幸せ、さがそ。幸せ、さかそ。〜Myuのhappy diary

ある時はコピーライター・中村美夕紀。 またある時は占星エッセイスト・みつみゆう。  “好き"を仕事にすればどんなに苦しくても幸せの種は見つけられる・・・ そう信じて。

天秤座の満月 〜縁を完結させるということ。

4月13日9時20分過ぎ。
天秤座にある月は太陽の真向かいに入り、
満月の刻を迎えます。
残念ながら、ジャスト満月は日中の時間帯。
13日の夜に昇る時には既に欠け始めてはいるものの、
それでも、丸く美しい姿を見せてくれるでしょう。
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アメリカの先住民は4月の満月をピンクムーンと呼ぶそう。
ちょうど地上では北米原産のフロックスが
可憐なピンクの花を咲かせる頃。
フロックスは和名をクサキョウチクトウといい、
日本でも60種類以上の品種を見ることができます。
中でも、お馴染みなのはシバザクラ。
公園一面、あるいは丘一面に咲き揃う光景は
まるで花の絨毯を敷き詰めたよう。
樹木の桜とはひと味違う、足元のお花見を楽しめます。
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さて、天秤座満月の話に戻りましょう。
満月時のホロスコープを紐解いてみると---
何より目を引くのが月と太陽に割って入る蟹座の火星。
天秤座の月、牡羊座の太陽、それぞれとスクエアを組み、
かなり好戦的に見えます。
反面、魚座と牡羊座の境界線ギリギリにある星たち
=水星、金星、土星、海王星とはトライン、
牡牛座の天王星とはセクスタイルで結ばれて
火星本来の情熱や闘志がプラスに発揮されそうです。
天秤座は本来、調和やバランス、平等、契約、
1対1の人間関係、パートナーシップ等を示す星座。
そこに満月が宿るということは
ビジネスにおいては双方が納得できる契約の締結、
恋人同士であれば幸せなハッピーエンドが考えられます。
が、一方で、互いの将来のための関係解消、
あるいは、すったもんだの末の念願の決別というケースも。
というのも、通常はひと星座に2ヶ月弱しか滞在しない火星が、
途中、獅子座に先行移動しつつも
なんだかんだと半年以上も蟹座に滞在して
いつもと違うエキサイトの仕方をしていたのです。
火星にとって居心地が良いとは言えない
水の星座・蟹座での長逗留はまさに苦行だったはず。
昨年9月以降、とんでもないトラブルに巻き込まれた…とか、
無謀とも言えるケンカを吹っ掛けてしまった…とか、
思い当たる人も多いのではないでしょうか。
その火星もようやく18日には獅子座へ抜けますから、
今回の天秤座満月はその餞とも言えるもの。
結ぶにしろ、離れるにしろ、
次のステップに向けての実りある完結となりますよう。
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天秤座は金星を守護星に持つ、愛と美の星座でもあります。
ファッション、コスメ、アートなど
人の手による美しさに囲まれた時
天秤座はそのパワーを最大限に発揮できるとか。
天秤座満月が見守るこの日
春らしいおしゃれをしてお出かけしては。







 

阪神競馬場 〜春、桜、ゴージャス。

3月1日、リニューアルオープンした阪神競馬場。
来月にはG1の大阪杯と桜花賞の開催を控える、
同競馬場へ行って来ました。
・・・というのも、3月29日30日は入場無料となる
阪神競馬場フリーパスの日。
ちょうど桜も咲き始めているし、
お天気は良いし、
お花見orお散歩がてら足を伸ばしてみたのです。
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阪急仁川駅から専用の地下道〜歩道で直結。
競馬場周辺の桜はまだ2分咲き程度でしたが、
場内にはほぼ満開の桜も。
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品種が違うのでしょうか・・・
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そして、濃ピンクの枝垂れ桜もだいぶ咲いていました。
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正門上にはどどーんと、大阪杯、桜花賞の看板が。
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私がちょうど到着した時、
パドックでは第9レース、君子蘭賞の馬たちが周回中。
ひときわ熱い視線を集めていたのは
白毛馬のゴージャス嬢でした。
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お母さんも同じく白毛だったサトノジャスミン。
そしてお父さんは阪神巧者にして破天荒だった
芦毛のゴールドシップ。
果たして彼女はどんなレースをするのでしょう?
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・・・残念ながら、見せ場なく10着に。

