2012年05月03日

動く植物オジギソウ(植物の生態図鑑による)

オジギソウ私達は幼少の頃ねむの木と呼んだ、触ると萎れる為、葉の中の細胞が伸び縮みする、オジギソウの葉枕には、運動細胞と呼ぶ細胞群が維管束をとり囲んでぐるっと並び、これが水を吸ってふくれたりしぼんだりすることにより葉柄が上下に動く。この時オジギソウの体内では、動物の神経伝達や筋肉運動に似た仕組みが働いている、葉のどこかに接触刺激が加えられると、一種の電気信号として瞬間的に、その刺激が葉柄を経て葉沈の下側にある運動細胞に伝えられる。すると、細胞の形を中からささえているアクチン繊維の束がくずれて細胞はぺしゃんこに変形し、内部の水を細胞外に押し出す形で縮む。水は、葉沈の上側にある運動細胞に一気に移動し、これらを水風船のように膨らませる。これにより膨圧運動が起こり、葉柄はぐっと下に押し下げられる、強い刺激が与えられた場合は、電気信号はさらに茎を通って他の葉にも伝えられ、一斉に葉が閉じて垂れ下がる。オジギソウの葉がすっと閉じる運動も、小葉の基部にある運動細胞により同様に行なわれる、この場合は、葉の上側の運動細胞が縮むことによって、小葉が立ち上がるように運動して葉が閉じる。


myanchan at 09:27│Comments(0)TrackBack(0)

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