2022年11月24日

ヒンデミット作曲『葬送音楽』

ヒンデミット/葬送音楽

 指揮/チェロ:アントニオ・ヤニグロ
 合奏:ザグレブ・ゾリスデン

 ()

Antonio Janigro


昨晩は1時半過ぎによこになり、
今朝は6時に起こされる
昨日は23時頃から0時半まで寝落ちしていた様で

今朝のニュース番組でも上がっていますが
世界中の予想をひっくり返して昨日のW杯予選、
日本代表がドイツ代表に逆転勝利したようで
当初、3−1で負けるなら御の字、と思って居ましたが
しかし・・・コスタリカ相手にスペインの7-0勝利って・・・

昨日は酷い雨が一日中降っていたのですが
午前中に隣市のDIYショップに買い物に行き、
その足で地元の幸楽苑へ昼食に行き、帰宅は13時
午後は音楽鑑賞に昼寝にとダラダラとして

さて、今日はドイツの作曲家、

パウル・ヒンデミット(1895.11.16-1963.12.28)

が作曲した『葬送音楽』を
アントニオ・ヤニグロ()のチェロ、
ザグレブ・ゾリスデンの合奏で

本来はヴィオラ独奏と合奏のための作品ですが
ソロはヴァイオリン、チェロでも良い様です

この作品は1936年にイギリスで演奏会の準備中、
イギリス国王ジョージ5世の訃報を知り、
翌日その追悼のために急遽書かれた作品で
1月22日にロンドンで開かれた演奏会では
当初予定の『白鳥を焼く男』の演奏を取り消して、
ヒンデミットの独奏によりこの作品が初演されたそうです

確かに、終始、慎ましやかな起伏で
悲痛な面持ちを現した作品で
真摯な作品に仕上がっています



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2022年11月17日

神奈フィル定期演奏会 予習 オネゲル作曲『交響曲第3番「典礼風」』

オネゲル/交響曲第3番『典礼風』

 指揮:ミシェル・プラッソン
 管弦楽:トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団

 (EMI Classics 1977年10月 トゥールーズ録音)

昨晩はいつの間にか寝落ちしていて3時に起床、
それから横になり、今朝は6時に起こされる
以前の生活に戻りつつあるのが、かなり心配なのですが

昨日も何時もの通りドキュメント作成
いつ出来るかわからない作業の、である
そして、一日中、調子は悪く
やはり風邪をひきかけているのだろうか
10時に出勤し、19時半近くに終業

さて、今度の土曜は神奈フィルの定期演奏会、
久方ぶりに横浜みなとみらいホールに定期が帰ってきます

という事で今日はその予習で

アルトゥール・オネゲル(1892.3.10-1955.11.27)

の作曲した『交響曲第3番「典礼風」』です
参考にしたのはミシェル・プラッソン(1933- )の指揮、
トゥールーズ・キャピトル国立管の演奏で

奇しくも今年が生誕130年の年に当たるオネゲル

20世紀のフランスで活躍したオネゲルがこの交響曲を書いたのは
第二次世界大戦後の1945年から1946年にかけて
三楽章構成のこの曲には宗教曲に因んだ副題が各楽章に付されている

第1楽章 「怒りの日」
第2楽章 「深き淵より」
第3楽章 「我らに平和を・・・」

では、この曲は宗教色の響きを持っているかと言えば
決してそうではない、という事は
第1楽章の冒頭数小節を聴いただけでも気づくでしょう
神への祈りを込めたかのような、そんなイメージがフッと湧く
そんな雰囲気も無きにしも非ずです
30分程の規模(録音データより)の曲でありますが
ドラマ性を持った作品にも思え、
一種の器楽だけによるオラトリオ、の様にも

オネゲル自らが付したというタイトルの『典礼風』
典礼、とはカトリックの典礼の事でありましょうが
そのはずなのですが、カトリックの代表する「グレゴリオ聖歌」の
何処もそこには関わっておらず
一瞬は、的はずれな解釈か、と思いますが
一般的に知られた宗教曲をテーマに取った方が
限定した世界に縛られることなく表現できる、
とオネゲルが捉えたとしたら、この様な作品になるのかもしれない
と思えば、なる程、これがあるべき姿かもしれませんね

オネゲルは1892年にスイス人の両親のもとに
ルアーブルにて生まれていて、故にスイスとフランスの二重国籍
最初に彼に音楽の手ほどきをしたのは、音楽好きでピアノも弾いた
母親だったようです
1910年には故郷のルアーブルで最初の作品を出版しています
1911年にパリ音楽院に進み、同窓には生涯の親友となる
ダリウス・ミヨー(1892-1974)や
「フランス六人組」の紅一点になる
ジェルメール・タイユフェール(1892-1983)と出会うことになる
第二次世界大戦(1939-1945)時にはスイス軍に従軍した経験もある

その彼は「フランスの作曲家」と日本では見られがちですが、
実際には(当然と言えば当然ですが)スイス人からは
「スイスの作曲家」とみなされ、またオネゲル自身もスイス人としての
矜持があったように思われます(個人的な見解なので正しいとは言いません)
そうでなければ、大戦中にスイス軍に従軍することは無かったでしょう