でも、きれいな馬と桜、麗らかな春にふさわしい
プチトリップでした。
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清和 〜4月の星読み&月読み。

「清和(せいわ)」とは4月の異称。
旧暦4月は現在の5月頃に当たりますから、
澄み渡る空は清らかで、陽気は和やか。
一年で一番過ごしやすい時期と言えるでしょう。
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ただ、昨今の気候変動を見ると、
4月と言うのに夏日、真夏日が続出して
別の異称「孟夏(もうか=夏の初めの意)」や「新夏」の方が
しっくり来るかもしれません。

春は空が霞んで星空散歩には今ひとつ。
・・・ですが、ぼんやり霞んだ夜空に浮かぶ春の月は
風情があってまた良いもの。
実は、4月13日の満月は2025年で地球から最も遠くにあり、
今年一番小さく見える満月です。
桜の盛りは過ぎているかもしれませんが、
舞い散る花びら越しに控えめな満月を眺めるのも
なかなか趣があるのでは。
花見酒など片手に夜空も眺めてみてください。
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占星術における星の動きを追って見ると---
現在牡羊座にある太陽は20日に牡牛座へ。
魚座にある水星は7日に順行に戻り、16日に牡羊座へ。
同じく魚座にある金星は13日から順行。
蟹座にある火星は18日に獅子座へ。
木星は双子座で順行中。
土星は魚座で順行中。
天王星は牡牛座で順行中。
海王星は牡羊座で順行中。
冥王星は水瓶座で順行中。
月は13日に天秤座において満月となり、
27日には牡牛座で新月となります。
今月のトピックは火星が座を変えること。
振り返れば、一時的な獅子座への先行移動はあったものの、
昨年9月から半年余に渡り蟹座に滞在していた火星。
牡羊座の支配星にして火の星座の象徴、
情熱や闘争を司る星が水の星座で足止めを食らい、
随分居心地の悪い思いをしていたはず。
今回、満を持して火の星座・獅子座に移ることで
本来のプラスの力を発揮しやすくなるのではないでしょうか。
3月末の魚座-牡羊座間の星往来、そして海王星移動と
ダイナミックドラマの余韻は続いているものの、
それも徐々に清く和んでくると予想します。
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牡羊座はビッグチャンスほどリスクの顔をしてやって来そう。
失敗していい、損してもいい、くらいの心意気で。

牡牛座は見えているのに届かない、もどかしさが募るかも。
遠回りもまた楽し〜と思い直して、慌てずに。

双子座は新たなコミュニティーに幸運が待っているよう。
自ら飛び込む、自ら立ち上げる、どちらでも。

蟹座は対人面のトラブルが多発し、感情が乱高下しがち。
守れない約束やルールなら、最初から辞退するべき。

獅子座は手を伸ばしさえすれば、棚ぼた式に幸せが落ちてくる予感。
もらって満足せず、どう活かすかよく考えて。

乙女座は自分の心の奥の奥を覗き見るようなシーンあり。
案外、本人が一番分かっていなかった事柄かも。

天秤座はこの先の人生を大きく左右する出会いや出来事が。
4月から新環境へ飛び込んだなら、その確率はさらに大。

蠍座は「木を見て森を見ず」的なシチュエーションが多々。
人の批判をする前に、我と我が身を振り返って。

射手座はスターであり、カリスマであり、とにかく目立つ期間。
下手に隠そうとしないで、何もかも堂々と。

山羊座は居るべき場所、戻るべき場所に何らかの変化が。
大切に思うなら、日頃から気にかけ、手をかけて。

水瓶座はフットワークよく動き回って様々な成功を収めそう。
趣味でも勉強でも興味を持ったなら、即行動を。

魚座は身のまわりが落ち着き始め、自身もほっとひと息。
自分の好きなことにどっぷり没入できるはず。




 

