天耕野人のむすび庵日記

今、明かされる天耕野人の日常、そして有機農業の奥義!!

雨前は大忙し

 22日(土)農楽会は8名ほどの集まりでしたが楽しく味噌作りとスイートコーンの定植ができました。夕食会もこの程度の人数なら気兼ねなく話が出来て濃密な時間が持てます。また新顔の人がみえて、なんか不思議な感じです。
 さて今夏野菜の定植などで忙しい毎日です。それとは別に明日またまとまった雨が降るということで、追肥やら耕耘など雨前にしておいたほうがいい仕事を急いで終わらせようとめまぐるしく動き回りました。何とか終わってほっとしています。雨前にどれだけ仕事を片付けるかで後の段取りが大きく違ってきます。定植のほうは耕さずにナス、ピーマン、南瓜、スイカなど植えましたので雨には影響されませんが、それ以外では雨のことをいつも頭に入れてやらなければいけません。今年は「連作障害」に効果があるという微生物資材を使ってみています。あまりこんなものに頼るのはいかがなものかとは思うのですが・・・。

 23日(日)の小農学会の総会は思ったよりも盛会でした。小農の多様性を改めて実感しました。国が旗振りして誘導しようとしている農の形だけでなく、色々な農があっていいんじゃないというのが恐らく参加された多くの方々の共通認識ではないかと思ったことでした。要はそれで地域集落や家族が存続していくことが一番大切なことだと思います。強い農業だけ残って、それで地域が壊れたら何にもならない。

これでも菜種梅雨?

 今日は本番の梅雨を思わせる大雨になりました。何と近くのダムがこの時期に「放水」を始めました。珍しいことです。こんなひどい雨ですからほとんど何もできませんでした。。こんな日は読書に限ります。ですがあまりに溜まりすぎて何から読み始めるかでしばらく時間がかかります。また雨の音がやかましすぎてなかなか集中できません。雷が苦手な愛犬ハチは私の後をついて回り、今日は畑には行かないのかと怪訝な様子。
 さてこれだけ雨が降ればしばらくは本格的な作業はできそうもありません。夏野菜の苗ものの定植準備は十分ではありません。こんな時有効なのが「不耕起」のまま定植するやり方です。そうでなくても不耕起栽培はかなりいけます。夏野菜に最適といってもいいくらいです。

 熊本大震災から1年が過ぎました。まだまだ大変な状態が続いています。皆さんのご苦労にはかける言葉もありませんが、私たちも何かでいることで力になりたいものです。今日のテレビで益城町の若いお茶農家のことが紹介されていました。3軒あったお茶農家が震災で茶畑が壊れて2軒廃業して1軒のみになったとのこと。この若い農家1軒がボランティアの力も借りて再開したとのこと。止めようかと思ったけれど、震災の年の春にお茶の木が新芽を出すのを見てやる気になったそうです。そして今度同じく震災にあった東北岩手の人と手を取って「益城の茶と南部鉄器の急須」をコラボして売り出すとのこと。マイナスをプラスに変えて前に進む姿に、私も見習わなければと思ったことでした。

スイートコーンの発芽

 4日前に播いたスイートコーンの発芽が揃いました。これほど発芽率がよかったのは久しぶりです。これまで発芽を確実にするために浸種、芽出し、種の向きなど色々試してみましたが、もうひとつ納得がいきませんでした。今回浸種、芽出しなどせず、普通に播いて水遣りをしっかりやり、温床の地温を利用してやってみました。これが予想外に成績がよく、ポットに2粒播いたのですが、ほとんど全部発芽して、勿体無いのでこれを移植して2鉢にしました。つまり2倍の数の苗が出来たことになります。
 種代節約のため苗作りをするようになって久しいのですが、発芽が揃わなければ意味がありません。今回の経験でコツが分かった気がします。スイートコーンは大根並みの収入しかありませんので、種代を安くしないといけません。一箇所に3粒も播いて、間引きして1本にするということでは勿体無いのです。確実に発芽させ、苗にすることが必須です。
 また甘くて美味しいスイートコーンはアワノメイガなど虫にやられます。これを避けるためには早めに苗を仕立ててその被害をさけるしかありません。それでやっと無農薬で経営的にもなんとかペイする栽培法になるわけです。あと鳥やタヌキなどの食害も防がなければいけません。収益の割には手がかかる作物ですが食べたいから作っているわけです。土作りにも少しは貢献します。とにかく少しの無駄も失敗もなくやらなければ面白くないやっかいな作物ではあります。 