彼を日本人が「フランスの作曲家」とするのは
先にも上げた通り、パリ音楽院に進んだことと
フランスを活躍の場にしたからであり、尚且つ
「フランス六人組」の一人に数えられることによるのか
とも思いますが実際には、
日本の音楽界にはびこる「独墺偏重主義」的な偏りによる
(学術的にも)きちんと知らしめなかったことが
最大の原因ではないかと思って居る
実際に、僕が本格的に聴き始めた1985年頃は
「独墺にあらざる者はクラシック作曲家にあらず」とでも言わんばかりの
独墺の作曲家意外は、独墺の作曲家より一歩も二歩も
軽んじられた時代だった様に思います
つまりは、明治時代の幕開けからの音楽界が
後生大事に依っていた学術的偏重が一般にも悪影響を及ぼした
非常に良い例かと思って居ます
つまりは、つい最近まで日本のクラシック音楽界は
「ガラパゴス化」していたという事になるのかと

そんな日本の音楽界が変わったのは「CDの登場」だったような気もする
CDと言う取り扱いの簡単な媒体のお陰により
世界の音楽家の作品を収めたものがLP以上に
日本に流通し始めたと思って居る
これにより、聴く側の選択肢も増え、
好みの作曲家を選ぶことが出来る様になったのではないかと
聴衆の「脱独墺偏重主義」の始まりである

この時点で、以前は音楽家がリードしていたものが
実は聴衆がリードする時代の幕開けになったのではないかと

ま、それはさて置き、
今の様にフランス作曲家や他の欧州各国の作曲家が
独墺の作曲家と同格に扱われる様になり
欧州以外の作曲家はおろか、近現代の作曲家に対するアレルギーもなく
色々な作曲家の作品を聴ける時代が訪れたのは
クラヲタとしては嬉しい限りである

オネゲルの第3番『典礼風』はオネゲル自身が
「表現しようとしものは、もう何年も私たちを取り囲んでいる
蛮行、愚行、苦悩、機械化、官僚主義の潮流を前にした現代人の反応」
と言っていて、
「盲目的な力にさらされる人間の孤独と
訪れる幸福感、平和への愛、宗教的な安堵感との間の戦いを、
音楽によって表そうとした」
とも言っているようであり

「3人の登場人物を持つ1篇の劇なのです。
その3人とは、「不幸」、「幸福」、「人間」です」
とも言っているようです

なる程、それで『典礼風』かと思わされるし、
作風がオネゲルが「ワグナー支持」だった人であること相まって
(「六人組」は「反ワグナー」の姿勢なのでこれにより
彼等とは相反していて、一寸距離があったとか)
ドラマ性の溢れる作品として仕上げっているのだろうと推測できる

特に終楽章の最後のコーダなどは
見方によっては非常に「ドラマチック」である



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2022年09月27日

ファールバッハ2世作曲『総動員ギャロップ』

ファールバッハ2世/『総動員ギャロップ』作品250

 演奏:ウィーン・ビーダーマイヤー・ゾリスデン

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昨晩は1時前には横になり、
今朝は6時近くに目が覚めて起床

今朝辺りから血圧も正常値に戻ってきた感じ
1度無理をすると数日かけてやっと正常に戻る
今日は普通に9時から9時半出勤を目指す

さて、今日は未だに大事件の疑惑晴れない
故・安倍晋三の国葬を執り行うらしい
犯罪グレーのままの人を国税で葬儀を執り行う
ってどうなのよ、と
経済の混乱の土台を作っていった人であり
グレーを差し引いたらマイナスになる実績を残した
単に在位が長かっただけの人の国葬ってどうなのよ

という思いを込めて

ヨゼフ・ファールバッハ2世(1843.12.16-1894.2.15)

の小品にしてアッサリ、サッパリした存在感の薄い(笑)
『総動員ギャロップ』を
演奏はウィーン・ビーダーマイヤー・ゾリスデン
室内アンサンブルである

ファールバッハ2世は12歳にして父、ファールバッハ1世の楽団で
指揮をとる程に才気ある作曲家兼指揮者でした

曲はコミカルな幕開けで最後までその様子は変わらない
聴いている分にはコミカルな旋律が面白みを与えるが
じつは耳にはあっさりとしていて「愉しい」と言うだけの
すこしサロンミュージック感のある作品である
でもよくよく聴けば
ああ、どうも様子を滑稽にからかいがてら旋律化したのかな
と思えてくる作品である
チグハグな様相が、実に滑稽なさまを現しているようだ

実に、今日と言う日にお似合いだ



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2022年07月24日

W.A.モーツァルト作曲『ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調』

W.A.モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216

 ヴァイオリン・指揮:スザンナ・ヨーコ・ヘンケル
 管弦楽:リトアニア室内管弦楽団

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4260000380076


昨晩は1時近くに横になり、
今朝は7時に目が覚めて、起床

朝から、クソ暑い
今日はユックリしたいが夏の気候がそれを許さず
朝食後、8時半前には庭の花木に散水を終える

こんな日は聴く音楽くらいは
爽やかに清々しく
クソ暑苦しいベートーヴェンなんぞ願い下げだ

さて、そんな訳で我が最愛にして最敬の

ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756.1.27-1791.12.5)

の作曲した5曲のヴァイオリン協奏曲の内の真ん中に位置する

『ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調』を

この曲、実は愛称があり、それを「シュトラスブルク」と言う
ストラスブール、と言った方が日本人には馴染みがあるか?