牡羊座の新月 〜扉を開ける。世界が変わる。

3月29日20時前、
月は牡羊座において太陽と重なり
新月の刻を迎えます。
残念ながら日本では見られないものの、
今回の新月は日食を伴うもの。
アメリカをはじめカナダやグリーンランド、
ヨーロッパやアフリカの各国で観測でき、
中でもアメリカとカナダでは
日の出前に日食が始まり太陽が欠けた姿のまま昇る
「日出帯食(にっしゅつたいしょく)」となります。
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滅多に見られない神秘的なドラマが
東の地平で繰り広げられるでしょう。

新月時のホロスコープを紐解いてみると---
冥王星を除く大半の星が西半球にあり、
その多くが牡羊座と魚座の境界線付近に鮨詰め状態。
というのも、27日には逆行中の金星が牡羊座から魚座に戻り、
新月翌日の30日には同じく逆行中の水星も魚座へ。
さらに、今年のビッグイベントのひとつ、
海王星の牡羊座移動も同じく30日にあるのです。
本来なら、12星座トップの牡羊座が抱く新月は
スタートパワーが増しましであるはず。
ところが、今回は引き戻しの作用が強大で、
未来へ進んでいるつもりなのに、気づけば過去へ・・・
というような事象が多々あるかもしれません。
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言い換えれば、前進するためには
いつも以上の決断力や行動力が必要ということ。
おそらく生半可な姿勢では
目指している自分には到達できません。
ここでもう一度過去と向き合い、過去を清算し、
未来への決意を揺るぎないものに。
暗い部屋に別れを告げて明るい外界へ飛び出すために
全力で目の前の扉をこじ開けましょう。

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桜の開花のニュースが各地から届く頃。
長い冬を耐えて見事に咲く花の姿は
春の喜びと共に感動や勇気も届けてくれます。
庭木としても人気のハクモクレンの花言葉は
崇高、気高さ、高潔な心。
宝塚版「風と共に去りぬ」のヒロイン、
スカーレットに例えられた花でもあります。

乙女座の満月 〜清く、正しく、潔く。

3月14日16時前。
月は乙女座にあって太陽の真向かいに入り、
満月の刻を迎えます。
北海道や東日本のごく一部でしか観測できませんが、
(それも月が欠けたまま昇ってくる月出帯食)
今回の満月は皆既月食を伴うもの。 
完成・完了・完結という本来の意味合いに加え、
再生や復活のパワーも色濃い満月となるでしょう。
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折しも、満月当日はホワイトデー。
良い意味での愛の終結、ハッピーエンドとなりますよう。

満月時のホロスコープを見てみると---
対峙する太陽のそばには
牡羊座への移動を控えた魚座の支配星・海王星と土星。
月とトラインで結ばれた天王星が
その2つの星とも調和を保っているため
絵空事ではないリアルな安心感が伝わってきます。
とは言え、満月デーと相前後して
魚座ー牡羊座間を往来(逆行)する水星や金星は要注視。
軽々に楽観はできません。
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乙女座は本来、分析と実務を担う星座。
仕事に関することなら何をやってもパーフェクトで
細やかなサポート能力にも長けています。
「清廉潔白」とは乙女座の代名詞のような四字熟語で、
きれい好きで、間違ったことが許せず、
悪事を徹底追及する批判精神も人一倍。
奉仕や福祉、介護や看護など
対面する魚座と共通する支配ジャンルは多いものの、
任務に当たる際、乙女座の胸の内にあるのは大いなる使命感。
対して魚座は同情や共感、無償の愛など情が原点。
もちろん、どちらも崇高なことには違いありませんが。
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もしあなたにズルズルと続けている悪習慣があるなら、
(それも日々の生活や自身の健康に関わるものなら特に!)
乙女座満月の日にこそきっぱり断ち切りましょう。
自分の身のまわりを清らかに整え、
自分を律して正しい道を選び、
潔く堂々と歩んでいく。
それが乙女座のプライドであり、目指すべき姿。
乙女座満月のパワーがあなたの背中を
そっと押してくれますように。 


 

桃浪 〜3月の星読み&月読み。

「桃浪(とうろう)」とは旧暦3月の異称。
春の花といえば、何と言っても桜ですが、
同時期に咲く桃もまた美しいもの。
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桃は桜と違い、枝に直接花を付けます。
その枝が幾重にも重なると
まるで花の波が押し寄せるような景色に。
それを称して「桃浪」となったのでしょう。
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英語のpinkは日本語で桃色。
桜のソメイヨシノより一段濃いその色合いは
まさに桃の花の色です。


