天耕野人のむすび庵日記

今、明かされる天耕野人の日常、そして有機農業の奥義!!

ようやくホームページ完成

 息子にやってもらっていた新しいホームページが完成したようです。当面は前の物と並存の状態が続きますが、前の物はやがてきえることになっています。これからはこちらでお願いします。まだ操作に慣れていないので色々とつまずくかもしれませんが、ご容赦ください。
 さてコロナ禍がなかなか終息の目途が立たない中、オリンピック東京大会が今度は完全な人災で大荒れのようです。組織委員会の森会長の女性蔑視の失言問題が、たぶん当人の想像を超えて世界中に広がり、とうとう辞任ということになりました。謝罪が謝罪になっていないということでさらに非難されることになりました。これもインターネット社会がもたらしたものでしょう。いわゆる炎上ということでしょうか。しかし非難される発言ではありますが、「老害」などという言い方は老人蔑視であり、女性蔑視と同じことになるのではないでしょうか。自分が年を取ってきたからそう言うのではなく、ネット社会ではみんなで集中攻撃して叩くという傾向が強く、冷静に議論するということが少なくなってきているように思われます。いわばネットファッショというようなことが度々起こり、正義をふりかざしてみんなで叩き潰してしまう傾向があるように思います。最後は死に至らしめることも。

 さて寒暖を繰り返しながら着実に気候は進んでいます。3月になると一斉に仕事が増えて、どれから始めればいいか分からない状態になります。ようやくなまった体にエンジンがかかってきました。

1月の農楽会

 1月の農楽会は小規模の4人だけで、距離をとりながら慎重にやりました。久しぶりに暖かくなったのでタマネギの草取り。終わりも早くしなければということで、4時に作業は終わりました。そしてかなり遅い新年会へ。これも距離を取って座り、静かな宴会とあいなりました。横田さんが毎回問題集を作ってくれますので、みんな頭をひねりながらそれに挑戦します。今回は放射能汚染にわかめ入りの味噌汁が有効ということを発見した秋月辰一郎氏の話をもとにした出題です。小泉武夫先生も発酵食が被爆の被害を軽減すると述べておられます。被爆が生じるようなことをやらないことが一番でしょうが、不幸にしてそのような目にあったときは、日本には強い味方があるということです。もっとも被爆してから味噌汁を始めるのではなく、日常的に味噌汁を中心とした和食を続けることが一番でしょう。うちでも味噌は作っていますが、毎日欠かさず味噌汁を飲んでいるわけではありません。反省!

 ところで来月2月の農楽会は次のようにやります。
  日時  2月28日 午後2時~5時 (懇親会 6時~8時)
  内容  春野菜の種まき(キャベツなど)
  会費  原則600円、懇親会費は別途500円位
 コロナはまだまだ収まりませんが、発酵食をとって免疫力をつけて追い払いましょう。

福有研の山田堰視察

 福有研の現地視察はコロナに注意しながら行われました。本来は九州有機農業の祭典の時期でしたが延期となったからです。テーマは水利。 
 まず朝倉の山田堰・堀川用水の視察。あの中村哲さんがアフガニスタンでの活動で参考にしたということで一躍有名になりました。それまでは観光資源としての三連水車ばかりが取り上げられてきましたが、その大本の山田堰はよそではあまり知られていなかったのではないでしょうか。堰といえば川を横断するものしか知らない私でしたが、今回日本三大暴れ川のひとつの筑後川の激流に耐えるために考案された「傾斜堰床式石張堰」という百姓の知恵に感嘆しました。この堰は船通し、土砂吐きの工夫もされているので、日田杉の水利運搬も可能です。 
 朝倉と言えば福岡の穀倉地帯、広々とした水田が当たり前のように広がっているというイメージがありますが、江戸時代には干ばつに苦しめられたとのこと。平地であっても水がなければ、筑後川のような大河があっても利用できなければ水稲は作れない。先人たちの苦労が偲ばれます。
 次に会長の近藤和幸さんの集落の溜池による水利の仕組みを見学しました。三つの溜池を管理しながら田んぼに配水するのは大変なことだろうと思います。特に最近の豪雨は池のキャパを超えてしまうことが多くて、管理をより一層難しくしているようです。それに池の土手も広いので草刈りも大仕事のはずです。集落の中では比較的に若い近藤さんに色々な仕事が回ってきて、負担が大きくなっているのでは心配したことでした。
 こうして苦労して作る米も昨年は九州ではどこも不作でしたが、北の方は良く取れてまたまたコメ余りということです。今年の作付けはもっと減らせとのこと、困ったことです。

