MUY自然日記

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2017年8月19日(土)
アルビレックス新潟 vs ベガルタ仙台
デンカビッグスワンスタジアム(21,011人)

楽しかったポイント:神様のイタズラを呼び込んだ

 楽しかったポイントを挙げるはずなのに、最初から難しい試合だな!

 というのも、仙台は前半まったくいいところがありませんでした。
 守備がザルで一歩崩れると0-7で負けることがある代わり、パスをうまく回せば現在上位のセレッソ大阪や横浜F・マリノスをも翻弄できるのが今年の仙台。呂比須ワグナー監督率いる新潟はそんな仙台の選手を全力ダッシュで追い詰めてきやがりました。
 仙台のキモはディフェンダーがボールを蹴り出し、最前線に立つ石原直樹が神がかったボールキープで味方の攻撃参加を待つところなんですけど、いやあ石原直樹はごついふたりに封じらるし守備陣は追い回されてあわてるしダメダメです。パスを回そうにもボール全部取られちゃどうしようもない。
 シュート雨あられ浴びせてくる新潟が24分に先制したのも当然の流れでした。

 Jリーグ公式の集計だと、シュートは前半新潟6本で仙台0本。
 放映権を持つDAZNの集計だと、シュートは前半新潟12本で仙台2本。

 集計差ありすぎだろうに。
 内容的に新潟圧倒的というのはわかります。

 80分までは先制した新潟が勝って当然の展開。なのに終わってみれば勝っていたのは仙台でした。しかも1点目・2点目どちらも新潟の選手にボールが当たって仙台のゴールになるという、新潟にとっちゃ不幸そのもの。
 1点目はキーパー大谷のパンチングが駆け込んできた石原のほうに飛んできて、2点目は三田のミドルシュートが本日頑張ってた富澤清太郎(と思われる)に当たって大谷の逆へイン。サッカーの神様は大変残酷です。



 まあ、ここに至るまでに布石はいろいろありまして。
 今年のアルビレックス新潟はJ1で最も失点が多いんですけど、そのうちの半分以上(45失点中23失点)は61分以降に決められてるんですね。逆にベガルタ仙台は75分以降の得点がJ1で最も多い(12点)。その上、新潟は75分以降のゴールが今年ゼロ。前半がんばるぶん、後半バテバテです。
 後半は仙台が攻めまくって新潟が守りっぱなしだった上、さっき書いたように今年の仙台はパスで相手を揺さぶる方針なので、なおさら新潟の疲労がたまるたまる。仙台は守備が甘いためカウンターを仕掛けられてたら危なかったんですけど、それもほとんどなかったので守備陣は守りっぱなし。そりゃ疲れる。
 しかも、仙台がでかくて速いブラジル人のクリスランを投入したことで呂比須ワグナー監督が動揺したのも効きました。小柄なディフェンダーの堀米をひっこめて、クリスランに貼りつかせようと背のでかいソン・ジュフンを投入したのですが、まあクリスランが電波な動きでソン・ジュフンから離れていってクロスを上げ、わりと小柄な石原が飛び込んでくるとは皮肉も皮肉。

 幸運な得点ではありましたけど、そこに至る布石はきっちり敷かれてたように思います。
 次は内容のおもしろい試合を頼む。

 あ、早々に下げられた仙台の右サイド・古林将太におかれましてはきもちあふれる上下動と思い切りの良いクロスが魅力なのですけど、もうちょっとクロス以外の選択肢も磨いてほしいところです。前半は古林と平岡のいる右のほうから攻められまくって生きた心地がしませんでした。

 次回は8/26(土)札幌戦だ!
 行くつもりだったのに宿満員で諦めたわ!

 サッカー好きな友人でも、話していると何を「楽しい」と思うかびっくりするほど違ってまして。

 今年のベガルタ仙台はますます楽しくなっている、と自分は思うのですが、そうでない人もいる。そりゃそうだ。数千人数万人も人がいて価値観ひとつになってるほうがキモいです。
 しかし「勝つサッカーが楽しいサッカー」という話になるとミもフタもない。すべての負け試合がムダということになってしまうじゃないか。自分はたとえ実写版ドラゴンボールであっても払ったお金のぶんは楽しみたいタチなのです。

 というわけで、試合のどこが楽しかったかレビューを書いていこうと思います。
 つい3日前に見た新潟戦からスタートだ! 最後の更新が2年前の新潟戦だったので、これも何かの縁だ!