桃の花が咲き誇る、遥か上空では
冬の星座から春の星座へと移行する最中。
東にはしし座のデボネアや
おとめ座のスピカが形作る春の大三角、
西では名残の冬の大三角が同時に観測できます。
3月2日の日の入り後には新月明けの細い月と
マイナス4.8等を誇る金星=宵の明星が西空で共演。
広く開けた場所ならば、
2つの真下に当たる低空に水星の姿も。
また、5日には珍しい「すばる食」が展開されます。
すばるとはおうし座のプレアデス星団のことで、
それが膨らみかけた月に隠される「食」が起こるのです。
食の始まりは22時ごろ。
この日の月の入りは24時前後なので、
すばるを隠したまま西の地平へ沈むことに。
夜更かしOKならば、その顛末を見届けましょう。
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桃の花にはピンクのほか、白や濃ピンクも。
さらに同じ木に白とピンク、
両方の花が咲く源氏桃という種類もあります。


占星術における星の動きを追ってみると---
現在魚座にある太陽は3月20日に牡羊座へ。
同じく魚座にある水星は3日に牡羊座へ移り、
15日から逆行して30日には再び魚座へ。
牡羊座にある金星は2日から逆行し、27日には魚座へ。
火星は蟹座で順行中。
木星は双子座で順行中。
土星は魚座で順行中。
天王星は牡牛座で順行中。
海王星は30日に魚座から牡羊座へ。
冥王星は水瓶座で順行中。
月は14日に乙女座で満月となり、
29日に牡羊座で新月となります。
今月一番のトピックは海王星の牡羊座入り。
海王星は一つの星座に13〜14年ほど滞在し、
12星座を160年余りかけて一巡する星です。
今回の牡羊座入りはなんと165年ぶり。
イマジネーションの星の呼ばれる海王星は
人々の理想や夢を司ると言われているので、
今回の移動によって人々が目指すもの、
社会全体の流れを大きく変えることになりそう。
ただ、10月にはいったん魚座へ戻るため、
今回は予行演習的な側面も。
本番に備えて自身のユートピアを思い描くには
良いステップとなるでしょう。
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3月3日は雛祭り=桃の節句。
古くは人型を川や海に流して穢れを祓ったそう。
それが雛人形のルーツとされています。


牡羊座は後方支援のポジションへ。
目立たない分やりやすく、思わぬ役得などもありそう。

牡牛座は環境改善のチャンス。
一新すれば、気分も変わり、新たな生き方が見つかるかも。

双子座はプレッシャー直撃。
重責を背負わされるのは期待されている証拠。奮闘して。

蟹座はステップアップの兆し。
頑張ってきたことが認められ、ワンランク上のステージへ。

獅子座は振り返りのタイミング。
過去、背後のサポートなど後ろを見ると意外な気づきが。

乙女座は一大ターニングポイントへ。
今月出会う人の中に未来を左右するキーパーソンがいるかも。

天秤座は「木を見て森を見ず」。
目の前の些細なことにとらわれて大局を見失わないように。

蠍座は自己アピールが大成功。
得意技や才能をさりげなく披露して、一躍人気者になれそう。

射手座は自己チューになりがち。
時に、相手のためにとしたことが余計なお世話という場合も。

山羊座はフットワーク良好。
やりたいことも、行きたい場所も、思いついたら即行動して。

水瓶座は手間と時間を惜しまずに。
自分が納得できるまでとことん取り組むことで充実した日々に。

魚座はビッグな幸運をゲット。
今月スタートさせた事柄は予想以上の結果をもたらすかも。

 

