忘年会や週末のゴルフなど、なかなか更新できずにいました。
年末年始は旅行に出かけるため、更新が難しいかもしれませんが出来る限り更新していければと思います。
年末年始は旅行に出かけるため、更新が難しいかもしれませんが出来る限り更新していければと思います。
今回は、インドネシアでの残業手当に関して書いてみたいと思います。
インドネシアでは、基本的に従業員が残業する事を嫌います。
プライベートはプライベートで分けたいため、就業時間が近づいてきたらそわそわし始めます。
日本人の意識とはやや違い、家族や友達と過ごす時間を優先するため、基本は残業せずに帰宅します。
しかし一部は残業代のために残業をしようとする人もいます。
忙しいときは仕方がないですが、比較的手が空いているときには早く切り上げてもらうように日頃から習慣を付けさせておかなければなりません。
ちなみに、現地採用で残業代を受け取っている人はほとんど聞いたことがありません。
そこは入社時の交渉次第かと思います。
インドネシアでの残業代は、ほっておくとバカにならない費用となります。
以下は、インドネシアの賃金に関してわかり易くまとまっているサイトです。
http://www.kuno-cpa.co.jp/tcf/indonesia/information-labor.html
※東京コンサルティングファームさんです。
http://www.kuno-cpa.co.jp/tcf/indonesia/information-labor.html
※東京コンサルティングファームさんです。
例えば、平日の残業代の計算は、
1時間の残業で時給換算で1.5倍になります。
1時間を越えた場合は時給換算2倍となります。
単純に、日本で例えますと、時給1,000円で働いていると考えたら残業代の効果がどれほどなのか、わかるかと思います。
また、休日出勤に関しても規定があり、
初めの8時間は平日の2倍の時給になります。
1時間の残業で時給換算で3倍となります。
1時間を越えた場合は時給換算4倍となります。
こちらも、時給1,000円と考えると大変なことになります。
現地のスタッフが日本人のように22:00、23:00まで働くことはほとんどないですが、残業はさせたくはありません。
ジャカルタ市内で働く従業員で、この恩恵を一番受けているのはドライバーです。
朝の通勤時は提示ではないのですでに残業の範囲となり、日本人が遅くまで働けば働くほど残業手当が付きます。
日本人のほとんどは週末に朝からゴルフに行き、夜は飲みに出かけて帰ることもあるため、休日出勤手当てはかなりの稼ぎとなります。
ドライバーさんの基本給が約2万円~約3万円かと思いますが、この倍以上稼ぐドライバーもザラです。
なので、会社では2人で1人のドライバーを使ったり、コスト削減の努力をしている会社もあります。
私自身も、コストの事を考えて、残業や休日での使い方は気をつけるようにしています。
駐在員や現地採用には残業代が付かないことがほとんどかと思いますが、コストとして意識しなければいけない事だと思います。
このような内容なので、雇われる側からすれば、しっかり規定を確認しておかなければ残業代や休日出勤での賃金が大分変わってきてしまうので、意識しておいたほうがいいと思います。
このような内容なので、雇われる側からすれば、しっかり規定を確認しておかなければ残業代や休日出勤での賃金が大分変わってきてしまうので、意識しておいたほうがいいと思います。