2023年11月17日

神奈フィル定期演奏会 予習 ドヴォルザーク作曲『交響曲第9番ホ短調「新世界より」』

ドヴォルザーク/交響曲第9番 ホ短調 Op.95『新世界より』

 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
 管弦楽:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

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昨晩は妙な疲労と眠気に襲われて
1時頃には横になっていた様です
一度、3時半頃に目が覚めて
二度寝で起きたのは7時半過ぎ
昨夜半から降り始めた雨は今朝も残り
今日は午後から自社の忘年会という事で
午後はソチラに向けての時間になります

さて、いよいよ明日は神奈フィルの定期演奏会

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という事で今日もその予習で

ボヘミアを代表する作曲家である

アント(ニ)ン・ドヴォルザーク (1841-1904))

の代表曲、『交響曲第9番ホ短調「新世界より」Op.95』を

ドヴォルザークは、北ボヘミアのネラホゼヴェスに生まれた
父はツィター奏者で簡単な作曲も行った人物のようです
伯父もトランペット奏者として知られていた様で
子供時代から音楽のある環境に育ったようです
子供時分から音楽的才能は示していたドヴォルザークですが
父親は家業の肉屋を継がせるつもりだったようです
色々とあった末にプラハのオルガン学校に通う事になった
コムザーク1世(1823-1893)の楽団にヴィオラ奏者として参加、
その後は国民劇場のヴィオラ奏者として活動する
作曲活動はオルガン学校在学中から習作を創っていた様だが
ナカナカ世に出ることはできなかった様だが
歌劇『王様と炭焼き』がスメタナ(1824-1884)に
「天才の作」と評価されるが、スメタナのもう一つの予言、
「これが上演されるとは思わない」の通り上演はされなかった
1871年に楽団を辞任して作曲に専念するようになると
作品も評価される様になり、いよいよ作曲家として大成していく
ドヴォルザークにアメリカの音楽院から学院長の打診があったのは
1891年春の事であった
それ以降は、世間に知られた通り、若干のホームシックになりながらも
「チェロ協奏曲ロ短調」や今回の『交響曲第9番ホ短調「新世界より」』
などの作品を書きあげることになる

さて、その『交響曲第9番ホ短調「新世界より」』であるが
もう今更の有名曲で、日本で三大交響曲とかいう
イミフな称号を得ているが、まぁ、それだけポピュラーな曲
という事なのだろう・・・
しかし、三大交響曲って・・・なに?(笑)

作品の完成度で言えば、実は「交響曲第8番」の方が上なのだが
聴きやすい旋律という事では「交響曲第9番」の方がやや上か

よくよく、「アメリカ音楽を、云々」と言われるこの曲ですが
ドヴォルザーク自身は
「インディアンやアメリカの主題を使ったというのはナンセンスです。嘘です。
私はただ、これらの国民的なアメリカの旋律の精神をもって書こうとしたのです」
としていることからも、実際にアメリカ音楽の旋律に刺激されて
とか、それらを取り入れて、ということはまぁ、違うということだろう
ジャズもクラシックと同じくらい中学から聞いている僕としては
「ニュアンスだけ取り入れた感じかな」と言う印象をいつも受ける
なにせ、ジャズを聴くと必ずといっていい程にアメリカ音楽の
源流をしりたくなるのだから

で、楽曲の構成ですが、基本形(?)である四楽章形式で
構成されていて
第一楽章:アダージョ〜アレグロ・モルト
第二楽章:ラルゴ
第三楽章:スケルツォ、モルト・ヴィヴァーチェ〜ポコ・ソステヌート
第四楽章:アレグロ・コン・フォーコ
となっていて、演奏時間は録音データから45分から47分程
結構な大作だと思う

冒頭から親しみやすい旋律が登場する辺りは
実は日本人だからこそ、特に感化されやすいのでは
と思って居る
そもそも、ボヘミア辺りの文化というのは
欧州にあって日本人にとっては近親感を受けるものだと
個人的には思って居る

そのボヘミアの作曲家、ドヴォルザークがニュアンスを受けて
自らの故郷へ向けて書いた作品として考えれば
どちらかと言えば、ボヘミア音楽文化が根底をなしている
と考える方が自然で、実際に旋律などはそのような印象を受ける

それは、よくよくブラームスをドヴォルザークの影響の一つに
数え上げる人がいるが実は根底にその存在はいても
やはり彼への影響はボヘミアなのである
スメタナの作品に耳を傾けてから、この『交響曲第9番「新世界より」』
を聴くと、その背景に見えてくるものは共通している様に思う

特に、第1楽章とスメタナの「モルダウ」などは
その背景が良く似通っている様に思える



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2023年11月16日

神奈フィル定期演奏会 予習 コルンゴルト作曲『ヴァイオリン協奏曲 ニ長調』

コルンゴルト/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35

 ヴァイオリン:ヤッシャ・ハイフェッツ
 指揮:アルフレート・ウォーレンシュタイン
 管弦楽:ロス・エンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団

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昨晩はウッカリと色々、ネットでうろついているうちに
2時半を回っていて慌てて横になる
6時のアラームで目を覚まさせられて、
二度寝で目覚めたのは7時過ぎ
朝食の後に、この記事を仕上げている