魚座の新月 〜過去を許して未来へ。

2月28日10時前。
月は魚座において太陽と重なり
新月の刻を迎えます。
ホロスコープを紐解くと---
魚座には太陽と月のほか水星、土星、海王星も。
目を引くのは太陽・月とスクエアを組む木星、
その木星とセクスタイルで結ばれる金星、
火星とトラインで繋がる土星、
そのあたりでしょうか。
総体的には優しく福々しい雰囲気、
ですが、木星と太陽・月のラインはかなりシビア。 
一度にいろんなことが始まって賑やかになる反面、
それぞれに何らかのリスクが潜んでいて
油断ならない気配です。
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魚座は12星座のしんがりにして
あるゆる物事を浄化し、
まっさらな状態にしてスタートへ戻すポジション。
そこに宿る新月は始まりではあるものの、
その前段階や前身の面影も残します。
元来、魚座には浄化のほか、癒しや共感、
生まれ変わりのパワーも。
未来へ向かって歩みだしたい!と思いながらも
過去にとらわれてなかなか踏み出せない…
そんな人はぜひ魚座新月の後押しを借りましょう。
自身の失敗や過ちはもちろん、
人から受けた嫌なこともこの機に許してあげること
・・・それが未来を切り開く大きな一歩となるはず。
全てをきれいさっぱり許すのは無理でも、
水に流す努力と決意をするのが大切。
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とらわれなくなることで
見えてくる世界もきっと変わるでしょう。
 

獅子座の満月 〜輝き満ちみちて。

2月12日23時前。
月は獅子座にあって太陽の真向かいに入り、
満月の刻を迎えます。
深夜、雲の邪魔さえなければ、
天頂近くで煌々と輝くまぁるい月が眺められるはず。
西方へ目を移せばほのかに赤い火星、
冬星座の代表・オリオン座、スバルを擁するおうし座、
そしてマイナス2.4等級の木星も。
凍てつく夜空でそれぞれ存在感を示しているでしょう。
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一年で最も寒い時期に真夏の星座・獅子座に宿る満月。
これはもうゴージャスの極みです。
獅子座はヒーロー&ヒロイン、王&女王の星座、
オノマトペで表現すればキンキンキラキラ、ピッカピカ。
輝く生命力、パワー、スター性を象徴し、
人生を楽しみ、謳歌する術を生まれながらに持っています。
物事のピークとなる満月を
さらなる高みへ導くのが獅子座。
まさに最高潮、絶好調を実感する人も多いでしょう。
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ただ、今回の満月に対峙する太陽は水星とコンジャンクション。
そこに割って入るのが双方とスクエアで繋がる天王星。
となると、華やかに浮かれてばかりはいられません。
楽しみを覆す予想外の出来事、アクシデント、
それも通信やコミュニケーション絡みとなるケースが多く、
暴走する承認欲求やネット関連のトラブルなども心配されます。
とは言え、そうしたマイナス要素でさえ
大団円へと向かうドラマの起伏のひとつにしてしまうのが
獅子座パワーのすごいところ。
喜劇であれ、悲劇であれ、
自分が主役という強い自意識を持ち得ているからこそ
どんな状況でも堂々と振る舞えるのです。
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獅子座満月ではそんな輝きに満ちた自分を思い描いて。
たとえ今、苦しい状況にあっても
それを乗り越える主人公こそ自分自身なのだと
鼓舞してみましょう。
人生のストーリーはあなたが思い立った時、
いつでも、いつからでも書き換えられるということを
くれぐれもお忘れなく。







 

神戸ルミナリエ 〜真骨頂は最終日の消灯式に。

1995年の阪神・淡路大震災から30年。
同年の12月に始まった神戸ルミナリエも
30年目となりました。
今年のテーマは「30年の光、永遠に輝く希望」。
コロナ禍を経て会場や様相はだいぶ変わったようですが、
あの美しく壮麗な光の感動は変わらず。
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私にとってはおそらくこれが最後。
まさかルミナリエの見納めをする日が来ようとは
一年前には考えもしないことでした。 


ルミナリエといえば、華やかな点灯式が注目されがち。
ですが、その真骨頂は最終日の消灯式に。
神戸の復興を願って作られ、神戸の市歌にもなった
「しあわせ運べるように」と鎮魂曲が流れる中、
制服姿で整列した警察官やスタッフの方が
「阪神・淡路大震災の犠牲者の御霊に敬礼!」
掛け声とともに灯りが消える瞬間、
寂しさとともに何とも言えない厳かな感動に包まれます。 
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ルミナリエは神戸にとって
冬の一大観光イベントには違いありませんが、
本来はあの震災に思いを馳せ、亡くなった方を悼み
そして気持ちを新たにする大事な光の儀式。
それを忘れてはならないのです、
せめてあの日々を経験した私たちは。

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メイン会場のひとつ、東遊園地の傍らでは
ふわふわのコブシの花芽がふっくらと。
・・・神戸の春はもうそこまで来ています。


 

神戸ポートタワー 〜“鉄塔の美女”に初登楼!

