September 30, 2016

上期ヒアリング終了、新入社員歓迎会となる♪

 もうすぐ九月も終わり、下期に入る。

 テレビドラマも新クールに入り、『べっぴんさん』などが始まるわけだが、その前に上期の総括が待っている。

 きょうは、その総括の日、共同研究先とのやつ、自分のセンターとのやつ、合計二回のヒアリングがあった。

 まあ準備は十分だったので、会話を楽しむくらい余裕があり、無事終了。



 夕方からは今年の共同研究先の新入社員2名を迎えての歓迎会。

 ひとりは関東出身で高分子化学・燃料電池材料経験者でわたしとキャリアが重なっている。

 もうひとりはスキンヘッドで自分のことを「ヲタク」と言っていたが、「第一原理計算科学」をやりたいと言う。わたしもやっているので話がけっこう合ってしまった。

 わたしの場合は会社に高性能ハードウエア、ソフトウエアを買って貰ったので苦労しなかったが、そのヲタクの彼の場合、自分でスクラップパソコンを組み立てて、Linuxを動かしていると言う。涙ぐましい努力だ。

 かわいそうだったので、計算科学をやっていてCPU8コアを無料で使わせてくれる研究者を紹介してあげた。

 それにしても、計算科学をやっていた新入社員に会ったのは初めてである。今後も色々教えてあげようと思う。



 下の写真は六甲のハナミズキの今





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September 28, 2016

EOS M5に見るCanonのつぎの戦略♪

 今月中旬、キヤノンの新型ミラーレス『EOS M5』が発表された。

 旧機種『EOS M3』との大きな違いは、

 (1)AFの高速化
 (2)ボディ内手ぶれ補正機能の追加

の2つだ。

 しかし、価格を11万円代に設定するなど、キヤノンの戦略上の転換を感じさせる。

 そもそも、ミラーレスは一眼レフのクイックリターンミラー機構およびペンタプリズムを排除したものなので、一眼レフに比べて安くなるはずである。

 ところが今回、キヤノンは、上位に位置すると思われるKissシリーズの少し上に価格を設定した。

 もちろん、M10などの入門機もラインナップしているから、入門機からハイアマチュア機までKissシリーズを飲み込む形で展開することになる。

 これから予測されることは、「KissシリーズがEOS Mシリーズに置き換わる」ことである。つまり、Kissはなくなると言うことである。

 これは大きな戦略転換であるが、可能性は高い。



 新型のボディの形も上記戦略を物語る。

 グリップの大きさ、ビューファインダーの標準搭載、ストロボの内蔵化により、ボディは大きく重くなり「Kiss化」しつつある。

 また、連写機能を磨き、一眼レフとの差を縮めている。

 さらに、キヤノンのEOSシリーズを俯瞰すると8000Dと言うKissの最大の特長である「小型軽量化」を受け継いだ機種を発売している。

 つまり、Kissシリーズが無くなってもそのカテゴリーヲカバーできる体制が整っているのである。

 キヤノンとしても開発陣の分散はしたくないだろうから、やはりそのような方向に向かっているのは確かだと思える。


(下記写真はキヤノンのホームページより引用)




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EOSM5-2



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September 27, 2016

お酒をキーワードにした大阪伊勢丹『バルチカ』♪

 『バルチカ』は百貨店の地下にある「飲み屋街」である。

 店へのドアや壁を設けず、綺麗にしつつも「立ち飲み屋」なども作り、気軽な感覚で入れるように工夫してある。

 一部の店は「どこが入り口?」と迷うくらい、通路と一体化しているのだ。

 また、ここにはお酒をキーワード、テーマにした店が幾つかある。

 日本酒が二店、ワインが一店。
 まだ一店しか入ったことがない。

 わたしが入ったことがある店は、時間帯によっては立ち飲みで、500円でお酒とおつまみ3種のセットが行ける。
 お酒は日本酒やビールが頼める。

 新しい梅田のスポットである。




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September 26, 2016

御堂筋にも香りの秋が来た♪

 御堂筋ではこの秋初の「銀杏」を見付けた。

 自然落下なのか、強風の影響なのか分からないが、取り敢えず初めてだ。

 やがて御堂筋は銀杏の香り、つまり、バターの腐ったような異臭に包まれてゆく。
 決して悪臭ではない点に注意。

 ところで、スマホもこれくらい地面すれすれで撮影すると迫力が出てくる。




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September 25, 2016

夏を知らない君へ(18)♪

(妄想ショートショート)




 その日の朝3時、わたしたちはタイムカプセルに乗り込み、所定の位置に付いた。わたしが中央の射撃台の椅子に座り、ダイダロスのハイパードライブエンジン(ラケットのグリップ部分)を空に向かって構え、美咲とみどりがそれを両側から支えてくれるというものだった。