さて、今度の土曜には神奈川フィルの定期演奏会

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という事で、今日はその予習2日目です

オーストリア生まれ、ハリウッドで活躍した

エーリッヒ・ウォルフガング・コルンゴルト(1897-1957)

の作曲した『ヴァイオリン協奏曲 ニ長調』です

コルンゴルトは近年再評価されてきた作曲家で、その代表作として
この『ヴァイオリン協奏曲』は取り上げられる事が多くなった
神奈フィルでも2014年に石田"組長"泰尚をソロに
この曲を初めて取り上げている

初演当初、"時代錯誤"と言われ評価されなかったこの曲
現在では端正な表情のロマン主義時代の薫伝える曲として評価されている
それはなによりも、当時の名ヴァイオリニスト、
ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)が初演以来、何度も取り上げたり
録音したりしたことで風化することなく今に伝わった事は大きい

コルンゴルトは現在はチェコ共和国に属する、
当時はオーストリア帝国領内のモラヴィア地方の街、ブリュンに
音楽評論家のユリウス・コルンゴルト(1860‐1945)の次男に生まれる
父はマーラーの擁護者として知られている
最も、息子の才能をみてからは人柄が変わったらしいが
子供時分から音楽の才能を見せ神童っぷりを見せ
「モーツァルトの再来」とまで言われていた
9歳で作曲したカンタータを聴いたマーラー(1860-1911)は
コルンゴルトを「天才」と評するほど
その天才っぷりは当時の音楽家、
R.シュトラウス(1864-1949)、A.シュナーベル(hnabel, 1882-1951)、
A,ニキシュ(1855-1922)らを感嘆させた
1932年にはシェーンベルク(1874-1951)と並んで
存命最高の作曲家に選ばれながらも
彼の欧州での絶頂期は終わりを告げることになる
要望され渡米し映画音楽の作曲を手掛ける
この映画音楽への道に進んだことが彼の人生を狂わせ始めた
ナチスドイツの政権奪取が重なり故国へ帰れなくなった彼は
米国に亡命しこの後、ハリウッドに活躍の場を見つける
ハリウッドではその才は他の音楽家に影響を与え、
また、作品は評価されることになるのだが、
終戦後、欧州に戻った彼の純クラシックの作品は評価されず
再び、アメリカに戻りハリウッドでの活躍をすることになる
終ぞ、欧州での再びの活躍は夢に終わってしまった

しかし、彼のハリウッドへの遺産は大きく、
今活躍する多くの作曲家、
例えばジョン・ウィリアムズ(1932- )らに与えた影響は計り知れない

その彼が書いた、終戦後の欧州での復帰を夢見た作品が
この『ヴァイオリン協奏曲ニ長調』である

戦後の1945年に作曲されて、
アルマ・マーラー=ヴェルフェル(1879-1964)に献呈された

戦時中にアメリカに渡っていたB.フーベルマン(1882-1947)に
誘われて作曲を始めた
初演は1947年2月15日に
"ヴァイオリンの王"J.ハイフェッツ(1901-1987)の独奏、
"貴公子"V.ゴルシュマン(1893-1972)の指揮、
セントルイス交響楽団の伴奏で行われた

第一楽章:モデラート・ノビレ
第二楽章:ロマンツァ
第三楽章:アレグロ・アッサイ・ヴィヴァーチェ
で書かれていて
演奏時間は録音データを元にすると約22分程の作品

冒頭から甘美な旋律が溢れてくる
それはソロが冒頭から活躍するという見目麗しい協奏曲である
特に第二楽章は夢見る様に美しく甘く、そして儚げだ
この楽章、うっとりして寝落ちしても恥ではない
そして、フィナーレ楽章は快活で活き活きとしている
少しコミカルな感じは映画音楽の作曲を行っていた影響か
しかし、ソリストに実に表現力と技量を求める楽章だ
その楽しさの裏に実に力強さがあり、
この曲が単に華やかなだけでない作品だという証

そして、改めて思う
この曲はやはりハイフェッツのソロに限る!

#神奈川フィル
#定期演奏会
#横浜みなとみらいホール
#コルンゴルト
#ヴァイオリン協奏曲
#シーヨンソン
#辻彩奈



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2023年11月15日

神奈フィル定期演奏会 予習 プライス作曲『アメリカにおけるエチオピアの影』

F.B.プライス/アメリカにおけるエチオピアの影 (1932)

 指揮:ジョン・ジーター
 管弦楽:ウィーン放送交響楽団

 (NAXOS)

4945604598972


昨晩は1時過ぎに横になったがナカナカ寝付けず
6時のアラームに目を覚ますが、
二度寝で目が覚めたのは7時半

朝食の後に一休みして午前は始まった
今日は母親の通院日である
昼時に出かける予定だ

さて、今度の土曜日には神奈川フィルの定期演奏会が
予定されています

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今回は「アメリカにおけるクラシック音楽」と言った
テーマの様に見えるプログラム

でも、個人的には「女性にまつわるエトセトラ」と
副々題をつけたくなるくらいのプログラムでもある

今回の定期演奏会での指揮は韓国生まれ、
日フィルなどですでに日本デビューもしている
シーヨン・ソン女史で
ヴァイオリン・ソロは辻彩奈女史

その先頭を飾るのは、今年が没後70年になる

フローレンス・ベアトリーチェ・プライス(1887-1953)