 ショアッ!!(かけ声)

 今年の仙台、スローガンは堅守賢攻です。

 11試合15得点18失点15位。
 リーグ4位タイの得点数と、2位タイの失点数。

 うん、堅守だ。
 壊れた盾でぶん殴る捨守猛攻サッカーに見えますが気のせいです。

 さて、勝ち点同数で並ぶ17位・新潟との対戦です。
 アウェイで1年以上勝ちなし、新潟とは3年間引き分けすらなく全敗中ですが、「流れはいいのになぜか勝てない」「降格圏ギリギリ」チーム同士の試合で負けるわけにはいきません。

 この日も仙台の守備の危なっかしさは変わらず、右サイドバックの蜂須賀と、左サイドバック石川直樹の裏を徹底的に狙われます。特に石川は右からクロスを上げられそうになると中にしぼるため、左から上がってきた相手を離してしまうことがしばしば。
 オフサイドトラップをかけそこね、バックライン全員手を上げながら後ろに走るシーンもあるなど「人がいるだけ」ってシーンが散見されました。
 無失点にも関わらずサッカーダイジェストの採点で守備陣が軒並み及第点の「6」なのは、そういうことでしょう。

 が。
 新潟のシュート、ありがたいことになぜか枠に行かない。クロスを放り込んでもなぜか合わない。主軸のレオ&ラファエルシルバ不在のせいか、降格圏に入った恐怖感か、プレーがところどころぎこちない。
 前半11分に仙台GK六反勇治のフィードを小林裕紀がクリアミスしたのも、そのひとつと言えるでしょう。高く弾んだボールを競り合いに強い金園英学が絶妙な位置に落とし、するっと入り込んだ奥埜博亮が押し込んで仙台先制。新ミスターベガルタ候補ええぞええぞ。

 この後けっこう攻め込まれたので、もし失点していたらいつも通りの鬼門ビッグスワン劇場になっていた可能性もありますが、なんとか危機をやり過ごします。逆にリャンのFKは枠を捉えるし、この日すごく笑顔が素敵なウイルソンの独走もあるし、選手が全体的にのびのびプレーできています。
 特にボランチの凸凹トミンテコンビ(168cmの富田晋伍&187cmの金眠泰)が前節に続きキレキレのプレーを見せており、奥埜やリャン、ウイルソンの動きを引き出しているため中盤から前で持つとずいぶん余裕が生まれます。

 後半になって新潟の攻撃が散発的になり、仙台は攻めるが決めきれない、そんな展開が20分ほど続いたところで、こぼれ球を奥埜が拾う。新潟守備陣、お見合い気味になって誰も詰めなかったところを奥埜が左足でえいやっと蹴ったところ、キーパーも見送るしかないワンダーな軌道を描いて遠い側のネットに突き刺さりました。

 ( ゚д゚)ポカーン

 ( Д ) ゚ ゚ ポーン

 ( Д ) ....。。コロコロ

 前節のリャンのゴールには大絶叫しましたが、今回はスーパーゴールすぎて何が起こったのかわからず、喜ぶまで2分ほどかかりました。これは今節のベストゴールノミネート間違いなしや…。(実際にノミネートされました)
 新潟としてみればどうしようもない失点ですが、もっと寄せていればあんなワンダーな軌道にならなかったかもしれません。
 まさか2試合連続でベストゴール候補に入るような攻撃偏重チームになるとは思いもよりませんでした。

 さらに10分後、ウイルソンのパスを新潟の選手がカットしたらミンテへの高速スルーパスになってしまい、守田達弥の脇下をぶち抜くきれいな一閃で新潟の反撃の気勢を折り、勝負あり。
 代表候補に選ばれた六反が意識の高いボールコントロールで危うく奪われかけたり、ハッスルして茂木をどやし「味方への非紳士的行為」でイエローもらう珍事もありましたが、この日もフィードキックでチャンスを演出してくれて頼りになりました。
 最後のハモンロペスの独走も六反からでしたが、1対1でキーパー守田の股下抜きを試みて止められ終了。普通に蹴っておけばよかったような気もしますが、ご愛嬌で済んでよかった。

 それにしてもミンテは掘り出し物です。高さがあって攻撃参加できて、パススピードも速い。リャンや奥埜の攻撃が活性化し、富田が奪取に専念できるようになり、守備では相手のハイボールを跳ね返せる。
 怪我で出遅れていましたが、実にいいタイミングでのスタメン奪取となりました。采配にはまだまだ甘さも見られるナベさんですが、新戦力の起用タイミングは外さない印象があります。