笑顔、ありがとう、ごめんなさい

 暖かい雨が続いています。桜の花見を先日水曜日に予定していましたが、思わぬことが起きてできませんでした。満開を過ぎてしまいましたが、この雨でどこまで持つのでしょうか。
 もう遅霜の心配はないでしょう。ジャガイモは何とか無事に芽を出してくれたようです。このジャガイモ栽培法ですが、農業雑誌に新しい方法が載っていました。ジャガイモの種イモを芽出しして、15センチほど伸びたものをはぎ取って苗として一本ずつ植えるというものです。ジャガイモ「苗」の定植というわけです。かなり種イモ代の節約になります。一本ずつ植えるので芽かきの必要がない、揃ったイモがとれるのだそうです。色々と考える人がいるものです。
 今日は農業体験農園の講習日で、雨の中多くの方が熱心に里芋の植え付け、レタスの定植、それに草取りに精を出しておられました。今年の参加者は特に熱心な人が多いようです。区画によっては種を播いた後にハトなどの鳥が「あせくって」しまったところもありますが、播き直しなどして何とか色々な野菜の芽が出揃ったようです。

 さて昨年8月にうちの菩提寺である正行寺 で「聴聞」を受けて以来、原則として11日と27日の月2回お寺通いをしております。葬式仏教に堕さない立派なお寺があり、また尊敬すべき立派なご住職、お坊さん方、信徒の方々と同じ空間を共有できるのは幸せなことです。前回は聴聞を担当していただいた浄泉さんのお話を聞きました。聖徳太子の説かれた「勝曼経」についてでした。かなり深いお話で、仏道の初心者にはなかなか理解しがたいものでした。しかし難しいことはこれからの課題として、最後に話されたのは、大切なのは結局「笑顔、ありがとう、ごめんなさい」ということでした。どんな時でも笑顔を絶やさず、今自分をここに在らしめてくれている全てに感謝してありがとうと言えること、自分の間違いを素直に認めめんなさいと頭が下がること、これができればいいいのだと。なーんだ簡単なことじゃないかと思いますが、実際やろうとするとどうしても自我が出てしまいます。できそうで、できない。時には謙遜もするけれど、本当には馬鹿になれない。どうしようもない自分を認めるところから始めなければいけないようです。いつになることやら。

一進一退の春

 3月最後の日、冷たい雨が降って気温も下がりました。幸い遅霜にはならず、芽が出始めたジャガイモには影響はありませんでした。来週は20度くらいになるそうで、花見もその頃が絶好のタイミングとなりそうです。
 今収穫できている野菜で旬といえるのはワケギと春キャベツと極早生タマネギ、それに去年の秋に植え替えていた早生フキです。ワケギでおいしいのはイカ入りの味噌和えでしょう。ワケギは結んで一口サイズにしたもの。春キャベツはヒヨドリ対策でベタ掛けしたら、モンシロチョウ対策にもなってくれて助かりました。何もしないと4月の終わりごろには大きくなった青虫が結構厄介になります。極早生タマネギは初めて3月から収穫できています。かなりせいいくがいい。一時肥料過多かと思われましたが、後半にはちょうどいいくらいになってきました。早生フキはこれまでは畑の隅に雑草と一緒に育っていたので収穫もしにくかったのですが、昨秋専用のスペースを確保して育ててみました。除草もして、堆肥も入れて手をかけてみたら、いつもよりも早く収穫できそうです。4月の初めには収穫開始となりそうです。これもこれまでで一番早い収穫となりそう。
 一方春取りのホウレンソウは大きくなり過ぎて、5分の1しか収穫できず、鶏の緑餌となってしまいました。生育を止められないので仕方がない。予定が狂ってしまいました。その他2月3月にまいた人参やゴボウなどは発芽が悪く、まだ出揃っていません。発芽が揃わないときは後の生育も悪いことが多いようです。
 天候も生育も一進一退で過ぎていきます。これからはもっと目まぐるしく過ぎていくことでしょう。このスピードに遅れないようについていかなければいけません。 
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