畝火山口神社の参道⑬安寧天皇陵(橿原市・吉田町)に関する記事です。

安寧天皇陵は近鉄南大阪線・橿原神宮西口駅の
北600Mにあります。

畝傍山マイマップ

畝傍山マイマップ

第3代天皇の安寧天皇陵です。

先代:父の綏靖天皇(すいぜい)
次代:子の懿徳天皇(いとく)
安寧天皇1
安寧天皇陵1

別名を磯城津彦玉手看天皇と言います。
母(河俣毘売)の実家である磯城県主黒速館で生まれ、
そのときに朝日が輝いたのでこの名が付きました。

黒速とは弟磯城の別名で神武天皇に敗れ帰順し県主になり栄えました。

安寧天皇家系図

安寧天皇陵はアネイ山(安寧山)と呼ばれる畝傍山から延びた南陵で、
四代懿徳天皇陵(いとく)と隣合せにあります。

安寧天皇2
安寧天皇陵2

そのアネイ山の山頂に安寧天皇神社が鎮座しておりましたが、
文久の修陵(1862)の際にアネイ山が安寧天皇陵に比定されたことから、
神社は南東の麓に変座しました。

安寧天皇3
安寧天皇神社

安寧とは安らかなことを意味し、
安寧天皇の宮は大和高田市・片塩町は片塩浮穴宮とされ、
近鉄高田市駅前の石園坐多虫玉神社に宮跡碑があります。


安寧天皇の皇后は紀では渟名底仲媛命、記では阿久斗姫とされます。
大阪の高槻市の阿久刀神社の祭神である阿久斗は
安寧天皇の妃・阿久斗姫(あくと)との説があります。

安寧天皇4
片塩浮穴宮碑