CBを考える

2011年06月17日

若者のパワーを街の活性化に!

事務局の多田です。

週末に新しい出会いの場をセッティングしました。合コン!と言いたいところですが、合コンではありません。

嘉悦大学の学生さんと新聞販売店の社長さんと顔合わせでした。
ASA花小金井さんは、7年ぐらい前から配達先に、年間10回ぐらいのペースで地域情報のミニコミを配付されています。マイスタイルも3年前から情報提供のお手伝いをさせていただいています。

今回そのミニコミ「花小金井通信」に、嘉悦の学生さんが加わってもうことになりました。学生さんの目から見た花小金井エリア〜小平周辺情報や大学の話題などを「嘉悦っ子」というコーナーで取り上げてもらいます。

顔合わせは、まず新聞販売店に伺い、その後は場を変えて和やかに〜そして大いに盛り上がりました。

「最近の大学生は、遊んでばかりじゃないんだなあ・・・いろいろ真面目に考えていてビックリしたよ」と、学生さんたちのキラキラ輝く真剣な眼差しに驚かれた社長さんは、ご自身の体験談も披露してくださいました。

学生さんたちは「紙面から女性なのかと思ってました」と、予想とかなりギャップが大きかったみたいではじめは緊張気味でした。でも社長さんの人柄に触れ、失敗も含めた体験談を聞く中で、一緒に何かできたらという気持ちになってくれたみたいです。よかった(^∀^)

情報誌の発行に留まらず、この出会いが地域活性化の起爆剤になるような予感がしています。







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2009年07月20日

さいさいきて屋

先日「市民みんなが農の担い手になることをめざすまち」としてご紹介した今治市に来ています。

ふるさとなのに、知らなかった今治市のチャレンジ。

駆け足で帰る帰省では、もっぱら中心地の商店街近辺で所用をすませていましたが、じつは少し足を運ぶと、さまざまな先駆的な取組みが進行していたのでした。

そのひとつが「さいさいきて屋」。
日本最大の直売所という言葉どおり、直売所はもとより、食堂あり、CAFEあり、農園あり。

予想以上の規模と、居心地のよさに、何時間でも滞在したくなる場所でした。

ここは、決して「観光」を目的とした場所ではありません。
日ごろから、市民の台所として、地域に安心安全な農産物を提供する場所です。
そして、地域の農家の方たちの大切な販売の場所です。

詳しくはぜひこちらをご覧いただくとして、さいさいきて屋の一端を写真でご紹介♪

店内に入るなり、いい匂い。
鯛めしとウナギの蒲焼実演中。

桃
















広い直売所には今治を中心に近隣でとれた旬の路地もの野菜が満載!
もちろん海のまち今治らしく魚はもちろん、煮干などの海産物も所狭しとならんでいます。

写真の桃は一箱1,000円台〜2,000円台。

オクラ
















こちらは摘み立てのオクラ。
スーパーで普通見かけるものより、サイズはかなり大きめです。
袋いっぱいに入って100円。

奥に見えてるピーマンは一袋50円。

ドレッシング
















今治産の玉ねぎを使ったドレッシング。
2009年版の新作ドレッシングも。

ええのう



















絶対買おうと心にきめてた芋焼酎「ええのう松木」をゲット!
今治産の芋を使ってつくられた芋焼酎、味見楽しみです(^^)

SAISAICAFE














店内を一歩出るとちょっとおしゃれなSAISAICAFE

緑
















CAFEの横はグリーンのコーナー。
いわゆるホームセンター風というよりも、センス良くアレンジされたグリーンたち。
近くだったらもって帰りたかった…

食堂


















さいさい食堂

店の入り口には「本日の食材のみなさん」が紹介されています。
一歩はいると、まず手洗いスペース。
みなさん、ちゃんと丁寧に手をあらってから店内に入るのが、なんだか新鮮。

メニュー
















本日のおすすめメニュー。
どれも安くてうれしいお値段。

食堂2
















竹内のチョイス。

にぎり
夏野菜の揚げ浸し
せんざんき
味噌汁
杏仁豆腐

中央のにぎりは、なんと380円。
ネタは新鮮、ぷりぷりでした。

大満足(^^)


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2009年06月09日

「コミュニティービジネス」って何?

