北海道歌旅座公演スケジュール

オススメ。


山本周五郎。

大炊介始末

キッカケは BOSSの本棚にあった 演出家『東由多加』の本を
読んだことから。
その中に 彼の好きな作家が二人書いてありまして
一人は女性作家(名前ド忘れしましたが)、そしてこの山本周五郎。
まだまだ作品を読みきれていないんですが
今回の長旅に持っていったこの本が 意外と泣ける。
うぉんうぉん泣くんじゃなくて ツー・・っと流れる。
最近 しみじみ泣いてなかったもんで 本当にありがたかった。

『感動』とかそういう大それたものじゃなくて
人本来のあたたかさが伝わってくる。
短編集なんだけど どれも沁みる。
大げさじゃない 『日常にある温度』。かなりオススメです。
トランスフォーマー(映画)が好きなダルには オススメじゃないかな。ふふ。

日々の暮らしの中に きっと 本人も気付かないような
もしくは その感情を受け止めないまま『流れて』しまっていることが
ある。
おかげさまで 旅には『移動』というものがあって
本を読むには 十分過ぎる時間がある。(寝ることも多いですが。)
この本を読めたことで 自分の感情に気付くことが出来た。
涙が出た自分が嬉しかった。

500円前後のお値段で こんなに 人の感情を動かすなんて・・
本を書く人は本当にすごい。
こういう話に もし 音楽がついたら とか
匂いがついたら とか 映像がついたら とか
こんな声の役者がこのセリフを言ったら とか考えると
とても面白いです。

この本の中では 個人的に 『おたふく』って話が好きです。
お時間ある時にでも 是非 読んでみて欲しいです。

そんなふうに 誰かが好きだったものを辿ると
東由多加氏は 『根本の愛』ってなんだろな とか
考えてたのかな などと想いを巡らせてしまう訳です。
好きな先輩の好きなものを探求すると
いつか 少し迷った時 チラッっとヒントをくれそうな
そんな気がしています。

あぁ そんなことより 一座のアジトには
只今 人がいないのであります。お仕事お仕事で各地へ
出ているのでございます。
みんな 溶けてないかしら・・。元気なのかしら・・。
帰りを待つハチ公の如く 皆の帰りを待っておるJUN公
でございます。

JUN公

わおおおぉ〜〜〜〜んっ!








 

八重の桜

桜の名所が近くにあると言っても
しみじみと 『桜だねぇ』と眺める間もなく
いつもの道を歩けば はらはらと舞う桜たち。

また季節を重ねたのだなと想う。
トラック三人旅で北海道を走りまくった春の始まり。
今は しみじみと出来なくていいと思う。
ただ前にひたすら ただ前にひたすら。
なんだったら一生しみじみしなくて良いか?

八重桜

散ったと言っても 追いかけるように咲く 八重。
モリモリしてる。 なんだか 炎みたいです。

司会太郎が本日 49歳になりました。パチパチパチっ。
還暦まで11歳です。
昨日、『ホウレイ線、減ったんだよ〜っ』と嬉しそうに報告してきました。
『舌で歯の前をグルグルするだけでいいんだってっ!』
そう話す太郎さんに なぜか 心苦しくなったのは私だけでしょうか。
心配です。

ただ前にひたすら。
いつか散るそれぞれの花、
さて どんな咲きっぷり 見せていきましょうかね。

チューリップ

太郎さんは おにぎらず、タイのカップ麺に ケンタッキー、
豆大福にケーキ と とても嬉しそうです。
さぁ 『初めて』の旅がまた待ってますよ。

太郎さん 誕生日






 

『ゆ』

歌旅から戻ると 時計を見たら まだ夜9時。
いつも深夜に 灰のようになって辿りつくのと
ちょっと違う。洗濯が出来るっ。そして、
『銭湯に行けるっ。』(閉店10時)
マンションのコインランドリーに旅の洗濯物と
今着ている服をエイヤーッと放り込んで
手に小銭とタオルを持って そのまま『ゆ』の方向へ。

必要なものしかない脱衣所、いつからあるか分からないマッサージ器、
頭がすっぽり入るタイプのドライヤー、
あまり見たくない自分の身体がぜぇんぶ映る一面の鏡、
マグロの重さを量るのか ッて感じの体重計。
無駄なし。

