天耕野人のむすび庵日記

今、明かされる天耕野人の日常、そして有機農業の奥義!!

夏野菜のその後

夏野菜の生育がみな順調です。順調かどうかの判断基準は①活着がよい②着果がよい③害虫に負けないの3点で見ています。この3点ができていれば作業は本当に楽しくなります。畑に行くのが楽しみということになります。だからますます野菜の出来がよくなってくるというわけです。トマトは1番果の付が安定しており玉伸びもいいようです。樹と実のバランスがいい。ナスは活着が言いの定植後の水遣りも少なくて済みました。特に不耕起・浅植えのものは見ていて美しいと思えるほどです。カボチャは少し肌寒いくらいの時に定植したのですが、ヘアリーベッチに守られて影響なく順調に生育中です。着果も順調で、最近は自家のミツバチも来るようになったので実のつきを心配する必要はなくなりました。
 このようにいい流れで生育すると益々よくなってくるのです。その反対の時は「労多くして功なし」ということになり非常に疲労感が増すものです。「いい苗、いい土、いい手入れ」の三拍子が揃えば農作業は楽しいばかりです。問題はこれがいつまで続くかですが。まずいい苗。これはいい床土を確保することにかかっています。来年の分はもう今から準備しておくことです。発芽がそろい、途中で肥切れしないバランスの取れた床土をつくること。これは企業秘密。いい土とは実を成らせるに適した土作りをすること。肥沃というよりバランスのとれた豊かな土にすること。これも企業秘密。いい手入れとは作物の欲するところをよく心得て、適期に必要な手入れをすること。そのためにはよく観察することが大切。よく見ること。見る目を養うことです。たまに間違うこともありますが、よく見ていれば次に生かせます。いずれにせよ楽しんでやることです。

田んぼも畑も大忙し

ホームページの5月の農旬会の案内が遅れてしまいましたので、ここでお知らせします。

      第186回 むすび庵で農と旬を語ろう会  2012年5月例会
        日時  2012年5月27日(日)
              12:30  受付開始
              13:00~14:30 玉葱の収穫
              14:30~15:00 ジャガイモの花など観察
              15:30~17:00 玉葱料理など、会食
              17:30 終了
             会費は会員500円、一般700円

 夏野菜の定植が終わり、引き続き支柱立て、誘引 などしながら、今度は稲作にも力をいれなくてはいけない時期になりました。明日20日は例年より少し遅れて種まきです。種の処理はいつものように塩水選、温湯消毒をして5日間浸種しました。温湯消毒は今回は大きな釜でやりました。56度くらいしか上がりませんでした。時間は10分。
今年は芽の切れが遅く十分に芽だしできていません。品種はうるちは「にこまる」にしぼりました。もちは「若草もち」それに赤米「紅染めもち」です。
 畑の夏野菜はトマト、ナス、ピーマン、カボチャ、スイカなど概ね順調に育っています。特にトマトは1番果がきちんと止まりバランスのとれた生育をしています。実を成らすものが多い夏野菜は栄養成長と生殖成長のバランスをとるのが難しいのですが、今年はどれもうまくいっています。初めがいいと後も安心です。研修生たちは腋芽かき、除草、誘引と一年で一番忙しい時期を張り切って農作業に取り組んでいます。5月から新しく石橋直子さんが研修生に加わりました。安倍智子さんとともに女性らしい細やかさでひたすら手入れに励んでくれています。
 今年の新しい取り組みは「浅植え」ですが、予想以上にいいので少し驚いています。ポットの4分の1~5分の1くらい外に出して植える方法です。不耕起と組み合わせると更にいい。来年は更に進化させていきたいと思っています。皆さんもお試しあれ。

ミツバチの分蜂

初夏らしいさわやかな5月となってきました。夏野菜の苗の定植はオクラと苦瓜の定植わ昨日すませて一通り終了しました。いい苗ができたのでその後の生育も概ね順調です。やっと一息つけるかと思いきや、昨年導入して無事冬を越すことが出来たミツバチが順調に蜂の数を増やして、ついに分蜂してしまいました。近くの樹木に集まったので箱に回収しました。つまり2群になったわけです。よさそうに聞こえますが、そうなると集めた蜜が減ってしまうので養蜂業としてはマイナスなのです。後手に回りましたが、慌てて蜜をとることにしました。苦闘の末約6キロの蜜を採取できました。蜜をとったのは何年振りでしょうか。思い出せないくらい前のことです。
 その後も分蜂は続き、とうとう4群となりました。本当は勝手に分蜂させるのではなく、蜜をとる前には分蜂しないように女王の巣を壊し続け、いよいよ分蜂させる時期になったら、人工的にやるのがプロのやり方。そのためにはいつも巣を点検していなければいけません。しかしこの時期は農作業が忙しいのでなかなか構ってやれないのが実情です。養蜂はミツバチから蜜を搾取する おいしい仕事ではなく、適期作業を旨とするれっきとした「農業」なのです。片手間でできるようなものではありません。
 「ネオニコチノイド」という農薬が使われるようになって ミツバチが少なくなったと言われる昨今、こうしてミツバチに振り回されるのは有難いことかもしれません。当たり前のようにミツバチがどこにでもいるという自然界を早く取り戻さなければいけません。

浅植えその後

浅植えしたナスのその後の様子を書きます。結論から言いますとかなり良好です。普通に植えたところは2回水遣りをしましたが、日中日差しが強いとしおれているものが多く、まだ自立できていないようです。一方浅植えのものは水遣りをしなくてもしおれていません。念のため1回は水を遣りましたが。実はこのナスは浅植えというだけでなく不耕起なのです。不耕起にすると下から水が染みあがってくるのではないかと思います。天気が続いても乾きあがることがない。いつも適度に湿り気があるようです。だから耕起したところよりも活着が早い。
 浅植えされた苗は地表面に近いところが洗い出されて丈夫な根に なるといいます。不耕起と組み合わせることでより一層しっかりした根になり、結果としていいものが収穫できることになるというわけです。今後の生育が楽しみです。

浅く植える

夏野菜の定植も後半戦に突入しました。ズッキーニ、カボチャ、ナス、ピーマン、スイカ、メロンを植え終わり、これからトマト、キュウリ、オクラ、苦瓜、トウガンに移っていきます。
 ところで苗の植え方ですが、最近浅く植えるのがいいというのが定説になりつつあります。なぜいいのでしょうか。定植のときまず一番に考えるのが順調に根付くこと。そのためどうしても深植えとなってしまいがちです。確かに活着はいいかもしれませんがその後の根の張り方はむしろ悪くなる。また地際から発生する病気にかかりやすくなるなどマイナスもたくさんあります。今をとるか将来をとるかということかもしれません。夏野菜栽培は長期戦 ですからそれに耐えられる根作りをしなければいけません。そうなると浅植えがいいということになります。鉢の半分ぐらい出して植えるという人もいますが、なかなかそこまでやる勇気はありません。せめて3分の1くらい出すくらいで試してみようということで、今日ナスで試験的にやることにしました。通常のものと比較試験をしてみようと思っています。
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

livedoor プロフィール
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