 「ミンタン!?何でここにおるん?」
 わたしはわたしの農場で待機しているはずのミンタンがタイムカプセルの中にいるのに驚いた。

 「うん。最初は農場から遠隔操作でダイダロスのハイパードライブエンジンをオーバーロードするトリガを送るつもりだったけど、万が一の通信不良のことを考え、現場で直接トリガを与えることにしたんだ。」

 「お父ちゃんとか、基にーにーは?」
 「君の農場の地下室を改造し、100メガトンの原爆でも耐えられるように表面をテクタイトで覆ってきたよ。」

 「ふーん。。。香織は?」
 「おねーちゃん、うち、ここにおるで。」

 なんと、声がした方向を見ると香織がタイムカプセルに紛れ込んでいた。

 「あんなあ香織。。。」
 「あ、うちがミンタンにーちゃんにお願いしたんじゃ。ミンタンにーちゃんのそばが一番安全じゃと思うて。」
 「確かに言えてる。。。」

 クイ〜ン、クイ〜ン

 「あれっ、もしかして。。。」

 外を見るとビーが戻ってきていた。どうやら自衛隊を目的地に連れて行ってくれたようだった。

 「よーやったなあビー。よしよし。」



 やがて4時半になり、ほんのりあたりが明るくなってきた時だった。

 「佐織さん、ダーク星のクルーザーと母船に動きがあるよ。ウィルスの発生源を探知したみたいだ。やがてここに来るから、スタンバイお願いするね。」ミンタンが警報を鳴らした。
 「ラジャー!!」

 タイムカプセルの正面にはホログラフィーがあり、外の様子を三次元で表示してくれている。長距離レーダーによると、輝点(敵の戦艦)が距離を縮めている様子がよくわかる。

 ゴホゴホ

 シャーーーー

 タイムカプセルの外には、ダーク星が送ってきたUMAを杭に縛り付けている。ヒバゴンとツチノコだ。これにより、UMAウィルスの発生源を一気に熱核爆弾か何かで攻撃してこないはずだ。



 しばらくすると予測どおりクルーザーに守られながらもダーク星の母船がタイムカプセルのモニュメントに近づいてきた。

 母船はUMAの上空で停止し、青白いビームでUMAの回収を始めた。

 「今だ、佐織さん!!」

 タイムカプセルの上部のハッチが開き、わたしたちはラケットに偽装したダイダロスのエンジン部分を真上に向けた。

 ドドーッ!!

 まばゆい光線がラケットのグリップの部分から発射され、わたしたちは反動で床に倒れた。

 カシャッ

 光線発射後、目にも留まらない速さでハッチが閉じた。
 部屋の中はオゾンの匂いがした。後で考えたのだが、強い光線の影響で空気が電離したんだと思う。

 ホログラフィックモニターをみるとダーク星の母船のど真ん中に穴が開き、ドーナツのようになっていた。どうやら、高エネルギー照射で中央部が蒸発したようだ。

 ピカッ

 次の瞬間、激しい爆発が起き、その衝撃でわたしは気を失った。



 しばらくして気が付いた。

 ほかの人は床に気絶したままだった。

 ホログラフィックモニターを見たが、何も写っていなかった。

 先ほどの衝撃で壊れたようだった。




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September 24, 2016

引っ越し祝い♪

 うちの子供が引っ越ししたと言うので、引っ越し祝いを兼ねて、どんなとこに引っ越したのか興味があるので見に行った。

 以前は都心に住んでいたが、狭くなったので広くても家賃のreasonableな田舎に引っ越したのだ。

 家の近くまで行くと、阪急の駅まで迎えに来てくれた。

 大型複合商業施設のモールが近くにあると言うので、そこに寄ってからマンションに向かうことにした。

 施設の中は広かった。

 スーパーはもちろん、電器の『Joshin』も、『UNIQLO』も、『マツモトキヨシ』もテナントに入っているようだ。

 ここでほとんど全てのものが揃う。

 街は比較的新しく、新築の家も多かった。

 子供のマンションに行くと、まだまだ段ボールを開けた直後の様だが、取り敢えず生活ができるようにはなっていた。

 一時間くらい居たが、梅田に用事もあったので16時過ぎには後にした。

 最寄りの駅から梅田までは20分かからなかった。

 けっこう便利なとこのようだった。




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September 23, 2016

夏を知らない君へ(17)♪

(妄想ショートショート)




 「自衛隊に危害を加えることなく彼らを学校から移動させる手段かあ。」ミンタンは顎に手を付いて考えていた。

 クイ〜ン、クイ〜ン

 そのときだった。台所のほうから何者かひょっこり出てきた。

 「なんや、ビーじゃったんか。お父ちゃん、ビーも牛窓に非難させんといけんが。」わたしはビーはてっきり春にーにーが連れて行ったものだと思っていた。

 「すまんすまん、わしに付いて来たみたいじゃのう。。。よしよし。」
 ビーは父が知り合いから貰ってきたビーグル犬だった。子犬のとき野良ネコに噛まれて怪我をしたとき、父が一生懸命看病したのでそれ以来、父によくなついていたのだ。