 勝ち点は13、降格圏との差はわずか1ゲームぶん。まだまだ「危険が危ない」状況ですが、18得点18失点で得失点差をゼロに戻しました。攻撃に自信を持てるのはよいことなので、あとはザルな守備をどう引き締めていくか。
 次節はバレーを擁する甲府と対戦します。リャンの欠場は決まりなので、スタメンに技術のある野沢を入れるのか、運動量を重視して茂木を入れるのか、はたまた菅井など別の選手か、楽しみなところです。

ブランク空きすぎて自分でも書き方を忘れ気味ですが、まずは反省から始めます。

2014年の主なできごとと、2015年の目標について。

・就職
まさかの前職に復帰です。SNSでうかつに仕事の悪口とか書かなくてよかった。

・うまい酒開拓
・サッカー遠征範囲拡大
再就職で収入が増えたこともあり、酒とサッカーに出せるお金が増えました。今年は松本と清水への遠征を目標にします。

・スペインのWeb雑誌に記事投稿
ベガルタ仙台と震災について。無料なのでギャラも何もありませんが、結構な評価を得たようです。今年のベガルタ仙台は選手が大量に抜けてかなりやばい状況ですが、改革の時ということでもあります。
新生仙台について、また記事を1本書きたいですね。

・ホビット2作品観た
第3部のレビュー書かなくては…。あれは少し期待と違っていました。

・メタルマックスシリーズが面白かった
1-3をプレイしました。ちょっと前のゲームですが、戦車で荒野を突き進むRPGというのは非常に新鮮でおもしろかったです。

あとはTwitterでの書き込みばかりになっているので、横着せずブログを更新したいものです。
今年もよろしくお願いします。

 たとえ根拠がゼロでも、相性というのは存在します。

 あ、血液型とか星座とかじゃなくて、サッカーの対戦成績の話です。
 苦手意識で動きが鈍るのか、芝や気候のせいなのか、超常的なパワーのせいかは知りませんけど、勝てないスタジアムではとことん勝てないものなんです。名古屋グランパスがカシマスタジアムで勝つまで15年かかった…というのは有名な話で、ここまで来ると占いじゃなくデータの一環に入るでしょう。ベガルタ仙台の場合だと、FC東京戦の記事で書いた味スタの鬼門っぷりがいい例です。

 というわけで、自分がPC前で絶叫したのもしかたないことなんです。
 8/16の19時、ユアスタ。実に1年半ぶりとなるホームゲーム、夏休み中で集客も期待できるのに、相手は天敵中の天敵「清水エスパルス」。仙台がJ1に復帰した2010年以降のリーグ戦では、リーグ戦9試合1分8敗! カップ戦を加えても1勝1分9敗! しかも清水に負けた後は連敗する!
 まだ勝ち試合を観たことない東京住まいの友人を呼ぶというのに、あんまりだ。この日程を変えたい。

 ジンクスにはジンクスで対向です。自分がユアスタで観戦した試合は8戦無敗。しかも毎回ゴールが決まってる。この感じなら清水にも勝てるかもしれない。根拠はない。
 まずは試合前に「笑笑(わらわら)仙台駅前店」で景気付け。普通のチェーン店ですが、15時開店に加えてベガルタ仙台を応援する宮城限定ドリンクがあるのが強み。

2014-08-16-15-12-36 ビール「キリン一番搾り」に、りんごリキュールを20ml入れたビアカクテル「ベガルタゴールド」です。エンブレムの描かれた専用グラスで飲めて、「あなたの一杯がベガルタの一番につながる」とのこと。今日はゴールをなかなか決めない武藤の1トップということでますますゴールが遠く感じますけど、3杯飲めば1点くらいはそろそろ決めてくれるはず。

 スタメンはセンターバック上本大海が満を持して復帰。負傷したFW赤嶺真吾の代わりに野沢拓也がホーム初出場初スタメン、シュート以外で魅せてくれる武藤は1トップに入りました。1トップというとアーノルド監督時代のトラウマが蘇るんですけど、今日はこの布陣がハマるハマる。

