Doodle!

ハーナのおはなしキラキラ箱、手仕事、おうちリフォームの日常日記

海辺の庭と畑のあるおうち

いつか、田舎で土にまみれて、お天気を気にしながら、それでも忙しく畑や庭の世話をしながら暮らしたいなあと考え始めたのは、50歳を過ぎたころかなあ。
田舎育ちだからかなあ。小学校低学年のころまで、祖母と一緒に庭仕事をした記憶が鮮明に残っている。
初めて育てたのが、北海道では「カリンズ」と言われる赤い実で、祖母はそれでお酒を作っていた。祖母と鶏糞をもらいに行ったり、卵の殻を砕いてまいたり、油粕を作ったりしたなあ。
懐かしすぎて心が痛い。

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↑どちらかというと、和風の庭です。私の庭にするには、長い時間がかかりそうだけど、めっちゃ楽しみ☆


私が小学校に上がる前くらい前かなあ。父に植物の名前を聞くと、「名前は自分でつけるもんだ」と教えられ、たんぽぽのことをずいぶん長いこと「黄色いしぼしぼ」と呼んでいたり、シロツメクサを「たましろ」つゆくさ「ジュースの汁」どくだみ「うんちのはっぱ」など・・・。
大人になるにつれ、矯正され、一般的な名前を呼ぶようになっていった。そのまま育ったらどうなったのか・・・。楽しかったかも・・・・・・・。その自由さは、私の育った時代は許さなかったんだけどね(悲)

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↑なんだか、この薄緑の砂壁が苦手なので、珪藻土(白)をうす~く塗ってます。


前置き長いなあ。
老後のことも考えたりするお年頃ということで、千葉九十九里浜の海の近くにおうちを買いました。近い将来お引越し予定で。

小さいけど、畑があって、お庭があって、どんぐりの木が3本もあります。今はまだ殺伐としてるけど、あわてずゆっくりとお庭を育てて行きたいなあ。畑には食べられるだけの野菜を作って、お庭にはおうちに飾れるお花を植えたい。海しかないけど、降ってくるような星が見えて、空気がとっても美味しい。

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↑ほんとは天井に使うエンボス板を玄関の壁に。なんだか、和洋折衷???



ああ、その前に30年を超えた和風のおうちのリフォームを始めてますよ。無心になって1日中壁塗り。まだまだ、塗る壁はたくさんあるのさ。楽しいことだから飽きないなあ~☆


そして、いつか完成したら、その土地のおとぎ話や昔話を集めて、おはなし会が出来たら最高だなあ。






 

ストーリーテラー クレア・ヒューイット 来日!

とうとう、クレアが来日した。
去年の秋にエジンバラのストーリーテラーセンターでワークショップ3日間を受けていた最終日にクレアと出会った。

センターのコーディネーターのダビデさん自らのレクチャー、「ストーリーテリングとは」が終了し、センター内のカフェで夫との待ち合わせ時間まで余裕があったので、お茶を飲んでいたいたところ、
「ああ、良かったあ。まだ居てくれて。紹介したいストーリーテラーがいるんだ。その人は、建築家の ご主人と一緒に日本を1か月間旅行するんだ。もし、良かったら紹介をさせてほしい。日本に知っている人がいることは旅も楽しくなるだろうから」と。
そこで紹介されたのが、クレア・ヒューイット。聞けば、ストーリーテラーの中でも、クレアはチケットは即日完売。引く手あまたで彼女のストーリーテラー歴は半世紀という。

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クレアとロビン



すると、間もなくクレアがカフェにやってきた。出会った瞬間に彼女の持つ全てを包み込むような雰囲気に安心した。なんだかわからないけど、安心してなんでも話せる気がした。私の英語はそこまで素晴らしいものではないし、初めて会う人にはものすごく緊張するタイプなんだけど、クレアはそんな私の妙な壁みたいなものをすんなりとほどいてしまったんだ。
自己紹介が終わり、日本に来る日程などをうかがっている中、せっかくだからライブをやってはくれないかとぼんやりと思った。普段の私ならもう少し遠慮したかもしれないけれど、クレアはには遠慮がいらない気がしたんだ。そう思ったら、出演交渉。なんのあてもないのだが、西麻布のお世話になりっぱなしのフラットハウスのオーナー橘ちあ さんなら、きっと協力をしてくれるという自信もあった。(ちあちゃん、ごめんよ~ずうずうしいね)

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菊池さんのハープを借りて、弾きながら歌うクレア。思わず楽屋から人が集まった。



クレアは二つ返事で「OK!」と。次の瞬間、ストーリーテリングがすべて英語であることを思い出し、「そうか、日本で公演だったんだ。」とつぶやくように言った言葉の意味を、瞬時にくみ取ったクレアが「大丈夫よ、私は日本の言葉はできないけど、心は届けることができるの。ストーリーテリングは言葉の壁を越えてくれると信じてるわ」と言ったのだ。

当初、今年の3月末に来る予定がこの8月に決まるまでは、何度か諦めかかったが、そんな心配は私の早合点。クレアは日本でのライブショーを心待ちにしてくれたいたのだ。感謝だな。

