2009年01月

2009年01月31日

竹が笑う(その3

takegawarau_4


え〜...
今回生けた竹ですが、
会場の係りの方が表札を作るのにタイトルを訊ねられ、
思わず答えたタイトルが、「竹が笑う」でした。
こんなときブログを書き続けていると便利ですね。
材料の竹を切りに行ったときの、竹林が寒風にざわめく竹の声を聴いた..
そのときの印象をそのままタイトルにしました。

takegawarau_7


制作期間は実質4日間。
材料調達など、細々とした下準備を含めれば、11日間ですか...
今後の指標にすればいいですね。だいたい10日間は必要と...
ただし、もっとも完成度の問題があるので..広いスペースのアトリエと呼べる場所が確保できれば、着手は早いに越したことはないということ..

あ〜
生けたいな〜..
もっとあんなのが生けたい、こんなのが生けたいとアイデアみたいなのは、いっぱい湧いて出てくるのですが、なにせ無名の華道家にあんまり機会はないですね。
流派やオーガナイズに関係なく、こういう企画にお呼びいただいて、しかも大きなスペースをいただけるチャンスを与えていただいたK先生にほんとに感謝です。

K-sense_no_hana

K先生も素敵な空中のなげいれを入れてらっしゃいますので紹介▲
主催の黒幕はけっこう控え目な場所で存在感を示してらっしゃいます。

K_sense



takegawarau^^^

takegawarau_6

明日は3日目となり、私は、やや手直しを入れに会場に行ってきます。会場の雰囲気や、ほかの方の作品なども写真が撮れれば撮ってこようかな...と、

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2009年01月29日

ヤスオ君の一日

BByasuo_kun

BByasuo_kun_2


ハードな一日でした...

生けこみ二日目です。

ヘルプで、初日の材料搬入から手伝ってくれているBBヤスオ君は、本日、会場の開館と同時に現場入り。
私は午前中、野に出て、近くの竹薮から笹の落ち葉などを拾って、正午にに現場到着。
今回は、私の作品というよりBBヤスオ君ががんばってくれました!彼の作品と言っても過言ではないですね(( ゚∀゚)o彡゚
BBヤスオくんは、このブログ初出ですが、アシスタントとして、私の「花」、「庭」、その他、多方面で手伝ってくれていて、少しイメージを説明して話せば、理解してソツなく作業をこなしてくれ、若いですがなかなか信頼できる人(?)...です。

今回は搬入から制作まで全工程に関わり、彼の創作も入っています。
しかも、時間との勝負なんで、なかなか過酷...
生けこみは、二人で昼食をとった後、そのまま一気に会場閉館時間の午後10時までかかってしまい、片付けをすませてBBヤスオ君にファミレスのステーキ奢って、遅い遅い夕食を済ませて帰宅したら、日付が変わってました。
けっこうなエナジー放出の一日でした。

...しかしまあ、疲れましたね。
これから3日くらいは、廃人になって過ごしたいと思います。



yasuo_no_komichi
※名付けて[ヤスオの小径(こみち)]と云います...



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2009年01月28日

竹が笑う(その2

takegawarau


昨年、私の花展に「友情出展」していただいたK先生が、
「総力を結集してコーディネートするざます!」

という、花フェスタという企画へ出展のため、昨日生けこみに行ってきたのですが、
竹の本数がぜんぜん足りなかったですね。これでも40本切り出してきたのですが...
なにせ会場が大きいので、こういう場合、帰納的積み上げを行うより、一発必中狙ったほうがよかったかも?...とまあ、それもギャンブルではあるんですが、
なにかにつけ、これも経験ですね。

階下では、ブライダルの花のブースがまだ準備していましたが、
私は頼りにしていたドリルが、酷使に耐えかねて折れてしまったので帰ってきました...

用意した竹はほとんどなくなりましたが、
今日まだもう一日、準備に費やす時間があるので、
なんとか自分の中のイメージに近づけたいと思います。






takegawarau_3


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myokasyo at 09:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 妙花 

2009年01月23日

梅一枝の春

ume


今日から本格的に花展の制作に入りました。
まずは、切ってきた竹をまずは洗い(;つД`)冷メテー
使える部分だけを裁断、
今日の作業のほとんどが野外活動で...          _, ._
一本一本が、とにかくデカイので、こりゃ体力勝負です(゚ -゚ ヾ


今日は暖かくてよかった〜ヽ(´ー`)ノ
週末は寒波といいますから、そのへんが正念場か...

搬入後の生けこみ二日間アリ...

・一日目に概ね完成させること...
・二日目...
 午前中、竹ヒゴの取り付け...
 苔...
 下地に水苔...
 エアスプレイ...脚立、クロス、霧吹き等、忘れないよう...


ume_2


野外にて活動中、
梅の木に、数輪花が咲いているのを見つけました。

百花に魁(さきがけ)る花一枝..

