2018年06月24日

フィオリロ作曲『36のエチュード』

F.フィオリロ/36のエチュード

  ヴァイオリン:木野雅之

 (EXTON 2010年7月 富山、北アルプス文化センター録音)

昨日の疲れのせいでしょうか、逆に疲れのせいで寝付けなかったせいでしょうか、
2時近くに寝入った様ですが、今朝は7時頃に目が覚めてしまい、起床は8時。
午前中は何するでもなくパソコン弄ったり、テレビ番組見たり。
「かしまし娘」がお婆さんになったなぁ、なんて思いながら。
お昼のおかずを買いに行き、午後もまったりとTV見たり。
そんなこんなで近所の公園のアジサイを見に行くのは今年は中止にしました。
競馬中継は推理ドラマ見ていたら、気づけば終わっていて(笑)
16時過ぎに買い物に行き、戻ったのは18時過ぎ。

さて、そんな今日は「ドレミの日」だそうだ。
なんでも1024年にG.ダレッツォ(991頃-1050頃)が「ドレミファソラシド」を使った
階名唱法を提案した日に因んでいるらしい。

まぁ、だから何、って突っ込まれるとこまるのですが(笑)

そんなわけでこの曲を。
フェデリコ・フィオリロ(1753-1825)の作曲した
『36のエチュード』です。

このCDは木野ちゃん、こと日フィルのコンマスも務める
木野雅之氏が「ヴァイオリン教本シリーズ」として出したシリーズの第3弾。
因みに、第1弾が「クロイツェル/42のエチュード」
第2弾が「ドント/24のエチュードとカプリース」
第4弾が「ザイツ/学生協奏曲全5曲」
第5弾が「ローデ/24のカプリス」
他にも「 カイザー/36のヴァイオリン練習曲」がカイザー編として出ている。

このフィオリロの「36のエチュード」はその名が示す通り、
全部で36曲からなっている。
第1番から第36番まで「教本」の曲と馬鹿にすることなかれ。
いずれもなかなかに素敵な曲が揃っている。

いや、実は最初にクロイツェルのCDが出たときには
「木野ちゃんも何を考えているのやら」
と思ってバカにしていたのですが、
聴いてびっくり。

あぁ、この曲ちゃんと聴くといい曲だなぁ
としみじみと思い描いて、ついにはこのシリーズを連続して購入してしまった。

なので、今の音楽では「基礎」となっている
「ドレミファソラシド」に因んだ「ドレミの日」に
ヴァイオリンの教本を聴いてみようかと思ったわけだ。

エチュード
つまり、和訳すると「練習曲」です

この36の練習曲は聴いて鑑賞するのを目的には書かれていないなぁ、
と素人耳にも受けるのですが、
しかし、曲の素敵さとしてはナカナカ。
派手さも、華やかさも、煌めきも薄いのですが、
情感という面で聴くと、実は面白いくらいに聴ける。

きっと、ヴァイオリンを学んだ人でこの
「36のエチュード」を教本としていた人には
あまり面白い思い出もないだろうけど
一寸、思い直して聴きなおしてみたらいかがかと。

ちょびっとくらいは「何かに」魅力を受けるかもしれませんぞ?



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2018年06月23日

グリーグ作曲『ピアノ協奏曲イ短調』

E.グリーグ/ピアノ協奏曲 イ短調 作品16

  ピアノ:イディル・ビレット
  指揮:アントニ・ヴィト
  管弦楽:ビルケント交響楽団

 (IBA 2006年11月 (トルコ)アンカラ、ビルケント・シンフォニー・ホール録音)

piret


今日は弟夫婦がペンギン好きな母親を「サンシャイン水族館」に連れていく、
ってことで僕もそのお供で行くことに。
9時に迎えに来た弟夫婦とともに近所のパン屋のモーニングを取り、10時近くには出発。
11時頃に到着して入館料は僕もちで。
空は怪しい雲行きでしたが何とか11時15分からの「ペリカン・フィーディングタイム 」
と11時45分からの「ペンギン・ダイビングタイム」までは見ることができた。
あとは館内の水槽を見て回り、お土産の買い物にお供して、
日枝神社参拝の後、「キャピトル東急」のレストランでお昼をすませる。
雨脚も強くなってきましたが無事に16時頃に帰宅。
晩御飯は近所のネタが良くとてもおいしい回転寿司屋に。