 「ビーかあ。。。あっ、それ使えるかも!?」突然ミンタンが叫んだ。

 「ミンタン、また変なこと考えてない?」
 「いやいや、すごく安全で簡単な方法だよ。」
 「なに?」
 「ビーにメモをくわえさせて自衛隊のところに行かせるのさ。『さっきの衝撃で家が崩れ、10人生き埋めになっています。すぐに助けに来て。』とか書かせて。」
 「ふむふむ。」
 「自衛隊はがれきの下の住民が書いて犬に持たせたと思い込むのさ。」
 「なるほど。」

 「自衛隊の使命は人命救助だから、すぐに向かうと思うよ。。。そうだなあ、学校から15kmくらい離れた場所だということにしよう。そこなら安全区域だし。」
 「それなら、『児嶋犬猫病院』がええわ。ビーが怪我したとき通っていた病院じゃからビーが案内できるわ。」

 「よし、それでいこう!!」



 その後、わたしたちは学校の南東のほうに回り込み、学校が見える丘に着いた。
 真夜中だったので道は暗かった。
 わたしは双眼鏡を覗いた。

 「ビー、これをくわえてあの学校のほうに行って!」
 実はビーは香織が低学年のころ、山道が危険ということで父がボディガードとして学校の行きかえり同伴させていた。
 香織が帰る時間には自分で門まで迎えに行っていた。まるで「忠犬ハチ公」だ。
 それゆえ、学校が見えるところまで行くと自然にそこに行くものと思っていた。

 クイ〜ン、クイ〜ン

 しかし、ビーはぐずっていた。素直には学校に向かってくれない。

 「たぶん、ここに香織がいるから頭が混乱しているんじゃが。迎えに行くはずのご主人がそばにおったらおかしいじゃろ。香織はしばらく学校のほうに向かって歩いて、途中で隠れとって。そのとき、靴を履き替えてな、ビーは匂いに敏感じゃけん。」
 「うん、わかった。」
 香織は丘を下っていった。
 真夜中なので、すぐに香織の姿は見えなくなった。

 「よし、ビー、これをくわえてあの学校のほうに行って!」
 わたしが指差し呼称をするも、ビーの足取りは重かった。

 「ミンタン、にーにー、うち、ちょっとビーをその向こうまで送って行くわ。」
 「うちも行くわ。」美咲も付いて来てくれることになった。



 丘を下りきる直前だった。

 バキューン

 「うっ、痛っ!!」少し遅れて発砲の音がした。どうやら自衛隊がわたしたちに発砲したようだ。

 痛みの走るほうを見ると、右手から血が出ていた。
 手のひらのグー、パーを繰り返そうとするが、うまく握れない。

 「美咲、あんたは大丈夫?」
 「うん。」
 ビーは少し怯えていたが、わたしは「香織を迎えにって、ビー!!」と力強く言い聞かせた。
 ビーは、「香織」という単語に反応したみたいで、メモをくわえてゆっくり学校のほうに歩き出した。



 「誰だ、今発砲したのは?」
 「はっ、私であります、防府北基地の野々村3等空曹であります!南東の300メートル先の丘の斜面で動くものがありました。キタのものだと思われます。威嚇射撃をしただけです。」
 野々村は一生懸命ごまかした。
 しかし、無理もなかった。平和ボケした日本では、こんな緊張した状況は初めての経験だったので思わず指が反応してしまったのだ。

 「むむ。。。次回からは許可なく発砲したら、裁判にかけるからな。ところで、ここは周囲から丸見えだ。校舎に陣を移そう。」
 小野寺三等空尉は曹長に指示をした。
 「本陣撤退、東側建物に移動!」曹長が全員に大声で命令を伝えた。

 西部地区、美保基地(鳥取県境港市)を主要メンバーとする、航空自衛隊第1特別混成部隊は陣を校舎に移した。

 それから数分後のことだった。

 クイ〜ン、クイ〜ン

 「何だ、今の泣き声は?」
 「はっ、犬のようであります!」
 「よし、念のため、曹長、部下を2名連れて偵察に行って来い!」
 「ラジャー、空尉。」

 やがて偵察隊はビーを抱きかかえて帰ってきた。

 「犬を発見しました。名前は首輪から「Bee」らしいです。」
 「こんなメモを咥えていました。」
 「どれどれ。。。なになに、『夜中の衝撃で家が崩れ、10人が生き埋めになっています。すぐに助けに来てください。地図も書いておきます。』よし、救出にすぐに出発だ!」

 彼らは荷物をまとめると、ビーに先導され、佐織たちがいた丘の西側の道路を通り過ぎ、救出に向かった。



 「佐織、それどうしたん!?」
 わたしが丘の上のみんなと合流したときには右腕からかなり出血がしていた。

 「さっきの自衛隊の発砲で撃たれたみたいなんよ。」
 「とにかく手当をしよう。佐織さんをダイダロスの医務室に転送する。」ミンタンが手配してくれた。

 ダイダロスの中は薄暗かった。

 わたしは安楽な椅子に寝かされ、腕や体全体をMRIみたいな装置でスキャンされたあと、ロボットハンドで治療された。
 治療は数分で終わり、またもといた丘に転送された。

