2018年05月24日

「解任劇が趣味」のトランプは

        「解任劇が趣味」のトランプは

           
     ムラーを解任したがっているのは明らかだ

            政治的・法律的な壁は高いが、強行策に出る可能性大・・。キャプチャ

 

  どんなに偉大な創作作家でも、トランプ時代に生きる不条理に匹敵する虚構を創作することは難しいだろう。

私はトランプ政権に附いて文章を書くとき、可能な限り締め切りギリギリまで書かない。

何せ、法制度に拘らない個人商店の気ままな店主の思考回路は読づらいからだ。

 

SMS、ツイッターでのつぶやきやスタッフの解任、非常識な記者会見によって、政治状況が一変する可能性が常にありえるからだ。なかでも先月は、特に目まぐるしい1月間だった。中国との貿易戦争、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)の解任発表、ハイテン前副大統領に対し、ツイッターで「ぶちのめす」と脅し、ロシア疑惑を担当するトランプ弁護団の筆頭弁護士ジョンーダウドの辞任・北朝鮮との対話ばなし等々彼には国家機密成る観念はなく偏に自己保身のみが最優先個人主義者だから。

 全て私か国際線の旅客機に乗っていた間の出来事だ。トランプ時代には、2時間ニュースに触れていないだけで変化に付いていけなくなる。

 ダウトは1月間前、記者に送った電子メールでロシア疑惑の調査の完全な終了を主張したばかりだった。その数日後に辞任した理由は、ムラー特別検察官に対する「ツイード攻撃」を控えるようにという助言を大統領が拒否したからだ。

対決姿勢を強めるトランプは3月18日、ついにツイッターでムラーを名指しで非難した。

「なぜムラーのチームには強硬な民主党員が13人もいるのか?その一部は邪悪なヒラリーの有力支援者で、共和党員はゼロ…」でも公正と言えるのか・・・?

トランプ陣営(現在陣営と言える組織隊が有ればの話だが)ムラーの捜査は「完全な魔女狩り」だと言いたいらしい。

政治を守る立法措置には及び腰だし、政府そのもの組織体制さえ未だ半分ほどの人事しか決められていない現状の中・・・本当に政府政治・行政府などと言える状況ではない。

同党の重鎮リンゼー・グラム上院議員は、「特別検察官保護法」のアイデアを披露した。

特別検察官の解任権限を持つ司法長官または副長官が実際に解任手続に入る際には、複数の連邦判事で構成される委員会の審査を義務付けるというものだ。

ムラーの捜査チームはフェアでプロフェッショナルとの評判だが……だが、共和党上下両院のりリダーであるマコネル上院院内総務ライアン下院議長は、口ではムラー支持を粕える一方、この法案の審議は拒否した。

 
   トランプは昨年6月にもムラーを解任しようとしたことがある。


このまま行けば特別検察官の解任は避けられないような空気だが、実際には(不可能では

ないが)かなり難しい。

 ムラー・は在任期間が治評論家の間では、「解任好き」 最も長いFBI長官経験者の一人は、トランプがムラーについて、これほど長く公職にあり続けた人物に対し解任準備を進めているとの観測から、一層、ムラ―の誠実な人柄を大衆は感じ始めた。

立ちはだかる訴訟の壁与党・共和党にはムラーを擁護する声が多いが、大半の議員は短気な大統領から特別検察官制度など理解せていない極めてまれな人物だと。

 トランプとその周辺を除けば、ムラーの捜査チームと接触した人々はフェアでプロフェッショナルな仕事ぶりだったと口をそろえる。

トランプが本気でムラーを解任したければ、政治的な泥仕合に持ち込む覚悟が必要だ。

 特別検察官の解任権限を持つロッドーローゼンスタイン司法副長官と、副長官不在時に権限を代行する複数の司法省高官の更迭も必要になりそうだ(セッションズ司法長官は大統領選中のロシア側との接触が判明したため、この件に関与できない)。

 もしトランプが司法省の「大掃除」に乗り出す決意を固めた場合でも、今度は訴訟リスクに直面する公算が大きい。セスーワックスマン元訟務長官は。トランプがムラーを解任すれば、行政手続法に基づく「職務怠慢」の証拠がない不当解雇として訴えられるだろうと指摘する。その場合、裁判所の判断が出るまで解雇を無効とする仮差止命令が出る可能性が高いという。

 トランプがムラーを解任したがっているのは明らかだが、今はそれを阻む政治的・法律的な壁が存在する。それでも、ポルノ女優や男性誌プレイボーイの元モデルとの不倫問題が訴訟沙汰に発展するなど、トランプの周囲の状況拉騒がしさを増す一方だ。大統領がどれほど「ダークな」手に訴えるか、現時点では予測し難い。

何せ、昨年には事もあろうにイタリアでローマ法王に対し辞任に追い込もうと工作を目論んだアメリカ初の大統領である。                            US ワシントン発

 

 




Posted by mwl_rabita at 10:40│Comments(0)

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