2014年04月23日

がん診断から1年以内の自殺リスク、20倍に

がんになった人が診断から1年以内に自殺するリスクは、がんになっていない人の約20倍に上ることが、国立がん研究センターや国立精神・神経医療研究センターなどの研究班の調査で分かった。

 1990年代前半から2010年までの約20年間、全国10か所に住む40〜60歳代の計約10万3000人を追跡した。

 この間、がんが見つかったのは約1万1000人で、診断後1年以内に13人が自殺、16人が事故などで死亡していた。がんになっていない約9万2000人では、同期間で527人が自殺、707人が事故などで亡くなった。

 この結果を統計手法を駆使して解析したところ、がんの診断から1年以内の人の自殺のリスクは、がんになっていない人の24倍、事故などによる死亡のリスクは19倍になることが判明。2年目以降は、こうした差はほぼなくなっていた。

2014年04月23日 09時54分 Copyright c The Yomiuri Shimbun
病気を気にする人が多い。病気を悩むのが原因。


myanchan at 19:31│Comments(0)TrackBack(0) 健康 

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