の『アメリカにおけるエチオピアの影』という曲

日本ではまず馴染みのない作曲家であろう、プライス

「9イニングで真っ直ぐを最後の打者の最後の1球のみ
他は全て変化球を投げた投手」
が好きな僕みたいなクラファンでなきゃ
(例えが解りずらいな・・自分で書いておきながら(笑))
まず、聞いたことも聴いたことも無いだろう
と思うのでありますよ

プライスはおそらく世界で初めて、名声を得られた
黒人女性作曲家です

1887年4月9日、アメリカ南部のアーカンソー州に生まれている
ニューイングランド音楽院(マサチューセッツ州ボストン)にて
チャドウィック(1854-1931)、コンヴァース(1871-1940)に師事
1907年に卒業している
1927年まで故郷アーカンソー州で教職についていたが
リトルロックで起きたリンチ事件を機に
北部イリノイ州シカゴへ移住する
移住先のシカゴで様々に研鑽を重ねたプライスは
1932年にワナメイカー財団賞に応募、交響曲第1番が1等に輝き、
この曲は翌年にシカゴ交響楽団の演奏で初演されている
因みに2等も彼女の作品であった

その後も作品を送り出している
筆者特筆は「交響曲第3番」(1940)である

1953年6月3日、脳卒中でシカゴにて没している

彼女が生まれ育ち、20年近く教職を務めた
リトルロック(アーカンソー州州都)は
「全米の危険な都市」で度々、25位以内に登場する
米国屈指の治安の悪い都市、それは今も昔も変わらない

実際、公民権運動さなかの「リトルロック高校事件」は
アメリカ国家史上でも屈指の汚点となって残っている

プライスが生きた時代は公民権運動が起きる前の時代、
法律で「人種差別」を合法としていた非人道的な時代
そんな時代に黒人な上に女性である彼女が
例え北部だけだったとしても名声を得られたことは
実に凄い事なのだと思う

人道的社会としては腐敗しきっていた、
と言わざるを得ないこの社会では1910年代から1950年代までに
多くのアフリカ系黒人が南部を脱出している
(その数は数十万から100万人単位だという)

クー・クラックス・クラン(K.K.K)の様なファシスト的な集団による
有色人種(アジア人も含む)への排他的差別的暴力的な攻撃は
当然の様に登場してくるのである

その彼女が1932年、黒人奴隷の歴史を元にした
この『アメリカにおけるエチオピアの影』を書いたのは
実に挑戦的で、かつ自身のアイデンティティの戦い
だったのかもしれない

曲は全体的な演奏時間は録音データから約13分ほど
と中規模の作品になっている
3つの部分から成っていて、其々に副題的なタイトルがある

I)アメリカへの到達、黒人達の奴隷としての始まり
(奴隷として最初に連れてこられた黒人達のアメリカ到達)
 :序奏とアレグロ
II)黒人達の忍従と信念:アンダンテ
III)黒人達の適応、それは自然と生まれた純粋に求めたもの:アレグロ

冒頭から少し暗い始まりだが、それは未知の大陸への到着、
明けの空をイメージしたかのようだ
それでも失わない文化とアイデンティティをもって
略奪者たる白人社会に適応、順応しながら今に至るという歴史
そして、今の世界に流行る音楽の殆ど全てが
黒人音楽の融合にその源を持つものばかりと言うのは
きっと、文化的勝利と言えなくもないものなのでしょう
プライスはそれに先立ち、白人文化のオーケストラ音楽と言う
その世界において、黒人音楽を融合させて認めさせたことで
当に、自身のアイデンティティと誇りを示したのかもしれない

黒人奴隷が最初にアメリカに連れてこられたと言うのは
1619年に記録があるらしい
奴隷制が「厳しい搾取の」制度であったかどうかについては
実のところ、今でも学者の間で意見が分かれている
何故なら、証明する記録が奴隷所有者のものしかないからである

「エチオピア」という人類発祥の地とも言われるこの国
(アウストラロピテクス類より古いサヘラントロプスやラミラダ猿人もあるが
二足歩行していた"可能性が高い"までなので今回は対象外)の影を
(皮肉をこめて)人種差別実施の最先端国家アメリカに求める辺り、
もしかすれば、この曲には人種差別撤回、人間平等の精神を訴えた意味あいも
あるのかもしれない、と推測の翼を拡げたくなる

#神奈川フィル
#定期演奏会
#フローレンスベアトリーチェプライス
#アメリカにおけるエチオピアの影
#シーヨンソン
#辻彩奈
#横浜みなとみらいホール



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2023年11月14日

今日も音楽日和 佐山雅弘没後5年 アルバム『VINTAGE』より「Isfahan」

"イスファハン (Isfahan)"

 ピアノ:佐山雅弘
 ベース:井上陽介
 ドラム:大坂昌彦

 (KING Records 2010年10月 キング関口台スタジオ第1スタジオ録音)

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昨晩は0時半に凄い眠気に誘われるままに横になり、
何故か4時に目が覚めて終い、用を足しに行き
更には6時に目が覚めて
ハッキリと起床は7時過ぎ

朝食の後、午前中はボウっと過ごし
12時半から昼食をとり、一休み後、
午後は電話をする必要があるところに掛け
暖かかった今日は、散歩に行って運動すると決めながら、
変な倦怠感に急に襲われ、
17時近くまで2時間程、起きてられず横になっていた
休職中で良かったと思う1日であった
明日は運動するぞ・・・

