音犬ミュートの「今夜は君を帰さない」

縦はトアロード、横は生田新道。 かつてロバート・ジョンソンが悪魔と契約したという伝説の交差点に位置する、神戸を代表するライブハウス「KOBE LIVE ACT BAR VARIT.」の番犬やってます、ミュートだワン。よしなに。

どうもこんばんは、ミュートの飼い主です!
いやまさか、こんなにたくさんのリアクション、反響をいただいて、、、。
驚いてます。
変化を起こすのは不安だけど、、、それでも勇気をもって、記事を書いて本当に良かったと思っています!

もっとコンパクトに要点だけまとめることもできたのですが、やっぱり要点だけではなくて、一連の思考の流れ、、、というか、ああ、正解なんて分からないなりに、まあいろいろ考えてるんやなあ。
と思っていただけたなら幸いです。

ちょっと補足的なことを言わせてもらえば、もちろんノルマ(前の記事を読んでもらえれば分かりますが、一度解剖して再構築した意味での「ノルマ」です)のあるイベントも、VARIT.では引き続き制作していきます。

「よし、これだけ売ったる。やったろう!」と思えるようなイベントを作りたい。
ノルマ、という言葉にポジティブな意味を付加できるようなイベントを作りたい。


そういえば、ノルマ分を売り切って初めてバックをもらった時、むちゃくちゃ感動したことを覚えています。

ん? どうしてお前がバックをもらったことがあるのか、って?

それは、僕もバンドをやっているからです。

、、、ブッキングを担当していることが伝わればいいだろう、と思っていたのですが、「時給が安くても働けているならいい、音楽で飯喰えてるじゃないか」という意見も目に止まったので、素性を明かそうと思いました。
(僕がどういう人間なのかを知ってもらっていれば、もしかするとこの齟齬も起こらなかったのかも、、、と思うと、やはり自身がバンドマンであることは書いた方が良い。と判断しました。)

ええと、、、なので、はい。音楽で飯、喰えてません。笑

そりゃあブッキング、という仕事はしているし、広義に於いて音楽で(ギリギリどうにか)飯は喰えていますが、狭義に於いて、つまり「自分自身の音楽」という意味では全然喰えてません!

でも、だからこそ、もっと、今を生き抜く「リアル・売れていないバンドマン」の一人としてですね(笑)、ライブハウスに考えを反映させることができたら、と思ってます。

正解はないので、問いを。波紋を。

そうやって、どんどん新しいカタチが生まれて、それに呼応する形で素晴らしい音楽や芸術が作られたらなあ、と思います。





さて。「ジモラボ!」。
実際やってみると、想定と違うこともやはり起こってくるのですが、とても活気あふれるイベントになりました!

VARIT.は2階建て構造なので、1階は薄暗くしてミラー・ボールを回してストーン・ローゼズの2ndをかけてダンス・フロアに(笑)、2階はビートルズの(そう、店長が生粋のビートルズ・マニアなのです。レアな関連書籍などもたくさん置いてます、ビートルズ・ファンよ集え!笑)DVDをうっすらとかけて、明るくウォームな感じで、ソファー・椅子を用意してくつろぎスペースに。

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各々のバンドをイメージした当日限定カクテルも用意してみたり、、、(これは大変でした 笑)

そして、、、

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70'-80'の洋楽ロック的アプローチをポップソングに昇華したTHE PAC!


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情景と心情を丁寧に切り取って歌う2ピースバンドGOOD LUCK CITY!


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UKリバイバルをルーツにしながらもDinosaur jr.やSonic youthなどUSインディーの香り漂わせるSound Spectrum!


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90's洋楽をバックボーンに、モダンなセンスが爆発する、トリはValeines!