ラグラス写真 こんにちは、事務局の多田です。

事務局で仕事をしていますと、代表の竹内がCB(コミュニティー ビジネス)について熱く語る場面によく遭遇します。

先日も、新任監事の百田さんが事務所にみえて、ふたりのCB談義が始まりました。

仕事をしながら、門前の小僧・・・です。わたしもCBについて少し考えてみました。

竹内は、事あるごとに小平のちょっとしたいい所を会場に利用します。総会のうちあげは『インドネシア料理のマカシ』。そしてかならずセールスポイントが付きます。「兄弟店ができて・・・そこの雰囲気もなかなかいいのよ・・・」という調子で。

そういえば、総会前のロングミーティングは『梁里館』。「奥の広い部屋がちょっと話をするのにいいと思って・・・お粥はたっぷりよ・・・」と、まるで歩く宣伝カーです。

小平を愛しているんだな〜と感じます。

私はというと会議は基本的に公共の施設を利用します。ちょっとした打ち合わせは、駅に近いから、安いから、遅くまで営業してるからと、◇ックや〇〇バーガー××コーヒーをついつい利用してしまう自分を反省。事あるごとに小平の地元商店が持ち札の中から出せるということも、CBのひとつかな〜なんて思いました。

7月25日(土)からスタートするマチゴトトークライブでも、面白そうなスペースでの開催が決まっています。『コミュニティーライブラリー』(新小平駅から 徒歩5分)。

さらにデザート付き!小平ならではのものが揃うらしい。豊島屋豆腐のおからドーナツ、歩みのクッキー、かしの木のお菓子、ブルベリーワインも?

気になる方は、ぜひご参加を!

写真は、小平の素敵なカフェ『ラグラス』のテラスです。



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2009年01月26日

「第2回 ブルーム交流カフェ」&「多摩コミュニティビジネス シンポジウム」

事務局スタッフ武市です。

1月24日(土)、三鷹ネットワーク大学に於いて開催された「多摩地域でのビジネス」を考えるイベント「平成20年度第2回ブルーム交流カフェ」に参加してきました!

葉っぱビジネスで有名な(株)いろどり”の横石氏をお招きしての講演会、その後は「地域で求められているコミュニティビジネス(=地域密着の社会貢献型ビジネス:CB)」をテーマとした「多摩コミュニティビジネス シンポジウム」も加わった、大変盛りだくさんな内容でした。

外は時に小雪もちらつくような寒い日でしたが、どっこい会場は大変な熱気の渦!!参加者の熱意が伝わってきます。

横石氏の講演会のテーマは「地域を巻き込む創業〜地域資源を活かした“葉っぱビジネス”から起業を考える〜」で、これこそまさに地域の人(お年寄り)や資源(山の葉っぱ)を上手く使って大成功をおさめたコミュニティビジネスですよね。

テレビではいく度も拝見したこともある有名人の横石氏。なんと、徳島出身の竹内代表のお義兄様とは、小〜高校まで同級生なんですって!閉会後の交流会で聞いてみたら、しっかり竹内兄弟を覚えていたそうですよ。世間はせまいですね〜(´∀`*)

そんなご縁(?)のある横石氏は予想通り、とてもエネルギッシュなオーラにあふれた方でした。その発想力の豊かさと、ビジネスを成功に導いたねばり強さには感心しました。

過去の苦労話などを含めながら、これまでの歩みをユーモアたっぷり、かつ決して押し付けがましくなく語るご様子に、「さすが講演慣れされていらっしゃる…!」と聞き惚れる武市。

「後期高齢者は“好期”高齢者!常にプラス思考でいく」「商品を売るためには価値、情報、仕組み、場面の好循環の渦を巻くことが大切」など、これから起業を考えている人々の背中をぐっと押し、具体的に励ましてくれるような、人柄があらわれるお話ぶりに会場では多くの方がうなづいていたのが印象的。次々に飛び出す事例報告と名言の数々に、あっという間の1時間でした。

続く「多摩CBシンポジウム」では、全体会終了後、会場を3か所に分けてテーマ別に分科会を開催。私はマイスタイルの代表理事であり、また広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会の幹事でもある竹内さんがコーディネーターをつとめる「分科会2:CBがつなぐ多摩の食と農」に参加しました。

多摩CBシンポジウム分科会2こちらには「マチゴト」の取材にもご協力いただいた小平市、鷹の台駅そばの体験農園「みのり村」村長・粕谷さんや、立川で「コミュニティレストラン サラ」を運営している「NPO法人 高齢社会の食と職を考えるチャンプルーの会」の紀平さん、そして、くにたち富士見台人間環境キーステーションの活動の一環で、一橋大学の学生サークルPro-Kが中心となって運営している「Cafeここたの」から菊田さん(商学部2年)と田中さん(商学部1年)のお二人がパネリストとして参加。

多摩を拠点として「食」と「農」に携わった活動をするそれぞれの立場から、事例報告と、竹内さんからのするどいツッコミの数々にお答えくださいました。

「みのり村」村長・粕谷さんはさすが元農業高校の教師。約30人を前にして、時に冗談を交えながら「座学+実習」という今までにない新しい形の体験農園の取りくみとご苦労を、豊富な写真をもとにとてもわかりやすく語ってくださいました。

「サラ」の紀平さんは、チャンプルーの会で運営する「レストラン、デイサービス、ひろば」3つの事例を報告。やさしい口調の中に、しっかりと芯の通った強さが聞き手に伝わってくるような方でした。

カフェここたの事例発表「Cafeここたの」の学生さん二人は10代ながら「さすが一橋大生!」とうなりたくなるようなしっかり者。バブル崩壊を経験して育ってきた世代だからか、今の時代の学生さん達の地に足の着いた活動ぶりには、感心しきり。こんな若い方がCBに感心をもち、実践しているとはCBの未来は明るい!と、とても頼もしい気持ちになりました。

会場には市民の方をはじめ、行政や生協の関係者もいらしたそうですが、参加者が真剣にパネリストの話に相槌をうつ様子には、これからのCBにいかに熱い注目が集まっているかが伺えます。閉会後の交流会も「これまでになく、すごく盛り上がっていた。あんなのはじめて」(竹内さん談)とのことで、きっとこれを機会にCBの輪がさらにさらに広がっていったのではないでしょうか?