さて、今日はジャズピアニストで作曲、編曲もした

佐山雅弘(1953.11.26-2018.11.14)

の亡くなった日です。
今日は没後5年の年のまさにその日となります

佐山さんと言えばミューザ川崎シンフォニーホールの
ミュージックアドバイザーのポジションで
サマーミューザではジャズ公演を行っていたので
クラシック音楽ファンにも見知った名前かと思います
そのお名前が見れなくなって早5年ということでしょう、
本当に早いものです

1953年11月26日、兵庫県尼崎市に生まれた佐山さんは
国立音楽大学在学中から音楽活動を始め、
活動が忙しくなり、大学は中退
その後もRCサクセションのサポートや
PONTA BOXのメンバー、東響との共演などと
活動の場を広げていった人でした

2014年に胃癌の摘出手術を受け、
2017年には腸閉塞の手術も受けています
誕生日を12日後に控えた2018年11月14日、
胃癌のためにお亡くなりになりました

今回もピアノ演奏を純粋に聴ける、
という事で佐山さんのアルバム『ヴィンテージ』から
「イスファハン」を取り上げた

『イスファハン』と言う曲は
ビリー・ストレイフォーン(1915-1967)と
デューク・エリントン(1899-1974)の作品で
エリントンの1967年のアルバムに収められている

イスファハンとは言わずと知れたイランの都市の名前
古都で16世紀のサファヴィー朝イランの首都で
非常に反映した街でもあり"イランの真珠"と称えられるほど
都市自体の成立は当時の大国であった
アケメネス朝ペルシア(B.C550-B.C330)の時代まで遡れるそうだ

そのイスファハンに訪れた際に作曲したのが
この『イスファハン』という曲
元々は「エルフ」と言うタイトルだったとか

その曲の印象派実に中東カラー、
とはいえ、どっぷりと中東カラーではなく
そこかしこに散りばめられた、と言った感じ

以前書いた追悼記事はこちら



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2023年11月06日

今日も音楽日和 チャイコフスキー作曲『ピアノと管弦楽のための協奏的幻想曲』

チャイコフスキー/ピアノと管弦楽のための協奏的幻想曲 ト長調 Op.56

 ピアノ:マイケル・ポンティ
 指揮:リチャード・カップ
 管弦楽:プラハ交響楽団

 (BRILLIANT Classics)

8時50頃に母親の習い事教室へ送り
12時10分に迎えに行く
帰宅は買い物も兼ねて13時半頃
昼食の後、午後が始まる
18時半に夕食にして、その後は何時もの通り
TV見たり、Net徘徊したり
今日は夜半に天候が崩れるとか、予報も・・・

さて、今日はロシアの大作曲家、

ピョートル・イーリッヒ・チャイコフスキー(1840.5.7-1893.11.6)

の作曲した『ピアノと管弦楽のための協奏的幻想曲 ト長調』を

この曲は1884年に作曲された作品で
一種の協奏曲の態を取っている

E.ダルベール(1864-1932)の演奏にふれたチャイコフスキーは
ピアノ協奏曲の作曲を考えていた
しかし、なかなか曲のイメージは固まらなかったようである
同じ頃、「組曲第3番」の作曲の為のピアノスケッチを手掛け、
その第1楽章にしようとしたスケッチ部を
『協奏的幻想曲』に転用することを思いついた

そうして完成した『協奏的幻想曲』は
1885年2月22日にモスクワで
タネーエフ(1856-1915)のソロで初演された
この初演は好評を得た様だ

ところでこの曲のタイトルであるが、
原題は「Fantasie de Concert」となっていて
直訳すると「演奏会(のため)の幻想曲」となる
ところが日本では、その曲の構成的なもののためか
「協奏的幻想曲」と"誤訳"されている

この曲は二楽章構成で
第一楽章はクァジ・ロンド:アンダンテ・モッソ
第二楽章はコントラステス:アンダンテ・カンタービレ
となっていて、
演奏時間は録音データから約28分程

全体的には明瞭で明るい曲調の作品である
軽快さのある曲だが、規模のわりに重厚さが無い当たり
もしかすれば作曲者自身が作曲途中に気乗りしなかった
理由なのかもしれない、と思いをはせるところだ
やたらと重厚であれば作品の品格があると思いがちな
チャイコフスキーらしい、と思う訳である

第二楽章の陰影のある冒頭部などは
その悲愴さがなんともロマンティシズムのある
美しい曲だと思うのだが



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2023年11月03日

神奈フィル定期演奏会 予習 東海林修作曲『ディスコ・キッド』

東海林修/『ディスコ・キッド』

 指揮:現田茂夫
 演奏:大阪市音楽団

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そして、今日はもう一曲
明日のプログラムの取りを飾る吹奏楽の人気曲、

東海林修(1932.9.6-2018.4.30)

の代表作、『ディスコ・キッド』を
東海林さんは今年が没後5年、早いものです

この曲は全日本吹奏楽コンクールの
1977年度課題曲として1976年に作曲されました

今では演奏中の「ディスコ!」の掛け声でも
有名になりましたが、
勿論、こんな掛け声(セリフ)はスコアには書かれていなくて
当時の出場校が演奏中に行ったのが評価され
以後、人気の風習となったようです

