グリーンスパーン前FRB議長は米サブプライム対策基金が信頼を損ねる可能性を指摘、7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は共同声明で、米サブプライムローンに端を発した世界的な金融市場の混乱が世界経済の成長を減速させるとの見通しに言及した。

国際通貨基金(IMF)の国際通貨金融委員会(IMFC)でも世界経済減速の見通しが示された。G7声明では新興国経済の好調が指摘され、世界経済の堅調な拡大は続くとし、危機は乗り越えられるとされている。一方、為替に関する記述は前回同様となったが、人民元の上昇ペースを早める必要性が指摘された。

グリーンスパーン前米連邦準備理事会(FRB)議長は、大手米銀によるサブプライム対策基金について、市場を支援するよりも打撃を与える可能性があるとの見方を示した。信頼を一段と損ねるリスクを指摘しており、今度の同基金の行方が注目される。

今夜の海外市場が注目、日経平均の急落・円急騰のきっかけとなった米国株が下げ止まるかどうかになってくる。

先週12日に米商品先物取引委員会(CFTC)より発表された16日時点の大口投機家の金の買い越し幅が20万1859枚となったことで、2週続けて過去最高を更新。ファンド勢による買い越し幅が大幅に膨らんでいるだけに、引き続きニューヨーク株が下値を試すようなことがあれば、リスク資産の縮小によるファンド勢の手じまい売り主導の波乱も考えらる。