さて、今日は作曲家のダリウス・ミヨー(1892-1974)の命日ですが、
実はこの人の命日でもあります。

エドムント・ノイペルト(1842.4.1-1888.6.22)

ノルウェーのピアニスト兼作曲家です。
今年が没後130年にあたります。
あのグリーグのピアノ協奏曲の初演時にピアノソロを演奏した人物でもある。
この曲は1869年4月3日にコペンハーゲンで初演されている。

という事で、今日はエドゥアルト・グリーグ(1843.6.15-1907.9.4)の作曲した
名曲『ピアノ協奏曲イ短調』を。

グリーグは今年が生誕175年、去年が没後110年でした。

北欧の作曲家の中ではもっとも有名なピアノ協奏曲でしょう。
1868年の頃に書き上げられたグリーグの初期を代表する作品です。
楽章は3楽章からなるオーソドックスな協奏曲風。
第1楽章はアレグロ・モルト・モデラート イ短調 4分の4拍子のソナタ形式
第2楽章はアダージョ 変ニ長調 8分の3拍子の三部形式
第3楽章はアレグロ・モデラート・モルト・マルカート イ短調 4分の2拍子 ロンド形式
で書かれている。

この楽曲はR.シューマン(1810-1856)のピアノ協奏曲の演奏を
留学先のライプツィッヒで耳にしたことで、その影響を受けているともいわれる。



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2018年06月22日

セヴラック作曲『大地の歌ー7部からなる農耕詩』

セヴラック/大地の歌ー7部からなる農耕詩

  ピアノ:ホルディ・マソ

 (NAXOS 2011年10月 (スペイン)ヤフレ、オーディトリウム録音)

昨日に続いて、今日もプロパの社員、関係者は不在。
僕の窓口になっている会社の社員と今後の対応を会話して、
一旦、そちらからプロパに意見具申ってことでメールを送ってもらう。
結局、1日誰も居ない状況で、一応できることを作業して17時半には終業。

大体、「契約社員じゃないから指示は出せない」っていうこと自体、意味不明。
たかが協力会社の社員が勝手に走って勝手にやっても言い訳?
統制しないプロパってプロパの意味ないじゃん?
統制して指示出して、監督するってのがお仕事じゃないの?
出た作業に対して自己裁量してまとめる、ってのが確かに僕らの仕事。
でも、出てくる作業が五月雨式でまとまりがなくて、
2つの案件が並行して進んでいるのにバランスを見てない、ってどうなのよ?
人手が圧倒的に足りないのが原因だってのは窓口会社の社員との意見一致。
見限られて、プロパ一番の優秀な社員が今月で退社するのがその現れ。

と、こんな具合の現場で鬱々とした6か月の地獄をいやそうと、
早く帰ってきた今日はこの曲を。

デオダ・ド・セヴラック(1872.7.20-1921.3.24)の作曲した
『大地の歌』を。
ピアノはホルディ・マソ(1967- )。

CDの帯の文章を紹介すれば
「フランスのピアノ曲を語る上で、決して忘れてはいけない存在」
がセヴラックだそうだ。

確かに、
『ショパンにこんな素朴で美しい曲があったのか』
『ドビュッシーにこんな隠れた大作があったのか』
と思ったのが、この曲を最初に聞いた時の感想。

セヴラックはオート=ガロンヌ県のサン=フェリックス=ド=カラマン、
今のサン=フェリックス=ロラゲに生まれる。
県庁所在地は僕の好きなフランスのオーケストラの一つ、
トゥールーズ・キャピトルが拠点とするトゥールーズです。
スペインに近い地域であるオート=ガロンヌ県の出身の彼は
スペイン貴族の血筋の出である。
パリに出てスコラ・カントルムに入学する。
セヴラックはV.ダンディ(1851-1931)やA.マニャール(1865-1914)に
師事している。
他にもI.アルベニス(1860-1909)にも少しの間、学んでいる。
その後は南仏に戻り、生涯を南仏で過ごすことになる。

楽曲は副題のとおりに7つの部からなっている。
第1曲『序曲』
第2曲『耕作』
第3曲『種蒔き』
第4曲『夜のおとぎ話』
第5曲『雹』
第6曲『刈り入れ時』
第7曲:終曲『婚礼の斐』
演奏時間は7曲で20分を超す規模の楽曲です。



