2011年12月31日

草食系という言葉が出回って久しい。

本来男性とはガツガツした肉食系であるべき!というべき論観点から、草食系という言葉はどちらかというとネガティブに使われている気がしてならない。


しかし。である。


草食系動物だって餌は食べるし性行為(?)もする。時には喧嘩だってするのだ。


どうも『無気力』と『草食系』が混同されている気がする。


セミナーを開催したり、起業をしたり。そんな活動をする私を見て「草食系じゃないですよ。一圓さんは」などとよく言われる。

向上心を持ってやる事(やりたい事)は実行する。これが草食系ではないと言うのだ。


私の考える草食系というのは、『野心』ではなく『向上心』、『虚勢』ではく『身の丈』、『征服感』よりも『満足感』を重視する人。

起業で言うならば『ガンガン事業を成長させてIPOして多額の資産を築き、高級外車を乗り回して・・・日本のビルゲイツになる!』ではなく『自分の得意分野である○○をビジネスにして暮らしに困らないお金を稼ぎ、充実感のある毎日を過ごしたい』となる。


草食系代表の私も一時期、肉食系の起業を志した事がある。お金持ちになってブイブイ言わせるぞ!とw

運よく住民税を4千万円程度納める程の年収を手に入れ、家賃数十万円のマンションに住み、夜な夜なクラブで遊びちやほやされ、欲しいものは値段を気にせず購入するという暮らしをした事がある。



何とも刹那的な快楽だった。環境やお金に振り回されている感じが常に漂っていた。


で、気付いた。


あ、これじゃない。自分は自分のビジネスに熱中しているのが楽しいんだ。と。


大金を得るために起業するのではなく、自分が好きでやっている事が人から感謝され、それで生活費を賄う事ができるのが自分の幸せだ。と。


別に『お金を稼ぐぞ!』という(俗に言う)肉食系の起業が悪いとも思わない。


でも私は草食系起業家である事に居心地の良さを感じる。また、同じような方々をサポートしたいと思う。





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起業のイロハ 

2009年12月28日

使い勝手的なものもあり、本ブログはお引越しいたしました。

http://ameblo.jp/katsuhikoichien/


今後ともどうぞよろしくお願いいたします!


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2009年12月26日

セミナーバナー_03


草食起業塾の一圓克彦(いちえんかつひこ)です。初の起業から1年。大手競合との競争激化を懸念し、事業を譲渡する事を決意。自身の不足スキルを補うために大手営業 会社E社に入社することになりました。そこで待ち受けていたものは。。。




2001年  某月


自分では非常識だと思っている事でも、営業成績のためなら仕方ないのか。詐欺ギリギリ、半ば騙しているようなトークで申込みを集めないとダメなのか。それが営業というものなんだろうか。

そんな悩みを持ちながら毎日会社に行きました。もう後がない。そう思って道行く人たちに声をかけるのですが、一向に申込みに繋がりません。自信が無い営業からものを買うお客さんなんていませんからね。

知り合いや身内に半ば【お情け】で申込みをもらうのですが、会社が要求するノルマの数字には到底及びません。なんとも居心地の悪い2ヶ月間を過ごしていました。



そんな時、転機が訪れました。



E社がプロバイダ事業を始めるというのです。当時は富士通のniftyやNECのBIGLOBEという大手で寡占状態だったISP事業。ここにE社が参入する事になりました。

それに伴い、営業企画部という部署が創設され、私はそこに配属となりました。この部署ではISP事業を始めるにあたって、想定される全ての事業企画を行うこととなりました。申込書のデザインからクレジット会社との提携業務、サービスプランの企画からコンテンツの企画まで数名のスタッフで進めていきました。



当時はまだADSLなど出現しておらず、ダイヤルアップ接続しかありませんでした。ISPもつなぎ放題は殆ど無く従量課金でしたので、電卓を片手に月に3時間までの「ライトプラン」は980円、15時間までの「ミディアムプラン」は1,800円、というようなプランニングを行いました。

クレジットカード会社との提携や、メニューラインナップの策定、申込書等販促物の用意が全てできた時点で、例の営業部の出番です。

システムの最終チェックを行い、ISP事業が開始するや否や、数十人いる営業スタッフが一気に動き出しました。毎日毎日、すごい数の契約書が届きます。



いやだ。おかしい。そう思っていた営業部時代。しかし、自分が開発に携わったサービスを凄い勢いで売ってくれる営業部。どうやって売っているんだろう?と心配な半面、彼らが物凄く頼もしく思えました。