このイベントを通して、CBの基本はやはり「地域」と「人」の絆。「人」と「人」との絆なんだと改めて再認識。

普段は見過ごしているけれど、自分の住む町のあちこちに、磨けばキラキラ光る宝石になる石がたくさん転がっているのかも。そんな期待で胸がいっぱいになった帰り道でした。



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2008年08月01日

光が丘商店街のふれあいスペース

 理事の馬場です。

今日から8月、そう思っただけでも暑いですねえ。

みなさん暑い夏をどう乗り切っていますか。

私の夏バテ解消は野菜をいっぱい食べることです。

旬の野菜には暑さを解消し元気にしてくれる栄養素がたくさん詰まっています。

体を冷やしてくれるキュウリ、なす、たんぱく質の補給になる枝豆、カロテンたっぷりの トマトやかぼちゃなど。そんな夏野菜をたっぷり入れたカレーを作ったら食欲増進、元気いっぱいになるかも。

野菜を食べるなら、やっぱり国産野菜に限ります。

その点小平は、あちこちに直売所があって“畑からまっしぐら”のおいし〜い地場野菜を簡単に手に入れることができます。なんとも幸せなことです。

夏の時期、小平のあちこちで野菜市が立ちます。

7月26日(土)は、光が丘ふれあいスペースで、小平産の夏の野菜市がありました。採りたてのとうもろこし、枝豆、キュウリ、とまと、オクラ、ジャガイモや玉ねぎとたくさんの野菜達が並びました。

大学生のグループk.shipから3人の大学生さんも売り子として協力。

光が丘ふれあいスペースは、商工会が4月にオープンした複合施設です。貸しスペースやチャレンジショップ「北川楽器店」、子育て中のお母さんと子どものためのスペースきららはうすなどがあります。

開設にあたっては、Mystyle代表の竹内さん、理事の篠原さん、馬場もメンバーとして関わった「地域と歩む商店街づくり推進会議」(平成17 年11月〜平成20年3月まで計l6回開催 事務局:商工会)の中でもいろいろな提案がされました。

地域の溜まり場としてCB(コミュニティビジネス)創業・起業お試しスペースとして活用されていくといいなと思います。

それから、先の野菜市ですが、小川町の農家、小野さんも野菜を出品していました。小野さんは野菜や果物を使ったシフォンケーキやジャムを専用の厨房をつくり本格的に製造して、“にごりや”というブランド名で販売しています。そしてご自身の直売所だけでなく、JAや地域のお店にも出しています。

農業のCBといえるのでは、とかねがね私は思っています。野菜が採れすぎた時、それを無駄にすることなく加工してケーキやジャムに形を変えて地域に供給する。まさに“もったいない精神”からくるエコCBといえるかなと。

先日、コミュニティカフェ・レストラン「ラグラス」へ行ったら、なんと、小野さんのジャムがレジの横に置かれているではないですか。ここまでネットワークできているなんて!

小平のCBどうし、赤い糸があちこちで結ばれていきます。
 



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2008年07月24日

愛情の隙間を埋める

藤乃 代表理事 竹内です。

本日、Mystyle@こだいらのHPの「小平のコミュニティビジネス」のコーナーに、第三弾をアップしました。

今回ご紹介するのは、
小平で料理店を営む「藤乃」さんです。
http://mystyle-kodaira.net/cat16/fujino.html

料理店さんがコミュニティビジネス?
と不思議に思われる方もいると思います。

藤乃さんは本業のかたわら、お年寄りへのお弁当の配達を続けています。

きっかけは、一人のお年寄りの言葉でした。
以来、クチコミで配達先が増えていき、今では毎日40件のお宅にお弁当を届けています。

ひとりひとりの好みや体質に合わせ、メニューは異なります。
野菜中心の体に優しい、栄養に配慮した内容です。
それでいて、配達込みで600円という価格です。

以前、藤乃さんのことは、こだいらネットの探検隊コーナーでご紹介したことがあります。

その取材時に聞いた話が、強く心に残っていました。

当時、配達を担当していた人ができなくなり、店主ご夫婦は、お店の夜の営業をやめて、お弁当配達を続けました。

「お年寄りの食事は毎日のことだからね。とめることはできないよ」
と、とても自然に、にこにこ語られていましたが、料理店が夜、店を閉めるということは大きな決断だったと思います。

