2007年12月

2007年12月30日

書店風雲録5

書店風雲録書店風雲録 (ちくま文庫 た 53-1)
 田口久美子(著)、筑摩書房(2007/01)
 
 本の販売にまつわる裏話が、当時の経営や企画の主人公たちによって語られている、本好き向きのドキュメンタリーです。

 何となく並んでいると思っている本も、それがたとえ大きな書店でも入手経路が確立していないと、かなり入手困難であることがよく分かりました。

 本の販売はとても保守的な世界なので、いろんな企画が行われにくいわけですが、それを上手くプランニングした人たちのいろんな秘話が掲載されています。話は東京が中心ですね。

 難しいことを考えたくないときに読むには良い本だと思いました。


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kjin66 at 14:52|PermalinkComments(0) 社会一般 

2007年12月23日

がん患者学〈1〉長期生存患者たちに学ぶ5

がん患者学1がん患者学〈1〉長期生存患者たちに学ぶ (中公文庫)

 柳原和子(著)、中公文庫(2004/03)

 がんを宣告されて以後、いろいろな経緯を経て長期生存を達成している人たちのインタヴューがそのまま本になっているものです。

 何か良いところがあるので生きながらえているのだろうと思います。素人だからと馬鹿にせず、こういう人たちから学ぶという姿勢は大切だと思います。

 特別な治療をした人がいるわけでもありませんし、特定の治療を否定したわけでもありません。自分で考えて選択していることと、治療以外の生活面に重きを置いているということにはどこか共通のものを感じました。

 それぞれ全く異なる考え方で生き残っているという現実は、現在のガイドライン治療とは相容れないもののように感じられました。やはり治療は個々に考えられなくてはいけないのでしょう。あとはそれを支える医療者の力量と医療保険の問題、ということかもしれません。


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kjin66 at 11:45|PermalinkComments(0) 医学知識 

2007年12月16日

カラーブリージング5

カラーブリージング美しくなるカラーブリージング―美容と若返りと健康を実現する色の呼吸法 (ヒーリング・ブックス)
 Lクラーク、Yマーティン(著)、林陽(訳)、中央アート出版(2005/04)
 
 2005年に出版されたのは第6刷で、なかなかのロングセラーと言える本だと思います。ブリージングというのは「呼吸」の意味ですので、色の呼吸とでも言え方法です。

 色のイメージを吸い込んで体に満たすことで、例えばピンク色なら若返りや肌艶を保つどころか、若いときに戻すことができたり、わがクリニックのカラーであるオレンジは痛みを取る効果が出たりという療法の話です。

 女性には魅力的な話のように感じますね。だってスポーツクラブや病院のようにお金をかけずに美容と健康が得られるのですから。

 私にとっては実際に色のイメージを完璧に描くのは難しいです。これから練習していく予定です。

 番外編)訳者あとがきから。「若さとは偏見からの自由、習慣的考え方、行き方からの自由である。」う〜ん、納得です。


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kjin66 at 22:05|PermalinkComments(0) 代替医療 

2007年12月08日

ゆだねるということ(上)5

ゆだねるということ(上)ゆだねるということ (上) (サンマーク文庫 E- 43)

 ディーパック・チョプラ(著)、住友進(訳)、サンマーク出版(2007/10)
 
 自然の営みに逆らわないならば、場と同期して、必要な情報が自分の前に現れるのだ、という本です。内容はシンクロニシティについてで、自分が努力して、かつ自然にゆだねていると幸運がやってくるというものです。

 私は今まで気づかなかったのですが、犬が泥棒を見て吠えるのは、そういうマイナス感情を犬が察知するからなのだ、と言われると納得してしまいます。そういう感情の変化が外の空気にまで影響を与えるのですから、自分の体に変化を与えないはずがありませんね。ストレス恐るべし・・・物事を天にゆだねることで、ストレスはずっと軽くなるはずです。

 遺伝子工学により害虫のつきにくい米を作ることはどうでしょう?動物や気象にまで配慮して作られているでしょうか?人間が楽をしたいという一面的な食物なのではないでしょうか?食物は自然にゆだねた方が良いのかも知れません。こういう一面的な見方が身の回りにすごく多くていやになることがありますよ。



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kjin66 at 17:24|PermalinkComments(0) 快適生活 

2007年12月02日

ヘミシンクで起きた〜驚愕の前世体験5

驚愕の前世体験ヘミシンクで起きた驚愕の「前世体験」
 鈴木啓介(著)、ビジネス社(2007/04)
 
 みなさんはヘミシンクという言葉をご存知でしょうか?あまり馴染みのない言葉かもしれません。前世療法など、ちょっと怪しい世界にご興味のある方は知っておかれると良いかもしれません。

 ヘミシンクとは左右で異なる音を聴くことで、自分の意識に異変を起こす技術という風に私は認識しています(厳密には違うかもしれません)。

 私の友人もCDで簡単に?体から意識が離脱したと話していました。私は経験がありませんけれど。

 この著者の鈴木さんは自由に自分のハイアーセルフ(高次元の自分)にアクセスすることができるようになったようで、いろいろな真実を知ることができた経験を書いています。

 その中でもちょっと気になったところを抜書きしてみます。
 「植物には人間から発せられる感情を浄化する能力があり、いい感情もネガティブな感情も関係なく浄化する。(中略)しかし都会のように植物が少ない場所では(浄化に)もっと時間がかかる。場所によってはネガティブな残留思念が澱のように溜まり、そこに近づくと肩こりや腰痛の原因にもなりうる・・」

 このハイアーセルフの言うことが私には真実のように感じられますが、みなさんは如何でしょう?読みやすい楽しい本ですよ。



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kjin66 at 02:37|PermalinkComments(0) 社会一般 
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