 「どうじゃった佐織?」
 美咲らが心配そうにわたしを見つめた。

 「うーん。。。取り敢えずグー、パーはできるわ。でも、ちょっと感覚が変じゃが。まあ、朝までには直るじゃろう。。。」
 「。。。ほんなら母船攻撃はうちがやるわ。」美咲が突如立候補した。
 「この作戦の一番大事なとこは敵の母船を狙うとこじゃが。いまの佐織じゃ無理じゃが。」

 「いや、狙うんじゃったら、私のほうが上じゃが。」今度は部長のみどりが立候補した。
 「美咲よりはうちのほうが県のランキング上じゃろ?わたしが適任だと思う。」
 「いや、これはうちの仕事、大丈夫じゃから。」わたしも素直には譲らなかった。

 わたしたちの議論はしばらく続いた。



 「君たちの主張はわかった。僕たちの星エウロパでは、万が一のことを考え、こういう危険な任務には、その隊員がいなくなったとき、最も船に被害が少ないひとを任命するんだ。」ミンタンが言った。

 「えっ!?一番死んでもいいひとを選ぶってこと?」
 「そ、そんな。。。」
 一同、しばらく声が出なかった。

 「なら、うちじゃね。うちは三番目じゃし、うちが死んでも香織がおるし、そんなに両親や兄弟も悲しまんわ。」

 パシーン

 「な、なにすんじゃが、お父ちゃん!!」
 「おまえなあ。。。子供が死んで悲しまん親、おらんじゃろか。それに、初めての娘で、お前が生まれたときどんなに嬉しかったか。。。」
 「お父ちゃん。。。」

 バシ

 「基にーにー。。。」
 「わしもおやじとおんなじじゃ。妹が死んで悲しまん兄がおるか?おまえとにーにーは一番仲がええじゃろ。」
 確かに、わたしは基にーにーと一番仲がよく、勉強も教えてもらっていた。

 パチ

 「香織。。。」
 「うちな、空手の試合で、家の誰も応援に来れんときな、おねーちゃん来てくれてすんごくうれしかったんよ。それで決勝まで行けたし。おねーちゃん死んだらだれがうちの応援に来てくれるんよ。」

 ピシャ

 「ミンタン。。。」
 「君が適任だったということはわかっている。でも君が一番大切ではないということじゃないんだ。」



 「なら、佐織はだめじゃね。うちが行くわ。」美咲が立候補した。

 バシバシバシ

 わたしは思い切り美咲の頬をたたいた。
 「美咲なあ、あんたにもしものことがあったらおじさん、おばさんにどう説明すんのよ。それにあんた一人娘じゃろ?将来、お医者さんになるんじゃろ?たくさんのひと救うんじゃろ?それにあんたがいなくなったらわたしのダブルスのペア、どうすんのよっ!?」
 美咲はうつむいた。

 「じゃあ、わたししか残ってないわね。」みどりが声を上げた。

 バシコバシコ

 わたしと美咲が左右両側から思い切り頬をたたいた。
 「みどり、あんたテニス部の部長でしょ?あんたがいなくなったら部はどうするの?虐め役はだれが背負うの?あんたんち金持ちじゃから合宿のとき、別荘貸してもらっているけど、来年どうすんの?それから。。。」
 「な、なんかうち、ほめられているんかけなされているんか。。。」

 「みどり、あんた一人を死なせへんから。。。」



 「じゃあ、みんなでやろか?」
 わたしは提案した。みんなの顔を見ると、平手打ちで頬が赤くなり、髪の毛は乱れ、顔が涙でぐしゃぐしゃになっていた。

 誰か一人を選べない以上、これしか選択肢はないと思った。

 「ミンタン、いいよね?」

 「ま、まあ。。。みんながそうしたいなら。合理的ではない結論だけど、この場は平和的に収まりそうだから。」

 結局、わたしたち三人がタイムカプセルに入り、母船を撃つことになった。





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September 22, 2016

朝ドラ『べっぴんさん』は神戸異人館からスタート♪

 いよいよ次クールの朝ドラ『べっぴんさん』が来月3日からスタートする。

 神戸を拠点にした子供服のメーカー『ファミリア』の創業の物語だ。

 物語は。刺しゅうや縫物が大好きなヒロインが結婚・出産を経て、戦後の混乱の中、帰らぬ夫を待ちながら「子供服作り」に情熱をかけ、成長していく物語。ヒロインの坂東すみれを芳根京子が演じる。