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2018年06月21日

ツィーラー作曲『ワルツ「勇敢であれ」』

ツィーラー/ワルツ『勇敢であれ』 作品522

  指揮:ミヒャエル・ディートリッヒ
  演奏:ラズモフスキー・シンフォニア

 (NAXOS)

今日は今日で『この間の休日出勤の代休は?』と聞けば、
「作業をかたずけてからね」
ある意味、正論です。が、私は今月で終わるんですよ?
そもそも、引き継ぎ先の案内も引き継ぎ作業も今になっても無し。
大体、全体の意見で「作業がオーバーフロー」なんだから終わる訳ないっしょ。
作業指示もその時々で五月雨に次々と協力会社の僕に丸投げ。
その上、共有フォルダにアクセスできない、外部にメールを送信できない、
決定する権限がない僕に丸投げ。レビューはなし、ってそりゃ出戻りも多発するだろ、
そりゃ、オーバーフローもするだろう。
責任を擦り付けてきました・・・天下の大企業様が。
「協力会社の社員」っていう存在の解釈を大きく間違っているような気がする。
そして、今日はプロパの関係者が誰も居ないっていう始末。

頭にきたので、予定の通りに次の案件の説明を聞きに定時で終業しました。
で、その足で2次の説明を聞きに。昔風に言えば面談とか面接。

昨日は一次面談の帰りに鉄道が人身事故を起こして30分ほど遅れて0時過ぎに帰宅、
お陰で草臥れている今日ですので、
今日の不機嫌もあるので聴く曲は優雅に行こうかと思って、
カール・ミヒャエル・ツィーラー(1843.5.2-1922.11.14)の作曲したワルツ、
『勇敢であれ』を聴いてみた。

ツィーラーは今となっては日本では「J.シュトラウス2世のライバル」というのが
一番の知名度と思われますが、
地元オーストリアでは今も人気のある作曲家であります。
ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートのプログラムにも取り上げられるくらい。

ツィーラーは丁度、出版者のC.ハスリンガーがJ.シュトラウス2世(1825-1899)と
仲たがいし始めた頃にその対抗馬として世に送り出すことになったのがデビュー。
まさに『シュトラウス2世のライバル』として世に送り出されたのである。
しかし、デビューして早々に大きく人気になる訳もなく、
当時はそれほどに評価が高かったわけではなく、目先の評価をみたJ.シュトラウス夫人は
「ツィーラーには要するに才能がないのです」
とか言って、軽視されていたようです。
ところが、その2、3年後にJ.シュトラウス(1827-1870)が若くして亡くなると、
ツィーラーの存在は急に大きくなる。
それは、ウィンナ・オペレッタの「金の時代」「銀の時代」を支える作曲家として
後世にその名を残すことになるわけだ。
しかし、晩年はあまり幸せではなかったと言えよう。
第一次世界大戦で財産を失い、オーストリア宮廷の消失により宮廷舞踏会の職を失い、
失意のうちに亡くなったのである。

そのツィーラーが1905年に書いたのがこのワルツ『勇敢であれ』である。
作品は演奏時間が録音データを参考にすると8分半を要する。
颯爽として勇壮な行進曲風な冒頭が格好よくて
続く旋律のなんとも品のあるところがとても素敵な曲です。
派手さなどは全く無いしインパクトのある個性もないかもしれないが、
優雅で滑らかに進むステップはシュトラウス一家の楽曲にまったく負けていない。

個人的にはシュトラウス一家もヨゼフの作品が一番に好きだし、
ツィーラーの作品も好きだし、どうもこう言った作品の方が好みの様だ。



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2018年06月14日

デ・ファリャ作曲『「三角帽子」組曲』

M.デ・ファリャ/バレエ音楽『三角帽子』組曲

  指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
  演奏:ミラノRAI交響楽団

 (ARCHIPEL 1959年3月4日 ミラノ、ライブ録音)

deFalla_Giulini


今日は昨日できなかった分の作業と今日もともとに予定されていた作業のため
連日のようになっている客先での作業。
今日は思った以上にすんなりと作業も進んで、予定より2時間ほど前倒しに
18時45分に終了を迎えた。
もっとも、昨日の作業も客先の環境の影響での遅れだし・・・。
が、帰りの鉄道が遅れていて、最寄り駅には15分ほど遅れて到着だった・・・。

