2005年08月31日

■ どこまで進化する!VWのエンジン−2

03d97484.jpg旧来のターボエンジンはパワーを出そうとすると燃費が悪くなっていました。
混合気を過給しますと異常燃焼を起こす為、圧縮比を下げざるを得ませんでした。
圧縮比を下げると燃焼効率が下がる訳で、当然ながら燃費は劣悪となってしまった訳です。

ところがこの程発表されたVWのNew FSI「Twin-turbocharged FSI engines」 はスーパーチャージャーとターボチャージャーを備えた “Twincharger”となっています。
このエンジンは 1.4 リッターながら最高出力は170PS。トルクは1,750 〜 4,500 rpmの範囲で240Nmを発揮するというオバケなエンジンなのです。
この数値は2.3リッターNAエンジンに匹敵するものです。


“Twincharger”の過給圧は2.5barにもなり、構造的な圧縮比が「10」とすると実質的には「25」まで高められたのと同様であり、熱効率も高いエンジンということになります。
現にGolfに載せられたこのエンジンは100Km当たりの燃料消費量は7.2Litter(13.89Km/L)でNA2.3Litterより、20%も燃費が良いとのことです。

なんでこんなに高い圧縮比を持ったガソリンエンジンが造れたかと言えば「直噴」だからということです。
ノッキングを気にする必要がなく、燃料を必要な時に必要な量だけ、しかも何回かに分けてシリンダー内に噴射出来るシステムはディーゼルエンジンと共通しています。

いままでの概念では、ちょっと無謀と思えるNew FSIエンジンですが、300,000Kmの耐久試験をもクリアしているそうです。

ディーゼルでも一歩先を行くVWですが、ガソリンエンジンでも面白いことをやってくれます。

my_mini_cooper at 22:40│Comments(0)TrackBack(1)■ Volkswagen(VW) 

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. ■ 小は大に勝る  [  ★ My_MINI_Cooper & GTI ・TDI ★ ]   2006年12月12日 21:24
5 「大は小を兼ねる」ではなく「小は大に勝る」なのです。 と言っても燃費の話ですが。 トランスポーターということで考えると、同じ体重の人を移動させるエネルギーは同じです。 速く移動させるには、ゆっくり移動させる時よりも大きなエネルギーを必要とします。 しか....

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