次第に『ガンガン申込みを取って欲しい!』と思っている自分に気がつきました。自分はロクに申込みを取れないクセに。勝手なものです。




◆◇◆◇  この経験から学んだ事  ◆◇◆◇

営業に対する穿った見方は自己コンプレックスの擁護だった



それまでの私は『数字をつくるためには、法律に抵触しなければ何をやってもいいのか?』そう思い、営業に対して物凄く穿った見方をしていました。もちろんE社でも全員が全員このような営業をしていたわけではありません。真っ当なスタイルで成績を上げているスタッフも沢山いました。しかし、私は彼らも含めて『営業は・・・』などと思っていました。

それが、サービス企画の側にまわり、製品開発を行った瞬間『もっと売って欲しい!』です。本当に自分勝手なものです。

結局、自分に営業適性が無いがために、自己弁護の思いこみをしていただけだと気付きました。



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一圓克彦ヒストリー 

2009年12月25日

セミナーバナー_03


草食起業塾の一圓克彦(いちえんかつひこ)です。初の起業から1年。大手競合との競争激化を懸念し、事業を譲渡する事を決意。自身の不足スキルを補うために大手営業 会社E社に入社することになりました。そこで待ち受けていたものは。。。



2001年  某月


社内への呼び戻し電話に救われたような形になった私。17時過ぎに帰社。戻るやいなや「何件とれた?」と睨みつけながら問いかける上司。

「あ、いや。。。ゼロです。すみません。」

「お前はアホか!何しに行っててん!」

と予想通りの怒号。同い年とはいえ上司。こんな言い方されても仕方ないのか。。。と改めて痛感。「すみません」としか言えない私。両親や友人、前の会社のメンバーが見たらどう思うだろう。。。そう考えると虚しくて切なくて仕方ありませんでした。



そのままの空気で会議室へ。夕方になってようやく商品のレクチャー。何という会社が開発した商品で、E社とはこういう資本関係にある。その商品の狙いは数多くの趣向性がハッキリしたメールアドレスを集める事により、かなり高額な広告ターゲットとして広告を販売できる。一旦会員を組織してしまえば、原価はタダみたいなものだから今は何が何でも会員数を増やす必要がある。

というような説明と、具体的な申込フロー等の説明が2時間程ありました。

私の数日前にも数名の入社があったようで、その人達合計5人でその研修を受けました。他の人たちはそこそこ申込を貰っているようで、翌日はそのうちの1人の人に同行する事になりました。

こうして会社員1日目は終わりました。当日自宅に戻り母親に「会社はどうだった?」と聞かれ、思わず泣きそうになりました。得も言われぬ感情が鬱積していました。




翌日、色々と迷いましたが何とか出社。朝礼でまた吊し上げかなぁなどと考えていたのですが、何とかそれは免れました。朝礼後、すぐに先輩(といっても数日ですが)と一緒に出かけました。たくさんの申込書をもって。


着いた先は団地。


繁華街に出かけると思っていた私はその後の彼を見て唖然としました。彼は1件1件チャイムを鳴らし、インターフォン越しに喋りだしました。「あのー。簡単なアンケートにお答えいただくと、お得な情報を差し上げるサービスをやっております。」と。

びっくりです。更に相手に断る間を与えずに彼は続けます

「スポーツはお好きですか?」 「あぁ、、はい」
「ショッピングはお好きですか?」 「えぇ、、」

そんな感じでアンケートを取っていき、最後に

「メールでお得な情報をお伝えするので、メールアドレスを教えてください」

と。


ココで結構断られていたのですが、数件の方は「◯◯◯@ドコモ」と答えてくれていました。で、申込書には氏名や住所を書く欄があるのですが、、、表札を見て氏名を。住所表示を見て住所を記入していたのです。