さて、今日はわが敬愛する名指揮者の
カルロ・マリア・ジュリーニ(1914.5.9-2005.6.14)の命日。
今から13年前のことでした。

彼が亡くなったあの日、僕にとってウィーンやミラノ、ベルリンなどの
「日本人が盲目的に能天気に絶賛する」音楽都市への興味は消失した。
僕にとってはそれほどの存在でした。
中学生の時に彼の録音に初めて触れて以来、
僕にとっては同じく中学の頃に出会ったB.ワルター(1876-1962)と並んで
敬愛し崇高し、思い入れのあるとっても大切な指揮者となったわけだ。

ジュリーニは「イタリアの指揮者」と日本では単に思われがち。
であるが、彼はアドリア海に面した南イタリアに生まれながら、
少年期はドイツ語圏に近い北部イタリアで育っている関係か、
ドイツよりなところがある。(実際、ジュリーニが育った頃はオーストリア領)
さらに音楽を学んだのはローマのサンタ・チェチーリア音楽院と
ドイツ、イタリアの文化圏の影響が彼の指揮には見られる。

それが、この録音、マニュエル・デ・ファリャ(1876.11.23-1946.11.14)
の作曲したバレエ音楽『三角帽子』組曲に聞いて取れる。

絢爛豪華な響きをオーケストラから引き出し、流麗にしてしなやかな歌い上げ、
躍動的な軽快さと、それをしっかと支える組み上げられた音楽構築。
絶妙な音と音の組み上げと絶妙なタイミングでの編み上げられたハーモニー。
よくオーケストラがまとめ上げられているアンサンブル。

オーケストラがよく反応しているっていうところもあるのだろうが、
こうも見事な演奏を楽団から引き出すジュリーニのタクトも流石といいたい。

ところで、この『三角帽子』という題材。
その題材を同じくするのがH.ヴォルフ(1860-1903)の作曲した
オペラ『お代官様』という作品。



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2018年05月30日

レイトン作曲『ピアノのための変奏曲』

K.レイトン/ピアノのための変奏曲 Op.30

  ピアノ:ピーター・ウォルフィッシュ

 (chandos)

今日は朝から本当に気が重い。昨日の騒動があり、作業は延期。
改めて整理してみれば当初の予定通りで、僕の勘違い、取り越し苦労って事で。
とは言え、結構、際どい作業スケジュールはやはり危険な訳で。
本番大丈夫だろうか。
手順書の土壇場での見直しなどをして、でも結局誰もレビューしてくれないし。
なんて現場でしょうか・・・。
その上、もう残業できないってのに、結局18時過ぎに終業、1時間近い残業。
で、帰りの空は雨だし・・・。体調悪い・・・気持ち悪い。

さて、今日は今年の8月に没後30年を、来年の10月に生誕90年を迎える、
イギリスの近代作曲家、ケネス・レイトン(1929.10.2-1988.8.24)の作品を。
『ピアノのための変奏曲』 です。

レイトンはイギリスのヨークシャーに生まれている。
幼少の頃から音楽の才は見せていたようです。
実際に作曲家として活躍すると、彼のチェロ協奏曲は
イギリスの名指揮者、サー・ジョン・バルビローリ(1899-1970)
の指揮によって初演されているし、
レオポルト・ストコフスキー(1882-1977)の指揮でも初演された作品がある。
そんな彼のピアノのための作品である。

楽曲は9曲からなる変奏曲で
演奏時間は録音データを見ると約15分足らず。
曲はどれも瑞々しく、かつ艶やかで悩ましい色彩で
魅力的な作品である。

構成は9曲からなり
第1曲/序奏、レント・ミステリアス
第2曲/カンツォーネ、アレグロ・グラツィオーソ
第3曲/子守歌、キュランテ
第4曲/トッカータ、アレグロ・モルト・エ・リトミコ
第5曲/夜想曲、レント・ソステヌート
第6曲/ワルツ、コン・モット―グラツィオーソ・マ・ウン・ポーコ・イロニコ
第7曲/ファンファーレ、アレグロ・モルト
第8曲/間奏曲、アンダンテードルツェ・エト・イノセント
第9曲/フーガ、アレグロ・マルカート

終曲は実にドラマティックに、劇的なアクセントをもって幕を閉じる。



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2018年05月28日

リゲティ作曲『フルートとオーボエのための二重協奏曲』

G.リゲティ/フルートとオーボエのための二重協奏曲(1972)

  フルート:ジャック・ゾーン
  オーボエ:ハインツ・ホリガー
  指揮:ジョナサン・ノット
  管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

