2006年12月

2006年12月31日

【言挙げせぬ...】

2006年最後の日












暮れます、暮れます...2006年。
口には出さないけど、なんと辛い苦しい年...
もちろん日付が変わったところで、
その苦しさに、何がどう変わるというわけでもないでしょうが。
ただし、この1日の時間の変わりめに、得も言えぬエネルギーが動くことも確かなのだ。

『言挙げせぬ…』


消耗する前半… 空虚、空疎、空回り、回り道…
別れ… 父親の死…
振り返る暇もなく、どたばたと過ぎてゆく日常…
後半、虚脱状態。
「何か考えろ」と誰かに言われたとしても、
足掛け1年半続いた自縛マインドコントロールを急には解けない。
虚脱状態が続く…そんなとき、あなたに再会できたことに感謝。


今日、車の中で4年ぶりリリースというhitomi…聞きました。(今頃… ?
私が最後に買ったのは「空」98年だから、買ったのは8年ぶりになるか…

LOVE CONCENT


このひとぜんぜん変わらない…(笑
思わず中年男性一人、車の中で涙ぐみました。
ある意味、emotionalなtensionを持ち続けることってたいへんなことだ。
何か、元気もらえます。
ってか、拍車がかかってる(笑 パワーアップしてる...
アルバムは完成度高いと思う。
J-Popはいまやすごいわ…

どれくらいすごいかと言うと、80年代にTalking HeadsRemain In Lightや、
Stop Making Senseを聞いて衝撃を受けたときと同じくらいすごい(笑



Remain in Light









暮れに届いた仏手柑…
この印契を組み合わせによって『智拳印』と見るか、『降魔印』とみるか…

仏手柑















最後は、とりとめもなく、まとまりもない「よしなしごとかきつらめ...」で終わり…
さあ、来年はばらばらになるまで闘ってやる。


消えてゆく... 消えてゆけ… 2006年…












myokasyo at 19:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 妙花 

2006年12月28日

【暮雪】

暮雪













初雪や
真綿でくびの 締めらるる 
おもいぞしける 年のくれ

           ichi


myokasyo at 19:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 娑婆の花 

2006年12月25日

【黄禍】

蝋梅のリーフ














一人、夕食を摂ったあと、本を読んでいるうちに眠り込んでしまった…
これがChristmas eve ってか…
おわってるな… (笑


久々に花を生けてみた。
蝋梅のリーフ。
晴れの日差しに黄色い葉が綺麗だったから…

…黄色に反応した。
ところで、もみぢ(紅葉)…とは「黄反(もみ)つ」という動詞が語源らしい。
今年の「黄反」は暖冬のせいで、冬の閑散とした木立ちに長らくよく映える。
「黄色」とは…
今の自分には、暗示的な色だ…
信号で言えば、赤よりマシで、青よりは悪い… って?

そして…、偶然。
今日、Amazonから届いた本が、「黄禍論...」とは、あまりにうまく黄色づいてる...

失せもの多々見つからず…
待ち人に見える機会は自ら逃す。

ごめん…








myokasyo at 02:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 妙花 

2006年12月22日

【備忘録】

<柿本人麻呂>

   葦原(あしはら)の 
   瑞穂(みずほ)の国は 神(かむ)ながら
   言挙(ことあげ)せぬ国 
   然(しか)れども 
   言挙ぞ 吾(あ)がする言幸(ことさき)く 
   真幸(まさき)くませと 恙(つつみ)なく
   幸(さき)くいまさば 荒磯波(ありそなみ) 
   ありても見むと百重波(ももへなみ) 
   千重波しきに 言挙(ことあげ)す われは
   言挙(ことあげ)すわれは

あしはらの 

みずほのくには かむながら 

ことあげせぬくに

しかれども ことあげそ 

あがする ことさきく 

まさきくませと つつみなく 

さきくいまさば ありそなみ 

ありてもみむと ももへなみ 

ちえなみしきに ことあげす われわ 

ことあげす われわ


<反歌>
   『磯城島(しきしま)の大和(やまと)の国は 言霊(ことだま)の
    助くる国ぞ 真幸(まさき)くありこそ』

しきしまの 

やまとのくには ことだまの 

たすくるくにぞ まさきくありこそ 

myokasyo at 07:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 読みかきのこと 

【朴の葉...とか...】

朴の葉_2













インスピレーションというのは時やところを選ばずやってくる。

ここ数日というもの、
神技ともいうべき芸術的な造形で庭に散乱する、朴の落葉を生けてみたいと思っていた。

何枚か拾って、しばらく放っておくが、うまい考えが湧いてこない。

ある日、一人で車の運転中にとつぜんインスピレーションが湧いた。
「こういう流れで、上から落ちてくる…」

イメージができる。
「あ… 忘れないように…」と思うが、
帰ればいろいろ雑用があるので、
芸を本職にする芸術家でないかぎり、そうはいかない。
「イメージ」が消えぬうちに… と思う… 
そこでダリの『記憶の残像』を思い出した…
なるほど… 残像が消えぬうちに… とは、そういう意味があるのかもしれないと思った…

