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2人暮らしのマイホームの建築は、
部屋数が多いよりも、空間を楽しむことにこだわるのもおすすめです。

使わない部屋数が多くても、掃除の手間はかかるもの。
普段使用するのに部屋はいくつ必要かを考えてみて、設計しましょう。

コンパクトでありながら、広々とした間取りの例がこちらです。

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1階はキッチン+1部屋、2階に1部屋の2DKの間取りです。

キッチンの上は2階の天井まで吹き抜けになっているため、
空間の広がりを感じます。

また、2人暮らしでも、1人になりたいとき。
そんなときは、1階と2階それぞれで作業をすることもできます。

敷地面積が狭い土地にマイホームを建築する場合、無駄のない空間設計が必要になってきます。
2階建て住宅で居住面積が20坪以下と仮定した場合、1階部分と2階部分の役割をしっかり把握した上で設計した間取り図例です。

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1階はまるまるDKに利用しています。
階段の下となる部分も無駄にはせず、収納として利用します。

また2階は寝室及びリビングとなります。

限られた広さの中で、どう効率よく居室・収納・設備スペースを設けていくか。
これは設計の基本ですが、その中に住みやすさ、居心地の良さを忘れずに入れていきたいものです。

部屋の広さというと、平面的なものを捉えることが普通ですが、
縦方向、つまり天井の高さも意外と空間の広がりを感じ、
広々とした印象を与えるものです。

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ちょうどリビングの上の部分が吹き抜けとなっており、
二階の廊下部分とつながっている状態になっています。

間取りはどうしても2次元で考えてしまいがちですが、
人が暮らす空間は3D。
広がりを意識した間取り作りを考えてみましょう。

ただし、寒い地域では、冬場は暖気が上に流れてしまうため、
布を貼るなどの対策がひつようになるかもしれませんね。




間取りに動きを出したい場合には出窓や吹き抜けを取り入れてみましょう。
出窓があるだけで、インテリアのアクセントにもなり、

大きめの出窓にした場合は、プチ書斎の役割を持たせることも可能です。
また、吹き抜けにした場合、天井の高さの影響で、実際の広さよりも広がりを感じます。

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特に玄関を吹き抜けにした場合、家に入った瞬間、広い!というイメージがあります。
リビングなどの居室を吹き抜けにする場合もありますが、
冬の寒さが厳しい地域では、暖房費がかかる原因となります。

出窓は間取りだけでなく、建物の外観デザインにも個性を与えてくれます。
「ただの間取りじゃつまらないけど、あまり突飛なものは住みにくい」
とお考えなら、出窓や吹き抜けを考えてみてはいかがでしょうか。

2階建て住宅では、通常1階がリビングやキッチンといった、
家族が共用する部分、
2階が子供室や寝室などになっていることが多いですが、
この、2階の個室のプライベート度を上げる間取り図例です。

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部屋と部屋の間に廊下、納戸、そして吹き抜けを挟むことで、
個室の隔離度を上げています。

2階の廊下は吹き抜けがあるため、
1階リビングとの空間のつながりもあるため、
プライベート空間としてはしっかり機能するものの、
隔離しすぎない考慮がされています。

家族と言えども、個人個人のプライベートは大切にしたい・・
そんなファミリーにはこんな間取り図例はいかがでしょうか。

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一階は家族全員がくつろぐスペース、
二階部分は、個人の空間ということになりますが、
2階の寝室と子供部屋の間に納戸を置くことで、
さらにプライベートが保たれる間取りとなっています。

1階はリビングと和室がつながるようになっており、
広々とした空間です。
さらに、東側に設置されている作り付けの棚部分は、
本棚やちょっとした物書きスペースなどを設けることで、
書斎スペースという形にしてもいいですね。

このように、同じ室内でも、空間を雰囲気だけで分けることも可能です。
趣味に1部屋割くのは難しい、という場合も、
アトリエスペースなどを設けてみてはいかがでしょう(^^)

2階建て住宅というと、普通は、
リビングやダイニングは1階にあるものですが、
最近は2階をメインの住居とする間取りもでてきました。

1階に車庫などを配置し、
LDKを中二階に持ってきた間取りの例です。

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車庫と廊下が直接行き来できると、
寒い日や雨の日などは重宝します。

中二階にLDKを配置することで、
二世帯住宅としても機能しますね。
1階が親世帯、2階が子世帯と分離しても、
キッチンを共用できるため、
建築コストの削減につながります。

長年住むマイホーム。
これから先の家族構成のことについて考えながら、
間取りを考えていきたいものです。



間取りを考える際、趣味を持つ人は、生活の中にそのための空間を取り入れることを考えるでしょう。
しかし、「バイクを整備するためのスペース」や、「ゴルフ用品を並べる部屋」などは、余裕のある場合でないと、なかなか難しいもの。
しかし、いつかは・・・という方に、こんなフリースペースのある間取りなどはいかがでしょうか。

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収納もたっぷりある、この間取り図例、2階部分はフリースペースとプレイルームが大部分をしめていますね。
趣味のスペース、という位置づけでなくとも、長年暮らす我が家、家族構成が変化することも考える必要があります。
そんな時に、部屋を足したりするのはなにかと大変なもの。
こういったフリースペースのある間取り図にしておくことで、長年暮らしやすい間取り図ができあがります。

住宅の間取りというと、四角形を組み合わせて作られるのが多いですが、
丸い部分があると、おしゃれなマイホームができあがります。

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R部分は吹き抜けになっており、
南側からの日航が入り、明るいリビングが実現します。

一見して洋風住宅ですが、リビングの脇の和室がおしゃれ(^^)
客間としても役立ってくれそうです。

2階は個人の空間となり、プライベートも保たれるようになっています。
吹き抜けのある、天井の高い間取りは解放感があり、
広々として見えるものです。

「天井の高い家で育った子は頭がよくなる」という噂?もありますが、
(ホントかどうかわかりませんが(^^;)
想像力が高まりそうなのは事実ですね。

マイホームの間取り図を考える時は、いろいろな間取り図をみて参考にするといいでしょう。2階建ての間取りは一戸建て住宅では最も多い、基本的な間取りです。間取り図の窓の位置や収納の広さ、階段部分の収め方など参考にしてみましょう。マイホームが建ったときに自分たちがどのように暮らしていくかを考えながら、実際の生活を思い浮かべて設計すると使い勝手のよいマイホームができあがるのではないでしょうか。

2階建ての間取りでも、基本的な間取り図です。和洋折衷(洋間と日本間があります。)の住宅が一般的です。和室はやっぱり落ち着きがあります。収納は主に2階部分に集中したつくりのようです。マイホームの中でも、1階が公的な場所、2階が私的な空間、という風にわけられている印象がある間取り図です。

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2階の間取り図にロフトがプラスされているのも、ちょっぴり嬉しい感じがしますね(^^*玄関から入って、すぐに和室があるので、お客様はこの和室にお通しすることになるのでしょうか。2階ベランダ(バルコニー)も2つに分けて広々ととってあるので、主寝室から布団を干す際なども便利な間取りな気がします。

マイホームは家族全員の意見を取り入れた住みよいものにしたいものです。あまり細かいところにこだわりすぎてなかなかプランが進まない、という方も多いようですが、こだわった分だけ、満足のいくマイホームが建設できるのではないでしょうか。