■ファーストインプレ
 俺、最初に書いておくと、ボタン類を外装デザインに合わせて変な形状で実装するのって嫌いなんだよね。エクソペリアみたいな最小限でも嫌い。
 でもZR10はまあ、それほど、まあ、嫌味には感じなかった。懸念してた安っぽさもそれほど気にならなかった。
 ボタン含めて凹凸を作らないようにしたんだなと分かるデザインと、実現されているアセンブリ精度はむしろ好印象。

 気になったのはボディの周囲に散逸しているボタンのレイアウト面。AUTOボタンがあるので右手だけじゃ操作が完結しない。
 AUTOボタンなんかはおそらく、「いろいろいじってもここを押せば基本のモードに復帰するよ」っていうメカオンチ向けの思想に基づいて設けられているんだろうけど、AUTOボタンで標準撮影(プログラム)モードに戻れる(二度押しでプレミアムオートにもできる)のはいいとして、一度AUTOを押してしまうとHSボタン側の選択項目がリセットされてしまった。モードメモリで保持されるようになるかと思ったけど、昨日操作したときにはメモリをオンにしても変わらなかった。これは標準/プレミアムオート/HDRモードを行き来したい真辺的には使いづらい。
 昨日の試用では他にもモードメモリのオンオフとカメラの動作が一致しない点があれこれあって訳が分からなかったので、そこらを正しい手順を押さえて動作をきちんと理解したい。
 だから本当ならマニュアルを精読するのが一番手っ取り早いんだが、カシオェ…。PDFに変換するか、もともとPDFで作ってるのをアップロードするだけじゃんか。そんなの発売日に合わせてやれよ仮にも大企業のくせに。

 HS(ハイスピードショット)系とBS(ベストショット=他社製品で言えばシーンモード)系が分かれているのは仕様的には理解できるけど、たとえばHDRモード(HS系)でSETボタンを押すと出てくるメニューの一番下になぜか「BS」があって、そこを選ぶと(当然ながら)BS系のモードに切り替わってしまう。え?なんで?と当惑する俺。って、ここの下り書いてて気づいたけど、BS系はハードウェアショートカットがないからメニューから選択するしかないんだな。めっさ統一感ねぇ…。
 プログラムとプレミアムオートは 左手で 背面向かって左上の「AUTO」ボタン、HS系メニューは 右手で 同じく右上の「HS」ボタン、BS系メニューは各モードで SETボタンからの ソフトウェアメニュー選択、で、HSボタン だけ はボタンにハードウェアインジケータ(LED)が付いてる(製品の売りアピールってこと?)。
 …美しくねぇ…何この「不統一感」。
 まあ実用的には、真辺的にはHS系はおそらく多用するけどBSはめったに使わないから、この仕様でも悪影響は少ないとは思いますがね。

 文句タラタラやねw
 それでも俺は白飛び黒潰れがもうイヤなんじゃよ〜HDRで撮りたいんじゃよ〜。

■今日以降確認すべきこと
・静止画クオリティ
・FHD動画クオリティ
・動画撮影中のズーム、AF動作
・左右キーカスタマイズに自分に合う設定があるか、カスタム左右キーとMF操作のインターフェースの干渉はどう処理されているか
・モードメモリが昨日いじった段階ではカメラの動作と一致しなかったので、再度順を追って操作してみて設定項目と動作を理解する

 そうそう、モードメモリでセルフタイマー設定を保持できるか選べるから、三脚撮影なんかで常にセルフタイマーONにしておきたいときにZR10ならモードメモリを「入」にするだけでOK。これはパナ機より完全に優れている。20101201訂正:モードメモリを入れるまでもなく動作中ホールドの仕様でした。
 ひょっとしたらパナ機がセルフタイマーを保持にできないのは、ここらへんが特許や実用新案で固められているからなんだろうか?

 MFはできるけど拡大領域は中央部分のみで領域の移動はできないので、実用度はそんなに高くない。ZR10では無限遠や追尾AFの使用が多くなりそう。

追記:
 下記コンテンツのFH100の画像を見ると、画像処理面では同等以上だろうからZR10でも期待できる。つか、FH100ってレンズからまじめに作ってるよねコレ。レンズの結像が安定しているから合成処理の破綻も少ないのが見てとれる。
 逆にCX3とかは悪いけど「…」って気分になる。ZR10との比較対象としてCX4ってどうなのって思ってたんだけどねえ。3→4でそんな劇的に改善してるとは思えないしね。
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