青空ガレージに停めている
我が家のクルマ。
ふと助手席側のウインドーを見ると
この時期ならではの客人が…。
雨を避けてちゃっかり居候している
アブラゼミです。
外出して家に帰ってくるまで
じっとそのまま、
必死にしがみついておりました。
どうやらこの蝉は啞蝉(おしぜみ)、
鳴かない雌の蝉のよう。
「たった数日間の短い恋の季節、短い命、
こんな所にいたら素敵な彼氏に巡り会えないよ…」
最後はちょっと強引に追い出して
空に放してあげました。
啞蝉も鳴く蝉ほどはゐるならむ 山口青邨
梅雨が明けて夏。
空から降ってくるのは
雨から蝉時雨へと変わります。
「蝉しぐれ」と言えば
藤沢周平の長編時代小説にして
ドラマや映画、舞台化もされた名作。
宝塚では「若き日の唄は忘れじ」というタイトルで
いく度も上演されました。
私が観たのは初演となった1994年、
紫苑ゆうさんと白城あやかさんの星組公演。
宝塚の和物(日本物)は琴線に触れる
傑作がたくさんあるのですが、
中でもこれは私が初めて大号泣した
忘れられない舞台です。
ラストの文四郎とふくの場面が切なすぎて
ハンカチがびしょびしょに
前々年の雪組、杜けあきさんの退団公演
「忠臣蔵〜花に散り雪に散り〜」も
「思い残すことはござらん」で勘極まったものの、
それ以上の涙量でした
蝉しぐれの季節が
今年もまたやってきたのですね。。。
我が家のクルマ。
ふと助手席側のウインドーを見ると
この時期ならではの客人が…。
雨を避けてちゃっかり居候している
アブラゼミです。
外出して家に帰ってくるまで
じっとそのまま、
必死にしがみついておりました。
どうやらこの蝉は啞蝉(おしぜみ)、
鳴かない雌の蝉のよう。
「たった数日間の短い恋の季節、短い命、
こんな所にいたら素敵な彼氏に巡り会えないよ…」
最後はちょっと強引に追い出して
空に放してあげました。
啞蝉も鳴く蝉ほどはゐるならむ 山口青邨
梅雨が明けて夏。
空から降ってくるのは
雨から蝉時雨へと変わります。
「蝉しぐれ」と言えば
藤沢周平の長編時代小説にして
ドラマや映画、舞台化もされた名作。
宝塚では「若き日の唄は忘れじ」というタイトルで
いく度も上演されました。
私が観たのは初演となった1994年、
紫苑ゆうさんと白城あやかさんの星組公演。
宝塚の和物(日本物)は琴線に触れる
傑作がたくさんあるのですが、
中でもこれは私が初めて大号泣した
忘れられない舞台です。
ラストの文四郎とふくの場面が切なすぎて
ハンカチがびしょびしょに
前々年の雪組、杜けあきさんの退団公演
「忠臣蔵〜花に散り雪に散り〜」も
「思い残すことはござらん」で勘極まったものの、
それ以上の涙量でした
蝉しぐれの季節が
今年もまたやってきたのですね。。。









