【ここに注目!】
本件商標が使用されている商品の取引についてみると、該商品は、通常使用権者が運営するウェブサイトの通信販売において、被請求人の主張によれば「ランチ小物」の項目に分類されているもので、また、「ハイジクラブ両国店」及び「いちばんプラザ」の両店舗における商品の陳列では、弁当箱、箸、水筒及びカップ等のお弁当に関する商品とともに展示されているものであるから、昼食で利用される「ランチクロス」として把握、認識されるものである。

そうすると、該商品は「ランチクロス」として取引されているというべきであり、「ナプキン」としても取引されているということはできない。

【実務への応用】
「テーブルナプキン」と「ランチクロス」、何れも似たような商品ですが、不使用取消審判では「その指定商品」についての使用が求められますので、厳密に区別されます。

「織物製テーブルナプキン」は類似商品・役務審査基準にある表示ですから、具体的に使用する商品を確認せずに、審査基準通りで出願してしまうと後で後悔することになります。

出願時に指定商品・役務の表示に気を遣わなければならない大きな理由はここにあります。

【適用条文】
50条