「梅に一枝の春かぁ〜...」

手を休めて、しばし見とれますね...
春が来る...
昨今、暗いご時勢ですが、
一枝の開花を見てると、
なんだか忘れかけてた言葉、「希望」...ってものが出てきます。



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myokasyo at 19:34|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 妙花 

2009年01月22日

【寒牡丹(かんぼたん)】

kanbotan


寒牡丹は、早咲きの品種を、霜や寒風を避けるよう、
一株ずつ南側をあけた藁の屋根囲いをつけて、
一株一株、精魂傾けて育てられるそうです。
やはり、さすが牡丹は花の中の花ですね、格調高いです。
真・行・草でいう、「真」の花なので、器も何か格調高いものを..と考えて...

..いろいろ探したのですが、
銅器や青磁に生けたんじゃ、ベタすぎるし...
で、最終的に花器にしたのは、牡丹絵の輪島塗り茶櫃(ちゃびつ)です..

なかなか見事な技工で、化粧箱の中に昭和38年の新聞が敷かれてましたから、
だいたい50年くらい前か、それ以前なことは確かです。

母親から譲り受けた物で、
曰く...「誰か大事なお客さんが来たときに...」
とか言うんですが、今どきは茶櫃なんて使わないですよね... 

こういっちゃ何ですが、
そもそも、ウチに茶櫃を使う「大事な客...」という交友関係が...σ( ̄、 ̄=?ンー・・・??

茶櫃使わないねぇ...

ライフスタイルも昔とは違うし...
そんなこと考えてると、今度は日本の伝統工芸の存続も心配ですが...

まあ、仕舞っておいてももったいないので、
当家で輪島の茶櫃は、今後、花器に使うことにします。




kanbotan_2


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myokasyo at 14:45|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 妙花 

2009年01月19日

竹が笑う

take_ga_warau


昨年、私の花展に「友情出展」していただいたK先生が、
「総力を結集してコーディネートするざます!(...とはいいませんでしたが[笑])」という花フェスタという企画に、
「義〜理が〜...重た〜い♪」花の世界ですので、謹んで協力出展するために、花材調達に行ってきました。

...まあ、今回の花材は竹です。

私んちの裏にも竹林がある...と、さきに書きましたが、残念ながらウチの裏の竹は孟宗竹です。
竹の断面に凹面が入りますし、何より肉が厚く重いです。
...で、これも私の花展で「友情出展」いただいたS家元さんの口利きで、金剛・葛城山系の山土で育った真竹の竹林を持つ山主さんを紹介していただいたわけです。
下界の竹のように、排気ガスで汚れておらず、色も姿も花材として申し分なしです。

山主さんと、若い方一人に手伝っていただいて、約40本の竹を切り出したのですが、寒の山中といえど、斜面の昇り降りと鋸引き作業で3人とも汗だくですねヾ(´ε`;)ゝ 。。。


静かな山の中の竹林に、ときどき天空をかすめて
ピュ〜ッ、ゴーッと突風が吹くのですが、竹に守られた中では風も感じません。
ただ、その音に驚いて空を見上げれば、
サァ〜と音を立てて吹き抜けてゆく風に、
ざわめく竹と竹が擦れ合い、カランカランと、私たちを見下ろして笑っているように聴こえます。

動画でアップしたかったのですが、容量オーバー...
こんなときどうするのか分からないので残念です... 
まるで天狗か何かが笑っているように聴こえます。

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myokasyo at 23:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0) よもやまばなし 

寒中見舞い

yukinohi_matsu


息子がどうやら風邪を引いたらしく、調子悪いみたいです。
表情からして、今まで見たことないので、よほど辛いんだと思うんですが、
こればっかりは、代わってやるわけにもいきませんね...

まあ、年末年始もずっとバイトやってたし、
休みになれば、深夜か早朝まで遊びに出かけてたし、
若いので無理に無理を重ねます。
日頃、めったに寝込むことない人なんですが、過信しちゃいけませんね。

さっき起きて来たんですが、
「腰が痛ぇ、アタマが痛ぇ...」と申しますので
とにかく、深夜まで起きてるのは私しかいないんで、
お粥つくって、私用の特効薬、エスタックイヴと「眼、肩、腰」のピップ内服液、一気飲み合わせセット(笑)置いといたら、
私が風呂に入っている間に、勝手に飲んで、また寝たようです。

今週は先週より少し暖かいといいますが、
なにせ、一年で一番寒い時期ですから、皆様も保温と栄養充分に摂って、お体ご留意ください。




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myokasyo at 07:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 娑婆の花 