赤と青のレバーで調節するお湯。大好き。
もちろん『ケロヨン』の桶。
恐ろしく熱い風呂。恐ろしく熱く狭いサウナ。
天然温泉でもなんでもないけど あたしの大好きな場所。

バブルバスに浸かりながら考えた。
『なんであたしは銭湯が好きなんだろう・・・』
思えば 幼い頃 よく父さんと父さんの友達?と銭湯に行ってて
つまり 『男湯』の方に入ってたんだな。
幼いながらも 『あぁ この人達と自分は別の生き物なんだぁ』と思った
のを覚えている。
そしてそして あれですアレ、『子供だけが行き来出来るどこでもドア』が
あったとです。ね。
あれが好きだったんです。
トーサンカーサンと行く時 石鹸はひとつしか持っていかなくて
じゅんちゃんが 『どこでもドア』を使って トーサンが使い終わると
カーサンのところへと運ぶわけです。
とても誇らしかったっす。
時として 上から石鹸が飛んでくることもあったかも。

小さいあたしは 力がなかったかもしれないけど
きっと みんなの背中をこすってあげたの
なかなか喜んでもらえてたんじゃないかなぁ。『銭湯のアイドル』ってやつ?
にゃはは。

前に チエと二人で『ゆ』に行って
久しぶりに 『あかこすり』をし合った時
なんとも言えない懐かしさとあたたかさを感じた。
毛づくろいをする猿を思い出しました。

もう『どこでもドア』は使えないけど
でも どこかに『ふるさと』さえ感じてしまう銭湯、
たまに浸かりに行きたいですな。
エコーのきいた素敵な場所です。
『お〜〜ぃっぃぃぃぃ 先あがるぞぉ〜〜っぉぉぉぉぉ』

すごいドライヤー


 

祈りを込めて

私達が訪れたあの街が 震災の被害に遭っている。
何度も行ったお寺の仏さん達も倒れ、
お墓も倒れたと聞く。無事だろうか と思うその『無事』も
なにをもって無事なのかも分からなくなる。
ニュースでは 毎日 懸命に救出活動をする姿、
すさまじい避難所の生活が映し出されている。
崩れた家屋、切断された道・・・

公演を終えて くたびれ果てて宿に戻り
毎日ニュースを見る。
身体が限界だと思いながらも
九州の皆さんの気持ちを考えたら
今 私達は 出来る限りのことをこの命で
精一杯やることこそが 応援なのだと 着地する。
これくらいなんだってんだっ 屁でもないっ

キレイごとは言いたくない。
だけど 苦しい時 誰かがいつも言う。

『がんばれ日本!』
人間は弱い。けれども 泣きながらでも 
今を必死に生きようと 乗り越えようと
立ち上がり 前に進もうとするヒトヂカラを
私はずっと信じている。

がんばれ日本! がんばれ九州! がんばれ熊本!
力いっぱいの祈りを込めて・・・

花



 

with sun.

俺も人間にしたら もう70近くになるぜ。

トーサンよぉ 俺たち 色んな町
行ったよなぁ
足並み揃えてよぉ

太陽と父さん

ここは どこだい? トーサン。
余市? いい場所じゃねぇかぁ〜
窓の中には カーサンもいるぜぇ

お ここにはトーサンにそっくりなヤギちゃんもいるじゃねぇか
スーちゃん? おぉ まだまだ若いねぇ

太陽と父さんとスーちゃん

スーちゃん やっとこさ産まれた子供なくしちまってよぉ
寂しがってんだ
せめて 近くまで あいさつ行ってやろうじゃないか
小太郎さんも言ってたもんな
『夢は逃げない』って。
スーちゃん、今度会うときは きっと元気で会おうな。

トーサン この旅は 色んなことがあるよなぁ
俺も沢山旅してきたけど トーサンよぉ
似たような歳同士 仲良くいこうなぁ
俺が沢山マーキングしてきたこの北海道をよぉ
まだまだ 一緒に旅してこうなぁ トーサン。

太陽と父さん ベンチ










 
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