日常の極上

毎日の中に“極上の瞬間”はたくさんある。
のどが笑いたくなるような美味しい瞬間。
かけがえのない元気をもらう誰かとの出会い。
そして何気ない風景の中にも…。
ふとした瞬間から生まれる「極上の日常」。

2012年02月

2/29店舗休業


本日、棚卸のため店舗休業させていただいております。

よろしくお願いいたします。

松島の吟風しぼり 24/2/25

この日は、塩釜にある阿部勘酒蔵さんで朝から松島の田んぼの米で仕込むうちの自慢のお酒「松島の吟風 純米大吟醸」のしぼりがありました。

2月25日(土)は、朝からしんしんと山のように雪が降り、すごかったです・・・電車が止まったらどうしよう・・・蔵にいけなかったらどうしようなって心配したものの、旦那様に頼みこみ、なんとか無事到着。

雪の日は、子供だけがうれしそうに遊んでます。

阿部勘さんの入口も大雪です。

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息子も蔵に何度もいくこともあり、蔵用のアンパンマンの長靴を持参でいきました。



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入口付近で米の袋を見つけ「ごはん、いっぱーい」と何度もうれしそうに米袋のまわりをくるくる歩いて(笑)

杜氏さんにも蔵のかたにも挨拶をして、さっそくもろみをみにいきました。

平塚杜氏たちが仕事をしながら、足場の掃除をしてました。
米をつかうので、水でだとべとべとが残ってしまうので、お湯で掃除してました。

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松島の吟風もろみ。

すごく上品な奥ゆかしい香がふわっとたちこめて、きつくなくて、やわらかく体のなかに入っていく感じです。

すごいいい顔してるもろみ。


平塚杜氏に聞いたら、


今年は特にこの米を作ってくれている松島のFF磯崎さんの米がよかったんだよ。と。
やはり米は大事です。


さて極上の袋しぼりがスタートです。

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もろみを酒袋に一本一本いれていきます。
このとき、下にたまったお酒がクリーミーで一番好きかもしれません。あ、売り物じゃないですが(笑)

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ぽちゃんぽちゃんとしずくが滴る音が聞こえてきます。

この音、この色、この雰囲気。


好きです。すごくこのときが。

息子もまじまじとタンクの中をのぞいていました。(眠気と闘いながら(笑)

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みんな手を真っ赤にして、冷たいのに、丁寧な仕事ぶり。

感謝しかいいようがないです。

こんなふうにうちのお酒をつくってもらって、また一年大事に売ろうと強く感じます。

これも実は職人技ですね。


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平塚杜氏がいいました。

もろみを穏やかに発酵させること。

急がせないで、もろみと相談しながら、分析もちゃんとして、ゆっくり発酵させてあげることだね。

今年はすごくいいよ。


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しぼったあとは、すぐに香がとばないように、こうしてシートで覆います。

ひと手間がお酒にしっかり味で出るんです。


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あらばしり・・・

中取り・・・
極上の鶯色です。

あの真っ白いお酒からこうして生まれる透明なお酒。

そしてしぼるタイミングで味が全然違う。

本当に日本酒って楽しいです。



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うちの息子も凝視です。

しかも香をかごうと手を動かしまくりです。

おいしそうだなと思っているのかもしれません。



みなさんのおかげで今年の松島の吟風も最高の出来です。

生酒は次号のかわら版で限定出荷です。


本当阿部勘酒蔵のみなさん、愛情こめて造ってくださってありがとうございました。

新酒祭り in 仙台駅

毎日、すごい数のご注文を頂戴しています。
かわら版を読んでくださる注文が、本当ありがたいの一言に尽きます、
感謝のみです。

さて今年の冬も、新酒祭りに参加させていただくことになりました。

〜地酒祭り in 仙台駅〜

期間 平成24年2月16日(木)〜2月29日(水)

時間 朝10時〜夜8時まで

場所 仙台駅2階 ステンドグラス前

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↑こういった仙台駅でしか手に入らない某蔵元の隠し酒もご用意しております。

本数はあまりないのでお早めに^^



それにうちの若旦那セレクトの限定セットもご用意しております。

ぜひぜひお立ち寄りくださいませ。




さて昨日はちょっとラッキーなことが。息子の病院に行くのに、最寄りの駅で新幹線「はやぶさ」を見ました。

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おもいきりときめいた瞬間でした。




萩野酒造さんへ

晴れ渡る空、息子と若旦那と三人で萩野酒造さんへいってきました。



萩野酒蔵さん。3月11日の震災のあと、ガタガタの津波の跡の残る道路を通って、大根や水、米や手袋などいっぱいもってきてくれました。

あのとき、本当にうれしくて。曜平くんの顔を見たら、ついついいつもの調子で笑ってしまいまいたっけ。すごく助けられました。

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萩野酒造さんの入口↑

でもこの蔵の古い土壁や建物もずいぶん被害にあい、全壊だった建物もありました。
入口の塀も蔵も大変でした。

でもみなさん元気そうでした。

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古いいい感じの蔵なんです。

久々に曜平くんのお父さん佐藤有一さんにお会いしました。

飄々として、なんだかゆっくりと空気が流れているお人で、すごく魅力的な社長さんです。
後姿ですみません(汗)


