2013年06月

2013年06月29日

時計草(とけいそう)

054


何年も花を生け続けていると...
季節ともなれば、また同じ花が巡ってくる...

あいも変わらず...

今年、九月、
北海道旭川の陶芸家、稲垣征弘さんと、奈良県明日香村にて、"陶と花のコラボ"...
お近くにお越しの節はどうぞ...お立ち寄りください...

2dadb3ae






blogram投票ボタン


にほんブログ村 花ブログ 生け花・華道へ
▲にほんブログ村 ・生け花ランキング





myokasyo at 18:15|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 妙花 

2013年06月04日

朴(ほお)

020



"「花」というのは、
花の咲いているものではなく、
先触れに うら・ほ・として出て来るもので、先触れの木である。
一種の匂いの高い木で、花ではなく樒など…… 
問題になるほど目につく花ではなく…
榊に近いもの… 何かの前兆になる神の木の一種類であった…"

             (折口信夫「花の話」)



折口氏の論に反し、ここに、決してひかえめでなく、
目立って大輪の花を咲かせ、強い香りを放つ高木があり、名を朴(ほお)という。

"卜(うらなう)"ということを考えてみる...
古代人の考える世界には「表」と「裏」のふたつがあって、
先ず、目に見える現実の「表」の世界があり、そして、目に見えない未来、
またずっと古い過去、また死後の世界など、現実では見えない世界、すなわち「裏(うら)」の世界があるとする。
卜うとは、すなわち、裏(うら)を卜(な)うのであり、
目に見えない裏の世界を予知し、または垣間見ることであったろう...
この国では、先ず先史時代の訓韻があって、後世漢字が伝わってのである。
このブログで何度も書くが、大和と書いて、中国では決して“ヤマト”と発音しないように、
渡来の文字に、訓韻を当てはめたのがこの国の漢字、
木辺に卜(うらなう)と書いて"朴"と呼ぶからには、何事かを卜う木だったのだろうと思える。

002




blogram投票ボタン


にほんブログ村 花ブログ 生け花・華道へ
▲にほんブログ村 ・生け花ランキング





myokasyo at 08:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 妙花