 地元神戸がロケ地であり、また、ももクロのメンバーも登場するので楽しみだ。

 クランクインは5月、神戸異人館『萌黄の館』で行われた。

 そうそう、NHKの朝ドラでは、タイトルの最後に「ん」が付くものがヒットするといわれている。

 今回も「ん」が付く。
 それに2個も「ん」がある。



 北野異人館にある、『萌黄の館』(もえぎのやかた)について。

 昨年行ったので、そのときの写真を紹介する。

 『萌黄の館』はちょうど『風見鶏の館』の隣に位置する。

 同じ場所で2館が楽しめるロケーションだ。



 萌黄の館は、明治36年(1903)にアメリカ総領事の邸宅として建築され、昭和55年(1980)に国の重要文化財に指定されたものだ。

 木造2階建て、下見板張りの異人館で、2つの異なった形のベイ・ウィンドー(張り出し窓)が特徴。

 家の色が萌黄なのでこう言う名前になったんだと思う。

 アラベスク風模様が施された階段・重厚なマントルピースなど贅沢な意匠が随所に見られ、2階のベランダからは素晴らしい眺望が広がる。






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September 21, 2016

百日紅の返り咲き♪

 百日紅(サルスベリ)は8月上旬までは勢いよく咲くが、その後、暑さと水の影響で勢いが衰える。

 そして9月の中旬になり涼しくなるとまた盛り返す。

 こう言う現象をなんと言うかは分からないが、取り敢えず「返り咲き」としよう。

 下の写真は御堂筋の「矮性サルスベリ」であるが、今まさに、返り咲きのピークである。




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September 20, 2016

台風16号が去った♪

 一時はどうなるかと思った台風16号であったが、近畿では被害は限定的でそれほどの被害もなく夕方には過ぎ去っていった。

 会社は台風接近の際、毎度の如く、「自己責任で対応願う」と社内イントラでアナウンスする。

 早く帰れとは決して言わない。

 早く帰った場合、勤務時間はマイナスとなる。
 「早く帰ってもいいが、給料は減るよ。」という意味である。

 まさしく自己責任。

 中には昼イチ、すごすごと帰る人もいたが、天気予報を見る限り午後がもっとも暴風雨で、夕方まで会社にいた方が安全なことは火を見るより明らか。

 それ故、わたしは19時過ぎに会社を後にした。
 おかげで台風は過ぎ去り、傘もいらないほど穏やかな天気だった。



 一方、会社の売店は手本を示す意味か、昼には閉店。

 「台風接近のため」とある。

 「まったく大丈夫なのになあ。」とちょっと残念に思う。
 


 台風は恵みの雨をもたらす。

 台風が来なければダムの貯水率は下がり、深刻な水不足となる。
 もちろん、農業にも必要だ。

 それゆえ、台風とはうまく付き合ってゆく必要がある。

 雨を「恵み」と捕らえるか、「うっとうしい」と捕らえるか、大きな差がある。

 自然現象の善し悪しは決して人間の小さな頭で考えてはいけないのである。

 ※下の写真は満開を迎えた御堂筋のヤブラン





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September 19, 2016

台風16号が近畿直撃コース♪

 かなり大型の台風16号が九州に上陸した。

 明日の午後は近畿を直撃するコースだ。

 台風の対策と言っても特に大したことが出来るわけでもないが、取り敢えず丈夫なジャンプ傘を購入する。
 普段カバンの中に持っている非常用の傘では暴風雨に耐えられないからだ。

 さて、気になるのが電車の運行。

 台風による仕事の影響を考えると、電車の運行が律速となるからだ。

 JRも私鉄もだいたい時速15キロで徐行、時速25キロで停止になるようだ。
 それでも私の記憶では電車が止まった記憶は二度位しかない。

 明日の暴風雨時間帯は昼から夕方。その時間帯に外に出なければそれほど心配することはないだろう。


 ※下の写真は強風で落ちた桜の葉っぱ。紅葉ではない




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September 18, 2016

パソコン更新♪

 流石に今のパソコンが古くなって来たので更新することにした。

 最新のWindows10は、家のレッツノートをWin8.0からWin10にアップグレードして使ってみた感想では、まだまだ慣れが必要なしろものである。

 今回は使い慣れたWindows7機を購入することにした。



 さて、いま使っているFMVはWindows VistaというOSである。

 最新のWindows10を平成時代としてメタファーで考えると、

 Windows10=平成

 Windows8=昭和

 Windows7=大正

 Windows Vista=明治

 WindowsXP=江戸時代

 ・・・・

ということか。で、Vistaは明治時代に相当するOSである。

 起動してから使えるようになるまで、30分はかかる。その間、HDDが唸って使えない。これでは仕事にならない(家で仕事はしないが。。。)。

 Windows8はマイクロソフトが使いにくいと認めているので、無かったことにしてもよいOSだと思う。Windows10のチューンナップが進むまではWindows7が使い慣れた最新と考えても良い。