行政の委託ということではなく、介護事業の一環ということでもない藤乃さんの原動力は、使命感なのだと感じました。

取材は、事務局の宗像が担当でした。

取材の中で、配達に同行したのですが、少しでも早く届けたいと駆け足で走り続ける藤乃さんの姿から、多くのことを感じたと思います。

まちはたくさんの人に支えられいます。

昨年亡くした両親が介護が必要だった頃、東京と愛媛を行ったり来たりしながら、思いはあっても充分なことができなかったという悔いは、今でもあります。

愛情だけでは現実に立ち向かえません。

コミュニティビジネスは、愛情が埋められない隙間を埋めていくものなのだと思います。

これからも、小平のコミュニティビジネス、お伝えしていきたいと思います。

 



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2008年02月24日

コミュニティって何だろう

竹内です。

昨日の春一番はすごかったですね。

私はちょうど自治基本条例の市民の会議に参加していたのですが、窓から見える空の色に思わず見入ってました。

その時間帯の市役所付近の写真(永田市議のHPより)
http://nagata6.sakura.ne.jp/nisshi0802/sajin08022303.jpg

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さて、この自治基本条例の市民の会議ですが、自分たちのまちのルールは自分たちでつくろうということで立ち上がったもので、現在50名以上の市民が手弁当で参加し、長時間にわたる熱い議論がかわされています。

自治基本条例市民の会議
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/000/000435.html

骨子案ができあがり、一般市民の方たちへの意見交換会も複数回開催され、今は仕上げの段階です。

その中で昨日の会議では「コミュニティ」について活発な意見交換がありました。
このコミュニティは会議でも意見がわかれ、多くの時間を話し合いに費やしてきたテーマです。

当初の議論は、コミュニティとは自治会・町内会などの地縁型か、NPOなどのテーマ型かといったあたりから始まり、さまざまな議論が展開され、「その両者が重層的に」存在するのがコミュニティだろうということに落ち着きつつありますが、ではそこに「地域」をつけるべきか否かということが次に浮かび上がってきました。

コミュニティビジネスを語るときにも頻繁に出てくる「地域」という言葉。
曖昧な要素を持ち、語る人たちが同じ意味合いで語っているかというとそうでもないだろうと思います。

ある人は町内会を思い浮かべ、別の人は小学校区を、また別の人は市内全域を…といった具合です。

個人的には、土地で区画してここまでが「地域」といったことにはあまり意味がないと思っています。
なにを課題として地域を語るかによって、さまざまに枠組みが変わってくるからです。

小学校区の課題であれば、複数の自治会・町内会が関わることになります。
また、ゴミ出しということでいうと、隣近所数件が関わるという事もあります。
テーマとなる課題がどのエリアにかかるのかによって地域の枠組みは何通りも生まれます。

同様にその課題に関わる人たちも、地縁型かテーマ型かという区分では語れないでしょう。

コミュニティビジネスを推進していくときにもっとも大切なことは地域ネットワークです。

たとえば「商店街を元気に!」というテーマがあったとき、商店街の人たちだけが頑張ってもなかなか結果は生まれないでしょう。

商店街に加え、消費者である「市民」、行政・商工会などの「公」、信用金庫などの「金融機関」、専門性とミッションをかかげて活動する「NPO」、広報への協力では「各種メディア」…。
そういった様々な立場の人たちが集まって知恵を出し合い、得意分野を担い、実際に動くとき、はじめてまちぐるみの結果が生まれるのだと思います。

と、ここでまた振り出しに戻りますが、ではこうした考えを「自治基本条例」というものに落とし込むにはどうしたらよいのか…。

昨日は、私はさまざまな意見を聞きながら、上記のような考えが頭をぐるぐるまわって、結局発言はしませんでした。

骨子案づくりまでは、自由に自分の考えを述べていましたが、仕上げの段階の今は、思いをどう落とし込むかというときに、法律という壁の前では語る言葉が見つからなかったのです。

そもそもがNPOの一員として、まちのルール作りの現場ってどうなんだろう、体験してみたいという関心からの参加でした。

途中、自治基本条例をめぐって、内外にさまざまな政治的な思惑が感じられて、違和感を持ち、自分の役割が見出せず足が遠のいたときもありました。

ただ、昨日、久しぶりに参加し、さまざまな視点からの議論を聞きながら、その場に参加し、言葉にできなくてもそのことについて自分なりに真剣に考え、こうして翌日、思いを言葉にするということ、これは、私個人にとっても大切なことであると思うようになりました。

政治的な力学は今でも苦手ですが、ではNPOとして何ができるのか、を考えて動きたいと思います。

提言する力を身につけるとともに、言葉だけではない、現場での実践を通したアプローチから背を向けてはいけないのだと思います。



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2008年02月20日

まちに出よう!

