天耕野人のむすび庵日記

今、明かされる天耕野人の日常、そして有機農業の奥義!!

2005年08月

ゴマの脱粒

先日束ねて干しておいたゴマは頭の部分が割れてゴマ粒がはじけんばかりの状態になりました。そこで脱粒をしました。ビニールハウス内に干していたので、少し動かしただけでパラパラこぼれるくらいに乾いていました。
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桶の中でたたくとたくさん落ちてきます。原始的なやりかたですが、収穫したという実感がわきます。予想として30キロぐらいとれそうです。過去最高の収穫です。やはり「日照りゴマ」といわれるだけのことはあります。しかし労力的には一人でやったとして3週間くらいはかかりそうで、あまり作る人がいなくなったのもうなずけます。ゴマ油1リットル採るためにはどのくらいのゴマがいるのでしょうか。使うのは簡単ですが。
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そんなことを考えたりしながらも、でも単純に収穫の喜びは何物にも代えがたいもので、一同ゴマの中に手を入れて満足感に浸りきっていました。
ここで問題です。ゴマ100グラムはおよそ何粒でしょう。

台湾の頼さん来日

 4年前に八ヶ岳農業者大学校から一ヶ月間研修にきたことのある頼さんが訪ねてきてくれました。本場の月餅をもって。横山君食べたかろう?写真の月餅の中心部は栗かと思ったらアヒルの卵の塩漬けでした。その周りの餡との味の対比が絶妙であります。どこそこの中華街のそれとは一味違っております。あまり勿体ないので半分にしていただきました。
 この頼さんは大変な頑張り屋で、台湾に帰ってから農業を始めるかたわら持ち前の研究熱心さを発揮して漬物や味噌などの加工食品にも取り組み、燕銘農産という会社を作って頑張っています。まだ独身ですが、いい伴侶をえることができればもっと飛躍できるでしょう。だれかいませんかね。頼さんから漬物に海水を使うことを教えてもらいました。早速今年の冬の漬物から試してみようと思います。臭いのない、きれいな色の漬物になるそうです

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 朝晩は涼しくなりましたが、日中はまだ暑いのでスイカを食べることにしました。お盆の間お佛前をかざっていたもので、7キロほどありました。黒皮のタヒチすいかは貯蔵がきくので、おいておけば10月まで食べられます。でも暑いうちに食べないとおいしさが半減しますのでいただくこととしました。おいしかったー。
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稲と畦豆

 今年のメインの稲の品種は「祭り晴」、ヒノヒカリよりも10日ほど早いようで、今「穂揃い期」を迎えています。これから少しずつ実がはいり始めるとスズメの襲来が待っています。この時期が一番被害が大きいので、「おどし」の糸やテープで被害が少なくなるようにします
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 今年はお遊びで「畦豆」を作ってみました。黒豆は少しでも肥料があると徒長しやすいので田んぼの畦くらいが丁度いいのではということで、これを試してみました。予想通り、徒長しないでがっちりした姿で開花期を迎えました。畦草が刈りにくいのが難点ですが、適度の肥料と水分で黒豆にとっては最高の環境ではないかと思われます。来年はもっと増やしてみようかと思います。昔の人は少しの空間も無駄にすることなく利用したのですね。
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ゴマの茎の結束作業

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今週ずっとコツコツと続けていたゴマの茎の結束作業。残った葉を落として長さを揃え藁で縛ります。床一面に並べられたゴマの茎を見たときは正直終わるのか?と不安になりましたがなんとか本日終わりを迎えました。ゴマを播いたのが5月13日、それが長いものは背丈ほどにもなり、50以上の鞘がついているものもあります。天に向かって真っ直ぐ伸びたゴマの茎と規則的に並んだ立派な鞘はなんとも勇ましい感じがします。ひとつの鞘は4つに分かれていてそれぞれにゴマがぴしゃーっと並んで入っています。4,5日ほど干すと鞘は茶色になり先端が開いてきます。ほたっておくと勝手に落ちてしまうので、順次バケツの中でたたいて落とします。その後水で洗って再び干すそうです。ゴマの香りが今から楽しみです。


(田中一平)

8月月例会ー種まき

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 今日は8月のむすび庵農旬会の日。あいにく途中で雨になったので、ブロッコリーの種まきだけしかできませんでした。それぞれがひと箱づつ受け持って床土をポットにつめ、丁寧に2粒づつ播いていきました。播いた箱には名前をつけて次の月例会の楽しみとしました。ニンジンの種まきはできませんでしたが、適度の潤いが得られたので明日播くこととしました。

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 作業が早く終わった分料理の時間を多くとることができました。また参加者が13名ほどと少なかったのでゆっくりと料理つくりを楽しむことができました。中には料理するのが初めてというツワモノもいましたが、周囲の指導をうけて見事割り当てられた料理を完成しました。当人にとってはかなりの自信になったかと思います。子供連れのお父さんも奮闘してくれました。このくらいの人数だと子供たちも生き生きとアットホームな感じで参加できて悪くないなと思ったことでした。
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