と、無事に第一回「ジモラボ!」を終えることができました!
どのバンドも今はまだ無名ですが、なかなかどうして、音楽の未来は明るいじゃないか。
そう思わせてくれるようなバンドばかりです。

みんな、気持ちに応えてくれて本当にありがとう。





あの大傑作映画『スピード』の2が大コケしたように、物事っていうのは続けるのがなにより大変なのは分かっているのですが、まずは1を。いや、1よりも前。

これは店長の口癖なのですが、0を1にすることを。

これからも神戸VARIT.は、そして僕はトライしていこうと思います。

次回「ジモラボ!」は11月28日(水)。
出演アーティストは、

Epstein / Sound Spectrum / Southward / GOOD LUCK CITY / レディッシュ

の5組です!

ジモラボは前売り、当日の値段をあえて同じにしています。
なので、当日でも遊びに来て下さい!(飲まれる方は、オープン~スタートまでの間に!

たくさんの人が遊びに来てくれれば、楽しい場所になって追加飲食も鼠算式に増えてウハウハ! We are happy! 
、、、な~んて、ちょっと甘すぎるかな。笑

でもね、思うんですよ。
最初に「空飛びたいなあ」って言ったヤツってむちゃくちゃ笑われたんちゃうかな。って。


そりゃ実際に空を飛んだライト兄弟は偉大ですが、僕は人類で最初に「空飛びたいなあ」って言って笑われたヤツの方が偉大やと思ってます。




そうそう。VARIT.に、「今回の記事を見て、出演したいと思いました」というメールが届きました。
、、、やっぱり、伝わるってことはむちゃくちゃ嬉しいですね!

踏み出した一歩が、新しい出会いに繋がった。まずはこのことを忘れずにいようと思います。

VARIT.、実はこれだけじゃなくてドンドン面白いことやってます。
今回のことで、まずは知ってもらうことの大切さを痛感しました。

だから、、、これからはガンガン! このブログも使って発信していきたいです!
更新あまりできなくてごめんな、ミュート。語尾に毎回ワンッてつけるの正直キッツいねん。

こんなところかな。タイムラインなど、お騒がせして失礼しました!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。





追記
飼い主は神戸VARIT.の仕事として、仲間たちとMV制作も行っています!(ちなみに自分のバンドのMVも自分たちで撮っています)

せっかくの機会なので、仕事紹介も兼ねて。
MVを撮った、VARIT.に出てくれているアーティストたちの宣伝です! 
ここまで見てくれたなら、ぜひ。最後まで見ていって下さい!


THE TOMBOYS『Tell Me why』
https://www.youtube.com/watch?v=GdERMEQFMIw

HIGAMO'original『報恩感謝』
https://www.youtube.com/watch?v=AJZ-LdyGFv4

僕が王様だったころ(飼い主のバンドです)『スターライト』
https://www.youtube.com/watch?v=3vjm6LHSgyc

『いいってもう』
https://www.youtube.com/watch?v=najnm5yMvJY


音楽はもちろん、映像、その他様々なアートで、この街に、どんどん面白いことを、文化を、作っていきたい。そのために、できることがあればなんでもやっていきたいです!

いつでも、どんなことでも、あなたからの連絡を待っています!(待ってるワン! 今回の出番ここだけだワン!

info@varit.jpマデ。連絡を待つ!



ミュートの飼い主でした!

どうもこんばんは、ミュートの中の人です!

、、、ぶっちゃけ話も許されるかなあ、と思っていきなり太字で入ってみましたが、そう、ぶっちゃけ話。今日はですね、最近ずっと議論を呼んでいるノルマ問題その他様々な問題について、おっとろしく真面目な話をしようと思っておるのですよ。
なので冒頭でワンワン言いまくってクッソさぶいボケ(頷いたヤツら、一歩前へ出ろ)かましまくって、読んでもらえなかったら意味がない! そう、読んでもらえなかったら、いや、、、

知ってもらえなかったら、どれだけ頑張っていても意味がない。

と思い、今日はミュートではなく中の人、、、あ、いや、飼い主! そう、飼い主としてこのブログを書こうと思っています。それくらいマジモードやってことです。
絶対「←」とか「×」とか押さんといてな! フリちゃうで! 最後まで読んでな!





