天耕野人のむすび庵日記

今、明かされる天耕野人の日常、そして有機農業の奥義!!

 新たな気持ちで頑張っています

 皆さん、明けましておめでとうございます、というより寒中お見舞い申し上げます。暖かな正月でした。新年も10日を過ぎてようやくエンジンがかかってきました。昨年11月にむすび庵20周年終了式が無事にすんで、今また新たな気持ちで畑に出ています。意外に抜け殻症候群というのはありません。畑で黙々と作業をするのが私には一番の癒しです。いつもハチが健気についてきますので。
 歳の初めにはいつも「世の中安穏なれ」と祈るのですが、いつも予期せぬことが起こります。何事もなかった年はなかったのではないかと思います。その度に振り回されてしまいます。その点、今年は間違いなく何かが起こる、と予見されますので、初めから心の準備は出来ています。問題は予想の範囲であるかどうかです。 とはいえ、どうにもならないことは受け入れなければ仕方ないので、気持ちを切り替える術を予め習得しておかなければいけないでしょう。

 畑の方は今が最盛期となっています。種まきを遅らせていましたので、うまい具合に収穫が延伸しています。長くゆっくり収穫という計画通りにきているようです。年内よりも2月、3月に重点を置いた作付けで、品質のいいものがとれています。害虫も避けることができました。しかし喜びに浸っているばかりではいけません。そろそろ夏野菜の準備もしなければいけません。百姓仕事が好きで楽しいと言える百姓としては、世の中がどうなろうと黙々と土や作物と向き合うだけです。
  

年末のご挨拶

 むすび庵20周年終了式から3週間以上たって、ようやく虚脱状態からぬけだしつつあるところです。これまで支えていただいた皆様に改めて御礼申し上げます。
 さてこの一年も想定外のことが色々と起こりました。一寸先は闇とはよく言ったものです。どうしても悪いことの方に目がいきます。実際どう見ても世界が、社会がいい方向に向いているとは言い難いのではないでしょうか。人は皆幸せな社会を目指し、平和な世界を希求しているはずなのに、色々と言い訳はあるにしろ、それとは反対のことをやってしまっているのだから、どうしようもありません。同じことの繰り返し。
 年末のご挨拶のつもりが、単なる愚痴になってしまいました。しかし愚かな私にも間もなく正月という有難いのが来ます。垢に汚れきった心身をリセットできる機会が与えられているのです。また同じ過ちを繰り返すことになるかもしれませんが、何度でも原点に返って、どういう自分になりたいか、どういう社会を作りたいのかを問い直していきたいと思います。誕生の日は一度しかありませんが、何度でも生まれ変わってみたいものです。来年の生まれ変わりにご期待ください。皆さんもご一緒にどうぞ。来年もよろしくお願いします。

むすび庵20周年、華々しくお開き!

 去る27日、むすび庵20周年終了式を、沢山の方々の参加を得て、華々しく行うことができました。これまでお世話いただいた皆さん、当日の準備にボランティアでお手伝いいただいた皆さん、遠路を時間とお金を使って参加していただいた皆さんに心から感謝いたします。今私はその余韻に浸りながら、全身で喜びと充実感を味わっています。沢山来ていただいたので、一人ひとりとゆっくりと話すことが出来なかったことをお詫びします。
 寄せ書きをいただきました。皆さんがむすび庵との関わりを喜んでいただいたことを大変嬉しく、また身に余ることと恐縮しているところです。お金では絶対に買えないご縁をいただいたことは、私にとってかけがえのないもので、誇らしくさえあります。皆さん本当にありがとうございました。これから暫くは「虚脱状態」との戦いになることでしょう。少しばかり充電期間をいただいて、またいつか甦りたいものです。