港町・神戸のランドマークといえば・・・
そう、神戸ポートタワー。
皷をほっそり伸ばしたような曲線デザインで、
その優美さから“鉄塔の美女”とも呼ばれているとか。
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誕生したのは1963年。
昨年春にはリニューアルオープンし、
青い海や緑の山を背景に
再び赤くスマートな姿を披露してくれました。

阪神間に住んで30年となる私。
ポートタワーは見慣れてはいたものの、
恥ずかしながら一度も登ったことがなかったのです。
今回、妹が来神したのを機に
思い切って初登楼!
神戸の街と海をいつもとは違う目線で
たっぷり堪能してきました。
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ポートタワーから見て東南方向。
ポートアイランドに薄明光線が差して、何とも神々しい。
足元には開催中のルミナリエも見えています。


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展望層の1階にあるギャラリーでは
「あのころの神戸 川西英・祐三郎展覧会」が開催中。
作品越しに眺めるモザイク一帯もまた素敵です。


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ランチタイムには低層階のレストランカフェで
神戸らしい洋食メニューを。
妹はポークカツ、私はエビフライ一択でした。


どなたかがテレビのインタビューで答えていましたが、
「神戸は、住んでいることを自慢できる街」と。
改めて、同感!!
ここを離れる日がほどなく訪れることに
言い表しようのない寂しさを感じる今日この頃です。 

花朝 〜2月の星読み&月読み。

「花朝」とは旧暦2月の異称。 
「花朝月夕(かちょうげっせき)」という四字熟語に由来し、
花が咲く朝は春、月が照る夕べは秋、
どちらも美しく楽しみなひと時を示します。
旧暦は今より1ヶ月ほど遅く巡っていましたから、
当時の2月は現在ではほぼ3月。
ちょうど春も秋もたけなわの頃で
花朝を旧暦の2月15日、月夕を中秋の名月の8月15日と
限定して言う場合もあります。
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冬の花を代表する椿。
一重は凛として可憐、八重は優美で華やか。


宙に目を転じればオリオン座をはじめ
おうし座、ふたご座など冬の星座の共演が見もの。
澄んだ夜空で冴え冴えと輝いています。
恒星を押さえて主役を張るのは宵の明星。
日の入り後の西空でひときわ目を引く金星です。
ピカーッという擬音そのものの強烈な光で、
なんとマイナス4.8度という明るさ。
しかも、1〜2日には新月過ぎの細い月が間近にあり、
それは美しい光景となるでしょう。
金星の眩さには及ばないものの、
金星と地平を結ぶ線上には光度約1等の土星も。
ぜひ見つけてみてください。
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占星術における星の動きを追ってみると---
現在、水瓶座を運行中の太陽は2月18日に魚座へ
同じく水瓶座にある水星は14日に魚座へ
魚座にある金星は4日に牡羊座へ
蟹座で逆行中の火星は24日には順行に
双子座で逆行中の木星は4日には順行に
土星は魚座で順行中
天王星は牡牛座で順行中
海王星は魚座で順行中
冥王星は水瓶座で順行中
月は12日に獅子座で満月に、
28日には魚座で新月となります。
下旬までに全ての星が順行となるため
様々なジャンルで流れがスムーズとなる見込み。
滞っていた物事や閉塞感のあった場所に
新しい風が流れ込みそうです。
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梅にウグイス・・・いえいえ、これはメジロ。
まさに花札的なベスト構図。