 変態トラップとパスを繰り出す野沢。
 やたらシュートが枠に飛ぶ武藤。
 バックラインを押し上げる上本。
 涼しくなって元気を取り戻す選手達。

 かけっこと威嚇射撃担当だった武藤が、左足の豪快ミドルシュートと右足ループシュート(本人いわく「まぐれっぽい」)で前半2ゴール。「あれ、本当に武藤か…?」関東組の友人がぼそっと一言。
 しかも久々にラインの高い、攻撃的な仙台でした。足が速くて1対1の強い上本が入ると、抜かれても追いつけるからか最終ラインはぐぐっと高くなるんです。ラインが高ければ奪取位置も高くなり、カウンターが切れ味を増す。前半あの清水にほとんどチャンスを作らせていないし、こりゃあ上本と野沢だけで何人分の補強になったかわかりません。

 が、上本の悪い面である粗さも発動。前半終了間際にはファウルでフリーキックを与えて失点、後半開始直後にはPKを与えてあっという間に同点。フリーキックはコースがすごかったし、PKはノヴァコヴィッチがうまく倒れた感じもするけど、引っ張ってたようだから仕方ない。イエローカード1枚で済んで助かりました。
 ハーフタイムに近所で花火大会が始まり、後半途中までどっかんどっかんめでたい雰囲気だったから観客・選手ともに気が散ったかもしれません。

2014-08-16-20-00-32 とはいえ、負ける気はしません。概してJ1では全得点の25%〜30%が後半30分以降に決まります(ソースはこちら https://data.j-league.or.jp/SFTD06/ )。さらに後半のユアスタは仙台サポーターの目の前で攻撃が展開される高揚感と、音響の良さによる相乗効果で「仙台レッツゴー」コールがものすごい迫力になります。その勢いか後半32分、途中出場したウイルソンの得たFKをリャンが蹴って、左SB石川直樹がすらしたところに走りこんでいたCB鎌田次郎が膝に当てて勝ち越し弾。菅井もPKを獲得するなど、ディフェンス陣全員が見せ場を作った試合になりました。

 これでウイルソンがPKを決めていれば手放しで喜べたんですが、清水GK櫛引政敏にあっさり止められてしまいました。青森山田高で柴崎岳(鹿島)と一緒に出場してPK3本ストップした強者だそうで、なんで清水はあんないいキーパーを毎年揃えられるんでしょうか(そしてなぜ毎年放出するんでしょうか)。櫛引とは2年連続での対戦ですが、2010年は西部洋平、2011年は碓井健平、2012年は林彰洋に止められた苦い思い出があります。

 ともあれ、清水に勝てないというジンクスを覆し、派手な打ち合いの末に6戦ぶりの勝利。上本が失点モノのファウルを抑えて、ウイルソンが5月以来のゴールを決めてくれたらなおいいですね。

 最後に、ジンクスの話には続きがあります。
 ベガルタ仙台は清水エスパルスに負けるとその後も連敗するのですが、清水は清水で「仙台に勝った後は連敗する」という奇妙な法則があるんだそうです。しかし8/20(水)の天皇杯では札幌に勝ったとのこと。
 そうか。仙台が勝てば「清水の呪い」による連敗はないし、清水も「仙台の呪い」で連敗しない。つまり来年以降ずっと仙台勝利でみんなニコニコです! やったねパルちゃん!

 勝沼のワイン。
 小作のほうとう。
 どこにでも現れる武田信玄。

 いやあ、甲府遠征は楽しい。え、サッカー?

2014-08-09-12-13-56
建前:
 ふだん行けない観光地、珍しい名物料理(飲める人は酒も)、見慣れないスタジアム、土地の人々。アウェイ観戦の楽しみはスポーツ以外にもたくさんあります。

本音:
試合内容も結果も乏しいと必然的に飲み食いがメインになります。

新宿駅から甲府までは中央本線で2時間半。ちょっと長く感じますが、東京からナイター観戦に行ってもギリギリ日帰りできます。何より、途中には酒飲みを惹きつけてやまないステキな駅があります。

「勝沼ぶどう郷」
 駅から徒歩20分(タクシーなら5分)のワイナリー付き宿泊施設「ぶどうの丘温泉」に行けば、赤・白・ロゼ・ポルトワインといった勝沼のワイン200銘柄が1100円で1日飲み放題です。ワインセラー内はおつまみ持ち込み禁止なのが難点ですけど、何度でも出入りできるので「温泉→軽食→ワイン→寝る→温泉(以下エンドレス)」というダメ人間サイクルを延々繰り返すこともできます。
白ワインは入口近くから辛口・やや辛口・熟成・やや甘口・甘口の順に置かれています。マスカットやナイアガラを使った甘口ワインがジュースのように飲みやすく、お酒デビューする人にはよさそう。どぶろく風のうすにごりワインも食前酒にできそうで絶品。辛口ワインは爽快な味わいで、食中酒として生きそうです。
2014-08-09-11-38-43 赤ワインはライトボディ・ミディアムボディ・フルボディ・フランス産ぶどうの順に並んでいます。赤ワインは「ベーリーA」という品種が多く、渋みが特徴なので単体ではそう飲めず、ワインの味を引き立てるチーズやベーコンが欲しくなります。欧米でよく使われるシラーズやピノ・ノワールから作られたワインは安定の味わいで飲みやすいんですが、2000〜3000円と割高。これならチリワインを買うかな。