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今日は客の作業の立ち合いで午後から客先に入る。
とりあえず、作業をするわけではなく、手順書を作成した手前、
立ち合い、ってことで。
特に問題無く終了、予定の17時終了より1時間早く16時過ぎに終える。
16時半に客先を出るも、事務所に戻ると17時半となってしまうので、
直帰となりました。帰りがけ、10分20分タワレコによってから。
最後は最寄り駅1つ手前の駅から一番安く一番所要の早いバスで帰宅。

さて、今日はジェルジュ・リゲティ(1923.5.28-2006.6.12)の生まれた日。
今年は生誕95年になります。

彼は今のルーマニア(当時のルーマニア王国)にユダヤ人一家の下に生まれる。
第二次世界大戦の折には、家族と共に強制収容所に収監される。
父と弟は強制収容所で命を落とした。

終戦後リゲティは、ブダペストでゾルターン・コダーイ()らのもとで音楽を学んだ。
ハンガリー動乱の後の1956年にウィーンへ亡命し、オーストリアの市民権を取得した。
ウィーン音楽院で学んだ。
その後に現代音楽の手法に触れ、前衛的な手法を身に付けていった。

1973年から1989年までは、ハンブルク音楽演劇大学の教師も務めた。
2006年、ウィーンで死去。

そんなわけで彼の作品を。
『フルートとオーボエのための二重協奏曲(1972)』である。
フルートはコンセルトヘボウ管やボストン響で活躍したジャック・ゾーン(1961- )、
オーボエは名手として名高いハインツ・ホリガー(1939- )、
指揮は東響の指揮者として今は活躍しているジョナサン・ノット(1962- )。

この作品はリゲティがハンブルクの音楽演劇大学の教師になる1年前、
1972年に書き上げられた作品。
曲の構成は2楽章構成で
第1楽章はカルモ、コン・テネレッツァ
第2楽章はアレグロ・コッレンテ
演奏時間は録音データによると約16分



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2018年05月23日

エナ作曲『序曲「クレオパトラ」』

A.エナ/序曲『クレオパトラ』

  指揮:ヘルマン・ボイマー
  演奏:ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団

 (CPO)

今日は電車が遅れて予定より一本後の電車に乗り継ぎ。
で、作業開始は実はドキュメントが出来て展開したらかえっても、
なんて話だったのですが・・・後少し、というところで
16時から会議という打ち合わせ。1時間で終わるかと思って居たのですが
延々と続き、19時まで。その後に短いチーム内で整理の打ち合わせ。
それから残作業を開始して、結局終わったのは21時過ぎ・・・。
帰宅は23時とあいなりました。幸い、雨はかなり弱くなっていました。

さて、今日はアウグスト・エナ(1859.5.13-1939.8.3)の作曲した
序曲『クレオパトラ』を。

アウグスト・エナ(アウゴスト・エナ/エンナ)はデンマークの作曲家で
オペラや歌曲で名を残している。
彼の代表作はオペラ『魔女』とオペラ『マッチ売りの少女』であろうか。
R.ワーグナー(1813-1883)の影響がある彼はまた、
デンマークの後続作曲家、C.ニールセン(1865-1931)等に影響をしている。

彼は来年が生誕160年であり、没後80年に当たる。

この『クレオパトラ』という序曲。
演奏時間は録音データをもとに言うと8分半という規模。
終始美しく、とてもロマンティックな作品である。
旋律を歌う演奏も功を奏しているのか、本当に美しく感じる。



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2018年05月21日

伊藤昇作曲『二つの抒情曲』

伊藤 昇/『二つの抒情曲』

  指揮:本名徹次
  演奏:オーケストラ・ニッポニカ

 (Alquimista Records 2004年3月7日 紀尾井ホール、ライブ録音)

今日は朝から当然、時間に追われ、
ドキュメントの作成・修正に追われと
あわただしい1日でありました。
とはいえ、急に旧知の人物に会う必要になり、
強引に18時に終業、待ち合わせの場に向かいました。
会話がてら軽く飲食をして終わったのは20時近く。

さて、今日は飛行家、チャールズ・リンドバーグ(1902-1974)が
1927年5月20日にNYを出発して無着陸大西洋横断をして
パリに到着した日だそうです。

ということで、今日は伊藤昇(1903-1993)の作曲した
『二つの抒情曲』を。
このCDの帯には『菅原明朗とその周辺』と書かれている。

山田耕作(1886-1965)を中心としたドイツ派の作曲家群に対して
菅原明朗(1897-1988)は「日本の伝統音楽はフランス近代の手法こそふさわしい」
として実践した。
その彼の「周辺」として今回の伊藤昇も取り上げられている。