昨日、クレアのショーに飛び入り参加をしてくれるハープ奏者の菊池恵子さんのハープコンサートに行く前に、私の夫とロビンとクレアの4人で銀座の天ぷら屋さんでランチ。
そこで、この日本旅行までのいきさつを話してくれた。それは、2年前のロビンの60歳の誕生日。(イギリスでも60歳というのは大きなことらしい。)
「誕生日プレゼントは持ってこないで。」と念を押し、さらにロビンには絶対にこのサプライズパーティのことがわからないようにとお願いしたそうだ。子供たち、友達、親せきが30人ほど集まった。

「この年まで生きていれば、必要なものは十分持ってる。だからプレゼントはいらないのと思ったの。本当にほしいものは目に見えないっていうじゃない。(笑)ロビンには生涯どうしても行きたいところがあったのよ。それに協力してほしかったの。」と。
ロビンは建築家で主に木造建築のあらゆる本はコレクションしているとのことだが、実際に見たのはヨーロッパとアジアでもインドまでなのだそうだ。
日本には、素晴らしい木造建築の技術がある。ロビンは日本に来るのが夢だった。
 そこで、クレアは日本行きのチケットをプレゼントしたかったのだが、自身だけの貯金では足りない。そこで誕生日パーティを開いて、寄付をつのったのだ。
なんて素敵なアイデアなんだろう。
それから、2年かけてお金を貯めて、2人で日本に来たということなのだ。


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クレアからのお土産。日本でいう猫柳の枝で作った幸せをもたらすハンギングお守り。



クレアには会うのがこれで2度目なのに、古くから知っている気がしてならない。
そして、昨日もこんなふうにすてきなおはなしをプレゼントしてもらった。すでに幸せだ。 

2人にとって素晴らしい日本の旅行になることを願ってならないな。
 

ここはだれの場所?

このところ、9月のクレア・ヒューイットのイベントと自分のイベントの準備で心がバタバタ。
そこに、「語りの虎の穴」の宿題がプラスされ、クラクラしてる。
どうにかせねば・・・・・・。ということで、近所の現代美術館へ。
最近、世間を騒がせている 「天才でごめんなさい 」の会田誠さんと昨年、沖縄で急死されたヨーガンレールさんの回顧展といってもいいだろうなあ。
タイトルが面白い。
「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」

おもしろかった。行ってよかった。自分がどれほど自由じゃないのかを思い知った。

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ヨーガンレールさんが拾った海岸のゴミたち


現代美術館の1階で開催されているこの展示は、こどもにもおとなにもわかりやすいのではないかと思うんだ。
特にヨーガンレールさんは、沖縄の海岸に落ちている?というか捨てられているゴミを使って作品を作っている。
彼のように海岸の漂流物やごみでアート表現をしている人は海外にも有名な人がたくさんいるけど、ヨーガンレールさんはさすがにデザイナー目線。ゴミたちを色別に分けるところから始まるんだそうです。
そして、何とも言えないくらい美しい。ある種の現代アートのような暗さはないんだ。キラキラしているんだな。

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ゴミたちがこんなに美しく変身!

アーティスト三輪さんの奥さん、くぼちゃんの会社なんだよね。去年、ヨーガンレール本社の食堂でくぼちゃんと一緒にご飯を食べたことを思い出した。ベジタリアンだったヨーガンレールさんが体に良いものを社員にも食べてもらおうと作ったお野菜だけを使ったランチを出す社食が世間の評判になったのは有名だ。 
もったいない人を亡くしたなあと思う。作品を見ながら何を伝えたいのか私でさえも分かったように思う。

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撤去されそうになった掛け軸の作品も健在。


はい、会田誠さん。会田家の家族、奥さんとこどもも参戦しての展示だった。ここまで、自由だと笑える。辛辣なのに笑えてくる。そして、会田誠さんは自分の展示物のひとつとなり、会場で版画を掘っているのだからものすごいんだ。
なんだかね、自分の窮屈さが悲しいなあって思ったよ。「貴方って自由だよね~」と言われることがある私なんだけど、ちっとも自由じゃないんだってわかるんだ。自由になるには勇気が必要なのだ。

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風刺のきいた作品の下で版画を版画を掘る会田誠さん



この展示の最後に段ボールを使ったワークショップで家を作り、高く積み重ねてバベルの塔たちがたくさん出来上がっていた。思い思いの段ボールの小さな家がかわいくって楽しくって嬉しかった。

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そして、この展示で一番最高だなあって思ったのは、見ることができなかった展示。
それは、「おとなははいれません」造形作家の岡崎乾二郎さんの提案。もちろん私もみることはできなかった。壁で囲われた大きな部屋の中には、子どもだけしか入ることはできない。壁には糸電話がぶら下がっていて、中に居る子どもと話すこともできる。自分の子どもが小さいときにこの展示があったらなあと思いながらも、出口で喜々として大人に話している子どもを見ていてなんだかものすご~く幸せな気持ちになった。大人にはわからない世界を子どもが必死に説明している様子は、息子を小学5年生のときに一人で子どもだけのアラスカのオーロラツアーに行かせたことを思い出した。(周りの親たちからはけっこう批判されたけど(笑))懐かしいな。帰国して必死にオーロラのことを話す息子の顔を久々に思い出した。その後、娘も高校生でアラスカの同じツアーに参加。親の知らない世界を子どもが語るって素敵だと思うんだ。私も夫も未だに、アラスカへは行ったことがない。

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賛否両論ある展示だけど、私は心から楽しかったなあ~すべてが前に向いている。
頭がクリアになったところで明日からキラキラだよりを書こうっと!
 





 
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