モーツァルト最初の成功したヴァイオリン協奏曲と言ってよいだろう
前2作がやや手さぐりな試作な面も持ち合わせていたのに対して
この「第3番」は実にしっかりとした完成度を持ち合わせている
前2作から時を置く事、わずか3か月
その短期間での完成度の成長力には
流石、「神童」と思わざるを得ない

ご存知のとおり、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲は
1775年の1年間ですべて書かれている
"第6番""第7番"という存在も言われているが
これら2曲はともに偽作か偽作説が有力な作品
第6番は偽作でF.J.エック(1766-1809)の作品と考えられ
1780年頃の作品
第7番は『コルプ』の愛称があるが、偽作説が有な作品
そういうことから真作は5番までであろう

楽曲は3楽章構成で書かれていて
演奏時間は録音データから約22分ほど

第1楽章はアレグロ
第2楽章はアダージョ
第3楽章はロンドーアレグロ

2楽章がとても印象的な曲である
僕も、この2楽章は好きである

楽器編成は
ソロ・ヴァイオリン、フルート2、オーボエ2、ホルン2、
そして弦楽五部
フルートは第2楽章でオーボエの代りに大活躍する

作曲されたのは、、モーツァルトが19歳の時



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2022年04月28日

清水絵理子トリオのアルバム『Aspire』より「Easy Evolution」

"Easy Evolution"

 ピアノ:清水絵理子
 ベース:須川崇志
 ドラム:竹村一哲

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673


昨晩は1時半過ぎに横になり、
今朝は6時に起こされる

昨日は10時半前には出勤し、
しかし、ここの所の同じ、
手順書作成にドキュメント作成
昨日も異常なけだるさに集中力欠如、
異常な睡魔に襲われながら
大きく落ち込んだ生産性のもと進める
終業は19時半頃、途中買い物をしてから
帰宅は20時21分頃

さて、そうこうしている帰宅路、
清水絵理子のサイトをみていたら、
ラジオの収録とオンエアの話が出ていた

おぉ!イモウトよ今回は凄ぇな、と思いながら
なら、取り上げましょう!と思い

清水絵理子の最新アルバム『Aspire』から
「Easy Evolution」を
ピアノは清水絵理子、ベースは須川崇志、
ドラムは竹村一哲のトリオで

単純に翻訳すると、「簡単な進化」とでもいうのか?
今度、あったら訊いてみよう

アニとしては「微変」とでも訳しておこう

すっかりベテランの域に達した清水"エリッチョ"絵理子
足しげく、ライブ(ただし横浜圏限定)に通って
ソロソロ20年になるか?
実際に彼女の名前を聞いたのはもっと前からだったが
ジャズの方に転身しているとは知らず、
今は無き、関内の名ライブスポット、「Jazzis」に出た際に
初めて聴いたんですよね

元々は、クラシック畑のピアニストを目指していた
”神童”"?"だった彼女が迷走したのは高校生時代と訊いている
たまたま、得たジャズライブスポット(Naruだったか?)で
ジャズに出会わなければピアニスト・清水絵理子はいなかったかも

その彼女も既に、ウン十歳、ベテランジャズメンになって・・・
アニは嬉しいやら(笑)

今回のアルバムは本当に出来が良い
この三人の良さが上手く凝縮されている

収録曲は全編、彼女のオリジナル曲という事

そのアルバムの1曲目を飾るのが
この「Easy Evolution」であり
冒頭からエリッチョのピアノソロではじまる
ノリノリではないか
一瞬、「悪だくみ」(笑)でもしてそうな
あの弾き始めの彼女の雰囲気が目の前に浮かぶかの様な
そんな弾き始めで
ピアノタッチが軽妙でダンスの様
元々が、(個人的にはそう思って居るのだが)天才肌の彼女、
タッチの微妙な変化が曲の表情を少しずつ変えていく
ダンスメニューのフルコースやぁ!!(笑)
ジャイブかしら?ワルツ?
はたまた、ボサノヴァかも?
そのリズミカルなタッチから生み出される演奏に
ドラムスの竹村一哲のドラム演奏は素晴らしくリズムを刻む
日本人でこんなに繊細で力のあるドラムもそうそうは無いかも
ベースの須川崇志の演奏はその2人の間を埋める様な
落ち着きのある演奏で全体をまとめ、引き締める

おー!本当に良い感じに仕上がっている



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2022年04月27日

メシアン作曲『トゥーランガリラ交響曲』

メシアン/トゥーランガリラ交響曲

 指揮:リカルド・シャイ―
 管弦楽:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ピアノ:ジャン=イヴ・ティボーデ
 オンド=マルトノ:原田 節

 (1992年3月 アムステルダム、コンセルトヘボウ大ホール録音)