竹内です。

おとなりのまち、東大和市商工会から委託をうけ、約30ヶ所のスポットを取材して印刷データに仕上げる事業を昨年末からスタートしていましたが、本日、無事データをお渡しできました。

年末年始をはさんで1ヶ月半あまりの短期間のお仕事でしたが、よくある地域情報誌とは一味違う仕上がりになっています。
手前味噌ですが、なかなかユニークなものに仕上がりました。

いつか機会があれば、ぜひご紹介したいと思います。

このお仕事を担当するまで、東大和市については、ご近所のまちなのに、じつはほとんど知識がありませんでした。

今回は7名のチームで企画、デザイン、取材、進行管理、データ作成を行いました。
結果、関わったメンバーそれぞれが、プロジェクトが終わった今では、東大和のまちをとても好きになっています。

「楽しかった!ライフワークにしたいくらい」というメンバーもいます。

地域に根ざす仕事を目指すうえでは、地域を知ることが必須だと思いますが、大前提として、「そのまちが好き」という気持ちがあることがとても大切だと感じています。

地域を知るためには、よくヒアリング、アンケートなどをとりまとめた調査が行われ、報告書としてまとめられます。
客観的なデータを得る点では有効ですが、まちを好きになったり、そこで暮らす人と根っこの部分で共感し信頼を広げたりということにはなかなかつながりません。

地域ネットワークつくりということはよく言われることですが、外部コンサル的なかかわりとは異なり、地域に根をはり、その地で活動を展開していく場合には、同じ地域情報を得る手段としては、伝統的な調査事業よりも、地域情報誌的なアプローチがおすすめです。

たとえて言うと、歴史を学ぶ場合に、出来事・年号を知識として暗記するよりも、歴史小説を読むことによって、暗記のための単なる文字列がいきなり血肉をもった本物と感じられるようなものだと思います。

マカシさて、本日のお仕事は東大和市のことだけではなく、もちろん小平市に関わることもありました。

運営を担当している小平の地域ポータルサイト「こだいらネット」の探検隊コーナーに、本日新しい記事をアップしました。

今回の取材先は、インドネシア風居酒屋「マカシ」。

レポーターはMystyle@こだいら事務局の宗像です。

取材し、その店を好きになり、そのよさを伝えたいという気持ちがにじむ記事になっています。

マカシの魅力はたくさんありますが、一番は中睦まじいオーナーご夫婦。

会うたびに、お互いを尊敬しあい支えあう姿に、わが身をふりかえって反省しています。
Mystyle@こだいら内では、家庭円満の「ご利益」がありそうということで、そのためにも定期的に行きましょうという空気もあります(^^;

マカシ探検隊記事
http://www.kodaira-net.jp/tankentai/makashi/

社会貢献にも頑張っています。
23ページを見てくださいね。



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2008年02月10日

排除の感覚

竹内です。

こういう活動をしていると、現場に近い人とそれ以外の立場の人たちとの温度差を感じる場面によく出会います。

現場側が一刀両断に排除する言葉としてよく言ってしまうのが
「あなたたちに何がわかるの!」という意味合いの台詞。

最初に表明しておくと、私は現場主義です。
机上の空論を議論するのは好みませんし、「結果を出してなんぼ」という現実的な考えです。

さらに、うまくいかない原因を外に求めることも嫌いです。

Mystyle@こだいらも小さいながらも事業体ですから、立ち上げ資金は個人的に私にとっては決して小さくない金額を投入しましたし、その後、半年ほどは薄氷の上を歩くような危うさの中で全力投球し、ようやく黒字化しました。

でも、これは起業するのであれば、当たり前のことです。

…と回りくどく書いていますが、

あるコミュニティで「借金してまでリスクを背負って経営している立場の人とこそ交流したい」という、一参加者のコメント以降、議論が止まってしまった現実に出会っています。もちろんその方自身、現場でリスクを背負う立場です。

コミュニティビジネスという仕事の形を考えたとき、その成否は、多くの立場の方たちをどれだけ関わってもらえるか、ということだと思っています。

同じテーマであっても、参加動機はさまざまです。
現場の人間もいれば、ただ単純にそのテーマに関心があるだけで参加の一般の方もいます。
また、研究者の立場の人もいれば、活動分野は違ってもなにかヒントを求めて参加の人もいます。

そのさまざまな人たちが縦横無尽にからむところから大きなエネルギーが生まれる可能性もあると思うのですが

たとえば農家の人が、都会の人に対して
たとえば子育て中の人が、未婚の若者に対して
たとえば商店主がサラリーマンに対して
…etc

「あなたたちに何がわかるの!」を言ってしまうと、それ以外の人たちは話す言葉をなくします。

懐深く、集合知を柔軟に取り入れ、アンテナを張り巡らせること。

自戒もこめて深く刻みたいです。



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2007年10月08日

ブルーオーシャン

ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)