「え!これってアリなの?」

何だか冷たい汗をかきました。いくら申込を獲得するのが仕事とはいえ、、、いくら最初に届くメールで解除できるとはいえ、、、これはダメだろう。。。と。

「じゃ、次オマエやってみて」

と彼は言います。できっこ無い事を要求され、パニック状態だった私は明らかに年下の数日先輩に「オマエ」と呼ばれているにも関わらず、何も感じないほど動揺していました。

見よう見まねでピンポーンと鳴らし、「あのー」と言った時点で「ドチラさんんですか」と強い口調で言われ「アンケートを、、、」と喋りだした瞬間「結構です!」と断られる始末。自信が無いのが丸わかりな声だったのでしょう。

自分には絶対できない。と確信しました。コレが会社の求めている行為ならば、こんな会社に居たくない。心底そう思いました。



夕方会社に戻り、この数日先輩が「アイツ、ダメっすね」と報告しているのを聞き、その場にヘタリこみそうになりました。『彼が正しいの?自信満々にあの行為ができる人間が評価されるの?何故?何故?』完全に頭はパニックでした。





◆◇◆◇  この経験から学んだ事  ◆◇◆◇

社会の正義と組織の正義



数ヶ月後、あまりにクレームが多いため、団地作戦は禁止されました。しかし、その作戦を実行していた彼は英雄のように讃えられ、マネージャーに昇格していました。

私には全く理解できませんでした。

社会の正義と閉ざされた組織の正義は異なる事を知りました。

ひょっとすると世界の正義と日本の正義は違うのでは?と思うようになったキッカケです。

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一圓克彦ヒストリー 

2009年12月24日

セミナーバナー_03


草食起業塾の一圓克彦(いちえんかつひこ)です。初の起業から1年。大手競合との競争激化を懸念し、事業を譲渡する事を決意。自身の不足スキルを補うために大手営業 会社E社に入社することになりました。そこで待ち受けていたものは。。。



2001年  某月


『申し込んで欲しい』という意思表示をしない限り、申込を獲得する事はできないと頭では理解できたものの、体はその通りに動きません。

また別の友人に電話をかけたのですが、

一圓 「あ、もしもし。久しぶり」

友人 「おぅ!久しぶり。どうしたん?」

一圓 「いやさ、実は会社員になったのよ。今日からw」

友人 「へ~!また思い切ったなw」

一圓 「そうそうw。んでね、今E社ってとこにいるんだけど、○○っていうサービスの営業しててさ」

友人 「ふ~ん」

一圓 「そのサービスってのが、予め興味のあるジャンルを登録しておくとそのジャンルに関するクーポンとかが届くって感じで。良かったら申し込んでくれない?」

友人 「何かよくわからんなぁ。まぁ、考えとくよ。」


という感じでした。申し込んで欲しいという意思表示はできましたが、申込には至りませんでした。今思えば当然ですよね。たった1フレーズの説明をしただけで申し込んで欲しいと言った所で「うん、わかった」って言ってくれる人なんて殆どいません。



10時過ぎから始めた【営業ごっこ】。15時くらいになっていたでしょうか。お腹が減ったので遅めのお昼をとる事にしました。



しょんぼりしながらファーストフード店に入り、一番隅っこの席で何とも言えない気分のお昼ごはん。『あぁ、さっき電話した友人に嫌われたんじゃないかなぁ』などとつまらない事を考えながら、鞄に入っている申込書を取り出しボーッと眺めていました。

『今日は無理かなぁ。申込取れなかったら何言われるんだろ。自分も明日の朝礼で吊し上げかなぁ』

などとも考えていました。さすがにゼロはマズイよなぁ。と思い、申込書に自分の名前を書きました。申込第1号は、、、自分自身でした。



しばらくボケーッとしていると携帯電話が鳴りました。会社からでした。

「会議するからすぐ帰ってこい」と。相変わらずの超上からの軍隊口調でしたが、帰ってこいといわれてもの凄くホッとしたのを覚えています。





◆◇◆◇  この経験から学んだ事  ◆◇◆◇

断られた時のショックを【受け流す力】か【減らす仕組み】か


私のような営業を苦手とする人間は、勇気を振り絞って申込んで欲しい意思表示をしたにもかかわらず断られると、絶望感に打ちひしがれてしまいます。

営業は確率論

頭ではわかっているのですが、怖くて次の1歩を踏み出す事ができません。

このダメージを減らすためにマーケティングがあるのだ。と頭の奥の方で理解できた瞬間でもありました。

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一圓克彦ヒストリー | 営業嫌いの営業術