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昨晩は1時過ぎに横になり、
今朝は6時に起こされて起床

昨日は出勤時、駅に向かって歩いていると
家すぐ近くですれ違いざまの車に
サイドミラーを左腕に思い切りぶつけられ、
3軒ほど先で止まって様子を見てから
そのまま逃げて行った
グレーの(おそらく2代目の)プリウス
午前8時45分頃のことである
駅前交番に寄って、地元警察に一報した
出勤すれば夜勤作業は問題無かったが
夜勤のリーダー的人物がついに体調を崩したらしく・・・
日中の作業は相変わらず、手順書にドキュメント作成
19時半に終業、帰宅は各停に乗れば数分遅れで駅に着き
バスを逃してしまい、歩いて帰宅も
途中の病院近くで超圧縮ビル間風に合い
ビニール傘が押しつぶされて壊れてしまう始末
最悪の1日だった

さて、今日はフランス現代音楽の作曲家、

オリヴィエ・メシアン(1908.12.10-1992.4.27)

の亡くなった日です
今年で丁度、没後30年
という事で今日は彼の作品を
前日の世にも比類なき最悪の日を過ごした翌日なので
「世の終わりのための四重奏曲」を取り上げようと思ったが
やはり、メシアンと言えば『トゥーランガリラ交響曲』、
と言う事でその曲を取り上げてみた

個人的にはメシアンにはそれ程の思い入れはない
とは言え、20世紀を代表する作曲家であることは
一切の間違いはなく

「リズムの創作家」と自認していた彼は
神学者としても稀に見る博学、鳥類学者としても世界的、
と多彩な人物でした

メシアンはフランスの古都、アヴィニョンに生まれる
父は教師、母は詩人のセシル・ソヴァージュ(1883-1927)
メシアンが19歳の年に母セシルが亡くなる
これはメシアンに大きな衝撃を与えたようだ
1919年、メシアンはパリ高等音楽院に入学、
学業は優秀だった様だ
卒業後、パリ9区にある聖三位一体(サント・トリニテ)教会の
オルガニストに就任し、この地位は亡くなるその時まで続けた
1930年代にはエコールノルマル音楽院で教鞭をとる
第二次世界大戦ではドイツ軍の捕虜となり、
「世の終わりのための四重奏曲」を捕虜収容所で書き上げ初演
戦後はキリスト教的な主題からは離れ、
作品を書き続けた
そんな中で生まれた作品の一つが今回取り上げた
『トゥーランガリラ交響曲』である

この作品は、「トリスタン三部作」と言われるものの一つで
他に「ハラウィ」「5つのルシャン」を含める

『トゥーランガリラ交響曲』は当時のボストン響の音楽監督、
S.クーセヴィツキーの設立した財団からの委嘱で書かれる
同様にこの財団から委嘱されて書かれた作品には
バルトーク(1881-1945)の「管弦楽のための協奏曲」
マルティヌー(1890-1959)の「交響曲第1番」
ミヨー(1892-1974)の「交響曲第2番」
ストラヴィンスキー(1882-1971)の「頌歌」などがある

1945年に委嘱をした財団でしたが
メシアンが作曲に取り掛かったのは翌、1946年から
当初、メシアンは通常の4楽章構成の交響曲を構想していた様だが
様々に楽章が追加され今日の10楽章構成の作品に仕上がった
この『トゥーランガリラ交響曲』のテーマは
「トリスタンとイゾルデ」からその曲想を得ているという
世界初演は委嘱元の財団が関係するボストン響で
指揮はレナード・バーンスタイン(1918-1990)による
日本初演はバーンスタインの愛弟子、
小澤征爾(1930- )の指揮、NHK響により、1962年、今から60年前の事

楽曲は先に書いたように10楽章から構成されていて
各楽章は次の様な副題を持っている
第1楽章「序章」
第2楽章「愛の歌機
第3楽章「トゥーランガリラ機
第4楽章「愛の歌供
第5楽章「星たちの血の喜悦」
第6楽章「愛のまどろみの庭」
第7楽章「トゥーランガリラ供
第8楽章「愛の敷衍」
第9楽章「トゥーランガリラ掘
第10楽章「終曲」

演奏時間は約75分程を要する

タイトルにある「トゥーランガリラ」とは
サンスクリット語(梵語)の「Turanga」と「Lila」の
混成語である様だ
楽器にはご存知、オンド・マルトノや
ピアノが加わる大編成の楽曲である



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2022年04月22日

神奈フィル定期演奏会 予習 ブラームス作曲『交響曲第1番ハ短調』

ブラームス/交響曲第1番ハ短調

 指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
 管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

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さて、土曜は神奈フィルの2022年度定期演奏会の幕開け公演、
という事で今日も予習を

メインに据えられたドイツ・ロマン派の作曲家、

ヨハネス・ブラームス(1833-1897)

の作曲した『交響曲第1番ハ短調』です

神奈フィルと"ブラ1"と言えば、
もはや伝説ともいえる
故・ハンス=マルティン・シュナイトとの
同曲の演奏を思い浮かべる
旧来のファンもいらっしゃるだろう

僕も、今回の予習ではあのCDを持ち出そうと
思って居たのですが、今回は避けて

ブラームスは言わずと知れたドイツを代表する
ロマン派の作曲家
1833年5月7日に北部ドイツを代表する都市、
ハンブルクに生まれている
ハンブルクは中世のハンザ同盟の中心都市の一つ、
歴史ある都市である