「一番うまいワインは、そこらのぶどう農家で瓶詰めして路端で売ってるやつだよ」
 甲府住まいの友達のツイートを、たまたま帰り道にあったぶどう農家で体感しました。後でググったらウェブサイトが結構おしゃれ。
http://budoubatake.net/items.html
 500mlという量に惹かれ、スタジアムのお供にデラウェアで作られたスパークリングワインを購入。常温でも十分いけます。

 甲府到着後は有名店「小作」で山梨名物のほうとう。最低1300円からと値は張りますが、思ってたよりでかい鉄鍋に入っているので複数人でシェアしてもよさそうです。
2014-08-09-14-31-29
 かつて武田信玄の本拠地・躑躅ヶ崎館があった武田神社と、後世に建てられた甲府城にも登り、怪しい宗教勧誘のおじさんに話しかけられながらも甲府を満喫した1日でした。

 なおサッカーは生観戦3試合連続で雨に降られて無得点、というしょっぱい出来でした。前半は失点する予感ゼロだった代わりに得点できる気もしませんでした。後半、甲府は阿部拓馬を下げて、ラーメン大好きベテラン盛田剛平を投入。いつの間にドイツのアーレンから帰国していたんだ阿部。
 FW赤嶺真吾が負傷してますます攻め手がなくなるかと思いきや、代わりに入った柳沢敦が円熟のポストプレーでチャンスを作る作る。枠内シュートもバンバン打つ。特に終了間際の一発はバーに当たって入ったと思ったんですが残念。甲府GK荻晃太の奮戦もあって最後まで決めきれませんでした。
 まあ、仙台もGK関憲太郎の跳躍とクロスバーのおかげでギリギリ助かったシーンがあったのでお互い様。

「ベガルタ、いいチームだなあ」
 甲府駅で話しかけてきた甲府ユニのおじさんは、仙台をヨイショしてくれるいい人でした。エヘヘ。
「でも、お互い下位らしい試合だったなあ…」
 痛い一言。確かにロングボールを放り込んで一発に期待するあの光景はJ2時代によく見た光景です。ワインとほうとうはおいしかったので、そろそろ好天と好結果が見たいものです。

2014-07-27-18-01-42 2013年まで味スタで開催された対FC東京戦、7戦0勝1分6敗。
「味の素スタジアムなんてこの世から消え去ればいいのだ…」
 何度空を仰ぎながらうそぶいたことでしょうか。

 このスタジアムを嫌いなわけがありません。ここがなければアテネ五輪代表に入れ込むことも、Jリーグにハマり込むこともなかった大恩ある競技場です。ヴェルディやFC東京には好きな選手も多いのです。相馬崇人に小林大悟、今野泰幸や平山相太、赤嶺真吾に鼻くそ王子、フッキやディエゴやソータ・ヒマラヤ。

 自分の平山に対する偏愛はさておき、FC東京と対戦する時の味スタにはいい思い出がありません。対ヴェルディ戦@味スタでの5戦1勝2分2敗、対レッズ@埼スタでの8戦4分4敗、対川崎@等々力競技場での12戦1勝1分10敗など相性の悪い関東クラブは多々あっても、最近の味スタほどトラウマを植え付けてくれた会場はあまりありません。

 連続で仙台ネットを揺らすボール。
 お寒い動きの仙台イレブン。
 試合後にわき起こる仙台サポーターのブーイング。
 2012年夏のナビスコで0-2、2012年リーグ最終節で2-6、2013年リーグ最終節で0-2。
 もう味スタでのトラウマはおなかいっぱいです。今年こそ勝ちます。前節で名古屋相手にプロ初ゴールを決めた若手左サイドバックの二見がなんとかしてくれるはず。

 おう、平山の高く美しいヘディングで失点。
 おおう、平山のアシストから元ヴェルディの河野に決められ失点。
 うわあい、高秀先生のビューティフルロングシュートまで。