 懇親会は初めて一階と二階を使ってやることになりました。床が抜けずに無事にやれてよかったです。あまり多かったので十分に交流が出来なかったかもしれません。ごめんなさい。それにしても80歳で二度も癌の手術をしてきていただいた山下惣一さんは若い者と午前2時まで飲んで、翌朝は7時には起きて上機嫌で帰っていかれました。「いやー昨日は楽しかった」 ニコニコしながらしっかりした足取りで駅に向かわれました。若い者は9時ごろまでフラフラしていたのに。体調を心配していたので、喜んでいただいてホッとしました。こうでないと百姓の代弁者としての農民作家はつとまりません。さすがと言うほかない。

 肝心の1部は十分に議論が煮詰まったとはいえません。私としてはめまぐるしく状況が変わる中でもブレないものをきちんと持つことが大切だと思っています。変化に惑わされない軸をつくることを目指していきたいと思います。難しいことではありますが。 

先が読めない

 トランプ次期米大統領がTPP離脱を改めて表明しました。選挙公約だったとはいえ、当選すれば現実路線に変更かとも思われていましたが、やはり本気だったらしい。色々な反対運動より次期大統領のツルの一声のほうが手っ取り早いということでしょうか。賛成派も反対派もしばし虚脱状態になっているのではないでしょうか。泡沫候補と思われていたトランプさんが当選するのですから、アメリカのの闇も深いのでしょう。米国民は変わり映えしないことより、おっかなびっくりでもイチかバチかの賭けの方を選択したということでしょうか。
 一方国内では与党主導の農協改革がかなり強力にされようとしています。農協は防戦一方のようにみえます。攻めの農業のためには、旧態依然のようにみえる農協が足かせになっているというのでしょうか。もはや協同組合でなく、数多い商社、ホームセンター、金融機関のひとつと捉えられているようです。 
 有名な大型スーパーの直営農場が新入社員を募集したところ40人の募集に対してなんと4000人も応募して来たそうです。この会社は初任給21万円、8時間労働、休みもきちんと取れる、ということで一般の企業と変わりない働き方ができるということです。それだけの収益を農業でもあげる事ができるというわけです。何か特別な補助金でもあるのかなとつい思ってしまいますが、それは無いのかな。農外からの参入を促せばきちんと儲かる農業が可能というわけです。ちなみに現在、平均して農業で得られる所得は最低賃金をはるかに下回っているということです。米にいたっては時給170円ぐらいとか。無駄をなくし合理的経営を行えば他産業並みの収益を得られることを証明しているのでしょうか。
 まったく訳が分からない、どうすればいいのか皆目見当もつきません。自信をもって言えることがなくなってしまいました。誰か教えてください。 

むすび庵20周年参加申し込みは?

 むすび庵20周年の参加申し込みの状況をお知らせします。1部(記念シンポ)は50名ほど、2部(懇親会)は予定オーバーの60名ほどとなっております。従って2部は締め切りといたしました。1部はまだ余裕がありますので希望される方がありましたらどうぞお出でください。あと30名くらいは会場に入ることが出来ます。
 ということで最低限の数値はクリアできていますが、出来れば初めての参加の方が多いほうが盛り上がるかなと思います。山下惣一さん、宇根豊さんのそろい踏みはこれからそんなには無いかと思います。貴重な機会ですからお得ですよ。それから会費の負担を減らすため1部は家族割で何人でも3000円、2部は手作り料理に変更して一人3000円を2000円に下げました。それでもこれまでで一番高い会費設定となりました。最後に免じてお許しください。
 繰り返しになりますが1部はまだ余裕があります。単なるセレモニーにしたくないので、丁々発止の議論をやりましょう。忌憚の無いご意見をどしどし出してください。

 さてまたまた津波を伴った地震が起こりました。夜明けごろだったので、これまでの経験を生かして避難はできたかと思いますが、被災地の人々にとってはまた悪夢を思い出させるものとなったことでしょう。いつになったら本当に落ち着いてくれるのか。こればかりはただただ祈るしかありません。

 農作業はこのところの暖かさでかなり進みました。今日玉葱をほぼ植えつけたのですることがあまりなくなりました。苗の出来が悪いので植え付け本数は8000本くらいです。木曜日から急に寒くなるそうです。気を引き締めておかないと、体調を崩しそうです。皆さんもお気お付けください。27日を楽しみにしています。 
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