音はプニャーニの生まれ故郷トリノの
オラトリオ・ディ・サン・フランチェスコ・ポヴェリーノで録音されている。

楽曲は三楽章構成で、演奏時間は録音データからだと約30分ほど。
第1楽章はアレグロ・マエストーソ
第2楽章はアダージョ
第3楽章はアレグロ・ブリランテ
で書かれていて、12分、6分、10分程度の演奏時間である。

第1楽章の冒頭から時代らしい旋律が奏でられる。
まさに典型的なメロディーと雰囲気である、と表現すると
ありきたりでいい加減な感もあるが、しかしイメージはそう。
まるで、W.A.モーツァルト(1756-1792)の作品を彷彿とさせるが、
しかし、プニャーニの方が先達。
そして、W.A.モーツァルトの美しく技巧的で楽しい楽曲に対して、
プニャーニのそれは、美しく技巧的で情熱的な楽曲である。
それは第1楽章によく表れている。
第2楽章はよく整った表情でソロ・ヴァイオリンの美しい旋律に
合奏がとても物静かに且つ愁いを帯びた旋律で伴奏をする。
さらに、終楽章はやはり定型どおりに愉しく歌う。
さわやかに変化を楽しめる楽章でなかなかに魅力的だ。

全体を通してソロ・ヴァイオリンの技巧をこれでもかと楽しめる。
こんなに素晴らしいコンチェルトが何故演奏会にかからないのか
とても疑問である。

今一度、このガエターノ・プニャーニという作曲家の作品を
見直すべきであろう、と言いたい。



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2018年06月24日

フィオリロ作曲『36のエチュード』

F.フィオリロ/36のエチュード

  ヴァイオリン:木野雅之

 (EXTON 2010年7月 富山、北アルプス文化センター録音)

昨日の疲れのせいでしょうか、逆に疲れのせいで寝付けなかったせいでしょうか、
2時近くに寝入った様ですが、今朝は7時頃に目が覚めてしまい、起床は8時。
午前中は何するでもなくパソコン弄ったり、テレビ番組見たり。
「かしまし娘」がお婆さんになったなぁ、なんて思いながら。
お昼のおかずを買いに行き、午後もまったりとTV見たり。
そんなこんなで近所の公園のアジサイを見に行くのは今年は中止にしました。
競馬中継は推理ドラマ見ていたら、気づけば終わっていて(笑)
16時過ぎに買い物に行き、戻ったのは18時過ぎ。

さて、そんな今日は「ドレミの日」だそうだ。
なんでも1024年にG.ダレッツォ(991頃-1050頃)が「ドレミファソラシド」を使った
階名唱法を提案した日に因んでいるらしい。

まぁ、だから何、って突っ込まれるとこまるのですが(笑)

そんなわけでこの曲を。
フェデリコ・フィオリロ(1753-1825)の作曲した
『36のエチュード』です。

このCDは木野ちゃん、こと日フィルのコンマスも務める
木野雅之氏が「ヴァイオリン教本シリーズ」として出したシリーズの第3弾。
因みに、第1弾が「クロイツェル/42のエチュード」
第2弾が「ドント/24のエチュードとカプリース」
第4弾が「ザイツ/学生協奏曲全5曲」
第5弾が「ローデ/24のカプリス」
他にも「 カイザー/36のヴァイオリン練習曲」がカイザー編として出ている。

このフィオリロの「36のエチュード」はその名が示す通り、
全部で36曲からなっている。
第1番から第36番まで「教本」の曲と馬鹿にすることなかれ。
いずれもなかなかに素敵な曲が揃っている。

いや、実は最初にクロイツェルのCDが出たときには
「木野ちゃんも何を考えているのやら」
と思ってバカにしていたのですが、
聴いてびっくり。

あぁ、この曲ちゃんと聴くといい曲だなぁ
としみじみと思い描いて、ついにはこのシリーズを連続して購入してしまった。

なので、今の音楽では「基礎」となっている
「ドレミファソラシド」に因んだ「ドレミの日」に
ヴァイオリンの教本を聴いてみようかと思ったわけだ。

エチュード
つまり、和訳すると「練習曲」です

この36の練習曲は聴いて鑑賞するのを目的には書かれていないなぁ、
と素人耳にも受けるのですが、
しかし、曲の素敵さとしてはナカナカ。
派手さも、華やかさも、煌めきも薄いのですが、
情感という面で聴くと、実は面白いくらいに聴ける。

きっと、ヴァイオリンを学んだ人でこの
「36のエチュード」を教本としていた人には
あまり面白い思い出もないだろうけど
一寸、思い直して聴きなおしてみたらいかがかと。

ちょびっとくらいは「何かに」魅力を受けるかもしれませんぞ?



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2018年06月23日

グリーグ作曲『ピアノ協奏曲イ短調』

E.グリーグ/ピアノ協奏曲 イ短調 作品16

  ピアノ:イディル・ビレット
  指揮:アントニ・ヴィト
  管弦楽:ビルケント交響楽団

 (IBA 2006年11月 (トルコ)アンカラ、ビルケント・シンフォニー・ホール録音)

piret


今日は弟夫婦がペンギン好きな母親を「サンシャイン水族館」に連れていく、
ってことで僕もそのお供で行くことに。
9時に迎えに来た弟夫婦とともに近所のパン屋のモーニングを取り、10時近くには出発。
11時頃に到着して入館料は僕もちで。
空は怪しい雲行きでしたが何とか11時15分からの「ペリカン・フィーディングタイム 」
と11時45分からの「ペンギン・ダイビングタイム」までは見ることができた。
あとは館内の水槽を見て回り、お土産の買い物にお供して、
日枝神社参拝の後、「キャピトル東急」のレストランでお昼をすませる。
雨脚も強くなってきましたが無事に16時頃に帰宅。
晩御飯は近所のネタが良くとてもおいしい回転寿司屋に。

さて、今日は作曲家のダリウス・ミヨー(1892-1974)の命日ですが、
実はこの人の命日でもあります。

エドムント・ノイペルト(1842.4.1-1888.6.22)

ノルウェーのピアニスト兼作曲家です。
今年が没後130年にあたります。
あのグリーグのピアノ協奏曲の初演時にピアノソロを演奏した人物でもある。
この曲は1869年4月3日にコペンハーゲンで初演されている。

という事で、今日はエドゥアルト・グリーグ(1843.6.15-1907.9.4)の作曲した
名曲『ピアノ協奏曲イ短調』を。

グリーグは今年が生誕175年、去年が没後110年でした。

北欧の作曲家の中ではもっとも有名なピアノ協奏曲でしょう。
1868年の頃に書き上げられたグリーグの初期を代表する作品です。
楽章は3楽章からなるオーソドックスな協奏曲風。
第1楽章はアレグロ・モルト・モデラート イ短調 4分の4拍子のソナタ形式
第2楽章はアダージョ 変ニ長調 8分の3拍子の三部形式
第3楽章はアレグロ・モデラート・モルト・マルカート イ短調 4分の2拍子 ロンド形式
で書かれている。

この楽曲はR.シューマン(1810-1856)のピアノ協奏曲の演奏を
留学先のライプツィッヒで耳にしたことで、その影響を受けているともいわれる。



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