「花」は「即興」でオ−トマチックに生けるときもあるけど、
ふと湧いてでたイメージを頼りに、目を閉じてあらわれる、
その残像に近づけてゆく作業でもある。

もちろん、この出来がイメージに100%とは言えない。
枚数も「流れ」も、時間も足りない... いわばデッサンの段階...
「もっと... もっと必要...」






朴の葉











myokasyo at 01:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 妙花 

2006年12月11日

無題

あのとき…
ハリマンの申し出を、日本側が蹴っていなかったら、
その後の満州事変も太平洋戦争も起こっていなかったのかもしれない…

...と、深夜に、夜食のおにぎりを一人で丸めながら、
台所で立ったままで、歳暮で頂いたしらすを「これは旨い」と...、
食べている私は... だいぶ頭がおかしい…と自分で思い始めた。

いま、思うことは、
中学生の自殺も、県知事の談合も、「真珠湾攻撃」のちぐはぐさも…
過去から現在に続く、不合理性の、すべてあらゆる事象には、共通する何か重要なキーワード(もしくは重要なポイント?)が、潜んでいるような気がする。


myokasyo at 02:50|PermalinkComments(4)TrackBack(0) よもやまばなし 

2006年12月09日

無無明 亦無無明尽

無明もなく また無明の尽きることもない。

朝からボランティアで、とある方の講演の司会を…
帰ると... 自分が講演したわけでもないのに疲れ果ててしまい、
2時間ほど眠ってしまった。

夕方、日頃お付き合いのある方の通夜に…

故人は私より二〇も年上だが、私のことをいつも「さん」付けで呼んだ。

帰り道、故人の同年輩の方と、寒い道を一緒に歩く。

「いい人は早いよ…」

その人が、ぽつりと言った。

遠慮や会釈がないのが真の友人、裸の付き合いとはいうけれど、
人付き合いは相手の心の「ヨみあい」の応酬のようなもの。
「義理」とか「人情」とかいうと、
一時代前の古くさいことのように思うかもしれないけれど、
互いに相手を「ヨんでいる」からこそ、
互いに間をおき、必要以上に親密にならないよう気をつけ合うのも、
故人との「付き合い」だったかもしれない。
二〇も年下の者に「さん」付けできるひとの「優しさ」を理解できなければ犬にももとる。

仮に…
何かの因果で、そんなひとに「恩」を受けたら、
その「返報」は、自分が潰れるところまでいってしまうことになるかもしれない。

だから…

互いに「よめる」から、互いに気をつけ合う...そんなことも...


myokasyo at 01:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0) よもやまばなし 

2006年12月06日

見果てぬ夢の中...

「Meteor」
「流れ星なんて名前つけたら消えてなくなるよ…(笑)」
「アハハ…」

「うわ〜 お前、生命線短いな…」
「うそうそ、私、早く死ぬのかな、アハハ… 私、早く死ぬんだって〜… 」

あの頃、いつも笑ってたな。
その数ヶ月後に本当に死んじまうなんて誰が予測できる?

「日本人はずるい」
「何がずるい?」
「う〜ん… 日本人は戦争中に悪いことをした」
「フィリピンで? …何を?」
「う〜ん、忘れたけど学校で習った」

「日本人がずるくて悪いのならさあ、
上海でも香港でも、ペキンでも行って商売すればいいじゃないかよ。
今ならそのほうが儲かるだろう」
「中国人は嫌い」
「なんだそりゃ?」

その頃、日本軍がフィリピンでやったと言われる「バターン死の行軍」や、「コレヒドール戦」のことなんて頭の隅にもなかった。でもいまならこう言うかもしれない…

「バターンでは100Km前後の距離を4日かけて行軍した。1日の距離で換算すれば25Km。
車で通えば、お前のお店までが25Km。
直線距離にすれば、この辺の私鉄沿線駅では「急行」が止まる4つ目の駅。
こりゃ、決して歩いて歩けない距離じゃない。朝に出発すれば昼飯前に着ける距離だ…」

「泥を塩で薄めたスープを飲ませた…!」  …そりゃ味噌汁と言うんだ。
「木の根っこを食べさせた…!」  …そりゃ牛蒡と言うんだ。日本人なら今でも食ってる…


とにかく… よく笑う… 
お前のような、話し相手がいなくなって寂しい…

お前ならきっとこう言う。
「だったら、あなた毎日、私のところへ歩いてくれば。 アハハ…」


myokasyo at 19:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 夢々うらないごと