さて。
いきなりぶっちゃけ話で始めているので、もうどんどんぶっちゃけ話をしていくとですね、ライブハウスは今、わりとピンチです。

いやピンチじゃないよ、ウチは儲かってるぜワハハ! ってなライブハウスももちろんあるでしょうが、僕が言うてるのはもっとライブハウス全般の話です。

音楽業界が売上的には凋落の一途を辿っていることは、いろんなニュース・サイトでおそらく皆様も一度は目にしたことがあるでしょう。

100万枚売れてたCDは、今ちょっと調べてみましょうか、、、えーと「CD 売り上げ枚数」と。
2018年10月27日付オリコンチャート1位はケツメイシ『ケツノポリス11』、推定売上枚数は、、、ひえー、4285枚

シビアですねえ。もちろんここから売上自体は伸びていくでしょうが、おそらく100万枚に達することはないと思います。

どうしてCDがこれだけ売れなくなったのかは、You tubeなどの動画配信サイトの台頭や経済的な面など様々な理由があるのですが、その絡み合ったもつれをほどくのが今回の目的ではないので置いといて。

まあ、ようするにかな~りビジネスとしては厳しくなったワケですよ。音楽って。音楽で飯を喰うことが、プレイヤーにとってもライブハウス・その他裏方の人間・あるいは楽器屋・CDショップにとってどれだけ大変になったことか!

いやね、そりゃもちろん盛者必衰、ロックの歴史を見てもそれは明らかなワケなんですが、ただねえ。あまりにも夢がないですよね。

そんな大変なことを仕事にする方が悪い、時代遅れだ。っていう意見も分かるのですが、それでも今日もライブハウスは営業し続けます。もちろん、すべての音楽に関わる人達が。

どうしてでしょう? 

簡単なことです。そりゃ中にはえげつないヤツもいます。ワケ分からんヤツもいます。でもね、みんな音楽のことが好きだからですよ。愛しているからですよ。

誰だって、一度は音楽に救われたことがあると思います。
別に返さなくてもいいんですよ。音楽が誰かを救うのではなく、勝手に誰かが音楽に救われるだけだから。

でも中には、そんな音楽の未来を救いたいって思う人たちだっているワケですよ。
勝手な話ですけどね。

で。ライブハウス、このままじゃマズいぞ。という話でしたよね。
そう、厳しい戦いなんですよ。
ライブハウスの抱えている問題は、大きく分けて二つだと思います。
まず、アーティスト側の問題。

①ノルマ問題

はい。よく言われてますよね。ツイッター、ブログ、各地で論争になっているのを何度か見かけました。
炎上しそうなところに突っ込みたくないのですが、やはり避けては通れない問題ですよね。


じゃあ次。お客さん側の問題。

②入場料問題
※ここで問題にしているのは、あくまでも通常ブッキングの日の話です。

¥2000+1D=¥2600(平均的なブッキング・イベントです)払って、よう分からんバンドの轟音聞かされて、何十分も突っ立って。あの日の朝礼みたいに倒れてまうわ、と。
マクドナルドも100円で買えるこの時代にどないなっとんねん、と。
何十年前の物価水準を参考にしとるねん、と。

はい、そうですよね。その気持ち、よく分かります。

この二つの問題に、神戸VARIT.の新しい試みは、ちょっと真っ向から取り組もうかな、と思ってます。

が、その試みを発表する前に、まずは次の章で(章?)、この二つの問題に対しての自分なりの考えを書いてみようかと。





①ノルマ問題

えー、いきなりですが、ライブハウスに出演するインディーズ・アーティストには基本的にノルマというものがあります。

2000円×15枚=30000円。これが平均的なライブハウスのノルマです。

うわ、たっかいなあ。マジかよ。マゾ野郎(韻踏んでみました)と思いますよね。

でもですね、実はこの「ノルマ」というネガティブなイメージの言葉を解剖していくと、

照明・音響・バーカウンター・受付・制作・メンテナンス・事務などに使用した人件費や機材レンタル費、他にもドリンクやフードの仕入れ費用

といった様々な費用がそこに含まれています。

卑近な例を持ち出すならば、カラオケ。入る時にお金かかるでしょう?
部屋代があって、マイク使用費があって、人件費があって、、、
あれもノルマなワケですよ。言い方が違うだけで。

