大神神社の参道⑦綱越・祓戸神社(桜井市・三輪)に関する記事です。
三輪マイマップ
<綱越神社>
御祭神:祓戸大神
綱越神社(つなこし)は延喜式に登場する歴史のある神社です。
夏越えの大祓(おおはらえ)での御祓祭り(おんぱら)で知られている大神神社の摂社です。
綱越神社は、参道の始まり一の鳥居の近くに鎮座しており
傍を流れる初瀬川に穢れを流してからお参りします。
大神神社の一の鳥居
摂社の綱越神社
綱越神社の本殿
綱越神社の磐座
<祓戸神社(はらえど)>
二の鳥居をくぐり、大神神社の社殿が間近になるあたり、
御祓川(みそぎ)に架かる御手洗橋を渡った場所に、祓戸神社(はらえど)が現れます。
御祭神は祓戸大神いとも言われる以下の四柱です。
瀬織津姫神(せおりつひめ)
速秋津姫神(はやあきつひめ)
気吹戸主神(いぶきどぬし)
速佐須良姫(はやさすらひめ)
の四柱が祀られています。
大神神社に、お参りの際には、
まず祓戸神社でお祓いを受けてから、
本殿に参拝するのが正しいお参りの仕方です。
瀬織津姫(せおりつ)を始めとする祓戸の4神が、
大祓によって祓われた罪穢れを連携プレーで流してくれます。
1.瀬織津姫(せおりつ)が罪穢れを御祓川⇒大和川⇒大阪湾へ流します。
2.大和川河口にいる速秋津姫(はやあきつ)が罪穢れを飲みこみます。
3.気吹戸主(いぶきど)は罪穢れを根国・底国に息で吹き飛ばします。
4.速佐須良姫(はやさすら)が持ちさすらい消してしまいます。