当時としては、意表をつくポップ調の楽曲は
人気曲に上り詰めた
この曲のポップ調は東海林のそれまでの音楽活動、
学生時代から米軍施設のジャズピアニストとして演奏活動したり
60年代には洋楽のカバー曲の編曲を手がけたり、
TV番組「笑点」のテーマ曲(中村八大作曲)の
編曲を手がけたりした
そういったキャリアが活きたのだろうか

とにかく、愉しい
愉しくてたまらない曲である、
これが最後を飾るのは納得のラインナップである



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神奈フィル定期演奏会 予習 ラヴェル作曲『ボレロ』

ラヴェル/ボレロ

 指揮:アラン・ロンバール
 演奏:ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団

 (ERATO 1974年頃の録音)

昨晩は0時半過ぎに寝落ちしたらしく、
いつ寝落ちしたかも定かでは無いが、
寒さで1時半過ぎに目が覚め、二度寝
次に目が覚めたのは5時過ぎ、そして三度寝
最後は7時手前で目が覚めて、起床
今日はこれから母親の習い事に送迎の予定
10時に送って12時半に迎えに行く予定

さて、明日はいよいよ神奈フィルの定期演奏会

という事で今日もその予習である

近代フランスを代表する作曲家、

モーリス・ラヴェル(1875.3.7-1937.12.28)

の代表作中の代表作、『ボレロ』である

約15分の演奏時間を要する人気曲
小太鼓が一定のリズムを刻み、
それに加わる各楽器が奏でる2つの旋律
この繰り返しがいつの間にか
聴く側を内面的に盛り上げ
トランス状態ともいえるパッションへと誘い、
壮大なフィナーレの盛り上がりへと帰結する

今更のこの名曲

何度聴いても素敵である



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2023年11月02日

神奈フィル定期演奏会 予習 リード作曲『アルメニアン・ダンス<パート1>』

リード/アルメニアン・ダンス <パート1>

 指揮:現田茂夫
 演奏:大阪市音楽団

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昨晩は0時半に寝落ちしていたらしく
2時半過ぎに一度目覚めて、
それから横になった
今朝は6時に目覚めたが、起床は6時半過ぎ
8時まで朝食タイム、
その後は不燃物のゴミ出しをしてから
一日が始まった
12時過ぎにくら寿司へ昼食を取りに行き、
帰りに買い物、14時に帰宅
その後は午後が始まった
18時半から昼食で、その後は何時もの様に
TVを見てダラダラとして過ごしている

土曜の神奈フィル定期演奏会の予習を

アメリカの作曲家、吹奏楽の神様、

アルフレッド・リード(1921.1.25-2005.9.17)

の代表作のひとつ、『アルメニアン・ダンス』の<パート1>を
指揮は現田茂夫、演奏は大阪市音楽団

『アルメニアン・ダンス<パート1>』となっているので
当然ながら<パート2>もある
<パート1>は5つのアルメニア民謡が題材にされた
単一楽章の作品で
<パート2>は三楽章構成の楽曲である
これら<パート1><パート2>を合わせて
四楽章構成とした組曲が本来の姿のようである

<パート1>は1972年の作曲なので50年前の作品
それだけの月日を経ても今もって人気の作品である
世界初演は1973年、イリノイ大学吹奏楽団による

コミダス・ヴァルタペット(1869-1935)の蒐集した
アルメニア民謡集に題材して作曲されたこの曲
登場するアルメニア民謡は
"杏の木"、"やまうずらの歌"、"ハイ、私のナザン"
"アラギアズ"、"行け、行け"の5つ

とはいえ、おそらく原曲を知っている人は
少ないと思うので、単にこの作品を楽しんでもらえれば
と思うばかりである

因みに、"やまうずらの歌"だけはコミタス自身の作曲らしく
純粋にアルメニア民謡とは言えないようだが
歴史を重ねて民謡として受け入れられていれば
それは民謡となるわけで、深く追求する問題でもないでしょう

この曲の後半の盛り上がりは楽しい



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2023年11月01日

神奈フィル定期演奏会 予習 スパーク作曲『パントマイム』

スパーク/『パントマイム』

 指揮:山下一史
 演奏:NHK交響楽団

 (NHK CD 2007年8月5日 NHKホール、ライブ録音)

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昨晩は1時半頃によこになり、
今朝は6時にアラームで目が覚め起床
6時半から朝食をとり、
一休みの後、一日が始まった
昼食後、午後が始まり、
途中、1時間程運動の為駅まで
本屋で手帳と本を探して帰宅、
18時からは夕食をとって、
その後はTVを見たりしてダラダラと

今だに就寝が遅くて、生活リズムの整理がつかない

さて、土曜の神奈フィル定期演奏会の予習を

イギリスの吹奏楽の作曲家である

フィリップ・スパーク(1951.12.29- )

の作曲した『パントマイム』である

スパークはロンドンに生まれ、
王立音楽院でトランペットとピアノ、作曲を学ぶ
在学してた頃に「コンサート・プレリュード」を作曲、
これは彼の初出版の作品となった
その後も多くの作品が評価され受賞する作品も多く、
今ではブラスバンドのレパートリーに無くてはならない
作曲家となっている
また、日本との関りも浅からず、
東北大震災の発生後に、「陽はまた昇る」と言う作品を
贈り、これは今では国内人気の曲となっている