 さて、今回導入したノートパソコンはTOSHIBA製。三宮のヤマダ電機で買った。

 Windows7 Proで、64ビットOS。メモリーは4GB、MPUはCore i5なのでまあまあだ。HDDは1TBが当たり前の現在ではちょっと少なめだが、要らないソフトが入ってないこと、外付けHDDの1.5TBを使うので容量の問題なし。

 今のFMVはCore 2 Duoであるが、OSが古いのでWindows7や10のCeleron機よりパフォーマンスが劣っていると思う。

 新PCはテンキーがついているものの、外部フルキーボードをUSBで外付け。
 この方が文字を打ちやすい。

 将来は操作性を見ながら、外部モニターも2048x1536ドットなども付けるかもしれない。




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September 17, 2016

阪急三宮の新駅ビル♪

 ご存じのように、『阪急三宮駅』は『阪急梅田駅』と比べてあまりにもホームが小さく、コンコース、駅ビルも小さい。

 最近の言葉で言えば、「へちょい」駅だった。

 もうちょっと前の言葉で言えば、「しょぼい」

 地元民としての言い訳であるが、1936年に完成した駅ビルは1995年1月の阪神大震災でかなりダメージを受けた。

 その後、1995年12月に暫定的な駅として復旧した。

 本格的な建替え工事が発表されたのは昨年だったと思う。

 その建替えであるが、どうやら工事が始まったようだ。

 2021年には地下3階、地上29階の「ペンシル」タワーが登場すると言う。

 楽しみである。


 ※下の写真は三宮駅からサンチカへの下り階段





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September 16, 2016

意外といいドラマが多かった今クール♪

 上期の一番大きなイベントである『内覧会』が今日で終わり、いよいよ今年半分が終わりつつある。

 計算科学、シュレーディンガー波動方程式の方も、今週、最新第一原理ソフトとハイパードライブワークステーションが納入された。

 このワークステーション、コアが16個もあり、メモリーも普通のパソコンの百倍くらいたくさん搭載している。

 基本的にはパソコンと同じなのだが、Windowsではなく、Linuxと言うOSを搭載している。UNIXの親戚だ。



 さて、今クールのドラマが次々最終回を迎えているが、けっこういいドラマが多かったような気がする。

 『家売る女』、『水族館ガール』、『仰げば尊し』などである。

 お陰でDIGAの中はドラマだらけである。

 『家売る女』のラストは三軒家チーフと課長が本社の意向を無視してお客さんの幸せのためにビルを売ってしまう。二人は辞表を出し、別の会社を何処かの田舎に作り、活動を始める。

 課長がサンチーの部下になり、奮闘する姿でラストを迎えた。ロケ地があまりにも田舎(何処かの島?)なのがちょっと違和感があったが。

 『仰げば尊し』も、癌に侵され余命半年の主人公樋熊先生(寺尾聡)が指揮を執るも、コンクールで全国大会には行けず残念なラストとなる。しかし、樋熊の死後一年後、念願の全国大会出場と言う念願を果たす。
 ちょっと悲しいラストだ。

 ちょっともの悲しいハッピーエンドがいいのかもしれない。




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September 15, 2016

御堂筋のヤブランの花が秋を告げる♪

 御堂筋と言えばイチョウが有名だが、イチョウの下草として大量のヤブランが植えてある。そしてそのヤブランの花が一斉に咲き始めた。秋が来たと実感する光景だ。

 ここに植えてあるヤブランの花は多くが紫である。

 一部、白色のものも見ることができる。

 この紫の花だけを見ているとラベンダーを彷彿とさせる。

 小さくて高貴な感じの花なのでわたしは意外とお気に入りだ。




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September 14, 2016

梅三小路とエキドンキ♪

 きょうは帰り、久し振りに『ソフマップ梅田』に立ち寄ってみた。
 一年ぶりだろうか。

 この店は、いわゆる『梅三小路』にある。

 梅三小路は、大阪駅のエキマルシェを抜けて西に行ったところにある、パソコンショップ、家電量販店、飲食店、10分バーバー等が建ち並ぶエリアだ。

 ビアレストランの『キリンシティー』など、他ではあまり見かけない店がある。また、「昭和的」雰囲気の店が多いような気もする。

 大阪駅から梅三小路に行く手前が『エキマルシェ』で、ここも市場のような食材店、飲食店、小物・洋服店などが並ぶが、博多ラーメン『一幸舎』のように大勢が並ぶ店や、『ドン・キホーテ』がある。