父がコントラバス奏者だったため、
最初に音楽を学んだのは父からだった
7歳からピアノを学び、10歳で初ステージを踏んでいる
そして、シューマンに会いにデュッセルドルフに赴き、
かの虚実混在の伝説、クララ・シューマンへの片思い、
へと繋がる
このR.シューマンとの出会いは青年ブラームスに
交響曲の作曲を決心させる
22歳のブラームス青年はR.シューマンの作曲した
「マンフレッド」序曲を聴いた
この時にブラームスは「そうだ!交響曲を書こう!!」
と思ったかどうかは別にして、
交響曲作曲への決意をしたのである

それから紆余曲折、苦節21年かけて
あぁでもない、こぉでもない、と書き換えては
書いてようやっと完成したのが今回演奏される
『交響曲第1番ハ短調』である

この曲は4楽章構成で書かれていて
演奏時間は約50分程度の大作

各楽章は
第1楽章はウン・ポーコ・ソステヌートーアダージョ
第2楽章はアンダンテ・ソステヌート
第3楽章はウン・ポーコ・アレグレット・エ・グラチオーソ
第4楽章はアダージョーピゥ・アンダンテーアレグロ・ノン・トロッポ・マ・コン・ブリオ
で書かれている

この曲は最もブラームスらしくない交響曲、
だと個人的には思って居る

暗から明へという、卑屈なベートーヴェンの作品よろしく
この曲もそれを踏襲している
特に調性がベートーヴェンの第5番と同じだったり、
4楽章にはベートーヴェンの第9番の第4楽章の主題の
影響と思しき主題が登場したりと
当に、ベートーヴェンの束縛、否、呪縛から誕生した
ブラームスのお飾り的交響曲の様に思える



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2022年04月21日

神奈フィル定期演奏会 予習 ヘンツェ作曲『ピアノ協奏曲第1番』

ヘンツェ/ピアノ協奏曲第1番

 ピアノ:クリストファー・タイントン
 指揮:ペーター・ルジツカ
 管弦楽:北ドイツ放送交響楽団

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昨晩は1時過ぎによこになり、
今朝は6時過ぎに起こされて起床

昨日は夜間作業があった関係で
情報連携するために9時半出勤
グダグダと作業は進んで気付けば21時終業
まったく、毎日10:00〜21:00の勤務ばかりだ
帰宅はスーパーに寄ってからで23時ちょっと前

さて、土曜には神奈フィルの2022年度シーズンの始まり
そのオープニング公演である

という事で2022年度最初の予習

まずは、オープニングを飾る曲、

ハンス・ウェルナー・ヘンツェ(1926-2012)

の『ピアノ協奏曲第1番』である

ヘンツェはドイツのギュータースローに生まれた
20世紀ドイツを代表する作曲家である
12歳から作曲を始めたという
1947年、21歳で作曲された「交響曲第1番」で才を見せ始め
1950年に作曲したのが『ピアノ協奏曲第1番』である
当に戦後時代の作曲家である

この『ピアノ協奏曲第1番』は全体の規模は
録音の演奏時間を元にすると20分足らずの作品(18分ほど)で
3楽章構成になっている

第1楽章は4分、第2楽章は10分、第3楽章は4分といった
演奏時間になっている
勿論、CDの録音データからであるが
特に調整は指定されていなく(書かれていない)、
各楽章も副題がある程度と言う現代作品らしい作品

第1楽章は「エントリー」と題されている
ピアノとオーケストラの合奏ではじまる
旋律はやたらと複雑、無窮な現代曲の様相はある者の
それ程酷くはなく、メロディーはそれでも確りしていて
酷く難解だったり聴きづらい様相は無い
第2楽章は「パ・ドゥ・ドゥ」と題されていて
緩徐楽章になっている
少しの美しさ、静謐さ、そして官能さをもって
旋律が展開される
第3楽章は「コーダ」と題されて、
2楽章を受けてアクセント強めに始まり、
唐突に終幕を迎える



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2022年04月12日

ヘンツェ作曲『アンティフォナ』

ヘンツェ/アンティフォナ(1960)

 指揮:ペーター・ルジツカ
 管弦楽:北ドイツ放送交響楽-団

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昨日は23時からの深夜アニメの前半を見たところで
部屋を移って音楽を聴こうと思って居た、
と言うところまでは覚えているが
いつの間にか寝落ちしていて2時半頃に目が覚める
それから毛布と枕を引っ張りだして畳の上に横になる
今朝5時半近くに目が覚め、2度寝の後に6時近くに起床
かなり疲れがピークに達している様だ
昨日の作業中にも筋肉が痛いわ極度の疲労感に襲われるは
毎月、200時間を軽く超えて働いていればねぇ・・・
昨日は20時半に終業、帰宅はコンビニなどに寄って22時40分

この記事の書き始めは6時58分

さて、今日は近代ドイツの作曲家、

ハンス・ウェルナー・ヘンツェ(1926.7.1-2012.10.27)

の作曲した『アンティフォナ』を
1960年に作曲された曲で当時のベルリン・フィルを率いていた
H.von.カロヤン、もとい、カラヤン(1908-1989)に献呈され
その手兵ベルリン・フィルとの初演がなされた作品である

