2005年12月16日

民法第1部 レポート課題

ある牧場の牧場主が亡くなった。
この牧場主には3人の息子がおり、その息子3人に対して牧場主は遺書を残していた。

『牧場の牛を息子3人に相続させる。
 牧場にいる牛全体のうち
 長男は2分の1を相続せよ。
 次男は4分の1を相続せよ。
 三男は6分の1を相続せよ。』

この遺言に従い3人の息子は牧場の牛を相続しようとしたのだが、牧場にいる牛の数は全部で11頭。これでは遺言どおりに割り切ることができない。
この問題にぶち当たった息子らはどうすべきか困り果ててしまった。

するとその様子を見かねた隣の牧場主から牛を1頭プレゼントしてもらった。
3人は喜んだ。これで遺言どおりに相続ができると。

まず長男は遺言どおり2分の1の6頭を受け継いだ。
次に次男が4分の1の3頭を受け継いだ。
最後に三男が6分の1の2頭を受け継いだ。

すると不思議なことに1頭余ってしまった。そこで3人の息子は隣の牧場主にもらった牛をお礼を言って返し、無事に父親の遺言どおりに相続できたと喜んだ。


問題
隣の牧場主からもらった牛が要らなくなってしまった原因は何か。考察せよ。


↓解答




よく考えれば分かるが、遺言状の内容がおかしい。
遺言どおりに相続しようとすると

1/2 + 1/4 + 1/6 =11/12

で合計が1に満たない。それでこんなへんてこな話ができあがったわけだ。



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myster at 12:00│Comments(5)TrackBack(0) 課題 

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この記事へのコメント

1. Posted by ななしさん   2005年12月16日 21:12
新歓号まで読んだ。
2. Posted by 名無し   2005年12月16日 21:21
「お父さんの頭の中の消しゴム」

映画化決定wwwwwwww
3. Posted by 西村真悟@拘置所   2005年12月16日 21:38
全部を相続しろとは言っていないから、別に余ったところで問題はなかろう。

そもそも、この遺言状は民法で規定される遺言状の形式に合っていないんじゃないの。遺言無効となり、半分は母親、残り半分が同等に息子に割り当てられることになる。。

つまり「民法 第一部」のレポートという題名がおかしい。はいはい100点、100点。
4. Posted by 管理人   2005年12月16日 23:43
>西村信吾氏
問題の出し方が曖昧だったせいで混乱させてしまったようです。申し訳ありません。
さっそく問題文を訂正させていただきました。

遺言状の内容はたしかに形式とは外れ、法律上は無効ですが、裁判沙汰になっているわけではないのでこの場合はそのような考え方はあてはまりません。

それからタイトルの名前は適当につけていますので必ずしも内容と一致するとは限りません。
5. Posted by 名無しでほんとスマンかった。   2005年12月17日 01:23

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