つまりはフランスにチョビッと縁があるわけだ。

伊藤は1903年に長野県の松本市に生まれている。
1919年に横須賀の海軍軍楽隊に入隊し、トロンボーン奏者と勤めた。
4年後に除隊し、山田耕作に師事し、
その後、今度は菅原明朗にも師事しているという経歴も持っている。
彼はコロナ・オーケストラを結成し、1933年から後の東宝である「P・C・L」で
映画音楽の演奏などに関わることになる。
その代表は伊丹万作(1900-1946)とA.ファンクによる日独共作映画『新しき土』
の音楽(山田耕作が担当)を指揮しているのは伊藤である。
1936年開催のベルリンオリンピックでは芸術競技の日本代表にもなっている。

その伊藤が作曲したこの『二つの抒情曲』はピアノ曲として1927年頃に作曲されている。
その後、1929年にはマンドリン・オーケストラ用に、
さらに1930年に管弦楽用に編曲している。

曲は「黄昏の単調」と「陰影」の二曲からなっていて
合計の演奏時間は録音データをもとにすると6分30秒ほどの小品である。

少し翳りのある幕開けで始まる「黄昏の単調」は
しかし徐々に輪郭をつくって、やや重々しい旋律に帰結する。
それは確かに「黄昏て」いる。「黄昏時」とはよく言ったもの、
「日暮れ時」の西の空を一瞬思い浮かべた。
「陰影」は陰影らしくなく、しかし、明確なシルエットを描いて
日本伝統的といえなくもない旋律を描きながら、賑やかしい旋律を奏でる。
とても親しみの感じる楽曲である。



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2018年05月20日

ボザ作曲『頂上にて』

E.ボザ/『頂上にて』

  ホルン:ペーター・ダム
  ピアノ:ペーター・レーゼル

 (キングレコード 1985年 ドレスデン、ルカ協会録音)

実は5月に入って1日3時間くらいしか眠れていない。
仕事の現状がストレスになっているとしか考えられない。
1月から参加したプロジェクトは3月にはすでに重荷になっていて、
終に今月にその影響がアリアリと出てきている。
こうして、好きな音楽やブログを書くことでどうにかこうにか琴線を保っている。
最初から『協力会社』として参加しているのに『ベンダの社員』と同じ事させるって・・・。

今日は流石に昨日の疲れとツケが来たのか「気を失う様に寝ていた」様で
何とか5時間ほどは。7時過ぎに目が覚めた。

8時半からの「道普請」に出席して、帰宅後はTVを見ていたが、10時半過ぎ頃に
先週に行けなかった大型100円ショップへ出かけ、昼食やDIYショップによってから
帰宅は14時。一休みの後、16時半過ぎに軽く庭仕事をしてから買い物に。
帰宅は18時。

さて、今日は『成田空港が開港』して40年の日に当たるらしい。
それを記念して空港では今日は「記念ハンカチ」が12,000枚配布配られたそうだ。
そんなわけで。(どんな訳だ???(笑))
今日は「上空」にイメージして。
ウジェーヌ・ボザ( 1905.4.4-1991.9.28)が作曲したホルンとピアノの為の作品、
『頂上にて』を。
演奏はホルンが名手、ペーター・ダム(1937.7.27- )、
ピアノ伴奏はペーター・レーゼル(1945.2.2- )。

彼はニースにイタリア人とフランス人の両親の間に生まれる。
パリ音楽院でA.ビュッセル、J.イベールらに師事して
作曲・指揮・ヴァイオリンを学ぶ。
彼の代表する作品には5曲の交響曲やオペラ、バレエ、管楽アンサンブル曲がある・
1934年にカンタータ「ルクマニの伝説」でローマ大賞を受賞している。
1991年にヴァランシエンヌで逝去。
彼は日本においては管楽器曲の作曲家として名があり、
特に管楽器演奏家なら名前も知っていようか。

この曲は録音時間を参照すると7分ほどの作品である。

ピアノのドラマティックな幕あけからすぐにホルンの演奏に受け継がれる。
雄大に眼科に広がる俯瞰をイメージするかの様に僕には聞こえる。
中間部のきれいな旋律もなかなかに魅力的だ。
そして後半の颯爽とした旋律は素敵な緊張感にあふれている。