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蔵の中の古い扉。

実は昔からこの穴だらけの扉が、私は好きなんですよね。
内側から見える蔵の星空みたいで。
なんだか好きです。

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実は今、すごく今までにない面白いお酒を仕込んでるんです。

萩酒造さんにお願いしてマル秘プロジェクトとすすめております。

むとう屋社長がずっとやってみたかったお酒だそうで、ご縁あって曜平くんに頼むことに。



コンセプトもいえないけど、とにかく面白いことに・・

とにかくすごく表情の彩のあるお酒になっています。




これがそのもろみです。

いい面してます。

香もすごくいいんです。


すーっとした香、この香だけで食べたくなるようなそんなもろみでした。


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うちの息子ももろみの香を楽しんでいます。

いっちょ前に大人と同じことやってるんです(笑)


このお酒の変化は面白い。

曜平くんは大変だけど面白いと言ってくれてます。

成分の変化がすごいことになっていて、それが大変らしいです。

ちょっとでもアルコールが高ければ水を足したり、その変化に応じてあったかい水を足してあげたり、

手がかかるほどかわいいとよくいうものですが本当です。



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楽しみなお酒です。

一週間でもすごい変化で、いったいどんな味になるんだろうとわくわくします。

早く皆さんに飲んでほしいです。


萩野酒造さんでは、私たちが打ち合わせをしている間、うちの息子は、萩野さんのお母さんがずっと遊んでくれて・・・いっぱい散らかしてきてしまいました(汗)相当息子は楽しかったらしく、帰りは爆睡でした。


本当ありがとうございました。

日高見「感謝の手紙」

今日は松島かき祭りです。

朝からうちの若旦那とうちの子供店長、みんなで手伝いにいっています。今年で34年目になるイベントですが、だいたい雪が降るジンクスがありましたが、今日は朝から青空です。みなさんおいしくいっぱい食べてくれるといいですね^^

さて日高見醸造元、平孝酒蔵さん。

たくさん大変なことがあったけれど、いまはひたむきに酒造りを頑張ってくれています。お酒がほとんどなく、出荷規制のようなこともあり、蔵人さんは一生懸命造って、少しずつ新酒も出荷されています。

日高見さんの純米初しぼり第二弾「感謝の手紙」が入荷しました。かわら版にも掲載しています。実は年内にも出たのですが、あっという間になくなってしまい、でも今回はかわら版用にと用意してあります。

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日高見の平井社長、すっかりうちの息子と遊んでもらい・・・

たくさんの人からの応援メッセージのお手紙を見せてもらっています。

昨年、引退するはずだった吉田杜氏。今年もきてくれることになったそう。
話を聞いたら、吉田とんつあんは、酒造りが楽しくてしょーがなくてやっぱり好きなんですよね。
若手たちと一緒に頑張ってくれているそうです。


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震災で壊れた冷蔵庫のかわりに奥の敷地につくっている途中です。

とにかく工事をしながらの酒造り、本当に大変だと思います。

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日高見さんの建物の裏手のほうはゆるやかなくだり坂になっていて、じゃっかん日高見さんの建物が高台というふうになるそう。裏手は、一般家庭も全部津波で大変だったそう。

まだくっきり跡もありました。

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古い石壁の蔵の修繕が大変だそうです。

中に鉄骨を張って、セメントいれて、まだまだ大工事になるそう。


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新しくなった麹室は、若手たちはやっぱりうれしかったそうです。話によるとテンションがあがったらしいです。

麹室造りのプロフェッショナルに頼んで作った秘密兵器の部屋。杉もしっかり枯らしたものを使い、これがちゃんとなされてないと「木香」がついてしまうそう。

どうせ新しくやるなら、今以上にもっといい酒になるようにと頑張ったそう。


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中に鉄骨をはって、奥のほうで酒造り。

鉄骨をはるには床から直さないとだめで、床もきれいになっていました。

でも掃除しやすそうというか、いいかもしれない。

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屋根も石壁の間にも鉄骨。

大変そうです。


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酒母室もゆっくり冷気がまわるようにたくさん工夫がされていました。
それをどこまで話していいのかわかりませんが(笑)
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そしていたるところに手洗い場が設置されてました。

お湯もでるし、寒い蔵の中で温かいお湯がでるのは、気持ちも体も楽ですね。



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床もずいぶん斜めになっていました。

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今回の「感謝の手紙」は、最初の一本目は若者二人でがんばって仕込んだそう。
しかも工事しながらといこともあり、小さな奥の吟醸部屋での仕込み。
純米だけれど、大吟醸と同じ手間暇をかけて仕込みは、どれだけ大変だったか。