2009年01月18日

電車の窓

昨日、久しぶりに電車で出かけたのですが、
たとえ15分といえど、本を手放せない自分です。
ところが、読んでいる本の内容とはぜんぜん別に、

「もしかしたら、あの人死ぬつもりじゃないか...」

という考えが、突然、脳裏に降って下りてきたのです。

私、こういうことは、潜在意識下、反射神経だけで車を運転しているときなど
(つまり、ぼう〜っと運転しているとき...)にもよくあって、

たとえば、身近な人間を、

「そうか、アイツとアイツはデキてたんだ...」とかで、

そう考えれば、アイツのとった行動や言動が理解できる ...とか、
彼女のとった行動がヨめる...とか、いわゆるヤマカンというやつなんですが、
こんなことも、ぜんぜん別の行動をしているときに、突然、脳裏に降って下りて来ることがあるわけです。
これを話しても、誰も信じないことが多いので、最近は身近な場所で、不用意なことは口に出すまいと心に決めていますが、私の仮説によって、それらの当事者たちのとった不合理な行動の説明に、つじつまが合ってくるわけです。

で、話は元に戻りますが、
モノ書き(作家)というのは、自殺のサインというのを出すわけで、一番センセーショナルな例は、三島由紀夫ということになりましょうか。
事が起こってからは、みんな「エエ〜ッ...!!」と思うのですが、じつはその伏線は、小説や論文の中にサインはいっぱい出ているわけです。

それと、もう一件、

「あの人、過去に大事な女を亡くしてる...」ってことでしょうか。

ファンなので、いくつも読んでいますが、そうでないと分からない心情が、文章の中にたびたび垣間見えるわけです。

でもまあ、作家というのは、歴史小説を書く作家にしたって、
何世紀も前のことを、「見て来たような嘘」を書ける能力を持っているからこそ「作家」なんで、私の杞憂や、ヘタなヤマカンであることに越したことはないです。






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myokasyo at 04:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) よもやまばなし 

2009年01月16日

見えない道

yuki


浅田次郎の夕映え天使を読んだから、というわけでもないのですが、
なんだか、頭の中が、微・オカルトモードっぽいです。

じつは、この年末から年始にかけて、
ウチの裏の竹林を越えたところの、雑木林の土手に車が落ちたんですが、
いくらか日を空けて、短い期間に三台連続です。
一台めと二台めは、ほとんど二、三mしかちがわない同じ場所に落っこちたわけです。

たしかに、竹林を抜ける緩やかなカーブ、片側が崖、もう片ほうが斜面となっているので、見通しが悪いことは悪く、過去にも衝突事故とかが、あったことはあったのですが、こんなに立て続けに三件というのは聞いたことがないです。
幸い、三台とも単独事故、いずれも軽症で命に別状がなかったことが何よりなのですが...

それで、ふと思い出したのですが...
過去に同じ場所で、真夜中に「ガッシャーン」という大きな音がしたので、「こりゃ事故だ!」ってことで、ウチの家から近いので、通報兼、交通整理兼、野次馬兼任で、警察が来るまで立ち会ったことがあるのですが、そのとき事故を起したドライバーが、警察官に聴取を受けていて「道が続いているように見えた」と語っていたことを思い出したわけです。


そういえば、
今回、三度も事故が重なったことで、はじめて自覚したのですが...

私、毎回、車で出かけた帰り、自宅にたどり着くには、かならずこの竹林のカーブを通るわけです。

この竹林に入って緩やかに左にハンドルを切るときにふと、クセか錯誤で、ウインカーのバーを上、すなわち左折(崖の方向)へ入れてしまうことがあるのですが、
私が国道を左折するのは、その約二〇〇m進んだ後の信号なんで...
早めにウインカーを点灯させてしまって、自分で「オレ何やってんだろう...」って思うことがあるのです。

もしかしたら、

ほんとはそこに、
見えない道があるのかもしれんね..





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myokasyo at 09:12|PermalinkComments(2)TrackBack(0) よもやまばなし 

2009年01月13日

椿百話【初嵐(はつあらし)】

hatsuarashi


【初嵐(はつあらし)】

白玉椿との見分けは、初嵐のほうが、蕾のときにやや先が尖る...
開花した姿も、どことなく白玉よりも小ぶりで、花弁も薄く感じます。

「初嵐」とは、新年めいた名前のように聴こえますが、
どうやら、秋の「野分け」のことらしく、この椿が咲く頃、ちょうど冬の到来を感じさせます。
時を同じくして前触れともなく、第一陣の木枯らしが、ともにやってくる...

花期は、炉の開く十一月から三月頃まで長く、その間、ある時期に一気に咲き誇るというふうではなく、ぽつり、ぽつり...と、忘れた頃にまた次の花が蕾をつけるという感じ...

なんでも情緒性から入り込む性質なので、この椿を求めたときも、その名前にひかれたわけです。

初めてのこと、初めて立ち向かう経験。
それは晩秋の野分けのように、来るべき冬の厳しさを予感させる不穏や不安をともなう...
この国の先人は、不穏の予兆ともいえる心情をあらわすのに、純白の椿の花を選んで「初嵐」と名づけた。


初嵐...

「恐れるな、真っ白に行け...」と、

背中を押してもらっているような気がします。



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myokasyo at 19:43|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 椿百話