【ここに注目!】
本願商標と引用商標は、共に特定の観念を有しないものであるから、観念において比較することができないものであり、また、観念上、相紛れるおそれがあるような特段の事情は見いだせない


【実務への応用】
おなじみの総合観察で造語同士について観念が対比できないので非類似とした審決です。

結論自体は特に目新しいものではありません。

その中で気を引いたのは「観念上、相紛れるおそれがあるような特段の事情は見いだせない」というくだりです。
造語であれば基本的に観念において相紛れる特段の事情は存在しないでしょうから、この観点でいけば、造語商標同士であれば、観念・外観非類似の結果、全体としても非類似の結論を導きやすくなります。 

【適用条文】
4条1項11号