2012年08月13日
なんということでしょう part2
二度同じ手口を…とお思いでしょうが、
決して手口ではないのです。
他に言い表す言葉が見つからないのです。
高木さん、こんばんは。
たいそうご無沙汰しております。
本当は『断脈』にまつわるあれこれや
高木さんが紹介してくださった『つか版忠臣蔵』を
扉座で見てきたんです話や
成川知也は相変わらずインチキですか話など
お話したいことは山のようにあったのですが
なんだかんだとアクシデントが重なって
ついぞ今日まで更新を怠ってしまいました。
そして本日、鵺的『荒野1/7』千秋楽。
久方ぶりにお会いした高木さんは優しゅうございました。
暗い暗いLE DECOに後光が差していました。
うわさに聞く《仏の高木》とはこのことなのだと思いました。
と、媚を売るのはこれくらいにして。
『荒野1/7』お疲れ様でした。
大変興味深く拝見いたしまして、
登場人物は実在のモデルがいらしたとのことで
調べるべく稽古場ブログを読ませていただきましたが見つられず。
その分、橋Kさんのバイタリティに尊敬の念を抱きました。
で、感想というほどでもないのですが。
ここだけの話、ワタクシ家族モノの演劇作品が好きではありません。
都心部で生まれ、核家族で育った私からすると
最終的にウェットなところに着地しがちなあの感じに違和感があり
また、そう感じる自分自身にも劣等感や罪悪感が芽生えるのです。
それゆえ実は本日も不安を抱きながら見ていました。
でも、まったくそんなことなかった。
これはなぜなんだろうと自己分析をするに
胸の奥にある温かい何かの共有を強要されなかったから、
フィクションとしての距離感で観られたからではないかと思うのです。
いい意味での絵空事として、純粋に楽しむことができました。
とはいえ、ひどい人間が描けないと評判のワタクシです。
非情なものを好んでるわけではないのです。
冷静でドライに描きながらも、片隅に愛が残っている。
そんな高木さんの眼差しに対して、改めて信頼を持ちました。
本当に、面白かったです。
さて、私事ですが。
すでに次回公演『今、逃げる』の稽古に入っております。
2004年、オッホで上演された作品の再演であります。
オッホでは33本の作品を上演しましたが、
その中で最も再演したかったものでした。
再演というのは初演という敵が常にチラつきます。
倒すべきは過去。でもそこを意識しすぎると失敗する。
再演の喜びと恐怖のあいだで、得体のしれない緊張の日々を過ごしております。
お時間がありましたら、ぜひともいらしてください。
そして公演の疲れが癒えた頃、
このブログのお返事をいただけたらと思います。
決して手口ではないのです。
他に言い表す言葉が見つからないのです。
高木さん、こんばんは。
たいそうご無沙汰しております。
本当は『断脈』にまつわるあれこれや
高木さんが紹介してくださった『つか版忠臣蔵』を
扉座で見てきたんです話や
成川知也は相変わらずインチキですか話など
お話したいことは山のようにあったのですが
なんだかんだとアクシデントが重なって
ついぞ今日まで更新を怠ってしまいました。
そして本日、鵺的『荒野1/7』千秋楽。
久方ぶりにお会いした高木さんは優しゅうございました。
暗い暗いLE DECOに後光が差していました。
うわさに聞く《仏の高木》とはこのことなのだと思いました。
と、媚を売るのはこれくらいにして。
『荒野1/7』お疲れ様でした。
大変興味深く拝見いたしまして、
登場人物は実在のモデルがいらしたとのことで
調べるべく稽古場ブログを読ませていただきましたが見つられず。
その分、橋Kさんのバイタリティに尊敬の念を抱きました。
で、感想というほどでもないのですが。
ここだけの話、ワタクシ家族モノの演劇作品が好きではありません。
都心部で生まれ、核家族で育った私からすると
最終的にウェットなところに着地しがちなあの感じに違和感があり
また、そう感じる自分自身にも劣等感や罪悪感が芽生えるのです。
それゆえ実は本日も不安を抱きながら見ていました。
でも、まったくそんなことなかった。
これはなぜなんだろうと自己分析をするに
胸の奥にある温かい何かの共有を強要されなかったから、
フィクションとしての距離感で観られたからではないかと思うのです。
いい意味での絵空事として、純粋に楽しむことができました。
とはいえ、ひどい人間が描けないと評判のワタクシです。
非情なものを好んでるわけではないのです。
冷静でドライに描きながらも、片隅に愛が残っている。
そんな高木さんの眼差しに対して、改めて信頼を持ちました。
本当に、面白かったです。
さて、私事ですが。
すでに次回公演『今、逃げる』の稽古に入っております。
2004年、オッホで上演された作品の再演であります。
オッホでは33本の作品を上演しましたが、
その中で最も再演したかったものでした。
再演というのは初演という敵が常にチラつきます。
倒すべきは過去。でもそこを意識しすぎると失敗する。
再演の喜びと恐怖のあいだで、得体のしれない緊張の日々を過ごしております。
お時間がありましたら、ぜひともいらしてください。
そして公演の疲れが癒えた頃、
このブログのお返事をいただけたらと思います。