 エキマルシェにあるドン・キホーテは『エキドンキ』と言う店だ。

 きょうは時間がなかったので中には入らなかったが、面白そうな店だ。





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September 13, 2016

プラタナス=ヒポクラテスの木♪

 神戸の街路樹の話。

 神戸全体は分からないので、取り敢えず自分の家の近くを見てみる。

 最寄り駅の下はユリノキ、イチョウ並木。

 駅の上、つまり北側は、プラタナス、サクラ、トウカエデ、クスノキとなっている。

 その他、サブ街路樹とでも言おうか、芙蓉、コブシ、カリシナムヒデコート、アベリア(白い花)、ツツジ、サツキなどが植えてある。

 下の写真は駅の北側のプラタナス。モミジバスズカケノキ。

 実はプラタナスには三種類あるらしい。

 スズカケノキ、アメリカスズカケノキ、モミジバスズカケノキだ。

 葉っぱや樹皮の色で区別がつく。

 プラタナスであるが、古代ギリシャで「医学の父」ヒポクラテスがプラタナスの巨木の下で弟子たちに医学を説いたと言う。それゆえ、「ヒポクラテスの木」とも呼ばれる。



 プラタナスはフランスのパリで植えられていたこともあり、今から数十年から百年前に大流行した。

 しかし、樹齢六十年とかを超えると老木となり、また最近「プラタナスグンバイ」と言う外来の害虫が大発生し、かなりやられてきたようだ。

 日本のかなりのプラタナスはユリノキなどに植え替えることになるかも知れない。





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September 12, 2016

モロゾフの悲劇♪

 実は洋菓子『モロゾフ』にはダークな歴史がある。

 創始者モロゾフ氏から会社を奪った、血みどろの歴史がある。

 フョードル・ドミトリエビッチ・モロゾフは白系ロシア人(共産主義が嫌いなロシア人)で、ロシア革命のときにシアトル経由で神戸に逃れてきた。

 どんな商売をすべきか考えていたが、その頃日本は急速に西洋化されつつあったので、チョコレートを中心に洋菓子屋をやることにした。

 店は順調に拡大していった。

 更なる事業を拡大するために、ある材木商に出資してもらった。

 その材木商は新しく作った「神戸モロゾフ製菓」の社長となり、会社は順調に拡大していったが、やがてその社長とモロゾフ氏はぶつかるようになり、モロゾフ氏は会社を追い出され、さらに、今後モロゾフと言う名を使った洋菓子店は開けなくなった。

 モロゾフ氏には「逆らうとロシアに強制送還される」と言う弱味があり、泣く泣くの決断だった。

 それゆえ、現在のMorozoffはモロゾフ氏と関係ない。モロゾフ氏から洋菓子ブランドを乗っ取った側(どちらかと言えば卑怯な側)の経営である。

 なんか、スチーブ・ジョブズが作ったAppleを、彼を首にして乗っ取ったスカリー氏に似ている。
 Appleは、スカリー氏の経営がボロボロで、結局、ジョブズに戻ってきてもらってiPodやiPhoneで大成功している。



 全てをもぎ取られたモロゾフ氏は「コスモポリタン製菓」を創業した。

 そこそこはうまく行ってたようだが、今から10年くらい前にコスモポリタン製菓は倒産した。

 モロゾフ氏が残したものは、製菓技術と名前だけだった。





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September 11, 2016

『春の院展』を見る♪

 季節はほとんど秋だが、何故か「春」がつく、『春の院展』が神戸そごうで開催されていたので見に行った。

 院展はほとんど見に行った記憶がないが、カテゴリーも異なり、日展とはかなり異なる雰囲気だ。

 そもそも日展とは、明治時代に文部省が日本の美術のレベルを上げるために作られた展覧会だった。カテゴリーも広い。昔は『帝展』などとも呼ばれていた。

 日展に対し、審査基準に不満を持った新鋭の画家たちが作ったのが『仁科展』。大正に入って作られた。

 院展であるが、東京美術学校を排斥された岡倉天心が1898年創設。岡倉がボストン美術館に勤めるため渡米したときは活動が停止したので、横山大観が再創設した。
 横山大観も初期の頃は輪郭を線で描かない西洋風の技法が保守派に評価されずかなり批判されたが、欧米での展覧会で高い評価を得たことから日本でも評価されるようになった。

 この辺りは安藤忠雄と似ている。

 その院展では今は日本画部門しかないようだ。



 さて、今年の作品の全体的な感想であるが、個人的にはピカッとしたものは見つけられなかった。
 やはり、横山大観の作品を見ていると、ついつい比べてしまう。

 まあ、やがて大型新人も出てこよう。




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September 10, 2016

夏を知らない君へ(16)♪

(妄想ショートショート)




 その日の深夜、いや正確に言うと時計の針は0時を回っていたので翌朝になる、のことだ。

 小爆発の衝撃波で亀裂の入っていたプロパンガスタンクはなんとかこの時点までは無事だった。もう大丈夫だろう。
 住民が避難したため、耳を澄ますと中学校の回りは今まで体験したことがないくらい静まり返っていて、スズムシだろうか、虫たちの鳴き声があちこちから聴こえていた。

 避難の指導に当たっていた香織(東部担当)、美咲(西武担当)、みどり(南部担当)、それに基にーにー(北部担当)がダーク星人撃退の仮設本部であるわたしのうちの農場のキッチンに集まっていた。