スパークは作品の印税を、この「陽はまた昇る」の楽譜を販売する
オランダの出版社デ・ハスケ社はその純益を、
日本赤十字社の緊急救済基金に寄付してくれている

そのスパークがユーフォニアムとピアノ、または
ユーフォニアムとブラスバンドの為に書いた曲が
『パントマイム』である
この曲はユーフォニアムの名手、
ニコラス・チャイルズ(1961- )の依頼で書かれ
1991年にブラスバンドの伴奏で初演されている

冒頭から旋律が美しく、歌う様に奏でられ
それに続く、ユーフォニアムはハイトーンなどを駆使し
結構な難度で演奏する曲である

次の曲への一休みには持ってこいの曲かもしれない



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2023年10月31日

神奈フィル定期演奏会 予習 保科洋作曲『風紋』(原典版)

保科洋/『風紋』(原典版)

 指揮:現田茂夫
 演奏:HNK交響楽団

 (NHK CD ライブ録音)

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昨晩は1時半過ぎに横になり
今朝は7時近くに目が覚めて起床
朝食の後は、8時半くらいから
グダグダと30分ほど休憩してから
1日を迎える
12時からの昼食後も30分ばかし
昼寝してから午後を迎えた
午後も息抜きに30分ほど庭を弄って
18時過ぎから夕食、その後はTVでグダグダと
今日は昼間に関内ホールで
村田浩&The Bop Bandのライブがあったが
これは今回は一寸、諦めて

さて、今度の土曜日には
神奈フィルの定期演奏会(県民名曲シリーズ)が
県民ホールで予定されている
という事で、今日もその予習を

保科洋(1936.1.31- )の作曲した

『風紋』(原典版)

の吹奏楽版です。

現田さんは大阪市音楽団とのディスクでも
『風紋』を収録しているのですが、
こちらは<1987年版>となっていて
録音の演奏時間が5分ちょっとなので
所謂、短縮版である<課題曲版>だと思われるので
今回はこのN響との録音から取り上げました

神奈フィルの定期演奏会プログラムでは
「管弦楽のための「風紋」(原典版)」となっていますが
とりあえず、本家・原典版の吹奏楽版です(笑)
ややこしい・・・

楽曲は演奏時間が録音データから約7分半

もともとは1986年に委嘱により作曲された
それを課題曲の規格に合わせて短縮させたものが
<課題曲版>でこれが、人気を博した
それから遅れる事、13年した1999年、
吹奏楽版の<原典版>が初演された
さらに、<原典版>の管弦楽版が編まれ、
2009年に岡山シンフォニーホールにて
秋山隆指揮、保科アカデミー室内管弦楽団の演奏で
初演されたのが<管弦楽版>である

保科さんは、この曲などで「吹奏楽の作曲家」と
思われがちだが、実際はそうでもなく、
東京芸大在籍時には作曲を長谷川良夫(1907-1981)に
指揮を渡邊暁雄(1919-1990)に師事していて
作品にも管弦楽作品は勿論、オペラやミュージカル、
室内楽の作品も書いている

その保科さんが自ら管弦楽編曲したものが
『風紋(管弦楽・原典版)』である

この曲は良く
"浜辺の風と、その風が砂の上に作り出す文様(風紋)"
のイメージを感じさせる
と言われるが、作曲者本人に言わせると
"タイトルの「風紋」には特別な意味があるわけではない"
とのことだ
ま、タイトルがついていると先入観が生まれ
結局、それに則したイメージを聴く者が勝手に付けてしまう
そういう事なのだろう
実際、保科さんも標題作品はお好きではない様なので

僕に言わせると、
"暁の頃、朝靄に現れる竹林と靄を払う様な一陣のそよ風"
のイメージがこの曲の冒頭の旋律
清涼とした朝のひと時と、始まる一日へのエネルギー
清流の中のエネルギーの迸り
それがこの曲に対する僕の感じるイメージである

決して派手な曲では無いが、
そこはかとなく感じられる力強さを感じられれば
素敵な傾聴になるのではないだろうか



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2023年10月30日

神奈フィル定期演奏会 予習 バーンズ作曲『アルヴァマー序曲』

バーンズ/アルヴァマー序曲

 指揮:現田茂夫
 演奏:大阪市音楽団

 (FONTEC 2013年3月16日 ザ・シンフォニーホール ライブ録音)

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昨晩は1時近くに横になり、
今朝は5時に一度目覚め、
二度寝後は6時半過ぎに目覚めて起床

母親の編み物教室の送り迎えと
役所への用事、そして新聞の営業所への
トラブル対応と出ていて帰宅は15時半
後は調べものや庭仕事して会社メール確認したり
夕方以降はTV見て時間は過ぎて行って

さて、今度の土曜日には
神奈川フィルの県民名曲シリーズの
定期演奏会が予定されています
指揮は我らが"名誉指揮者"現田茂夫
共演はサクソフォンの須川展也、
ユーフォニアムの佐藤采香の両氏