シニフィエとシニフィアン(byソシュール)、な~んて難しい話を持ち出すつもりはないですが(というかそのへん生兵法なのでツッコまれても僕は逃げますが 笑)、

ライブハウス側が「ノルマ」という言葉に込めている意味
と、
アーティスト側が「ノルマ」という言葉に見出す意味がズレてるんですよね。
いつの間にか。

なんかもっといい言い方ってないんかなあ、と思い日々過ごしているのですが、なかなか見つかりません。
いっそ、どれにどれだけ費用がかかって、、、みたいな感じで、しっかり見積書みたいなのを作ればいいのかもしれませんが、その曖昧なところがこの音楽業界の(っていうかよく考えれば世の中の仕事全部か)難しいところでして。

ただ、、、ノルマって言葉には「強制力」が働いているように思いますよね。

どれだけやる気があっても、「おい、チケットを売ってこい」って言われてるみたいで腹立ちますよね。母親の「宿題やったの?」みたいなね。笑
「よっしゃ、チケット売ったろ」って思えるような魔法の言葉、ないですかね。笑

OK、負の側面があるノルマっていう言葉の中には、実際は様々な費用が内包されていることは分かったわ。でもさ、もうちょっとなんとかならんのかいな。

ここまで読んでくれたアーティストが、もしこう思ってくれたらこの文章を書いている甲斐があります。もちろん、「いや、俺は納得いかん!」でも結構。

正解を出すのではなく、問いを出すことこそが今、なによりも大切だと思っています。

で。VARIT.なりに提示する答え、はあるのですが、まずはその前に次の問題へ、、、





②入場料問題
※ここで問題にしているのは、あくまでも通常ブッキングの日の話です。

これはねー、、、ぶっちゃけ高いですよね。笑

というか、やっぱり価値と見合っていないイベントがあるから問題なんですよね。
価格設定のミス、というか。

例えば僕にとって「いきなりステーキ」って全然いきなり行けないくらい高いのですが、「やっぱやっすいわあ、いきなりステーキ」と思う人もいる。

このへんはもう、個人の価値観、金銭感覚、あるいは単に収入の違い(なんか文章書く仕事とかないっすかね、フォーム荒いですけどどこまでも走れます、、、)の問題であり、そのバランスが取れればビジネスとして成り立つワケなのですが、、、

もちろん、「¥2000+1Dでバンドが観れる! 安い!」と思う人もいるでしょうが、もっと単純な話として、

ライブハウスの敷居が(特に金銭的に)高い。

と僕は思います。もし、「ライブハウスってどんなところなんだろう? 行ってみたいな」と思っている子がいたとして、その子が大阪から神戸VARIT.に来てくれたとすると、往復の交通費も合わせると一回で¥3000以上は軽くかかる遊びですよね。

なんというか、その一歩を踏み出すことって今の時代、とても勇気のいることなんじゃないかな、と思います。

じゃあ、チケット代を下げる?

チケット代を下げるってことは単価が下がる、ってことなので、その分お客さんを呼んでもらわないといけません。

ライブハウスが儲けすぎだ、と思う人いますかね?
もしもいるなら僕に会いにVARIT.まで来て下さい。こっそり耳打ちしますよ。
黒ひげ危機一髪並みにフッ飛びますから。




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~~~洗われるミュートを見て休憩~~~




さて。ざっと振り返ってみるとですね、

ライブハウスにとっては、チケット代+ドリンク代(+追加売上)が基本的な(基本的な、ね。例外ありますが)収益なので、まあ、だからノルマというものが発生するんですね。

ライブハウス自体に集客能力はほとんどないので、アーティストをブッキングして、そのアーティストにお客さんを集めてもらう、、、なんかこう書くとライブハウスが実家に寄生してるニートみたいに思われそうですが、別の書き方をしてみましょうか。

お客さんを集めたいバンドマンがライブハウスにブッキングしてもらう。

と、まあこう書くこともできるワケです。ああっ! 怒らないで! 今度はなぜか偉ぶって見えるな難しいな伝えるってことは! ライブハウス、って言葉にもいつの間にか多重に意味が織り込まれていて取り扱いが難しくなったなあ!

