梅雨ならではのこの湿度との戦い・・・暑い日々が続いております。

かわら版がようやく完成し、投函しました。今回は頑張っている自分へのご褒美的なお酒のセレクションです。中でもちょっととっておきのお酒を一本いれてしまいました。それがこれです。


勝山純蜜薫酒「元」。

これはうちのスタッフ全員が、グラスに注いだ分だけ飲み干しました。

・・・これはですね、注いだ瞬間から感動的なお酒です。


貴腐ワインの様な「日本酒」を造りたいとの蔵元の想いが、極端に仕込水が少ない造りをベースに、現代の酒造りの技術を掛け合わせて、約2年前に初めて仕込んだのが始まりだったそう。たまたまその後に全日空限定で機内サービスのドリンクとして採用されたのが、商品としての「元」のスタートです。

この四月からだったかな?初めて公の場に出荷されることになった幻のお酒なのです。


gen (3)























注いだ瞬間からこのお酒の楽しみは始まります。

グラスに注ぐと、とろりと波をたててゆらめく・・このゆらゆらと濃厚な動き。
この瞬間から密度の濃さを物語っています。

香りがつんつんと広がる香ではなく、ずっと鼻を近づけていたくなるようななんとも透き通った華やかな香り。

口に含むと甘みと一緒に広がって、口の中でもふわりと溶け込み、甘さでさっと消えていく。


・・・・・・・・・・・・・・・・このお酒は違う。


うちのスタッフ全員が同じことを言いました。

ただの甘いお酒じゃない。


うまくいえないけれど、深い深い甘さ。


・・・・・・・・・・・・・・・なんておいしい!!!


gen (1)
























これはですね、普通の日本酒ではありません。

あまりにも前例のない独自の製法なので、まずは恐怖感との戦いになったそう。
そして醪の制御。そして蔵人への何倍もの苦労をかけたこと。

私も過去に「元禄」という極端に水の少ない仕込みの体験にいきましたが、仕込みの時の櫂入れのさい、タンクの中のもろみを混ぜる道具である櫂が、お米が重くて、腕が痛くなるほど大変なのです。最初はうれしくて会話もありましたが、まずは黙々・・・無言になりました。あれはとても大変でした。だからあの作業を続ける蔵人の根気に心を打たれたのを覚えています。



とにかくこのお酒はただものじゃないのです。

確かに値段だけ見てしまうと、普段はこんな立派なお酒飲めないなと思う方もいるかもしれません。

でもこの甘さは違う。

一生に一度は飲みたい。


そんなお酒です。