牡羊座は新たなコミュニティーへの参加が運を左右しそう。
ハプニングこそチャンスの前触れと思って。

牡牛座は活躍の場が広がる分、面倒事との遭遇率がアップ。
苦手な人や物事から逃げないように。

双子座は次なる目標を見出し、今以上に意欲が湧くはず。
遠方からラッキーな何かが訪れる予感も。

蟹座はデキる他人とデキない自分を比べて落ち込みがち。
焦らず、欲張らず、分相応の生活を。

獅子座は人生マップと人脈相関図が一変するタイミング。
自分とは正反対のタイプから多くを学んで。

乙女座は代わり映えのない日々に不満が溜まりそう。
批判や皮肉を連発して、孤立しないように。

天秤座は恋に遊びにハッピーなイベントが盛りだくさん。
ここぞという時の自己アピール力を磨いて。

蠍座は家庭やホームタウンなど自分の足元がぐらつきがち。
根本原因が何なのか、この機に究明を。 

射手座はいつも以上にフットワークが軽くなりそう。
やりたいこと、行きたいとこはお早めに。

山羊座は究極のマンネリ沼にハマってしまったよう。
一見ラクだけど、抜け出すにはひと苦労。

水瓶座は周囲から注目され、主役気分を味わえるはず。
新しいチャレンジが幸運こそ引き寄せる鍵。

魚座は先行き不透明でなかなか次の一歩を踏み出せないかも。
状況が変わる下旬まで待つのが無難。






 

水瓶座の新月 〜自分らしく、新しく。

1月29日21時半過ぎ。
月は水瓶座において太陽と重なり、
新月の刻を迎えます。
同じく水瓶座には水星と冥王星があって
4星ともラッキースター・木星とトライン。
一方、情熱の星・火星と金星、土星のトライン、
天王星と火星、そして金星、土星、海王星
それぞれのセクスタイルも目を引きます。
協調アスペクトが大半を占める、
実に福々しい星配置。
眺めているだけで素敵な予感がしてきます。
スタートをすでに決意している人はもちろん、
まだ迷っていて決心がつかない人も
ポンっと温かく背中を押してもらえそう。
何かを始めるにはまたとないタイミングとなるでしょう。
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水瓶座は誰よりも自由・平等・博愛を尊ぶ星座。
この3語を掲げたフランス革命さながら、
時には常識を覆す大胆な革新、革命をもやってのける
エキセントリックな一面も持ち合わせます。
普通であれば、組織やチームの中で浮いてしまうところ
ですが、不思議と人を惹きつけ、仲間作りも得意。
一説には、12星座中一番人好きするタイプとか。
それは、古くからの因習や窮屈なルールを良しとせず、
常により良いモノ、新しいモノを求める姿勢が
たくさんの共感を呼ぶからでしょうか。
もし自分の古い殻を打ち破り、
新しい自分に生まれ変わりたいと願うなら
水瓶座新月のパワーを活用しない手はありません。
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折しも、冥王星が水瓶座に定着して初めての新月。
表面だけでなく物事の根底や裏側まで
余すことなく刷新するには最高の背景が整います。
もしかしたら、あなたが投じた小さな石が
思いがけない大波を呼んだり、
意外なところまで波紋を広げたり、
あっと驚くような展開があるかもしれません。


蟹座の満月 〜自分と、自分の大切な人のために。

1月14日7時半前。
蟹座にある月は太陽の真向かいに入り、
満月の刻を迎えます。
ここ芦屋市ではちょうど月の入り時間が満月のピーク。
お天気が味方してくれれば、
六甲山に沈み行くまぁるい月の姿を眺められるでしょう。
今の暦の上では2025年最初の満月ですが、
月の暦(旧暦)における新年の始まりは次の新月=1月29日。
なので、この満月は旧年最後の満月となり、
いつも以上に完結、完了の意味合いが強まりそう。
前日13日の夜、天高く輝く月を仰ぎ見ながら
改めて昨年を振り返ってみるのもいいかもしれません。

満月時のホロスコープを見てみると---
月のすぐそばには火星、太陽のすぐそばには冥王星があり、
4星が引き合うオポジション。
その緊張の糸を天王星と海王星が解きほぐす
台形の図式が際立っています。
もともと月は蟹座の支配星ですから、
自分のホームタウンに戻って存分にパワーを発揮。
守護、自衛、愛国主義、愛社精神、
受容、癒し、情感、母性愛、アイドル性などの
良い面が強調されれば問題はありませんが、
行き過ぎると少々厄介なことに。
自分や自分のテリトリー、大事な人を守らんがため
過剰防衛に陥る傾向も。
友人や隣人同士はもちろんのこと、
企業間や国家間に波及しないことを祈るばかりです。
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蟹座は元来、全てを受け入れ、包み込む、
大いなる愛と強さを持った星座。
肝っ玉かあさん的な頼り甲斐と度量の深さ、
温もりと癒しもキーワードです。
折しも今年最強の寒波がやってくるという昨今、
蟹座の満月パワーを上手に取り入れて
心からほんわか。
自分と、自分の大切な人や場所に想いを馳せて。。。
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山羊座の新月 〜'24年を締めくくるブラックムーン。