、、、落ち着こう。
まずライブハウスにとっても、アーティストにとっても、一番WIN-WINな状態はなんだろうか?
うん、これは簡単。一択ですよ。

それは、、、

できるだけたくさんのお客さんが目の前にいる、ってことです。


もしも世界中の人間が滅んで自分一人になったら、誰もライブしようなんて思わないでしょう?

やっぱり認めて欲しいんですよ。自分の音楽を。誰もが。
もっと言やあ、誰もが認めて欲しいんですよ。生きているってことを。その承認欲求の程度に差はあれど。

じゃあ、どうしたらたくさんのお客さんに来てもらえるんやろか?
アーティスト任せじゃない、ライブハウスができる企業努力ってなんやろ。

スカスカのライブハウスほど切ないことはない、俺たちに一体なにができるんやろうか。
どうすれば、アーティストがライブハウスにお客さんを呼びやすくなるやろ?

ここでようやく話は本題に戻ります。
ポルノばりに幸せについて本気出して考えてみた結果、VARIT.が提示する新しい試みとは・・・?
(次週へ続く)

、、、嘘です、ちょっと長くなると読んでもらえるか心配なのですが、このままやります。
大丈夫ですか? 長文ついてこれますか? 連中に俺たちの考える力を奪われるなよ!

『超訳 ニーチェの言葉』なんかにニーチェはおらんぞ!
例えば『ツァラトゥストラかく語りき』の中に、例えば『善悪の彼岸』の中に、分かりにくい、別に必要ない無駄なセンテンスにこそ、要約なんてできない遠回りの中にこそニーチェはいる!


ああ、熱くなって話がズレてしまった。。。それでは、以下、VARIT.の新しい試みを紹介~!





神戸VARIT.の新しい試みその①
「ジモラボ!」


日常系四コマ漫画みたいなタイトルですが、正式名称は「地元バンド・ラボラトリー」です。略してジモラボ。
儲けのことなんて考えず、どうやったらお客さんを呼びやすいやろうか? ということだけを、地元神戸のバンドたちと顔をつき合わせ、酒を酌み交わして話し合い生まれたイベントです。
どんなイベントなのか? 以下、その革新的な内容を早速紹介します。

・入場料¥1000(別途1D)!!!

はい。まずは単純にチケット代を下げました。通常ブッキングの半額です、半額。わはは。
これで買えなかった物販だって買えるかも!

・オープンからスタートまでの間に来たら、+1ドリンクサービス!!!

これでトップ・バッターだって怖くない! 俄然お客さんを呼びやすいはず!
それにお客さんも、最初から来ればもう一杯タダで飲めて超ラッキー!
VARIT.には2階席もあるので、転換の間はゆっくりできるよ。やったね!

・ノルマなし!!!
ノルマありません! 「よっしゃ、チケット売ったろ」と思ってくれている、と信じているからです。笑
※ただしドリンク保証として600円×15人分=9000円だけは負担してもらってます。
もしもどのバンドもお客さんが呼べないと、一瞬で潰れてしまうので、、、。
(1人目から相殺します、15人お客さんが来てくれたら完全にゼロです!)

