【ここに注目!】
「DESTINATION」の文字は、「目的地」等を意味する英語の名詞であり、また、「ASIA」の文字は、「アジア(大陸)」を意味する英語の名詞(前掲書)であるところ、本願の指定役務が旅行や輸送に関する役務であることからすれば、これらの文字からなる本願商標要部は、一方から生ずる観念が他方のそれと分離して認識されるものとは認め難く、英語の文法・用法はさておき、構成文字全体として「目的地アジア」程の一体的な意味合いを暗示させるから、観念上も分離し得るものとはいえない。

【実務への応用】
結合商標の一体性を主張するには(1)外観的一体性、(2)一連で称呼するに適したものであること、(3)観念的一体性、の3点が欠かせませんが、特に観念的一体性をここまで強調した審決は貴重なように思います

【適用条文】
4条1項11号