題して"吹奏楽xオーケストラ!"
吹奏楽の名曲をフルオーケストラで演奏するっていう
ナカナカ楽しい企画の演奏会である

という事で、今日はその予習を

ジェイムズ・バーンズ(1949.9.9- )
の作曲した人気曲『アルヴァマー序曲』である

今回のプログラムでも先頭を切って演奏される
冒頭に"かます"には、持ってこいの曲だ

実は、それほどに難しい曲ではない
要所要所に見せ場のある曲でもない
それでいて、明瞭快活、軽妙洒脱な曲で
景気よく幕開けを飾ってくれる曲だと思う

勢いの良い旋律とクリアな重なりのハーモニー
当に、軽妙洒脱とはこう言う曲にこそ似合う言葉、
と感心したくなる程である

バーンズはアメリカの作曲家で
吹奏楽の作品で知られる人物だ
カンザス大学で作曲を学び、
母校で長きにわたり教鞭をとってもいた
また、新日家としてもしられ
これまでも幾つもの委嘱作を作曲しているし、
初演時には来日して指揮をとってもいたりする
「アステカの風景」「交響曲第3番」
「パガニーニの主題による幻想変奏曲」
「レジェンド」「アパラチアン序曲」
などが知られ、
「交響曲第5番<フェニックス(フィーニックス)>
は陸自の中央音楽隊の委嘱により書かれている

この『アルヴァマー序曲』は1981年に作曲された作品
カンザス州の音楽祭の公立中学校選抜吹奏楽団のために
作曲された作品のようである
それのためか、複雑や難易度のある曲ではなく、
しかし、聴き応えはある曲に仕上がっているのだろう
演奏時間は録音データから8分ほど

ちなみにタイトルの「アルヴァマー」は
カンザス州にあるゴルフ場の名称から取られている
ということである
(現在は、そのゴルフ場の名称は変わっているとのこと)



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2023年10月26日

今日も音楽日和 W.A.モーツァルト作曲『ピアノ協奏曲第23番 イ長調』

W.A.モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488

 ピアノ:ルドルフ・ゼルキン
 指揮:アレキサンデル・シュナイダー
 管弦楽:コロンビア交響楽団

 (Sony Classical 1955年11月9日 ニューヨーク録音)

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1786年にモーツァルトによって作曲された協奏曲で
古典派ピアノ協奏曲の中でも
とても高い人気と完成度を持った作品だと思います

モーツァルトは1784年に6曲、1785年に3曲、
1786年に3曲の協奏曲を書いている
これらの作品はスタイル的には先達の作品を
受け継いでいるが、
モーツァルトの秀逸な天才ぶりを示すのが
それらを更に高いものに完成させているところだ
これら殆どが予約演奏会のために書かれた作品で
その中でもこの『第23番 イ長調』は最高傑作である

また、モーツァルトはカデンツァでは
即興を好んだ様で、殆どのピアノ協奏曲で
カデンツァが書かれていないのだが、
この『第23番 イ長調』は他の作品と違い、
異例でカデンツァが書かれている

楽曲は三楽章構成で
第一楽章:アレグロ
第二楽章:アダージョ
第三楽章:アレグロ・アッサイ
で書かれていて、
演奏時間は録音データから約
30分にちょっと足らないくらい

冒頭から、モーツァルト印の旋律が聴こえてくる
まごうこと無き、モーツァルトの協奏曲である

冒頭から弦楽器がしなやかに歌い、
木管がふくよかに歌い、
いつしか、ハーモニーが上品に踊り出す
ピアノのソロは宝石箱からこぼれる音、
の様に煌びやかで瑞々しい
そして、何より美しすぎる第2楽章は
うっとりと聴き惚れて
最後にはため息すら漏れ聞こえそうだ
そして、終楽章の汚れなき旋律に
終るのが悲しいくらいに魅せられて
フィナーレを迎える
これぞ、モーツァルトが音楽史上比類なき
天才にして神童、芸術の神に愛された証か


録音は68年前の事である



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2023年10月24日

今日も音楽日和 ミガリ作曲『3声のソナタ第1番』

ミガリ/3声のソナタ第1番 Op.1-1

 演奏:アンサンブル・バリアンティクァ

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昨晩は1時半過ぎに横になり
今朝は6時にアラームで起こされる
7時早々に朝食と牛乳を買いに出かけ
午後に健保ポータルに関しての問合せしたり
息抜きに30分程、庭の蜜柑狩りをしたりして
夕方17時過ぎに終日のティータイムにして
その後は、夕食とTVで息抜き

さて、本日はイタリア・バロックの作曲家

ピエトロ・ミガリ(1635-1715)

の作品の「3声のソナタ集」より
『3声のソナタ第1番』を
演奏はアンサンブル・バリアンティクァ

ピエトロ・ミガリ・ダ・レッチェは
その生涯に関してハッキリした事は伝わっていない
故に、生没日が良く解っていないのです
少なくとも、僕は知らない

彼はイタリア・バロックの作曲家、バイオリニスト、
そして教会のマイスターや楽長を務めた人のようです
それらは、どうも1715年9月6日付けの
彼自筆の遺書から解っているようですが、
その遺書から解る程度しか、情報が無い様で

そして、この「3声のソナタ集」は
その彼の唯一といっていい遺された作品の様です
好くなくとも、僕はこれしか知らない

演奏しているアンサンブル・・バリアンティクァは
ディエゴ・カンタルーピが2016年に
イタリアのバーリで創立した
ピリオド楽器のアンサンブル
幾つかの録音盤を出しているようです