規模は録音データから約17分

どちらかと言うと、初期の作品の一つで
「ピアノ協奏曲第1番(1950)」と並んで当時のヘンツェの
良作の一つだと思う

『アンティフォナ』を書いた時のヘンツェは34歳
作曲科としては中堅に入ろうかと言う
比較的若いころの作品になる

ヘンツェはドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州に属する
中規模都市、ギュータースローに生まれている
トイトブルクの森の南西の街、と言えばドイツに詳しい方は
何とか位置が思い浮かべられるだろうか
ヘンツェが10代前半のころに第二次世界大戦が勃発、
終戦の時は18歳にもなっていた
所謂、多感な頃に最悪の戦争を経験しているわけである
その後、同性愛者を公言していた為に、
一時、イタリアの同性愛に寛容な都市へ移っているが
最期は、2012年にドイツのドレスデン(ザクセン州)で迎えている

彼は戦争体験が影響しているのか、左寄りの思想の持主で
実は政治的な音楽作品も残している
ただし、作品は無調でありながら近現代の作品の様に
複雑、無窮な感じもなく
先達(古典派、ロマン派、新古典派など)の様に
旋律が明確で、その点を大切にしているかの様な作品が多い
勿論、そう言った先達の様な作品を書いている、
という事では無いが、比較的、近現代の作曲家でありながら
聴きやすい作品を書いているのがヘンツェの特徴であろうか

この『アンティフォナ』と言う作品はそれでも、
どちらかと言えば近現代的な、とでも言えばよいか
そんな、"イメージ的な作品"の曲に仕上がっている
比較的、平坦な旋律が多く組み合わさった
盛り上がりには少ない作品であるが、
旋律の絡まりが非常に綿密で
そのハーモニーに緊張感があり、
一種の張りつめた空気に支配されるような作品に聴こえる

「アンティフォナ」と言うのはキリスト教聖歌の隊形の1つを指し、
2隊の合唱が交互に歌い合う形態の音楽の事
今でも、行われている形態の聖歌で、
日本では「交唱」とか邦訳されていたかと

そういう知識を持って聞くと、
ああ、なる程、と思われる形式の作品であり、
「静謐」という言葉が浮かんで気もする作品である



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2022年03月03日

神奈フィル定期演奏会 予習 ラフマニノフ作曲『ピアノ協奏曲第2番』

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調 作品18

 ピアノ:ゾルタン・コチシュ
 指揮:エド・デ・ワールト
 管弦楽:サンフランシスコ交響楽団

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昨晩は0時半には横になったが
ナカナカ寝付けず、気付けば2時半
今朝起こされたのは6時

出勤は9時半、終業は20時半
何時もの様にグダグダで仕方ない
兎に角、統一した共通情報で動いていないから
最後に19時過ぎから作業を一つして今日は終わり
と言うか、今のプロジェクトに既に熱はなく、
そうなると、所詮、傭兵はテンションが下がってしまって
帰宅は22時半頃

さて、今週の土曜には1年越しの
神奈フィル創立50周年記念公演である

当初はマーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」が
予定されていたが、新型コロナウイルスのせいで
ソーシャルディスの問題もあり
延期になった上、プログラムも変更になるという憂目

とは言え、記念公演は出来るという事で
今日はその予習である

ロシアの作曲家にして名ピアニストでもあった

セルゲイ・ラフマニノフ(1873.4.1-1943.3.28)

の作曲した代表作、『ピアノ協奏曲第2番ハ短調』

その名曲っぷりは今更の事であろう
それ程に有名な曲である
ダイナミックなオーケストラの響きに対して
繊細で美しいピアノパートが対照的
それはお互いに呼応し合っていつの間にか
雄大な響きへと盛隆していく
そして、本当に美しい中間楽章
ややもすれば微睡をすぐに連れてきてしまう
そんな抒情的な美しさの楽章
そして、熱情にみちた後半は活力にあふれる
エネルギッシュな曲想で颯爽とフィナーレへと
駆けあがっていく

曲は3楽章構成で
第1楽章はモデラート
第2楽章はアダージョ・ソステヌート
第3楽章はアレグロ・スケルツァンド

演奏時間は録音データから約30分



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2022年02月19日

石田"オレ様"泰尚・組長 祝・誕生日 ピアソラ作曲『リベルタンゴ』

ピアソラ/リベルタンゴ

 ヴァイオリン:石田泰尚
 ピアノ:中島 剛

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昨晩は23時半には横になったが
なかなか寝付けず、2時半近くまで目が冴えて
今朝は8時近くに起床する

午前中は、ゴミ出しに朝食のパンを買いにと出て
9時過ぎに朝食、TVみて11時近くに買い物に
12時半に帰宅して、午後はTVやら音楽聴いて
夕方におつかいを済ませ、夕飯の後はまったりと
推理ドラマをみたりして過ごす

タイトル、フル装飾してみました(笑)

さて、今日は我らが"組長"、神奈フィルのコンマス、

石田泰尚(1973.2.19- )

の誕生日であります
今年で49歳、僕より4ヶ月年下なんですねぇ(笑)

という事で彼のアルバム『ピアソラ・ライヴ』より
「リベルタンゴ」です
ベタですみません(笑)

勿論、作曲したのは南米アルゼンチンの作曲家、

アストル・ピアソラ(1921.3.11-1992.7.4)

去年は彼の生誕100年なら、
今年は、彼の没後30年の年であります

いやぁ、「来るべきもの」とか「イ調のタンゴ」、
「ル・グラン・タンゴ」を取り上げようかと思いましたが、
中島の剛ちゃんとのデュオなら、
やっぱりこの「リベルタンゴ」でしょう、
と落ち着いちゃったわけで