どうしてこんなことが成り立つのか?
それは、結局のところ、神戸VARIT.に出演してくれているバンドとの信頼関係を築き上げているから、だと思っているし、バンドを信頼するしかライブハウスが生き残る道はないからです。
逆に言えば、関係性のあるバンド以外は、ブッカーが「いいな」と思ったバンド以外はこのイベントには出れません。
まったく知らない相手と恋愛なんてできないのと同じことです。

もし「俺たちならジモラボ! でヒーローになれる」と思ってくれるまだ見ぬバンドマンがいるなら、会いに来て下さい。話しましょう。そしてライブを見せて下さい。
そのためのとっておきのイベントを用意しています。それが次に紹介する、、、





神戸VARIT.の新しい試みその②
「VARIT. NEW FACES」


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はい、もう画像にも書いてますが、、、

・入場無料!
チケット代がありません。、、、だからチケットノルマもありません。そんなことってある?笑
※ただしこのイベントもドリンク保証として600円×15人分=9000円だけは負担してもらってます。
もしもどのバンドもお客さんが呼べないと、一瞬で潰れてしまうので、、、。
(1人目から相殺します、15人お客さんが来てくれたら完全にゼロです!)

なんでこんな無茶苦茶なことができるのかっていうと、、、とにかく!

たくさんのお客さんの前でライブしてみてほしい!

その気持ちに尽きます! そして新しいヒーローたちと出会いたい。それだけです。
また、このイベントは、「ジモラボ!」へのステップ・アップイベントも兼ねています。
このイベントの参加条件は初出演~出演一年未満のアーティスト対象、持ち時間は20分なので、まずはここで力をつけて、ジモラボ! に出演してみませんか?





今夜は記念すべき「ジモラボ!」の初回イベント。

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※フライヤーはGOOD LUCK CITYのヤマトが作成してくれました!

GOOD LUCK CITY / THE PAC / Valeines / Sound Spectrum

まだどこにも知られていない地元アーティストたちがしのぎを削ります。
僕は、いったいどうなるのか、とてもドキドキしています。笑

この記事を読んで、少しでも「いいな」と思ったら広めて下さい。
それが力になります。VARIT.にお客さんが来てくれれば、その分アーティストにも返せる!

この円環は必ず、いつかあなたの元に、新しい時代に届きます。





我こそは、と思うアーティストはまずはinfo@varit.jpまでメール下さい。
一緒に新しい時代を作りましょう。

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連絡、待ってるワン!(byミュート)

追記
反響がすごかったので補足記事を書きました。こちらもどうぞ!

あまりの猛暑でくたばりかけてたけど、ようやく落ち着いてきた(ヒマになってきたワケじゃなく、徐々に仕事になじんできた)ワン!
特に7月は神戸VARIT.が14周年の周年月間、ということもあり、たくさんのアーティストが訪れてくれて。
周年の前日22日(日)にはTHE TOMBOYSとズクナシが2マンライブを、当日の23日(月)にはThe Songbardsがワンマンライブを行ってくれたワン!

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VARIT.名物周年王将餃子。なんと69(ロック)人前!
スライムが集合してキングスライムになるような狂気を感じるワン。
僕が王将のアルバイトだったらブチ切れてるワン


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これまたお決まり、餃子の箱で14th!



それから、
24日
吉川祐樹 / イケダ / 近石涼 / みらん / MANNERS MAKETH MAN / BABY BABY / ミユキミユ
26日
Oily Tea & Waffles / ALL RIGHT STUDIO / LUM(GUEST.) / Sound Spectrum / 青に晴れる / さすらいナンバープレート / GOOD LUCK CITY
27日
THE PAC / Southward / THE☆あばんぎゃるズ / Dict. / ザ・燃え上がるズ / CROW'ED

という、地元勢のバンドを中心に周年をお祝いしてくれたワン!



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これは8月2日。十代白書☆サマーレボリューションの1シーン。
明らかに十代じゃないヤツもいるワン

質よりも量。ボケ倒すのもほどほどに、これからはもう少し有意義な情報を頻繁に更新出来たら、と思ってるワン!
今日はジャパハリネットとLOST IN TIMEのドリーム・マッチ!
素晴らしい一日とロックミュージックに乾杯、だワン!

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