 「住民の初動避難はうまく行ったね。あとは警察、消防、ボーイスカウトたちに任せておいても大丈夫そうだよ。」ミンタンはホログラムを見ながらみんなの前で言った。
 「じゃあ、作戦Bをスタートしようか。」基にーにーには敵の母船を誘き出すまでの中盤の重要な作戦の開始を提案した。



 「ヒバゴンとツチノコをタイムカプセルのモニュメントにくくりつけ、ダーク星の母船を誘き出すんじゃね?」わたしが手はずを確認した。
 「おねーちゃんがタイムカプセルの中に入って狙い撃ちするんじゃったね?」香織も作戦を復唱した。
 「えーと、何でヒバゴンをモニュメントにくくりつけんといかんのじゃ?」父が納屋の方から入ってきた。

 「あれ?お父ちゃん、なんでここにおるん?」
 「あぁ、家族と家畜は春(長兄)がトラックで牛窓の方に避難させたんじゃが。」父が答えた。
 「何で佐織が死ぬかもしれん危険なことをするんじゃ?」

 「父さん、ウィルス撒くだけじゃったら原爆か水爆で焼き払われたらおしまいなんじゃが。ヒバゴンをくくりつけておくと『何だろう』って調べに来ると思うわけなんよ。敵の戦闘機ではヒバゴンらを回収できないんでクルーザーか母船が来るはずじゃが。恐らく詳しい分析ができるんは母船だけだと踏んでるんじゃが。」
 「ふーん、誘きだし作戦じゃな。。。じゃが、母船が来んかったら?」
 「その時は人類絶滅じゃけど。」
 「。。。何か、怪しい作戦じゃが。」
 「圧倒的な科学力を持つやつらを倒すには不意を突くしかないんです。」ミンタンが父の不安に答えた。



 「あれっ?ちょっと待って。」そのときだった。ミンタンがホログラムに異常があったのを見付けた。
 「東から何か低空を飛んでくるよ。それも10機。」ミンタンがホログラムを拡大表示させた。
 「あっ、先頭の、これは自衛隊の哨戒ヘリだよ。」基にーにーが映像を見て答えた。
 「自衛隊?」

 後で分かったのだが、町役場の職員が自衛隊に連絡したものだった。
 彼は天体観測が趣味で隕石が落ちた時間、空をたまたま見ていたのだが隕石らしきものは見た記憶がなく、また日本にオーロラが出現したと言う報道にも疑問を持っていたのだ。

 「偽装が見破られたのかな?いま日本の軍隊がここに来るとダーク星の母船は用心して現れず、作戦はすべて水の泡になるね。」
 「と言うことは。。。」わたしが不安になって基にーにーの方を見てみた。
 「人類絶滅。。。か。」

 「ミンタン、あの人たちもハッキングでけん?」
 「うーん、もうハッキングできるクルーがダイダロスに残っていないんだ。警察や消防など、千人くらいにハッキングしているからね。」
 「どうしよう。。。」

 やがてヘリコプターは隕石落下地点とされる中学校の校庭にやって来たが、校庭には何の異常もなく、ヘリに搭載しているガイガーカウンターは放射能ご全くないことを示した。

 ヘリコプターに乗っていた小野寺3等空尉は避難している住民に、「皆さん、この地域には危険はありません。速やかに自宅に戻って下さい。」とスピーカーで上空から指示を始めた。

 「ミンタン、やば、どうしょう。。。住民が戻ってきたら大惨事になるんじゃけど。」
 「うーん、住民の命を守るためにはヘリコプターを撃墜するしかないね。」
 「撃墜って。。。何ゆーとるん!!あの人たちも味方よ。その他に何かできんの?」

 「うーん、撃墜が手っ取り早いんだけどなあ。。。じゃあ、EMP(電磁パルス)で計器を破壊して不時着させようかな。この装置、普段は小惑星帯航行のためにつかうんだけど。」
 「ヘリコプター墜落せーへん?」
 「たぶん、手動に切り換えて不時着するはずさ。」
 「それならええんじゃが。」

 ミンタンはダイダロスに連絡し、ヘリコプターをEMPで攻撃するように依頼した。

 「佐織さん、ラケット、ダイダロスを高く上げ、中学校の方に先を向けて。」
 「うん。。。」
 それからすぐだった。家の金属類が「カーン」と言う音を立てて床に落ちた。



 「メーデー、メーデー!!こちら一号機の小野寺。敵の攻撃だと思われます。いま、計器類が全て動作停止しました。今から不時着を試みます。」

 自衛隊のヘリは一機は不時着に失敗し国道に激突して火を吹いたが、残り全ては中学校周辺に不時着が成功した。
 炎上したヘリもパイロットは無事脱出した。

 「円陣体勢を取れ。さっきのは恐らくキタのミサイルからの攻撃だ。」
 自衛隊は円陣を組み、敵の攻撃に備えた。

 「やば。。。あれじゃ、校庭に行けんよ。」わたしはミンタンの顔を見た。





Natsu-25


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