でも出来上がったお酒は、ぱあっと明るくなるような透き通った味わいでした。

香はまだもろみの雰囲気、味もあって、ほどよく酸もあってひきしまっている。
いい酒です。おなかがすくお酒です。





平井社長が「今回の震災で感じたことは、人対人なんだという強いきずなだったと」

お酒の裏張りにかかれたメッセージは、言葉にすると照れくさいことだけど、読むと心にずしんときました。


ぜひ多くの人に飲んでほしいお酒です。





乾坤一〜工事中の大沼酒蔵店


青空の広がる一月。

宮城県村田町にある乾坤一(けんこんいち)醸造元、大沼酒蔵店さんへむとう屋の若旦那と息子と三人で行ってきました。

蔵の現状と今回のかわら版掲載のお酒についてと聞きたくて。
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乾坤一さんは、実は震災の被害が大変でした。

震災後も店に若夫婦がきてくれたり、昨年末のそばの会にも参加していただきました。大変なこともさらっと話すので、そのゆるぎない何かがすごいなと思いました。

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宮城の西側の山手にある蔵は津波の被害はありませんでしたが、震度6強の地震により、土蔵造りの仕込み蔵や貯蔵蔵、麹室などにも大きな被害を。

修復工事も、古い宮城の小京都と呼ばれる村田町の風情ある町中の建物の被害も多く、順番がまわってくるのも遅かったそう。でもなんとか工事もまだ全部は終わってませんが、酒造りを始められるまでになりました。

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蔵の中の壁も修復されていました。

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麹室は、新しくなったばかりなのに、木香がしなくて、見事な造りでした。

三年枯らした杉を使い、浸透性を抑える無色の柿渋をぬってにおいをおさえたそう。


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この日、枯らし場にあった麹は「ササニシキ」。

口に含むとあとからほんのり甘みがきて、いい麹米でした。(うちの息子も一口ふくんでみました(笑))

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やぶたの機械があったところは、一部屋としてくぎられ、床も排水できるように修理されていて、すごく使いやすくなったそうです。壁は新しいけれど、古い木材の雰囲気も残して、いい感じです。水をはじく壁にして、掃除をしやすく、より清潔感がでてきました。

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まだしぼったばかりのお酒は、若々しくてなじんでないけれど、これが一週間も過ぎれば、本当不思議になじんでまろやかになっていく。

それが日本酒の面白いところです。
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蔵もまだまだ工事中です。

いったん春に酒造りが終わったら、中の荷物を全部だして、修復工事を続けるそうです。

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この日入ったばかりの酒母。

まだまだご飯の香です。

酒母室もいろいろ工夫がされていて風が直接あたらないうようにひと手間をかけていたり、お酒にとってよりよい環境がありました。

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古い江戸時代から続く蔵は、ずいぶんと被害にあったそう。

すごく雰囲気がいい場所です。

中のタンクもどうやっていれたのか不思議なくらい小さな入口だし、昔の蔵のまんまです。

タンクも倒れて、床には生生しい傷がありました。
壁も土壁をはがし、修復中。


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乾坤一さんの蔵にくると、香がすごく穏やかです。

香をぷんぷんたたせるお酒はあまりないので、米の柔らかな香、すがすがしいいい香が、落ち着いていていい感じ。

足場の工事もしたそうです。

高さをあげて下の作業をやりやすくしたり。

修復工事にあたっては、ずいぶん蔵人みんなで話して、生かされているようです。

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うちの若旦那も真剣に↑


今回のかわら版掲載のお酒。

生酒なのに、本当に冷でもうまいけれど、ぬる燗はすごくよかったです。

ほんのりまだもろみの香も。

数字が示す辛さでは表せない酒のうまみ。

お酒の味のおいしさがつまっていました。

限定出荷しますので、かわら版が届くのを待っていてくださいね。
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出荷の準備は大変です。

一本一本和紙にいれて新聞で汚れないように包装していく。

酒蔵さんのこういう出荷管理の分野というのは、やはり大事で、とても大変なところです。

一つのお酒にいろんな人が関わっています。


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大沼酒蔵の未来を担う久我さん。

うちの息子もなついていました(遊んでくれる人はすぐ見極めます(笑)

大変なときこそ、笑顔でがんばっているみなさんがすごく素晴らしかったです。


早く、みなさんにこのお酒を飲ませたいです。















ブログ復活します。

最近まで実はブログをお休みしてました。

ちょっとだけ震災後の事務処理に追われておりました。


でもちょっとだけ追いつき始めたので、さぼってしまっていたぶんを二月から取り戻すように頑張ります。


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さて今日の松島は大雪です。

久々に30センチくらい積もりました。

うちのちびっこ店長も朝から雪かきで大忙しです。

おかげさまで先月2歳になり、一緒に蔵めぐりもして、いい体験をたくさんしてます。


蔵の話もつもりに積もっておりますので、徐々に掲載しておきます。


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