竹内です。

9月、10月と続いている3連休。
この連休は、遠出はしないで、家族と一緒にゆっくり過ごし、ふつうに丁寧に家事をしたり本を読んだりしながら過ごしています。

この夏は、あいついで両親を見送り、無我夢中でしたが、先日、両親も同じ場所にとなりあわせて寄り添って眠ってもらうことができました。

やっと今、親を失った子どもとしての、自分の気持ちにむきあえる時間がとれるようになりました。

そうすると、この数日過ごしている丁寧な日々の営みが、何よりも大切で愛しく思えています。

年老いたご夫婦が、不自由な体をお互いいたわりあいながら歩いている後姿を見かけると、それが両親の姿と重なり、目の前の風景が潤んでしまうこともあります。

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事業をしていると、競合相手との競い合いなどは、どうしてもつきものです。
Mystyle@こだいらのような、ほんとうにささやかな小さな活動でさえも、その過程で、ときに、思わぬ反応に驚くことがあります。

そうじゃない。
そんな関係性を望んでいるのではない。

私たちが望んでいることは、目指すミッションの達成であって、競い合うことだけではない。

良い形で切磋琢磨することは大切だけど、排除しあうことではない。

そういう違和感がずっとあったのですが、そんなときに出会った「ブルーオーシャン」という考え方が、すとんと胸に染みこんできました。

ライバルとの血みどろの戦いが繰り広げられる既存の市場を「レッド・オーシャン(赤い海)」と呼ぶのに対して、競争者のいない新たな市場でまだ生まれていない、無限に広がる可能性を秘めた未知の市場空間を「ブルー・オーシャン(青い海)」とする考え方です。

この考えは、あくまでもビジネスの世界に限ったものとも思われがちですが、非営利セクターにもあてはまると感じています。

地域には、今まで、すでにたくさんの中間支援団体といわれるものがあります。

究極は行政でしょう。
市民活動・ボランティア団体も、ボランティアセンターも、各種経済団体も、そうです。

そうした団体のもっている特性、得意な分野など、互いの持ち味をもちより、生かしあうことで、単体ではできないことを、もっと力強く達成することができる方法はきっとあります。

それは互いを排除しあうのではなく、自分の持っている特性をより先鋭化しながら、プロフェッショナルとしての力をつけながら、それらを地域課題の解決のために持ち寄ることです。

Mystyle@こだいらは、地域密着のコミュニティビジネス支援の活動を目指して立ち上がった団体です。

では、Mystyle@こだいららしさとは?

今、ひとつの方向性が見えてきています。

それをさらに突き進めていくこと。
そしてそれを、知ってもらうこと。

その先に広がる、ブルーオーシャンを夢見て、迷いなく、進んでいきたいと思います。

以下は、ブルーオーシャン的な考えを、わかりやすく書いた本です。絵本のような平易な表現の中で、伝えたいことはちゃんと織り込んでいます。

こういう表現方法。見習いたいです。

戦わない経営

 



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2007年09月09日

普通がいいよね

宅老所「よりあい」の挑戦―住みなれた街のもうひとつの家

代表 竹内です。

まだまだ残暑は厳しいですが、庭からは虫の声も聞こえてくるようになりました。
私事ですが、この夏は、あいついで両親を見送り、私にとっては、忘れられない夏になりました。

私を含め、子どもたちは誰もふるさとには残らず、今は、小さな一軒家の実家がひっそりと残っています。

兄弟の思いの中には、この家をたちまち処分するとか、人に貸すとか、そういう選択肢はありません。

ではどうするか…
じつは私にはひそかな願いがありました。

長年、このまちで暮らしてきた両親の生きた証を、なにか地域の中に残せないだろうか。
晩年、介護が必要になり、施設のあり方にも考えさせられることが多かった、ここ数年の思いを、少しでも良い形で反映させることはできないだろうか。

そう思ったときに、浮かんだのが、まちの普通の民家を活かしたお年寄りの居場所作りでした。
そしてできれば世代交流もできる、子どものための居場所もかねることができる場所。

病院のような施設ではない、生活の延長線上の暮らしを営むことができる宅老所はできないだろうかという思いが少しずつふくらみました。

コンセプトは、「普通がいいよね」。
年老いても、泣いたり笑ったり、お料理したりおしゃべりしたり、普通の暮らしを営みたいと思います。

もちろん運営してもらえる担い手がみつからないと無理な話ですが、残された家を借りて、そういう場として活用してくれるNPO法人などが見つかったら、両親の思い出深い家を残すことができて、地域の人たちにも喜んでもらえるのでは…と。

こうした民家をそのままデイホームに活用する例は、全国にもたくさんあります。
たとえば…

★NPO法人 地域の寄り合い所 また明日(小金井市)
 小平のおとなりのまち小金井の施設。
 お年寄りと子どもたちが自然に交流しています。
 http://www.tbs.co.jp/radio/np/human/20070526.html
 http://www.nw-tama.jp/hp-gp/htm/kigyo.asp?n=23

★宅老所れもん(我孫子市)
 ※以前の職場で担当した講座の受講生さんが開業したデイホームです。
  私が取材レポートしました。
 http://www.abiko-cb.net/html/challenge/daycare/daycare.html
 http://www.abiko-cb.net/html/challenge/daycare2/daycare2.html