 前半早々0-3。期待の二見はいいとこなし、後に出てきた鈴木規郎のほうがよっぽど躍動する始末。ブーイングは基本しないのが信条ですけど、周囲のブーイングもやむを得ないですね。

かくして負の記録が伸びました。試合前にビールを飲み交わして別れたFC東京サポーターの友人と試合後にばったり出くわし「お疲れしゃっす!(満面の笑み)」とドヤ顔されるし、柏戦に続いて天気は悪いし、散々でした。
 数少ない収穫としては、度重なる怪我を乗り越えベンチに入ったDF上本大海がサポーターへ挨拶しながら「次は任せろ」とばかりに胸のエンブレムを叩いていたこと。もうひとつは、飛田給駅南口にけっこうおいしい飲み屋を見つけたこと。岩牡蠣で傷を癒やすしかないのだ。

 お待たせしました。4月にレビュー再開して、ようやく完結です。
昔から今に至るまで、アトラス作品は一貫して「大きな力に依存する危険性」を訴えてきたわけで、初期はそれがセム系の唯一神だったのですが、今作はそれが多様になったなあ、と思います。
ルートの分け方には安易さも感じられなくはないのですが、その感想は最後に。ま


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理想のサッカーとは何か? なんて理屈は燃えないゴミの日に出しとけと思ってます。

自分にも好きなサッカーのスタイルはあります。でも、うまくても環境に左右されるヤワなスタイルより、見栄えが悪くても何かやってくれそうなファイティングポーズのほうがいいですね。

雷雨により試合開始が1時間延びた、日立柏での試合の感想です。屋根がほとんどない以外は日本最高のスタジアムなんですけどねえ。一時的に屋根あり席へ避難させてくれた係員さんナイスでした。

さて、試合。後半を観れば、柏のほうがサッカーずっと上手かった。終始回されていたし、工藤のタメをいかして蹴った橋本のシュートとか入ったと思いました。

でも、前半の田んぼみたいなピッチで地面にボールをつけず蹴るぶんには仙台のほうが慣れてました。サッカーというより蹴鞠。もしくはビーチサッカー。しかも満ち潮状態。

雨が止み、ピッチが水田からサッカー場に変わった後半も然り。仙台は攻撃の要である梁勇基とウイルソンが不在、サイドバックの鈴木規郎をFWにするスクランブル体制でした。柏も近藤不在、TJは移籍と不運ですが、それでも分厚い分厚い。
それでも「ゴール前で体を張ってればなんとかなる」とばかりにブロックブロックまたブロック。菅井が角田が鎌田が
石川が止め続け、運良く奪えたら富田が運び、太田が走る。

いつも1点を争う戦いになる柏相手に、前線不在でも0-0ドローに持ち込む戦い方、華はありませんがこれも渋いサッカーの形じゃないかと思います。

ブラジルがドイツに惨殺される予想外の展開に眠気が一瞬で吹き飛びました。
ブラジル人って日本人とは別の遺伝子を持ってる宇宙生物だと思ってましたが、プレッシャーと想定外のパニックに見舞われたら大混乱するのはやはり人の子ですね。
しかしいくら連携の練れたドイツ相手とはいえ、ブラジルが1-7で粉砕される光景を見られるとは、やっぱサッカーは何が起こるか分からず楽しいです。

頭使ってよく走って蹴りこめば何が起こるかわからないというのはフットサルでも感じています。
月イチペースで友人のチームや会社のフットサルに参加してるのですが、我ながら意外にも6回で計13ゴールを決めています。
ヘタレ素人の悲しさでパワーはないし、足技は悲しくなるくらいにへっぽこですが、シュートを枠内に蹴りまくっていれば何かしら起きることがありますし、定期的にやってるとポジションや動きもなんとなくわかってきます。
逆に自分のビジョンの狭さを痛感して、観る時に「ぬお、この選手のこと下手下手言ってたけどよく遠く見てるんだな、やっぱすげえ」なんていう新たな視点が出てきます。

生観戦でも新たな楽しみが生まれています。
手倉森誠監督の勇退により波乱の道を歩み始めたベガルタ仙台、そして応援の雰囲気が男子と全く違うベガルタレディース。
前者には若いイケメン監督による船出の楽しみがあり、後者には「批判やイチャモンより前向きな声出しをする」といういわば応援の原点があります。

まだまだサッカーの楽しみ方は広がりそうです。

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