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2018年05月17日

B.ロンベルク作曲『チェロ協奏曲第1番』

B.ロンベルク/チェロ協奏曲第1番 Op.2 変ロ長調

  チェロ:ダーフィト・メルコンヤン
  指揮:マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ
  管弦楽:ケルン・アカデミー

 (CPO 2015年1月 ドイツ公共ラジオ放送、室内楽ホール録音)

romberg


3日続いた遅い帰宅(0時帰宅)の影響か朝から不調

午前中はセキュリティチェックやら、ドキュメントの修正やら
スクリプトの作成のための確認やらと追われ、
13時半からは移動して15時からの客との定例に臨む。
本来は僕はこんなフロントに立つ話で契約をしていないのだが・・・。
ただ、17時に終わったおかげで直帰することができて19時頃には
お土産を持って帰宅できた。
久々に母親と「起床して出勤するまでの会話」以外ができる時間で帰宅できた。
もっとも、明日が大変なことになりそうだが・・・また22時終業かな・・。

さて、今日はドイツのチェリストにして作曲家であった
ベルンハルト・ハインリヒ・ロンベルク(1767.11.13-1841.8.13)の作曲した
チェロ協奏曲第1番を。

ダーフィト・メルコンヤンのチェロ独奏と
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズの指揮、ケルン・アカデミーの管弦楽で。

ベルンハルト・ロンベルクは去年が生誕250年だったドイツの作曲家。
生前は著名なチェリストとしても活躍した人物。
父もチェロを演奏する音楽家で彼から最初のチェロの手ほどきを得ている。
また従弟のアンドレアス・ロンベルク(1767-1821)も著名なヴァイオリニスト。

ロンベルクは従弟のアンドレアスとともにボンにてケルン大司教の
宮廷楽団に1790年から参加。
ここでウィーンへ移住する前のベートーヴェン(1770-1827)と出会っている。
彼はロンベルクを尊敬し、チェロのための作品の作曲を申し出たが
ロンベルクは辞退しているという。
と書くと、日本人は単純だからロンベルクを少し評価するようになるだろう(笑)

このロンベルク。実はチェロという楽器に関しての革命者でもあった。
そんな彼は1841年、ハンブルクにて没している。

ちなみに、ロンベルクが作曲したチェロ・ソナタは
ブラームス(1833-1897)のチェロ・ソナタに影響を及ぼしているともいわれる。
おおっと、ここで日本人の評価うなぎ登りかしら?(笑)

さて、このチェロ協奏曲は作品番号の2を持つとおりに彼の初期の作品。
まさに、ケルン大司教のオーケストラに在籍していてベートーヴェンと出会った頃に
作曲された作品でもあります。

楽曲の構成は代表的な3楽章構成で、演奏時間は録音データからすると約30分。
楽章は
第1楽章はアレグロ
第2楽章はアンダンテ・グラツィオーソ
第3楽章はロンド



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2018年05月15日

C.ダルファーのアルバム『ファンク・アップ!』〜「My Funk」

"My Funk(マイ・ファンク)"

  サックス:キャンディ・ダルファ

今日も16時過ぎたころに修正の話が。そもそも、要望になかったことを入れろって・・。
それも明日の15時までに最終が客に提出ってさぁ・・・。
ま、新規で別に作成する必要はあったけど・・・
修正対象のドキュメント、手入れなきゃすぐにでも提出できたのにさぁ。
で今日も今日で22時半に仕事終わり。今は電車の中。

さて、今日も軽く聞いている音楽を。
しかし、イヤホンやヘッドホンで聞く音楽の音質の悪いこと悪いこと。
耳にも、もちろん良くないし。
子供時分、母親が兎に角イヤホンやヘッドホンで聞くのを嫌がった。
そのおかげだろう、今も中学のころの聴力はあるようだ。
部分的には衰えているが・・・。

今聞いているのは美人サックス奏者として有名な
キャンディ・ダルファー(1969.9.19‐ )のアルバム『ファンク・アップ!』より
『マイ・ファンク』を。

ラップ、との共演のこの曲

毎回、思うのだがキャンディの作品は
純粋にジャズに区分してはいけないと思う。
「フュージョン」と「ジャズ」の中間のような、
そんなフィーリングの作品ばかりだと思う。