明けましておめでとうございます

 皆さま、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 長い長い悪夢のような2020年が終わりましたので、2021年はそれ以上に悪くなることはないだろうと思いたいところです。最悪を経験すると怖いものはない。
 元旦はいつものようにハチと散歩。今日はハチへのお年玉として行きたいところに行かせてあげたところ、とんでもないところまで連れて行ってくれました。おかげで朝だけで9000歩も歩きました。
 クタクタになって家にたどり着いて、家族での年賀。簡素化された4人だけの寂しい祝宴です。昔は縁起担ぎの色々な料理が並びましたが、今年は質素で実質的な料理になりました。雑煮と黒豆と数の子くらいはありましたが、一番美味しかったのは栗きんとんならぬイモきんとん。有名店のおせちよりはるかに絶品でした。と言っても有名店のおせちなど食べたことはありませんが。
 さて今年の目標ですが、決めた事をただ黙々とぶれずにやり抜くこと、ということにします。その決めた事というのをまだ決め切れていないのが悩ましいところです。

 長らく更新ができずにいるこのホームページですが、息子に頑張ってもらっている新しいホームページがもうすぐ完成するとのこと。もうしばらくお待ちください。「体験農園はちみつファーム」の情報や「農楽会」のご案内など一度に見ることができます。もちろん直売所「むすび庵」のこともご紹介します。取り敢えず1月の農楽会は
   日時  1月31日(日) 2時~5時
   内容  温床つくり準備、新年会
ということでやりたいと思います。ただコロナの状況ではまた中止することもあります。
 では皆さん、今年も元気を出して進みましょう。元気が出ないときはご相談ください。

寂しい年末、嬉しい年末

 2020年も終わろうとしています。ここ数年は平穏とは言えない年が続いていたので、今年も何かあるに違いないと腹つもりはしていましたが、全く予期しないこんな事態になろうとは・・・。今年最後の12月農楽会も間際になって中止としました。新型コロナウイルスは終息どころか変異種ができて、益々勢いが増しているというのですから見通しが立たない事態になっているようです。ウイルスも寄生主が全滅してしまっては困るので、適当なところで手を打つはずですが、まだ強気のようです。息をひそめて通り過ぎるのを待つしかないでしょう。苦しい生活を余儀なくされている人、生命の危険を感じながら医療に従事する人、多くの人の日常を奪ってしまっています。我が家も生活の苦しさは他に負けませんが、毎日するすることがあって、貧しいながら食うものもあるので当面は生きていけます。小農の強みです。
 そんな中、前の研修生二人が立て続けに年末の挨拶に来てくれました。棚町君は奥さんと9月に生まれた「弘樹くん」を連れてきてくれました。久しぶりに赤ん坊を抱っこして感激しました。この年に生まれた子はコロナウイルス抵抗性を初めから持って逞しく育ってくれるかもしれません。大牟田で大水害にあった水町さんは水害の片づけを急いで終わらせて、何とか秋冬野菜を作っているとのこと。涙ぐましい努力です。こんな人間的にも素晴らしい人に、どうしてしてこんな厳しい試練を与えるのだろうと天を恨みたい気持ちです。二人ともなぜかハチの餌を持ってきてくれました。それもかなり高級なもので、包装も洒落ているので、間違えて私が食べてしまいそうです。水町さんは私が本を書くといっていたので「万年筆」付きで。本は完成までに一万年かかりそうです。
 政治の世界は相変わらず魔界ですなぁ。それもこれも結局はそれを許す国民の責任ということでしょう。原発事故を「アンダーコントロール」と堂々と言い放つ厚顔無恥であれば、何のことはないレベルでしょうね。寂しい限りです。
 気象台はこれまでやってきた「生物季節観測」の大半を取りやめるということです。桜の開花に代表されるような、動植物の観察を通して季節の到来を知る、という自然の営みに身を置いて生きてきた日本人らしい感性が失われそうで、これも寂しい。温暖化で動植物の動きで季節を測ることが難しくなったというのが理由のようです。観測機器の発達で数的データがたくさん手に入り、これをコンピュータで解析するほうが合理的ということでしょうか。病院で問診を受けるとき、お医者さんがパソコンばかりみて患者をあまり見ないという人がいましたが、医療機器だけで診察するようなものでしょうか。私のような百姓は生き物を観察することを農作業に生かしてきたものにとって、観察力より数値の解析力のほうが大事といわれているようで残念です。
 長くなったので、他の嬉しいことは次回に。
 
記事検索
月別アーカイブ
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

プロフィール

musubian

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