2017年07月

2017年07月14日

NHKはなぜ、反知性主義に乗っ取られたのか(上村達男法学博士による)

法・ルール・規範なきガバナンスに支配される日本
私は、籾井会長の存在を許す現在の風潮、そこに見られる反知性主義的な空気にも本書で触れました。
実は籾井会長問題はNHK問題だけを意味してはいないと強く感じたためです、そこでは、長年積み上げられた
学問やその道の専門家の意見に敬意を払わず、報道の自由や学の独立に価値を見出さず、事あるごとに
多数決を振りかざして少数意見を尊重しようとしない、極めて反民主主義的な現在の政治状況があります。
籾井勝人氏は2014年1月にNHK会長に就任、就任会見の中で、国際放送における報道のスタンスについて、
政府が右と言っているものを我々が左と言うわけにはいかない、あくまでも日本政府とかけ離れたようなもので
あってはならないと言う言葉を繰り返しました、所謂NHKが政府よりの報道となった。私が間違った内容にh批判しましたら、私に対する籾井会長の敵視は決定的になります。NHKは放送法第一条によって、放送の不偏不党、
真実及び自律を保障することによって、放送による表現の自由を確保することと、その活動目的が定められています。籾井会長の政府の方針に反する報道はできないという趣旨の発言は、明らかに放送法違反に相当する。
私は2015年2月NHKを退任した。そうした籾井会長問題の根底には、安倍政権になってから顕著となっている、
い今、日本を覆っている独善という嵐が、成長戦略の性格そのものであることを述べています。
第1章 放送法違反が個人的信条 籾井NHK会長の論理と心理
第2章 法・ルール・規範が欠如してしまったNHKのガバナンス 機能不全に陥った理由
第3章 籾井現象の底流としての反知性主義 掟破りの連発
第4章 NHKガバナンスの再構築に向けて
籾井勝人NHK会長を2017年1月24日退任した。上田良一NHK会長を2017年1月25日就任
任期は3年。


myanchan at 09:35|PermalinkComments(0) 現代社会問題 | 倫理学
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