正直、この剛ちゃんもタダモノではありません
結構な名手であるのは間違いなく、
ある意味、ヤッチャンの演奏が自由に伸び伸びしているのも
この剛ちゃんの伴奏があればこそかもしれません

ヤッチャンの存在を意識したのは
新星日響のコンマスの席に座っていた頃、
あれは90年代中頃か?
同い年(正確には生まれ年は1年違いの同学年)の
コンマス(これまた正確には最初は副コンマスだったか)
がいるらしい、って話から
そして、その新星日響にいてくれたからこそ、
現田茂夫(1959- )氏との繋がりがあり、
それ故に、神奈フィルのコンマス席に座る縁が
生まれたわけで、本当にラッキーだった

それから何年?
もう2、3年もすれば30年
本格的に追いかけし始めて四半世紀
最近こそ、男性客も増えてきたが、
ヤッチャンのソロコンサートに行き始めた頃は
95%程度は女性客、男性客なんて会場によっては
両の手で指折り数える程度、なんて時代もあったくらい

その石田泰尚がある意味で真骨頂を示したのが
この『ピアソラ・ライヴ』であろう
2021年5月29日、新型コロナウイルス流行中に
栄区民文化センター・リリスで行われた
演奏会のライヴ録音である

何度か行ったがリリスは実は行くには中途半端に遠い、
それにチケットの取り扱いも面倒ってことで
近年では避けてしまっている会場なので、
この時も行ってはいないのですが、
この録音を聴く限り、行きたかったなぁと思ってしまう

その中で、アンコール曲として演奏されたのが
この「リベルタンゴ」である

本人の否応なしに、Yasunao+Piazzollaとくれば
その代表的な楽曲であり演奏と認識されてしまっている
そんな曲かと思います

個人的には、Yasunao+Piazzollaと言うと、
何はともあれ、「エスクアーロ(鮫)」と「アディオス・ノニーノ」
近年では「タンゴの歴史」「ル・グラン・タンゴ」も加えて
ヤッチャンのピアソラ演奏の代表曲だと思う

それでも、「リベルタンゴ」を演奏した始めの頃の
インパクトが大きすぎるのである
今となっては、ソロでもトリオ・リベルタであろうと
「リベルタンゴ」を演奏するのは半儀式的なところがあるのでは
と思ってしまうくらいだ

「リベルタンゴ」は1974年発表の作品
ちょうど我々世代と時を同じくして誕生した曲である
Libertangoという単語は、
libertad(自由)とtango(タンゴ)と合わせて作った語である
ピアソラが当時のアルゼンチンの雰囲気に嫌気をさして、
イタリアで演奏活動していたときの作品である

楽曲的には演奏時間は録音データから約3分半ほどの曲
アップテンポな曲、
情熱的なメロディー、
どれをとっても盛り上がらない方がおかしい

個人的には、石田泰尚には「イザイ」のソナタ全曲演奏の
CDを出してほしくて仕方がないのだ
きっと素晴らしいCDになると思うのだが



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2022年01月30日

W.A.モーツァルト作曲『ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.380』

W.A.モーツァルト/ヴァイオリン・ソナタ第36番 変ホ長調 K.380

 ヴァイオリン:アルテュール・グリュミオー
 ピアノ:ワルター・グリーン

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早いもので2022年1月の最後の日曜、
早くも1か月が過ぎようとしている

昨晩は1時過ぎに横になり、
今朝は7時直前に目が覚め、15分に起床

亡父の立ち日のため、歩いてもいける菩提寺へ墓参り
その前に農協の即売所で花を買って
10時に家を出て、買い物して墓参りして11時
ストアーへ1週間分の食材の買い物ついでに
クリーニング店によって帰宅は12時を出た辺り
12時半過ぎに昼食にして、推理ドラマを見終えて今に至る

さて、今日は18世紀の女流ピアニストにして作曲家の

ヨーゼファ・バルバラ・アウエルンハンマー(1758.9.25-1820.1.30)

の亡くなった日です

J.B.アウエルンハンマーは最初のころに
L.A.コジェルフ(1747-1818)などに師事し、
1781年からはW.A.モーツァルト(1756-1791)に師事している
彼女はモーツァルトに対して恋愛感情を持っていたとも言われている
それは果たしてどうだったかは別として
モーツァルトは彼女に対してヴァイオリン・ソナタの
k.296ならびにK.378〜380を献呈している
また、ピアニストとしても優秀だった彼女は
何度かモーツァルトと演奏会で共同で演奏をしている

作曲科としてのアウエルンハンマーのその殆どの作品は
ピアノ曲、とりわけ変奏曲に残っている

その彼女に献呈されたと言われる作品が

ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756.1.27-1791.12.5)