この「3声のソナタ集」は全12曲から成り、
当然ながらこの『第1番』はその最初の曲

曲は四楽章からなり、其々は
第一楽章:グローヴェ
第二楽章:アレグロ
第三楽章:アダージョ
第四楽章:アレグロ
で書かれていている

演奏しているアンサンブル・バリアンティクァの構成は
ヴァイオリンのダリオ・パルミジャーノと
ミシェル・シャラチーノ
ティオルボのエドワード・ゾスト
アーチリュートのディエゴ・カンタルーピ
オルガンのダヴィデ・ポッジ
のメンバーである



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2023年10月18日

今日も音楽日和 チャイコフスキー作曲『ロココの主題による変奏曲』

チャイコフスキー/ロココの主題による変奏曲 作品33

 チェロ:アニア・タウアー
 指揮:クリストフ・シュテップ
 管弦楽:シュトゥットガルト放送交響楽団

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昨晩は1時半頃に横になったが、ナカナカ寝付けず
今朝は7時に目覚めて起床
9時から小田原のtotoco小田原へ行ってみる
思った程、大きな施設ではなく、どちらかと言うと
買い物がメインになってしまう感じ
昼食は母親が乗り気でないので帰り道の途中、
馴染みのお店で食べて帰宅は13時頃
以降は、まったりと時間をすごして
先月中頃からシステム関連の興味も持ち直し、
自作機を再び組もうかと、1年前同様に思ったりと
システム関連、PC関連への愛着も堂々と復活してきた
今年の晩春頃、無理やり現場で頑張ろうと無茶をした
その反動から復活してきた、3ヶ月半もかけて

さて、今日はロシアの作曲家としては最も有名な、

ピョートル・イリッヒ・チャイコフスキー(1840.5.7-1893.11.6)

の代表曲のひとつ、『ロココの主題による変奏曲』を
この曲、僕が子供の頃にはドヴォルザークの協奏曲とならんで
チェロ独奏の管弦楽作品の代表格だったんですが・・・
21世紀に入って、その人気に陰りが多分に出てきた作品でもあります
ここでその人気の復活を祈って、今日は取り上げてみた

実はチャイコフスキーは今年が没後130年の人物
ま、ちょっと中途半端な年数です

そして、実は今回取り上げた録音でソロを務めている

アニア・タウアー(1945.7.3-1973.10.18)

もまた、没後50年のチェリストなのです
1945年生まれと言うから私の母親より2歳ばかり年上の世代
28歳と言う若さで亡くなったのは
きっと当時としては信じられないほどの損失でしたでしょう
そして、そのタウアーの命日が10月18日なのです

タウアーは"ドイツのデュ・プレ"と称されたほどの才女で、
そのジャクリーヌ・デュ・プレ(1945-1987)とは同い年
しかし、道ならぬ恋、妻子持ちの医師と恋愛関係になり、
結果、苦悩の末なのか、それとも絶望の末なのか
1973年にヴィースバーデンで自殺してしまった

1945年にリューベックに生まれた彼女は
14歳の時にシュトゥットガルト音楽大学の
L.ヘルシャー(1907-1996)に師事している
パリ音楽院ではA.ナヴァラ(1911‐1988)に師事
因みに、ナヴァラはフルニエ先生とならんで
僕の好きなチェリストの一人、と余計な話を

タウアーの録音はドイツ・グラモフォンになされたが
彼女の死後、カタログから消えてしまい、
"忘れ去られし演奏家"となってしまっていた
が、日本のタワーレコードが2006年に
世界で最初に彼女の録音をCDとして蘇らせると、
ドイツのハシュテットでも彼女の録音を発売した
この録音はハシュテットで既に発売されたもので
初出のものではない
が、ハシュテットの録音自体、
日本国内ではあまり、目にしないので、
このディスクで収められた録音は珍しいかもしれない
ここに収められた『ロココの主題による変奏曲』で
ソロを弾いている彼女は22歳である
その響きは実に艶っぽく、しなやかで歌う様な演奏

因みに、指揮をしているクリストフ・シュテップは
1927年生まれ、2014年に没したドイツの指揮者である
ミュンヘン室内管弦楽団を結成した人物でもある

このチャイコフスキーの『ロココの主題による変奏曲』は
単一楽章の作品である
演奏時間は録音データから約18分ほど
30分ほどある大曲ではないにしても
充分に聴きごたえのあるスケールの作品である

序奏と主題、それに変奏が続けて演奏される
1877年1月に完成している
チャイコフスキーの親友であったチェリストで作曲家の
W.フィッツェンハーゲン(1848-1890)のために作曲され、
彼に献呈された。
初演もフィッツェンハーゲンのチェロ独奏、
N.ルビンシテイン(1835‐1881)の指揮で行われている
独奏チェロとオーケストラで演奏されるが
作曲者が協奏曲とは言っていないので協奏曲には含まない
"ロココの主題による"と題されているが
実際に主題はチャイコフスキーの自作のものらしい
故に、昔は"ロココ風の主題"と邦訳されていたが
其れの方が的を射ていたかもしれない


さて、タウアーの最期には後日談があり、
タウアーの想い人であった男性も彼女の後を追う様に
タウアーが亡くなって5日後、亡くなってしまう・・・



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