天耕野人のむすび庵日記

今、明かされる天耕野人の日常、そして有機農業の奥義!!

10月の総括

 とうとう11月になりました。そろそろ冬の準備をする時期になりました。10月までにやっておかなければいけないことが一杯あったのですが、結果的には余りうまくいきませんでした。10月はとにかく雨が多かった。ところによっては10月に5、6百ミリ以上の雨が降ったということで、それに比べればましなほうでしたが。稲刈りがなかなかできず25日まで延びました。雨の回数も量も多いので、土が乾くことがない。稲の出来そのものは無難なものでした。遅く稲刈りをしたので水分も飛んで、青米の少ない見栄えの良いコメがとれました。それでも収量はあまり伸びず、せいぜい7俵ちょっとくらい。今の無農薬・無肥料という今のやり方では、健康な稲つくりとはなっても、これが限界かもしれません。佐賀方面ではウンカにやられたところもいっぱいあるということですから、欲を出して失敗するよりはましかもしれません。
 それより秋冬野菜でサルハムシの被害がひどくなって、播いた時期によっては全滅という事態となりました。被害のないホウレンソウ、春菊のみ成長しています。遅らせたところは嘘のようにきれいに出来ていますが、普通の時期に播いた大根、白菜、小松菜などは軒並みだめです。今までで一番の被害です。防ぐ決め手がまだみつかりません。単純に土が悪いからということでもなさそうです。何とか決め手となる方法を見つけたいものです。
 しかし済んだことは取り返しがつかないので、諦めずリカバリーできるものは何でもやって、少しでも挽回したいものです。ニンジン、里芋など虫に無縁なものは良くできています。これで食いつなぐしかありません。トホホ。 

雨が続きますね

 このところ大雨ではないものの、ダラダラと雨が降っています。稲刈りがなかなか進みません。台風21号が接近中ですが、台風でも来ないとこの天気の傾向は続いていきそうです。それはそれで困りものですが。来週もこのような天気だと、10月中に稲刈りが終わるのか怪しくなってきます。とりあえずもち米と自家消費用の分だけは収穫できたので、まあいいか。
 今日はお寺の早朝の梵鐘つきに行ってきました。今度で2回目です。つく時間と間隔はきちんと決められており、3つき目が6時丁度になるようにつきます。40秒間隔でつくのですが、最後の方は早つきで少し間隔が短くなります。 前回初めての時は最後の方でパニックになって間違えてしまいました。今回はうまくいきました。朝の清々しい時間に梵鐘をつくのは、心も清められていいものです。まだ時間に振り回されて、楽しむところまではいきませんが慣れてくれば楽しめるかもしれません。ほぼ1ヵ月半毎に当番が回ってきます。ということは12月ということですが、そのころはかなり寒くなっていることでしょう。
 ところで佐賀の方では稲にウンカの被害が出ているとか。うちでは全く問題ないので、話を聞いてびっくりしました。うちでは自信を持って無農薬の米が出来ています。しかし消費は減り続けており、今年は大幅に作付けを減らしました。稲の出来そのものは近年になくよく出来ています、味もいいのではと思っています。米の消費は全国的にも減り続けています。来年からは減反政策もなくなるということで、いよいよ米作りも売り先と値段を先に決めておかないと、野菜つくりと同じようにバクチになってしまいそうです。米も他の作物と同じ世界にほうりこまれたということでしょう。主食でもなんでもない。
 野菜の方はサルハムシが急激に増えて、やり直しをよぎなくされています。やり直しがきかないものは諦めるしかありません。その一方でヨトウムシ類は少なくて、まだ1回も「卵落し」はやっていませんが、被害はほぼありません。モンシロチョウのアオムシも少ない。何でそうなるのか全くつかめていません。 

今日は暑かった

 今日は32度まで気温が上がり、暑くてたまらず休み休みの作業となりました。秋ジャガがやっと芽が出始めたのはいいのですが、それ以上にキンポウゲが緑を敷き詰めたように生えてきて、これの掻き取り除草をしました。暑さにバテテなかなか進まない。雨が降る前にと考えていましたが、とんでもないことでした。
 先日の農楽会はキャベツなどの定植や秋野菜の種まきを予定していましたが、3日前に定植していた白菜にサルハムシが気が遠くなるくらいにたかっていたので、急きょ虫取りに変更しました。成果が目に見えるようにペットボトルに焼酎と木酢を入れたものに入れるようにしました。地味な仕事も少しは報われたかもしれません。すでに卵も産みつけているのでこれからが大変です。
 サルハムシはどうして発生するのか、研究したいものです。その圃場はソルゴーを播き、前作もアブラナ科とは違うものを作っていたので大丈夫と思っていたのです。よそから飛んできたとしてもそれは何故なのか分かりません。第一サルハムシが飛んでいるのを見たことがない。羽があるのだから飛ぶのは飛ぶのでしょうが、土の上をゴソゴソと這いずりまわり、捕まえようとするとコロリと落ちて土にもぐろうとします。ウリハムシのように飛んで逃げていくことはない。そもそも暑い夏の間はどうしているのか。何も食べないで土に潜んでいるのでしょうか。急いで探求して対策を確立したいと思います。 

秋の園芸シーズン到来

 思いがけず今年は順調に秋が来ているようで、種まき、苗の定植と大忙しのシーズンとなりました。毎年暑い秋に振り回されていつ種をまくべきかと頭を悩ませていますが、今年は普通でいいのかなと思っています。これまでキャベツ類の大半を定植し、ぼちぼち大根なども播き始めました。モンシロチョウ、コナガなどは今の所少ないようで苗物はいいものができました。ダイコンサルハムシはこれからですが、要注意でしょう。息子の体験農園の方も大忙しのようで、今日も沢山の人が作業に来ておられます。講習は来週の土日もやるということで、かなり大変そうです。やり甲斐もあるのでしょうが。
 明日24日は農楽会の日。定植、種まき、ゴボウ掘りと盛りだくさんのメニューでお待ちしています。適当に雨が降ってくれているので、ベストな圃場条件となっています。
 畑の方ばかり目がいきがちですが、その間に稲もかなり色づいてきました。所々スズメにもやられていました。あまり気を使ってやれなかったので申し訳なく思っています。それでも今年はあまり水の心配をしなくてよかったし、天候もまあ順調でしたの良く出来ています。豊作とまではいきませんが。各地で災害が多発しているなかで、こんなに恵まれたのは有難くもあるし、申し訳なくもあり、複雑な気持ちです。明日は我が身と思って、気を引き締めてやらねばと思っています。 

台風はそれたけれど・・・

 台風18号は予想よりも南側を通過しました。しかし進路の北側の所に大変な大雨をもたらしました。台風の強さは気圧の低さ、つまり暴風の強さで表現されますが、最近は台風の中心から離れたところでの大雨の被害が際立っているようですどちらかと言うと風よりも雨の被害が大きいように思います。つまり台風がどこを通るかより、台風に伴う大雨がどこで降るかを注意しないといけないようです。今回は大分県の臼杵市や佐伯市に被害が出ました。もしも熊本のあたりを通過していたら福岡が再度大雨に見舞われたのではないかと推測されます。
 とにかく降水量が「半端ない」くらいに多くなってきたように思います。どれだけ降れば気が済むのかと言いたい
気分です。これからは毎年夏になると確実にどこかで大雨の被害が出ると思っていたほうがいいでしょう。 建物も一階部分は空間としておいて二階部分に住むという東南アジアの住居を習うしかない。もっとも建物ごと流されてしまえば同じだけれど。来年のことを思うといまから憂鬱になります。すぐに温暖化をとめることも出来ないでしょうから。
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