が作曲した『ヴァイオリン・ソナタ(第36番) 変ホ長調 K.380』
なのです

このソナタは1781年に作曲されている
W.A.モーツァルトが作曲した最後の
ヴァイオリン・ソナタである

1781年とはW.A.モーツァルトがウィーンに定住し始めた年
当に意気揚々として未来に羽ばたこうとしていた頃の作品で
その全体的な印象は明朗そのもの

楽曲は3楽章構成で、
第1楽章はアレグロ、
第2楽章はアンダンテ・コン・モート
第3楽章はロンド、アレグロ
で書かれていて
演奏時間は録音データから約18分ほど

第1楽章は2つの主題をもつ楽章で
全体的に明るいイメージの楽曲である
快活で踊る様なな旋律の聴こえる
第2楽章はしなやかで清流なイメージの楽曲
深呼吸のするような楽曲である
そして、終楽章は全体的に生き生きとして
軽快な伸びやかさ、そしてとても整った
コーダへと続く旋律を聴こえる

グリュミオーのヴァイオリンは
この楽曲の個性を十二分にとらえて
余計な色彩も演出も、解釈の押し付けもなく
丁寧な演奏で描いている
グリーンのピアノはその伸びやかさと
軽快さでピアノパートを演奏している



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2022年01月29日

平尾貴四男作曲『ピアノ・ソナタ』

平尾貴四男/ピアノ・ソナタ(第2楽章割愛)

 ピアノ:田中希代子

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昨晩は222時45分に終業した仕事のせいで
帰宅が0時をまわり、
横になったのは3時半、
今朝は7時過ぎに起き出してきた

朝食のあと身支度して9時過ぎにゴミ出し、
10時近くに家を出発して、
道了さんこと大雄山最乗寺に恒例の初詣
流石に暖かい日を選んだとは言え寒い
11時頃に到着して、奥の院へ登って参拝は
11時40分ころ、そして下山、
何時もの様に十八丁目茶屋で昼食は12時過ぎ
13時に南足柄の道の駅でトイレ休憩して
厚木の編み物教室に寄ってから、
帰宅は16時をまわった頃
後は、まったりと時間が過ぎて行った

さて、今日は戦争前後に活躍した日本の作曲家、

平尾貴四男(1907.7.8-1953.12.15)

の作曲した『ピアノ・ソナタ』である
演奏は"伝説の女性(ひと)"田中希代子(1932-1996)
ただし、このCDには同曲の1楽章と3楽章のみが
収録されている

平尾貴四男は今の東京都中央区に生まれている
商売をしていた父のもと、家は裕福だった様だ
慶應義塾大学の医学部に進んだが、
途中で文学部ドイツ文科に転学する
大学在学中に音楽を学ぶ
卒業してすぐに結婚、翌1931年に
夫婦でパリへ渡る
初め、スコラ・カントルムで学びを修了したが
学校紛争に巻き込まれた結果、
1935年にセザール・フランク音楽学校へ転学
引き続き音楽を学び1936年に修学
1936年に帰国する

戦後は国立音楽大学教授、
日本現代音楽協会委員長などを務めるが
1953年に急逝
46歳であった
1948年には作曲グループ「地人会」を結成している

その平尾貴四男が1948年、まさに「地人会」を結成した年に
書き記したの作品である
1948年12月に平尾妙子により初演されている


写真は今年の道了尊こと大雄山最乗寺の風景

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2022年01月05日

ソニー・ロリンズのアルバム『Way Out West』から「I'm Old Cowhand」

"俺は老カウボーイ (I'm an Old Cowhand)"

  演奏:ソニー・ロリンズ(ts)、レイ・ブラウン(b)、シェリー・マン(ds)

 (1957年3月7日 ロスアンゼルス録音)

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昨晩は1時に横になり
今朝は1度、5時半に目覚めるが
起こされたのは6時半

今日はJRAの2022年度プログラムの最初の開催日
そう、つまり中央競馬の2022年の最初の開催日であり、
伝統の一戦、名物レースの「金杯」の行われる日です
一時期、7年連続的中なんてあったくらいに
相性のよい競走です
昨日は今年最初の出勤、そして帰宅間際に
トラブルに付き合う羽目になり
予定より1時間半遅い20時終業となりました

さて、今日は「馬」に因んで、
ジャズの"リヴィング・レジェンド"のアルバムを

ソニー・ロリンズ(1930.9.7-  )

のアルバム、『ウェイ・アウト・ウェスト』から
「俺は老カウボーイ」を取り上げる

ま、ジャケットのロリンズもまたカウボーイ姿で
ガンでなくサックスを小脇に抱えていますからね(笑)

高校時代にテナー・サックスに転向したロリンズは
この頃に、J.マクリーンやK.ドリューとバンドを組んでいた

そのロリンズは50年代直前にプロに転向、
早々にM.デイビスのリーダー・セッションに参加したりして
幸先良いスタートを切ったが
ジャズメンにありがちな薬物の問題で1954年に
一度、療養のためシカゴに引っ込んでしまう

その後に前線に復帰、録音も
1956年の「サキソフォン・コロッサス」を皮切りに、
一躍、知名度が上がり
「ニュークス・タイム」、「ヴィレッジ・ヴァンガードの夜」
「フリーダム・スイート」などを残している

その頃の録音の一つがこの『ウェイ・アウト・ウェスト』である

「俺は老カウボーイ」は冒頭のパーカッションが
馬の蹄を現す効果で始まり、
ロリンズのサックスが軽快で、しかし、どこか牧歌的な
メロディを奏でる
それに、途中のマンのドラムスのソロがパンチの効いた
変化を与えたりしている
素晴らしい演奏であり、名曲だと思う



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