大寒お見舞い花寒くて…つらくて… 白い…

2011年01月30日

竹籤と紙

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一昨年… 
『花フェスタ』… というところに出展させていただいて…
 

その繋がりで、二年後の今回。
その第二弾に出展させていただいたのです。

テーマが『平成の大茶会』といいまして、
日本の茶道各派のお茶会、台湾の茶会、茶道具の展示など、
大阪、河内長野市の文化会館ラブリーホールにて、
お茶にまつわるさまざまな催しをされています。
期間は明日1/30(日)まで。

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私が出展したのは、近年までご当地の主要産品(…であった)…
簾(すだれ)の材料である竹籤(たけひご)と障子紙で作った二畳の茶室(床の間約1畳)。
利休作伝承の、京都大山崎の妙喜庵待庵の間取りを参考に…

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茶室自体は制作期間が約4日、
制作にかかわった人員延8人、
幅1800,奥行き2750,高さ1800mm

テーマは…
苦心の作の茶室より何より…

花一輪を愛でるための空間として、
いわば、―「花入れ」としての空間…としての「茶室」― の機能と装置性…(ややこしいですね) …を、考えてみたかったこと。

no title


そして、もうひとつは、
利休と秀吉が亭主となり、客となり使った… であろう距離感を、
二畳という極小の空間内で再現してみたかったこと…

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実感として…

二畳茶室は、主客…半東要らずで非常に合理的…

究極の密談はここで…




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myokasyo at 01:32│Comments(2)TrackBack(0) 妙花 

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この記事へのコメント

1. Posted by nageire   2011年01月30日 12:37
素敵なお茶室ですね〜〜〜〜。
モダンでもあり侘びでもある。
一輪の花の為とはいえ、すばらしい
空間になっておりますね。
空間こそ美だと感じさせてくれます。
これを色々な所に持っていって
色々な光の中で経験してみたいです。
すばらしいです。
2. Posted by ichi   2011年01月31日 03:21
nageire さん、ありがとうございます。

(楕円)紙張り茶室の発想は、
映画・『利休(勅使河原宏監督・赤瀬川 原平脚本』の中で、
史実にはない仮想の部分で少しだけ出てきます。

また『利休・無言の前衛・赤瀬川 原平著』の中に…

人の心に、やすらぎ・や、集中・を作用させる茶室の機能として、想像を進めてゆけば、
塗りまわし床の待庵に象徴される、丸くて狭いところ… 
つまるところ… もっとも人間がやすらぎを得られる場所…
究極には母胎回帰に行きつくのではないか? …というようなことが書かれています。

入ってにじり口の戸を閉め切りますと、
会館内のざわめきも、強いライトの光も、微妙に弛められ、
表の喧騒が心地よいバイブレートに変わるような気がします。

私が作ったのは、今回、楕円ではありませんでしたが、その実験をしてみたかったのです。

花を見るやすらぎ感とかゆとりとか感じられるのは、直線や鋭角的なものでなく、丸みのある安心感のある空間であること、
しかし、点前する側の集中と緊張が混在する空間でもある… 
花の観賞のための床柱も同じ…
実際に作ってみることによって、体感で得られるものは多かったと思っています。


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