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結論から言うと、この提案は、難しいだろうということで、実現には至りませんでした。

その理由は、NPOの信頼性の弱さです。

持続性、責任の所在など、事業を行うために必要な力が、まだまだ認められていないのだということを、あらためて感じました。

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これからますますこうした施設は必要になり、一方では、あるじをなくして空き家になる家も増えていくと予想される時代の流れの中で、課題を克服しながら、まちの中の居場所作りを実現させる方法はないだろうか…

途方もない根気とエネルギーが必要です。
でも、それに向けての一歩、そのきっかけとなる試みとして、11月から小平で市民起業講座を独自事業として実施します。

ほぼ概要が決まりました。
募集開始となったら、このブログでもご紹介します。

関心のある方は、ぜひご参加ください

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2006年12月09日

実践につながる講座

代表 竹内です。

雨の中、コミュニティビジネスサポートセンターの忘年会で神田まで出かけました。
夕方5時からの早いスタートでしたが、その後、2次会まで、延々6時間、しゃべりまくり、さらに歌って踊って(???)という、いつもながら「はじけた」忘年会でした。

この春まで事務局として在籍していたコミュニティビジネスサポートセンターですが、小平で活動を始めた後も、これまでと変わらず交流が続いています。
背中を押していただいて、さらにその後も、いろいろな面で力を貸していただけること、ほんとうにありがたいです。

コミュニティビジネスサポートセンターでは、
コミュニティビジネスアドバイザー講座&コーディネーター講座を昨年から独自事業として開催しています。

その卒業生さんには、その後、府中(=NPO法人アクティブシニア応援団PPK)、小金井(=NPO法人カッセKOGANEI)などで事務所もかまえて、地域密着のCB中間支援活動を開始している人が何人かいます。

私は事務局としてこの講座を担当し「ミイラ取りがミイラになって」自分がやりたくなって一歩踏み出しました。

昨日の忘年会には、昨年&今年の受講生さんたちも参加でした。
これまでの卒業生さんたちに続いて、みなさん、地元で行動を起こそうと着々と準備を進めています。

座学に終わらない、実践に結びつき、さらにコミュニティが作られていることがうれしいし、心強いです。

こうした動きが、これからますます地域で広がっていくだろうと思います。

その萌芽の場に立ち会っていることを感じます。


mystyle_kodaira at 23:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2006年12月02日

規模を広げない

立教大学で開催されたシンポジウムに参加。
テーマは
「社会的企業が拓くサード・セクターの新しい地平−イタリア・トレントの社会的協同組合の経験から−」というもの。

通訳を介してのシンポジウムということで、運営の難しさを感じる場面もありましたが、イタリアの社会共同組合については興味深いことも多くありました。

イタリアのトレント県にはさまざまな協同組合が675ありますが、そのうち社会協同組合は90。

社会協同組合は、行政セクターも営利セクターも対応できない「新しいニーズ」を背景に、社会福祉的なサービスを継続的に企業経営形式で行う協同組合ということで、そういう点では、コミュニティビジネスの概念に近いといえます。
地域のために、地域に根を張って、という「地域性重視」という点も共通点です。

印象的だったのは、規模の拡大は行わないという考え方です。

地域密着で小規模に行う活動が中心で、規模が大きくなってきた場合は、分割して別の組織をつくるという方針なのだそうです。
一般的な営利企業はどんどん拡大を目指すのが普通なので、相容れない考え方だと思いますが、コミュニティビジネスやNPOの世界では可能な考え方です。

この規模を広げないとうい考え方は、以前から思っていたことでした。
少人数の専門性をもった組織で機動力のある活動をしたいと思っています。
そういう組織が、プロジェクトごとに集合・解散をしながら、ゆるやかにつながる強くしなやかなネットワークが地域に広がって行くことが理想です。

競合ではなく、補い合い、支えあうネットワーク。
そういう価値観を共有できるネットワークを、地域の中につくりたいと思います。

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それに関連して、先日、ある人から「地域密着で活動する場合、視野が狭くならないか?」ということを聞かれました。

私の答えは
「活動はより地域密着で、より深く。でもアンテナはより広く外へ」ということです。

地域の事情に精通することはもちろんですが、それと同時に広く外に向けてアンテナを張りながら、他地域の取り組みやベンチャー・SOHOなど他分野の動きなどにも敏感でいたいと思います。

そうしながら、そこでキャッチしたものを地域に活かす仕組み作りにつなげて行くことが大切になってくるのだと思います。

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立教大学20061202.写真は立教大学。
ほんとうにステキなキャンパスです。
夜には正門近くに大きなクリスマスツリーも。