12月31日大晦日の朝、7時半前。
山羊座において月は太陽と重なり、
新月の刻を迎えます。
一年を締めくくる大晦日に
スタートの象徴でもある新月が巡り来るのは
何とも不思議な感じですが、
さらに今回は1日の射手座新月に続く12月2度目の新月で
“ブラックムーン”と呼ばれるもの。
いやがうえにもスペシャル感が増します。
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新月時のホロスコープを見てみると---
重なる月と太陽に山羊座のルーラー(支配星)でもある土星が
セクスタイルで応えているのがポイント。
この日に始めたことがスムーズに進むよう
何かしら応援してくれる見込みです。
他の星々も全てがアスペクトを組んでいて吉凶半々の配置。
ちょっと気がかりなのは対向する水星・木星に
土星が割って入ることであまり歓迎できないニュースが
不意に飛び出すかも・・・という心配でしょうか。
特に遠方へ移動中の人は注意するに越したことはありません。
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山羊座は本来、個々人というより公の要素が強い星座。
社会的な地位や名誉、責任や義務、
それらを得るため、果たすための努力や忍耐等にも関わります。
別の見方をすると、きちんとしたオトナの星座。
元日ではなく大晦日に新月が宿るというのは
何事も中途半端にせず、
きっちりけじめをつけてから新年を迎える大切さを説いているよう。
全てやり切る、やり遂げる、
さもなくば潔く手放す、諦める。
自分の心もしっかりリセットできた時点で
新しいあなたはすでにスタートを切っているはずです。

 

2025年の星導(ほししるべ) 〜水の星座(蟹座・蠍座・魚座)編

2024年、星が導くあなたの未来は?

最後に水の星座=蟹座・蠍座・魚座を紐解いてみましょう。

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蟹座(6/227/22)


今年一番のトピックは幸運を呼ぶ木星の入宮。

6月上旬を境に活躍の機会が増え、注目度も俄然アップします。

昨年の春以降、脇役や裏方に甘んじていたあなたも、

堂々と主役のポジションへ名乗り出て。

上昇ムードにあるのは誰の目にも明らかですが、

手放しでは喜べないのも事実。

これまで好位置にあった土星と海王星が次々と凶角に入るため

社会的な制裁や秘密の暴露などの心配も付きまといそう。

秋にはいったん悪い流れは断ち切れるものの、

ここでしっかり立て直し、フォローを万全にしておかないと

その後も長く影響を及ぼすかもしれません。



蠍座(10/2411/22)


前半は地味ながらもハッピー満載。

吉角にある土星と海王星があなたの努力を確かな実りに昇華します。

仕事においてはもちろん、公的な立場も磐石となり、

確固たるステータスを築ける兆しも。

遅くとも5月下旬までには足元を固めておきましょう。

一方、ラッキースター・木星は6月上旬に吉角へ。

真面目一辺倒だった暮らしに遊びの要素が加わって

楽しく華やかなムードが高まりそう。

この際、苦手なものはスルーし、好きなものだけを身のまわりに。

自らイベントを企画したり、主催したりすることで

ますます運は活気づくはずです。



魚座(2203/20)


長きにわたり重しとなっていた土星がいよいよ移動。

秋口にいったん戻るものの、

5月下旬以降は運も心も軽やかになり、自由度が増します。

その一方、守護星である海王星もあなたの元を去り、

親元を離れたような清々しさと寂しさが同時に。

感傷に浸るのはほどほどに、一刻も早く次なる目標を見つけましょう。

発展をもたらす木星が吉角に転じる6月上旬から

運は一気に盛り返す見込み。

キャリアアップを目指してのチャレンジや体験は

結果はどうあれ、今後の自分にとって掛け替えのない財産となるはず。

失敗を恐れず、どんどん冒険してみましょう。


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