でも、この「マイ・ファンク」は
ナカナカに格好よい。



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2018年05月13日

マンシーニ作曲『映画「ひまわり」のテーマ』

H.マンシーニ/映画『ひまわり』のテーマ

  指揮&ピアノ:ヘンリー・マンシーニ
  演奏:ロイヤル・フィルハーモニー・ポップス管弦楽団

 (DENON 1987年11月 ロンドン、CTSスタジオ録音)

HenryMancini


今日は「母の日」です。

朝は8時に起床、30分で朝食を済ませて、庭仕事を30分ほど。
その後は地元がTVに出るってんで、テレビの前に(笑)
9時半過ぎまで見て、その後は録画した「名探偵コナン」を見て。

近くにある大規模な100円ショップに行きたいというリクエストに応え
出かけたのですが、出た途端にパンクしたらしく・・出先のクリーニング店でUターン。
パンクを確認したお店から一番近いGSに行くより自宅が圧倒的に近いから。

こんなそんなで鎌倉ダフネでの清水絵理子&峰厚介のライブは欠席。
もしかしたらお世話になっている板金屋のオジサンが来るかもしれないので。

さて、今日は『母の日』なのでこの曲を聴いてみた。
ヘンリー・マンシーニ(1924.4.16-1994.6.14)の作曲した、
名画『ひまわり』のテーマ曲を。

演奏は作曲者自身の指揮でロイヤル・フィルのピックアップメンバーで構成されている
ロイヤル・フィルハーモニー・ポップス管弦楽団の演奏で。

母がお気に入りの映画がこのフランス、イタリア、ソ連の合作、『ひまわり』であり、
そのテーマ曲もお気に入り。
組長、石田泰尚が録音してくれれば、それが一番いいのですが。
彼の『ひまわり」のテーマ』の演奏は絶品を超えて神演です(笑)!
『犬神家の一族』のテーマといい、あの男の映画音楽の演奏は素敵です。

さて、『ひまわり』のテーマ。
美しくも儚い雰囲気がいつまでも空間に漂う様なそんなこの楽曲。
それがあまりに美しすぎて、かえって悲しくも感じるのですね。
絶妙な音の長さの繋がりは、呼吸するように耳に届いてくる。

始めて聞いたのは、たぶん小学生の頃。
オルゴールを作成する授業か何かの時にそのオルゴールの中に
この曲があったわけですよ。
他には『コンドルは飛んで行く』とかがあって。
そこで聞いた旋律のきれいさを覚えて、次に会ったのは
映画を見たとき。
その映画のストーリーとともに哀しさを感じたものです。

それから約30年。
僕にとっても『名曲』であります。



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2018年05月12日

フローレンツ作曲『賛歌「ロード」』

J=L.フローレンツ/賛歌『ロード』〜エチオピア教会・朝の祈りによる7つの小品〜

  オルガン:早島万紀子

 (新宿文化・国際交流財団 2007年2月22日 新宿文化センター録音)

organ-shinjuku


5時とかに目が覚めて、ウダウダしているうちに7時に起床。
何時もの様に8時にゴミ捨てから帰って朝食を済ませて10時に母親の通院に。
ドラックストアに寄って病院に行って、その足で小田原フラワーガーデンに行くことに。
母の日前日って事で当初は津久井のルピナスを見に行く予定も、
薔薇の苗を大々的に販売ってことで小田原へ。明日は雨予報だし、前日に。
12時に到着して、苗を3鉢購入、7200円。その内、2鉢は母の日のプレゼントで。
13時半過ぎに小田原を出発して、帰宅は15時頃。
晩御飯は「母の日」食事で寿司屋へ。

さて、今日はジャン=ルイ・フローレンツ(1947-2004)の作曲した
『賛歌「ロード」〜エチオピア教会・朝の祈りによる7つの小品〜』を。

この曲は1985年の作品で、エチオピア正教会の礼拝で唱えられる祈りをもとに
7曲から構成されている作品で
伝統的な参加が織り込まれている、ということである。
(ライナーノーツより)

この曲は聖母マリアに題材をとっている三部作の2作目にあたる作品。

7曲は以下の通りである。
「汝の名の告げよ」
「魔力を解くための祈り」
「マリアの竪琴」
「花の歌」
「聖母の涙」
「十字架の砦」
「光の主」
演奏時間は30分を超える大作である。



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