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2006年11月26日

原点

この連休、久しぶりに愛媛の実家に帰省しました。
といっても骨休めの里帰りではありません。

母が介護の必要な状態になって3年。
4人いる子どもたちはそれぞれ古里を離れて遠いまちで暮らす生活が定着しています。

父はすでに長く病を患い、その間、ずっと仕事をしながら父を支え子どもたちが巣立つまで後押ししてくれた母でした。

実家は商店街の一角にある小さな店です。
商店街生まれの商店街育ちの私は、まだ地域コミュニティがしっかり息づいていた頃に子ども時代をすごしましたが、ご多分に漏れず古里もシャッター街となり、かつての賑わいはどこを探してもありません。

気丈に店の切り盛りをしながら頑張ってきた母が倒れたのは、商店街の賑わいの終わりと呼応するかのようで、よけいに寂しさがつのります。

今は施設にお世話になり、子どもたちは行ったりきたりしながら母に会いに通っています。
半身不随、耳も目も不自由で会話もままならないけど、頭ははっきりしています。
口元に耳を寄せて話す会話もだんだん慣れてきました。

私がコミュニティビジネスの世界で頑張ろうと思った原点は、まず核家族で子どもたちを生み育てた経験があります。
そのときに勇気を出してご近所に発信したSOSは、あたたかく受け止めてもらえました。
そして、地域には能力も意欲もある多くの人たちがいるのだということを身をもって知りました。

第二の原点は、いざ仕事を始めようと思ったときに、年令、経験、さまざまな壁の前でスタートラインにも立てない現実を知ったこと。

第三の原点は、母のこと。

ご近所の暖かさをもっと誰でも分かち合える仕組みをつくりたい。
年令や経験に左右されずに、やりがいをもち、自分らしく働く仕組みをつくりたい。
そして、生涯、家族が暮らすまちで孤独に押しつぶされることなく暮らしていける仕組みをつくりたい。

それらがコミュニティビジネスという言葉によって結びついたのでした。

まだまだ微力だけど、そういうメッセージを伝え続けられる私たちでありたいと思います。
そして、仕組みづくりに具体的に取り組めるMystyle@こだいらでありたいと思います。

そんな原点を見つめなおす連休でした。

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NPOセンター高校生時代よく自転車で走った今治駅周辺もすっかり様変わり。
そんな一角にNPO今治センターを発見!今治ファミリー・サポート・センターの事務所もかねています。
思わず「頑張って!」ってエールを送りました。

mystyle_kodaira at 21:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2006年07月24日

ワーキングプア

NHKスペシャルで放映された「ワーキングプア〜働いても働いても豊かになれない〜」。

決していい加減なわけではなく、むしろ不器用なくらいに実直で、働く意欲もあり実際に懸命に頑張っているのに、最低限の暮らしさえ維持できない収入しかない状態の人たちが、ひそかに、でも確実に増えているという現実を浮き彫りにした番組でした。

ホームレスの30代半ばの男性が二人登場。
そのうちの一人の小学校時代の写真が胸を打ちます。

くったくのない笑顔。
未来に対して何の疑いもなく、瞳を輝かせている、ほんとうに生き生きとした表情。
将来の夢の寄せ書きには「スポーツ選手になりたい…」

その後、父親の借金、両親の離婚、引き取った母親も高校時代に失踪。
こうして彼は、高校時代から生きていくためにひたすらアルバイトに明け暮れ、就職活動もままならず、20代は引き続きアルバイト生活。
専門知識や技能を身につけることもなく、30歳を過ぎて、ついにアルバイトも見つからなくなり、やがてホームレスとなる。

現在は、捨ててある雑誌を拾って1冊50円で古本屋に売り、一日400円になって喜んでいる。

公園のベンチに腰掛け、遊ぶ子どもたちを眺めて時間を過ごす。
「昔は、勉強もスポーツもクラスでは中の上だったんです。でも、お金の必要なことになると一気に最低のレベルになった。」
そのことからどうしても抜け出すことができなかった。

そう語る彼の表情にすさんだものはなく、少し気弱なはにかんだような表情で、真面目に生きてきたのに、働いてきたのに、今の暮らしから抜け出せない現実がより重く感じられました。

私にできることはなんだろう。
ずっと頭の中をぐるぐるまわっています。

少し違う次元かもしれないけど、NPOやCBで働く人たちの収入も、それだけで暮らせといわれたらとても無理な収入でしかない人たちが多いという現実があります。
お小遣い程度の収入がやっとという感じではないでしょうか。

では、どういう人が関わっているかというと、主婦であったり、ある程度蓄えや年金があるシニア層であったり、という人たちです。

要は、まだNPOやCBだけでは「食べて」いけない人が大多数というのが現実です。

やりがいを持ち、ミッションを感じて関わっているので、モチベーションは高く、収入よりもやりたいことがやれることに重きをおいて関わる層が多いということはありますが、やはりちゃんとその収入で「暮らしていける」ようにしていくことが大切だとあらためて感じています。

あの若者たちの働く意欲が報われるような雇用の受け皿になるようなCBがたくさん生まれてほしいし、そのためのサポートにつながるような活動を、展開していきたいと強く思いました。




mystyle_kodaira at 17:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加